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「やりきる」

[ 2022~ 中部大学 ]

数日前の4月8日はチームミーティングを実施。今回は森友紀さんのセッション。4月15日から開幕する春季リーグ戦に向けてである。

講師の森友紀さんはアルティメットの元世界チャンピオン。しかも選手兼任監督として、そして森さんは元ハンドボーラー。実は世界一の瞬間は日本は大阪だった。僕も妻と一緒に応援駆けつけていた。目の前で、世界一の瞬間を観ることができた。

さてさて今回は作取監督、コーチの僕、そして講師の森さんという順で「やりきる」というテーマに沿って3名から学生向けに話をした。「やりきる」という言葉は作取監督が普段から学生に声をかけることが多い言葉であり、3月のチームのテーマでもあった。

作取監督からは中部大学ハンドボール部の歴史や組織論に触れながら今シーズンにかける想いを熱く語ってもらった。「今の環境に感謝して、伝統も継承しながら今よりも更に中部大学ハンドボールを良くしていこう」と熱く語りかけていた。

その話を受けて僕は、自分自身の学生時代から現在に至るまで(僕が中部大学を離れていた期間)の話をさせて貰った。大学卒業後に日本リーグやドイツで選手としていた時のポジション争いや、大怪我など、挫折と向き合ってきた自身の経験を話した。

最後に森さんからはアルティメットで世界一に輝くまで、そして現在に至るまでの森さんを支えた恩師との出会いや、突然の別れ、そして今の想いなどを涙ながらに語って貰った。

3名の話を受けて、学生たちは3~4人組を作ってのグループディスカッション。その後に、谷前キャプテンの進行で、各グループで出た話を全体に対して発表して貰った。学生それぞれ印象に残るエピソードは異なれど「やりきる」という事に対して、今以上に何かを感じ取ってくれている様子だった。

改めてだけど、作取監督からチームに対して、学生たちへの想いを語ってくれた事が何よりも良かったと思う。先発の作取監督。

作取監督がチームの歴史や、組織論的な話をしてくれたので、その話を聴きながら、学生が自分ごとに捉える事ができる個人の話をしてみようかと思って、自身の体験談を話すことにした。

現在50名を超える学生がいるので、主力として試合で出る学生もいれば、試合に出る機会がない学生もいれば、今は怪我をしていて苦しんでいる学生もいれば、少し壁にぶつかっている学生もいれば、卒業後もトップリーグでの活躍を視野に入れている学生もいる。それぞれに何かしら自分ごとに感じてもらえるような話をした。中継ぎの櫛田。背番号は94。

それを受けて、森さんが絶対に最後は上手くまとめてくれると思っておりましたがな。リリーフ森さんの絶対的な安定感&安心感。守護神の森。

40歳を過ぎたオトナたちの「本気」「挫折」「やりきってきた経験」を話す機会を春季リーグ開幕直前に設けた。(法律的には18歳以上の学生は成人、大人なんやけどね。)

今回は昨シーズンの途中から継続的にチームに関わってくれている森さんの「モリモリ・セッション」の話。

「森友紀さんのホームページ」