東海学生春季リーグ戦は4位
東海学生春季リーグ戦が終了した。結果は9戦6勝2敗1分で4位。3期連続の全勝優勝には程遠い結果で終わってしまった。
開幕6戦を終えて名城大、中京大、大同大、そして中部大の4チームが6戦全勝。
5/11の大同大戦から全勝対決が開始。その勝負の大同大戦で前後半ともに防戦一方の展開になり敗戦。試合直後のダメージはかなりのものだった。この時点で3期連続での全勝優勝は無くなった。
しかし翌日5/12には名城大戦が控えているので、落ち込んでいる暇はない。気を取り直して臨んだ名城大戦。前半は、前日同様散々な内容で6点差を追いかける展開でハーフタイムへ。後半開始から突如としてエンジンがかかり出して後半終盤に逆転に成功。そのまま逆転勝利と行きたかったが、最後に名城大に追いつかれて同点でタイムアップ。この引き分けで優勝の可能性も完全に消滅した。
この時点で8戦6勝1敗1分。2位~4位の可能性を残しての最終戦になる。西日本インカレのシード権を得るには3位以内が絶対条件。優勝の可能性は無くなったが、今できるベストを尽くすのみ。
5/19の中京大戦は前半立ち上がりから中部大ペースで試合は進む。前半を終えて6点リードで折り返し、後半は更に得点を重ねて一時8点リード。しかし、ここから中京大の猛ラッシュが始まる。あれよあれよと点差を詰められる。そして気がつけば逆転を許し、そのままタイムアップ。1点差での敗戦。春季リーグでの4位が決まった。中京戦直前には勝てば、準優勝の可能性があっただけに、敗戦後は言葉が見つからなかった。
9戦6勝2敗1分。総得失点差は全チームで1位でも、勝負のかかった大一番で痛恨のドローや、1点差での敗戦が続いた。勝負強さ。粘り強さ。しぶとさ。コートで全力を尽くすのは勿論のこと日常生活、普段の取り組み方がこの微差に繋がっている。
4位という現実は思い描いていた結果には遠く及ばない。この現実と向き合って、自分に目を向けて、また誠実に丁寧な歩みを進めていくしかない。自分のシュート1発、DF1発、リバウンド1本、一言、一挙動が勝敗に直結する。その緊張感の中でハンドボールできることはアスリートとしての醍醐味の一つ。そこで活躍するために日々の取り組みがある。
勝利して、優勝して、いいプレーしてこそ得られる自信や喜びはある。確かに勝つことでしか得られないものはある。しかし、勝利できなかったのであれば、優勝できなかったのであれば、敗戦から、悔しさから学び、糧にするしかない。
苦しい台所事情の中で、学生たちは懸命に頑張ってくれた。通用したこと、通用しなかったこと、各々どちらもある。心身ともに整理して、またオフ明けからいい再スタートを切ろう。
4/13 中部大 47(22-11・25-7)18 愛知大
4/14 中部大 45(23-14・22-8)22 名古屋大
4/20 中部大 41(21-8・20-15)23 愛知産業大
4/27 中部大 33(16-11・17-10)21 朝日大
4/28 中部大 39(17-8・22-10)18 愛知教育大
5/5 中部大 39(15-15・24-14)29 岐阜聖徳学園大
5/11 中部大 22(10-17・12-15)32 大同大
5/12 中部大 32(13-19・19-13)32 名城大
5/19 中部大 33(18-12・15-22)34 中京大
中京大学の皆さん優勝おめでとうございます。東海学生連盟の皆さん、リーグ戦運営本当にありがとうございました。