初フットサル観戦記 ~Fリーグ・ファイナルステージ in パークアリーナ小牧~
ハンドボール界隈にいる男、櫛田亮介がフットサルを初観戦。 場所はパークアリーナ小牧。Fリーグのファイナルステージ。SNSではチェックしていたが試合を見るのは今回が初めて。2/15は長男を連れて、2/16は一人で足を運んできた。純粋に初フットサル、楽しかった。
フットサル界隈の人々で面識があるのが松井さん(元JHL事務局長)、ウメちゃんこと梅田翼さん、木暮さん(Mr.フットサル、元日本代表監督)そして、小宮山さん(パルドラール浦安の監督)の4人。松井さん以外の3名はユメ先生で何度かご一緒させて頂いた。授業の合間にフットサルのお話を興味深く聞かせてもらっていたので、いつか必ず観戦したいと思っていた。念願叶って、漸く初観戦できた。
せっかくなので、ハンドボールフィールドからの視点でフットサルとハンドボールの共通点&違いがあって面白いと感じた部分を挙げてみる。
<<共通点があって面白かったところ>>
1.コートの広さとゴールサイズ
フットサルのコートは40m×20m。ハンドボールと同じで、ゴール幅3mも一緒。
だからなのか、なんとなくプレーの感覚が理解しやすい。
2.攻守の切り替えが爆速
フットサルはボールロスト後の切り替えがエグい。
ハンドボールも速攻は醍醐味だけど、フットサルも同様。
3.ゲームを作るフィクソ(後方の選手)
ハンドボールのセンター(ゲームメーカー)と似た役割をするポジション。
組み立てと守備のバランスを取る選手が試合を支配する。バスケットボールのポイントガード的な感じやろか?
4.体を張るピヴォ
サッカーで言うFWやろか?ハンドボールのポスト。バスケットボールのセンターかな。攻撃の時のダイヤモンド型の陣形の時に一人相手のDFの中にいて、中央に入る楔のパスを受けていた。ワンツーを狙ったりスキあらば前を向いてゴールを狙っていた。
4.交代が自由
ハンドボールと同様に、何度でも選手交代が可能。ハンドボールよりも頻繁に選手交代をする印象。チームによってはフルスロットルで動き回って2~3分で選手が交代していた。
5.パワープレーの駆け引き
試合終盤にリードを許しているチームは割とパワープレーを使っていた。フットサルの「パワープレー(GKをFPにして攻める)」はハンドボールの7人攻撃に似ていると感じた。
<<違いがあって面白かったところ>>
1.ベンチにいる交代選手が、ビブス着用(これはハンドボールにはない)
2.プレーごとに試合時間が止まる。ボールがコートを出た時、ファイルがあった時などは自動的に試合時間が止まっていた。(ハンドボールは基本的にレフリーが試合時間の止めない限りは進む。)なので、20分ハーフでも30~40分くらいかかっていた。
3.チームによってはビルドアップの時にGKも攻撃に参加して数的優位のキープしてボール回しをしていた。(ハンドボールではあまり見かけない。)
4.陣形がダイヤモンド型とボックス型かな?そこからトランジションしながら流動的にやっているように感じた。
実は今回Fリーグが自宅から車で30分圏内のパークアリーナ小牧で開催されていることを知ったのは1枚のハガキだった。Fリーグのファイナルステージが小牧で開催されていることを知らせるハガキが長男の通う小学校で配られていた。それを見て、偶然にも休日のタイミングが合って行けることになった。1/3以来の休みだったので、ホンマにタイミングが良かった。
フットサルのことで知っている個人は上記の4名で、知っているチームは名古屋オーシャンズくらいの浅い浅ーい、事前知識だった。
2/14(金)は平日開催ってこともあって試合会場には足を運べずにいた。でもこの2/14に名古屋オーシャンズvsパルドラール浦安(小宮山監督率いる)、一番観たいカードがあったのだ。浦安の勝利をSNSで知xつた。そして下記の記事を読み、小宮山さんの18年分の想いを知った。
2/15にはパルドラール浦安の試合がなかった。2/16に再び、パークアリーナ小牧に足を運んだ。最終試合の浦安がコート脇でウォーミングアップを始めた。どんなウォーミングアップしているのか興味があったあので、近くにいって観察していた。小宮山さんと目が合った。(言葉は交わさなかったけどマジで、マジで、マジで頑張れって念力おくった。)
Fリーグ新王者誕生、18年間の思いを背負い、つかみとった頂点
初フットサル。生観戦。小宮山さんの率いるパルドラール浦安の優勝。全て最高でした。