滋賀医科大学ハンド部コーチ 〜10シーズン目スタート〜
昨日は福井での仕事を終えて、夕方から滋賀医科大学ハンド部のみんなと一緒にハンドボールをしてきた。2006年の夏からこのチームのコーチをさせて貰うようになって、早いもので10シーズン目。ハンドボール未経験の状態で入部してくる学生が殆どだ。一般の大学とは違い6年間あるというのが医学系の大学の特徴で、キャプテン(幹部学年)は3・4年生が務める事が多い。
俗にいう医歯薬リーグと関西学生リーグの2つを主な主戦場としている。運動自体が苦手な学生や球技自体が初めての学生もいるが、勉強の合間に6年間週3回の練習を続けていると最後の方はちゃんとハンドボールになっていくものだ。
医歯薬リーグでは8月の西医体が最終目標で6年生はここで引退となる。関西学生リーグは春と秋にリーグ戦があり、現在3部リーグだ。
医歯薬では西医対優勝、関西学生リーグでは2部昇格、そしてその先にある西日本インカレ出場が滋賀医科大学ハンド部の目標。
8月の西医体を3位で終え、チームの中心的存在だった6年生4名が引退。9月中旬〜10月中旬の約1ヶ月間は関西学生秋季リーグ戦3部を戦った。2部昇格を目標に掲げたが6戦2勝4敗で2部昇格ならずと、やや苦戦気味の新チーム。
そんな中で8月の西医体以降、彼らと一緒にハンドボールをやるのは約2ヶ月半ぶりだった。
関西学生リーグ中も試合の映像はタイムリーに送って貰って見ていたが、映像で見るのと生でチームの様子を見るのはまた別物。気づいた事や感じた事を伝えて、2時間半程一緒にハンドボールをした。
10シーズン目のこのチーム。これからどうなっていくのか楽しみだ。医学生である自分、ハンドボール、ハンドボール部と「本気」で向き合う中で「自立」していけるといいなと思う。そこに僕も混ぜてもらって、全員で成長していきたい。
11月中旬にある医歯薬秋リーグまであと3週間。