三重バイオレットアイリス×メカル ハンドボールイベントを終えて
さてさて6月15日は「三重バイオレットアイリス×銘苅淳 ハンドボールコラボイベント」を開催しました。
お陰様で全国から51名の参加者が鈴鹿に集まってくれました。三重県内はもちろん、東京、福井、大阪、京都、滋賀、岐阜、愛知県と平日の夜開催にも関わらず本当に多く方が鈴鹿に足を運んでくれました。
小学生、中学生、高校生、大学生、指導者、ご父兄、ファン、といろんな形で今回のイベントにご参加くださいました。
銘苅は皆さんご存知の通り、昨シーズンのハンガリー1部リーグでの得点王です。日本人として初めて欧州主要リーグで得点王に輝いた選手です。まさしく日本人として世界最前線で戦い続けている銘苅。プレーだけでなく人間性そのものが魅力的な銘苅。日本人で一番熱い漢と言っても過言ではない選手です。(銘苅淳オフィシャルサイト)
彼との出会いは彼がまだ筑波大学の学生時代の頃でした。2007年の夏まで遡ります。僕がドイツでの1シーズン目を終えて、シーズンオフを利用して一時帰国中のことでした。沖縄開催のハンドボールクリニックに当時大学生だった銘苅がきてくれました。「櫛田さん、教育実習で沖縄に帰ってきているんで、クリニックのお手伝いに行ってもいいですか?」そんな感じでmixiからだったかな、連絡をくれて一緒に沖縄の子供達に指導したのがきっかけです。
その後、銘苅はトヨタ車体に、僕は北陸電力に、加入し何度か選手としても対戦しました。その後銘苅は一念発起してハンガリーリーグに渡り、現在に至ります。皆さんご存知の通り、ハンガリーでインターネットで獅子奮迅の活躍ですね。
「そんな銘苅を三重県内はもちろん、全国のハンドボール愛好家と直接触れ合う機会を作れないだろうか?その環境作りを三重バイオレットアイリス(三重花菖蒲スポーツクラブ)として出来ないだろうか?」
そう思い出したのが5月上旬の社会人選手権前でした。直にハンガリーの銘苅に確認を取りスケジュールを調整、社会人選手権の準備と平行してクラブスタッフ全員で準備を進めました。
そして、コラボイベントは銘苅のエナジーに皆が引き込まれて、笑顔、笑顔のあっという間の2時間でした。
バイオレットの選手たちも、銘苅という人間そのものに触れ、多くの気づきがあったようです。(嬉しいですね。)
今回、北陸電力時代にJr.チームのコーチをさせてもらっていた福井の鍋ちゃんが授業を終えてから三重まで親子で来てくれたり、滋賀医大の学生が滋賀から来てくれたり、そこにバイオレットの選手もいて、世界の銘苅もいて、三重県の中学生、高校生、指導者の方もいて、何ともハッピーな時間でした。銘苅のいう「ハッピー・ハンドボール」」な時間でした。
小学5年生の鍋ちゃんなんて「将来、海外でプレーする為には今はどんな事をするといいですか?」ってその他50名の参加者の皆さんの前で堂々と銘苅に質問してましたもんね。
世界トップクラスの意識の高い小学5年生やろうねーー。「いいぞ鍋ちゃん!!!」
イベント後の懇親会、翌日のラジオ収録など、1泊2日でハードスケジュールをこなしてくれた銘苅は元気に三河安城へ移動していきました。(今は筑波にいるみたい。)
皆さん、本当にありがとうございました。
これからも三重県の皆さん、全国の皆さんに良いものを還元できるように色々考えていきますね。