2013年 西医体終了
西医体初日。
自分の練習を終え帰宅後、滋賀医大、福井大医学部ともに西医体の予選リーグ2連勝と両チームから勝利報告が届きました。
とはいえ、どちらのチームも苦戦しながらの2連勝だったみたいで、特に福井大学医学部は後半のこり10分を切って8点ビハインドをひっくり返しての勝利だったそうです。
西医体二日目。
福井大学は本日、予選リーグ3戦目、5点ビハインドを追いつき。これで予選リーグ2勝1分。決勝トーナメント進出。
勢いそのままに決勝トーナメント(準々決勝)。この試合も大苦戦。前半終えて5点ビハインドをひっくり返しての逆転。ベスト4進出決定。3試合連続、大逆転。そして2試合連続ブザービーターだったそうです。
そして、滋賀医科大、昨日までの予選リーグで2戦全勝。昨日の時点で決勝トーナメント進出は決めていました。今日の相手は、負けたら一発アウトの決勝トーナメントの初戦、昨日と同じく国体選手を要する強豪チーム。前半13-13同点。
試合終了間際に最上級生の意地の決勝ゴールが決まり辛くも24-23の1点差で勝利。これでベスト4進出決定。
何と、明日の準決勝はこの両チームが決勝進出を掛けて激突!!!
2013年西医体、準決勝戦、滋賀医科大vs福井大医学部!!!
西医体三日目。
西医体準決勝、福井大学vs滋賀医科大学。24-23の1点差で福井大学が勝利。
滋賀医科大は三連覇ならず。福井大学医学部史上初の決勝進出!!!
福井大学は決勝戦を、滋賀医科大は3位決定戦を、全力で闘いきってほしい。
そして、数時間後、福井大医学部は京都府立医科大との決勝戦、滋賀医科大が浜松医科大との3位決定戦に臨みました。
福井大学医学部は試合開始早々からあの手この手で超大型チーム・強豪京都府立医科大にチャレンジし続けますが、6:0DFを攻めきれずに前半を終えて10-20の10点ビハインドで折り返し。この大会、何度もミラクルを起こしてきた福井大学医学部でしたが、決勝戦後半も京都府立に完全に押し切られました。福井大学医学部史上初の決勝進出は果たしましたが、一気に初優勝まで駆け上がることは出来ませんでした。
京都府立の皆さん、優勝おめでとうございます。
そして滋賀医科大、リードする展開を保っていましたが、今季を物語るような試合で浜松医科大に終盤逆転を許してしまい、三連覇には遠く及ばない4位という結果に終わりました。西医体で負けると言う事が、連覇を逃すという事が、どれだけものなのか、嫌という程わかったんじゃないかと思います。チームで唯一のハンドボール経験者の最上級生のひでおが引退、いよいよ来季は完全に初心者だけのチームになります。みんなで頑張って、もう一度這い上がって欲しいと思います。
毎年ですが、西医体が終わると、何となく夏が終わったような感じがします。それくらい、医大生のこの西医体への思い入れは強く、側でみていて羨ましいくらいに思います。色々と感じる事も多いです。「負けたら終わり」「このチームでやれる最後の試合」という緊迫感がそういう気持ちにさせるのかもしれません。
いつも西医体をみていて思うのは、「一年間の全てが凝縮される大会」と言う事に尽きます。自分、ハンドボール、チームにどれだけ本気で向き合い続けてきたのか。自分で限界を決めてしまったり、あきらめる理由を探していたり、上っ面の仲間だったり、薄々気づきながらも目を背けてきたことは勝負の際で出るんだなと。自分自身がそれをできているのかな?っていつもこの時期に気づかされます。
2013年、西医体に関わった全ての皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとう。
1位 京都府立医科大学
2位 福井大学医学部
3位 浜松医科大学
4位 滋賀医科大学