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大阪へ向かうサンダーバードの中で

[ 日々 ]

写真-4
落ち葉に目と口を書いてみた。by 櫛田画伯

ほんまに涼しくなってきましたね。朝は寒いくらいやね。

昨日はFP(ファイナンシャルプランナー)の仕事で日帰り大阪出張やったんです。早朝にサンダーバードに乗って福井から大阪に向かいました。

福井駅のホームは遠足に向かう小学生がたくさんいて、結構な込み具合でした。ちびっ子たちを眺めながら僕はホットコーヒー片手に、電車に乗りました。

電車に乗ると、僕が席に座ろうとする隣に外国人男性が結構な荷物を抱えて座っていました。

(金沢か富山を観光して、京都か大阪に向かうんだろうな。)僕はそう思っていました。

僕は「荷物上におきますか?手伝いましょうか?」と片言の英語で訪ねました。

彼は「ありがとう。じゃあ、お願いするよ。」と笑顔でリュックサックを僕に渡してきました。

僕はじゃあこれをといった感じで、右手に持ったホットコートを彼に差し出しました。

彼も察してくれた様子で、僕が彼の荷物を棚に積んでいる間、僕のホットコーヒーを持っていてくれました。

その後は特別な会話はなく、彼はデジタルカメラをいじり、僕は本を読んでいました。

僕と彼の後ろの席に若い女の子二人が乗っていました。

彼女達の会話の内容は頭に入ってきませんでしたが、金沢弁で楽しそうに会話をしている様子は伝わってきました。

しばらくは気になりませんでしたが、会話が盛り上がってきたのか結構なボリュームの声が響き渡っていました。

僕らの前方の席の人も、後ろをチラチラ見ていたので彼女達の声が気になっていたのだと思います。

僕も彼も何度か目が合い、肩をすくめて同じような事を思っていたのかもしれません。

朝の7時台の電車だったので、本を読んだりウトウトしながら気づけば京都の手前ぐらいに電車は進んでいました。

隣の彼は降りる駅が気になりだしたのか、電車内のアナウンスを必死に聞き取ろうしていました。

僕は「京都まで?大阪まで?」と彼に聞きました。

彼は「大阪!!!」

僕は「それなら、最後の駅、僕もそこまでだから大丈夫。」

彼は「ありがとう。大阪、最後の駅。」と安心した様子でした。

京都を過ぎて、明治チョコレートが窓から見えた頃、

僕は「どこからきたんですか?」

彼が「ブラジル。君は?金沢ですか?」

僕は「僕は金沢の隣の福井に住んでいるよ。あなたは金沢にはどれくらい?観光?」

彼が「3日間、金沢は本当に、本当に美しい街だったよ。最高だった。」

僕は「ありがとうね。僕の妻は金沢出身なので喜ぶよ。」

彼が「そうなんだね。金沢は本当に良いところだね。」

こんな感じで金沢の話をしていたら気づけば大阪駅に到着し、サンダーバードを一緒に降りました。

ジャケットを車内のいすの下に忘れたらしく、慌ててとりに戻った彼の様子と、気を取り直して次の目的地に向かう彼の様子を僕は少し離れて所で見ていました。

もう一度声をかけようか迷いましたが、大丈夫そうだったので僕は本町に向かいました。

本町に向かう御堂筋線の電車の中でこんな事を考えていました。

「あんなに金沢の事を素晴らしいと感じてくれたのに…」

「後ろの席で金沢弁でしゃべり倒していた女の子二人が金沢の子だって言われへんなぁ。(ブラジル人が金沢弁≒金沢の子って分かるわけなく)」

「後ろの女の子達に、電車の中で一言いってあげた方がよかったんかなぁ。」

「ブラジル、日本、オリンピック、おもてなし、こういうところなんかなぁ。」



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