福井大学医学部コーチ 〜2014年初回〜
昨日は福井大学医学部の2014年一発目のコーチでした。
年明け早々に、キャプテンの健太郎&副キャプテンのかっちゃんと、練習試合の映像を観ながら、今回の練習メニューや3月の西日本医歯薬トーナメントに向けての計画を一緒に考えました。
あくまでも学生が主役、主体で、彼らがやりたいハンドボール、なりたいチームありきです。新チーム当初は、ざっくりとしか考える事ができていなかった二人も、少しずつですが、自分達がチームの舵取り役だという自覚が出てきたように感じます。
「3月の試合での目標はこれで、こんなハンドしたいと思っていて、今はこんな練習をこんな計画でやっています。次のコーチの時は、こんなことを中心に教えてもらえますか?」
ここ位まで自分達で事前に考えてきてくれた上で、僕ところに来てくれます。月に1回くらいコーチをさせてもらっていますが、大体こんな感じで進めています。
今回も昨年末に引き続き、DFのベース作りを行いました。ラインを作るという意識が少しずつ出てきたように感じます。
2013年は初めて西医体決勝まで駆け上がる事ができた飛躍の一年でした。
2014年は毎回、優勝争いに絡めるチームになっていく為の第一歩。本当の意味での強いチームへ。勝負の一年にして欲しいですね。
今回の練習の途中に、普段観ている福井県Jr.チームの子達が隣のコートに入ってきました。
遠目から「あれって、櫛田コーチじゃない???」的な感じでこっちを観ています。
で、僕が子供達手を振ると、だだだだだーーーーっと、子供達は学生が練習しているコートの横に走ってきました。
「おおおっ、うめー。すげーな。」と子供達ざわざわ。
医学部のみんなは自分達が上手いという意識は全くなくて、むしろ大学からハンドボールを始めた学生の方が多いのでどちらかというとハンドボールにコンプレクックス持っている学生の方が多いくらいです。
子供達はそんな事知る訳もなく、普段やっている練習とは違うメニューに興味津々の様子。
「おおおっ。すげーな。フルバック?フルボックってなんですか?」とかコートの横から僕に話しかけてきます。
学生も「俺らなんかにギャラリーおるぞ」ってハッスルしていました。
なんか、こういうのええなぁ。って思いながら笛を吹いていました。