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ブルーサンダー・ナイト

[ 日々 ]

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3月17日から6週間のトレーニングサイクルを終えました。昨晩はトレーニングを終えて、第一クールの打ち上げも兼ねて、新メンバーの歓迎焼肉パーティーでした。会場は肉の聖地、焼肉ホルモン「さんまるこ」。

今期から月に2回程、選手が自分たちで集まって、チームのことや、世界のハンドボールのことや、セカンドキャリアやデュアルキャリアについて考えてみたり、意見を出し合ってみたり、一緒にハンドボールの映像を見たり、っていう機会を設けています。内容は基本的に選手が自分たちでやりたい事、興味のある事をやってもらっています。

その名も「ブルーサンダー・ナイト」。2年目の池上は「なんかエッチやなぁ」とこのネーミングに大興奮です。

僕は、今のチームで5チーム目です。国内移籍、海外移籍、企業チームの活動縮小、左膝の怪我によるカット(クビ)、新たなチーム探し(トライアウト)、転職活動など、色んな経験をさせてもらってきました。

「今の自分のいるチームでハンドボールできなくなったらどうする?」
「今の仕事ができなくなったらどうする?」
「今出来る事ってなんやろう?」

奇麗ごとじゃなくて、こういう場面に直面したときに自分で自分の道を切り開いていける力を備えておくことは大事だと思います。

今となっては、全て自分のプラスになっていますが、その時その時では何度も落ち込んだし、途方に暮れたし、もっとこういう準備しておけばよかったと思うことも少なくないです。

今、改めて思うのは、試験勉強、受験勉強、就職試験等をそれこそ人並みに自分の意思でやってきてよかったなぁと言う事です。勉強がめちゃくちゃできたわじゃないですよ。本当に人並みです。人並みどころか、何度も赤点とりましたしね。

でも、自分の進路や人生を誰かに委ねたり、誰かに自分の意思とは無関係の所で決められたりってことはありませんでした。

自分の国の歴史や文化を知っておく事って大切なことなんだってドイツにいって凄く感じました。ドイツ人と一緒に将棋を指したんですけど、めちゃくちゃ喜んでくれました。固い紙で駒と、将棋盤つくってね。

英文の契約書やメールの中身を見て何とかやり取りできるには、中学生レベルの英語でも何とかなるもんです。ほんまに「This is a pen.」レベルですけどね。

話は一気に飛躍しますけど今、チャンピオンズリーグの映像がネットでも楽しめますよね。スーパープレーの連続です。驚きます。

もちろんプレーにもなんですが、試合の合間のインタビューで世界のトッププレーヤー達が母国語(スペイン人ならスペイン語、ドイツ人ならドイツ語)以外の自分が所属している国の言語でも、そして英語でもインタビューにめちゃくちゃ普通に対応しているわけですよ。

ほんまに、驚きます。けど、これがワールドスタンダードなんでしょうね。

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とまあ、話があちこちに飛びましたけど、結局は人間がやっているスポーツなので、プレーと共に、人間的な部分もみんなで成長していけたらな思って、「ブルーサンダー・ナイト」をスタートしました。

個人的にも、この6週間でしっかりとトレーニングできました。デッドリフト、ベンチプレスは狙い通り、自己新までいけました。GW明けからは次のトレーニングに入れそうです。

では皆さんよいGWを!!!



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