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ルービックキューブ

[ 2022~ 中部大学日々 ]

気がついたら前回のブログから1ヶ月間が空いていた。このブログの内容はどうしてもハンドボールが中心になるので、少しだけ担当講義の話をしてみようか。

今週(ブログの書いているのは2023/07/22)で2023年度春学期の担当講義15週(全90コマ)を無事終えることができた。

スポーツC(ハンドボール)の終盤には4チーム総当りのリーグ戦を実施。試合時間は6分間なのでリーグ戦は基本的に1日で完結する。レフリー、得点板、勝敗表の作成も学生が手分けして行なっている。中学、高校でハンドボール経験のある学生はごく僅か。殆どの学生がハンドボール未経験。それでも白熱したリーグ戦を安全に楽しんでくれていた。

健康科学は、実技10回&講義5回。実技では自分に合った形でスポーツを楽しんで貰うこと、体力測定や形態測定を通して自分の健康状態の現在地を知ってもらう事。講義では健康(身体的、精神的、社会的)について理解を深めてもらって、自分の近未来(30歳、25歳、大学卒業時、1年生終了時など)にどう在りたいを考えてもらった。その上で数名で話し合って貰った。少しだけ中部大学OBの46歳男性の実体験を聞いて貰いながらグループワークでの意見交換を織り交ぜた。

今回は全学対象の公開授業もあったし、1年目の去年とは違ってこれまた刺激的な春学期やった。見学者の方から自分の視点には無かった感想も頂けた。春学期に受講してくれた学生たちからの感想も含めて秋学期に活かしていきたい。

ハンドボール部の方は(結局、ハンドボールの話になるんかい)はU21男子世界選手権を終えた中島もチームに戻ってきて、8月8日に開幕する西日本インカレに向けて準備を進めている真っ最中である。

時系列で少しだけ7月の活動を振り返ってみる。

7/1,2の週末は東海学連チーム&鹿児島選抜(JHLOBの藤田さんや今井さんがいる)が中部大学に集結してのテストマッチ。僕は中部大AとBを行き来しながら学生たちの様子を見守っていた。

7/7と7/11の二日間、OBでもある富田さん(この春までトヨタ車体コーチ)がゲストコーチに来てくれた。DFをメインテーマに指導してもらった。あっという間の二日間やったなぁ。DFの全体像、個人的な勘所、どっちも面白かった。

7/15は富山、三重、明星大、中部大A。7/16は岐阜、三重、明星大、中部大学A &B。国体チームや大学チームが中部大学に集結。両日共に良いテストマッチになった。国体チームと自チームを行き来しながら頑張っている中部大の学生が何名かいた。7/15,16のテストマッチを終えて、一路滋賀へ。

7/17は高校生の近畿大会を視察。近畿大会の視察を終え、春日井に戻って高校生と中部大1年生との練習試合。こまめに給水タイムを設けながらの試合進行。この時期はインターハイ前の高校生が遠路遥々足を運んでくれる。先週は山梨から、今週は大阪から。それにしても近頃の高校生はホンマに上手やなぁ。体育館が灼熱過ぎる。

今まさに学生たちはレポートや期末試験の日々。本当に大変やと思う。それでも西日本インカレは近づいている。当たり前なんだけど、勉強とスポーツは繋がっている。文と武は一体である。文武不岐。

7/20,21は森さん(アルティメットの元世界チャンピオン)がチームの様子を見に来てくれた。コンフォートゾーンを一歩抜け出して、フレアゾーンへ。居心地の良いところにずっと居ても成長はない。

何とか一面だけ揃えたルービックキューブ。次に二面、三面を揃えに行くにはどうするのか?一度必死で揃えた一面を崩さないと二面、三面が揃う事はない。

二面、三面揃えることを狙いにいった結果、元々揃っていた一面が崩れたままになるかもしれない。勿論、そのリスクはある。時期を考える必要はある。

慎重かつ大胆に、勇気を持って、リスクを取って、チャレンジしていこう。