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新チーム始動から6週間

[ 2022~ 中部大学 ]


(中部大学ラグビー部の長江監督。元エディージャパン)

早いもので新チームが始動して6週間が経過した。11月上旬の金沢インカレで筑波大学に敗戦し、平野前キャプテンたちの代は一区切り。三浦新キャプテンの元で11/11から再始動。

再始動後にまもなく東海学生ハンドボール選手権が11/29~12/7まで予定されていた。中部大学からは4チームがエントリー。インカレメンバーに漏れてしまった4年生もこの大会には参加。この大会が泣いても笑っても本当に最後になる。今の4年生たちは僕が中部大学に移ってきた時に1年生だった世代。インカレ3位まで駆け上がった谷前世代とその時の中心メンバーが多く残った昨シーズンの中島世代。この2世代がここ数年の中部大学ハンドボール部の中核を成していた。その次が4年間をともにした平野世代だった。

その平野世代。チームが崩壊しかけていた春季リーグ戦から、何とかチームを立て直して、秋季リーグの優勝。手応えを感じながら臨んだ全日本インカレだったが、筑波大学の前に残念ながら涙を飲んだ。これでもかと一発勝負の怖さを知った。

さて、その東海学生ハンドボール選手権大会である。インカレを終え、重圧から解放され、和やかにプレーする4年生たち。実戦の場に飢えているインカレメンバーから漏れた1~3年生たち。インカレ中もチームの主軸だった1~3年生たち。それぞれが目的を持って臨んだのが今回の大会である。結果は中部大Aが最終日に駒を進め準決勝を制して、決勝進出。この日はダブルヘッダーで決勝戦。残念ながら日本選手権を控える名城大Aに接戦の末敗れて準優勝に終わった。これで年内の全ての対外試合が終了。

東海学生ハンドボール選手権大会期間中は4年生もチラホラと体育館に体を動かしにしてきたが、この大会後はいよいよ完全に1~3年生だけでの活動になった。この大会が終わるまで新チームが始動して4週間経過。ここまでは3年生たちが自分たちの代になってやりたいことを最大限に取り入れながら活動してきた。

中でも新フィジカルリーダーの近藤が週に1.2度はボールトレーニングなしでフィジカルトレーニングdayにしたいとのことだったので、コートトレーニング &ウエイトトレーニングを集中的に実施。ウエイトトレーニングのフォームや食事内容を自分たちでチェックしながら、東海学生選手権と並行して体作りに力を注いでくれた。大会後の2週間でコートテスト、ウエイトトレーニング、対組成の測定を実施したが全体に数値は伸びている様子だった。今回の各種測定の結果を踏まえて近藤には年明けから更にやってみたいことがあるとのことなので、今から楽しみにしている。

ハンドボールの部分はOFリーダーの平井、DFリーダーの宿院を中心に基礎に立ち戻って個人能力の向上に励んでくれている。暫くは練習試合も含めて対外試合の予定はないので、地に足をつけて攻守の1on1や2on2、数的有利不利の状況判断など、着実にレベルアップさせていきたい。

東海学生ハンドボール選手権を終えて、年内の対外試合が終わったこともあり、選手一人一人が自分自身の成果を発表する機会を設けた。個人としての1年間の目標に対して動画やデータも用いて振り返り、次のシーズンに向けての目標と計画をプレゼンしてくれた。試合に出る出ないに関わらず、自分の成長に目を向けて、整理して、チームメイトに伝える機会を設けてみた。ちなみにこの取り組み自体は今回が初めて。考えをまとめて人前で話す経験をハンドボールにも、ハンドボール以外の部分にも大いに役立つと思う。またタイミングをみてやってみようと企んでいる。

インカレを終えてからの6週間で選手全員と個人面談を行なった。この1年の振り返りと次の1年に向けて。ハンドボールのこと、進路のこと、たわいもないこと、インカレの筑波戦のこと。中には複数回面談した学生もいる。チーム全体への話も大事だし、一人一人との対話も大切。

12/20には昨年に引き続いて中部大学キッズスポーツフェスタを開催。元気いっぱいの小学生たちが中部大学に集まってくれて、いろんなスポーツを楽しんでくれた。ハンドボール部の学生たちも小学生と触れ合いながら自分たちで4コマのセッションを進行してくれた。将来指導者志望の佐藤然を中心に学生たちだけで事前準備から責任を持って対応してくれた。誰かに何かを教えたり、伝えたりするのって結局は自分に入ってくるので、こういう機会は学生たちにとっても有益だと思う。

個人的には、インカレ終了後からNTSのコーチ(中日本トレーニングサーキット)、ユメ先生@美濃加茂&小牧、U12指導者研修の講師、GHCTのオンラインコーチ、スカウト、中部大学キッズスポーツフェスタでのトークセッションなど、県外に出たり、人前で話をさせてもらう機会がいつになく多かった。

そうそうバイオレットで苦楽を共にしたみんなとも久しぶりの再会。みんな元気そうで何よりやった。

年内の担当講義も無事終えることできた。学内でもハンドボール部の部員以外の学生と顔を合わす機会も増えた。1年生の時に健康科学を受講してくれていた学生がスポーツC(ハンドボール)を受講してくれていたりする。健康科学を受講してくれていた学生が筋トレに目覚めたのか、トレーニングルームで会うたびにムキムキになっていく。就職活動の話をしてくれたり、他の部活で卒業後も競技を続けることを希望している学生が話をしてくれたりする。嬉しい限りである。

中部大学が金沢を後にしてからの6週間。インカレは明治大学が初優勝を果たした。女子の世界選手権ではおりひめジャパンが世界選手権で予選ラウンドを突破して13位。日本選手権では豊田合成ブルーファルコン名古屋の6連覇を達成した。

2025年もあと10日ほどである。