ブログ&ニュース ( 三重バイオレットアイリス )

公認スポーツ指導員養成講習会&天理大学サマーキャンプ

[ 三重バイオレットアイリス ]


8月2日〜6日までの5日間、公認スポーツ指導員養成講習会と天理大学のサマーキャンプの受入れを行っていた。

公認スポーツ指導員、つまりハンドボールコーチを養成する講習会である。MVIにも将来指導者志望の選手が何名かいるので、現役選手ではあったが3名の選手が受講した。三重はもちろんの事、岡山、大阪、和歌山、京都、神奈川など全国から受講生が集まってくれた。

そして全く同じタイミングでMVIの闘将万谷の母校、天理大学がサマーキャンプにも来てくれた。天理大学は普段、選手自身がチーム運営やトレーニングメニューを考え活動している。そんな天理大学をメインのデモンストレーターにしながら、全国から集結したコーチ陣と共に天理大学のレベルUPを図っていくこと大きな柱にしながら5日間で合計40時間のプログラムを作成した。

もちろん夜間練習や週末の指導実習などはMVIの選手達もトレーニングも兼ねて参加してくれた。

コーチの役割、コンプライアンス、レフリング、傷害予防など、基本的な部分を抑えながら3プラン(チームプラン、ゲームプラン、トレーニングプラン)のプランニングについて理解を深めてもらった。競技力向上のために心技体、この3分野のトレーニングについて、どのように期分けし、どのようにタイムバランスをデザインしていくのか。攻守の個人技能、集団技能の基本的な考え方、そしてそれをどのように実践させていくのか。

講義では目標と目的、そしてスローガン。チームとは?グループとは?マネジメントとは?運営と経営の違いとは?まずは自分なりの考えを纏めてもらい、それを数名でシェア、そして全体でシェア、こんな流れで進行していった。そしてこの3プランをどのように評価し次のプランニングに発展させて行くのか?KGIやKPIにも触れながらお話させてもらった。

実技でも、数的同数、数的有利不利、シュート局面=セーブ局面での基本的な考え方を天理大学に落とし込んだ。夜間のMVIとの合同練習で、ストーリー性のあるトレーニングメニューの組み方と進め方とその逆のミックス系のメニューの組み方と進め方を感じ取ってもらった。

3日目までは天理大学とコーチ陣にとってはインストールの機会を多めに設定し、残りの2日間はアウトプットの機会をふんだんに盛り込んだ。コーチ陣を3チームに分けての指導実習と個人の指導案をプレゼンテーション。

最終日の指導実習にはMVIと天理大学の混成チームを2チーム作っての実戦。それぞれチームスタッフになって試合前のMTGの進行からウォーミングアップ、試合でのベンチワーク、試合後の振返りまでを経験してもらった。ポジション、メンバー、戦術&戦略、ベンチワークなど実戦の中でしか感じとる事ができない部分にも触れてもらった。

コーチ陣の皆さんは本気で各テーマと向き合い、本気で準備し臨んでくれたいた。中には指導実習後やプレゼンテーションの冒頭、目に涙を浮かべている方もいた、それくらい本気で臨んでくれていた。

僕は「自分が関わっている選手たちがこの競技(ハンドボール)の未来なのだ」そういう想いでこの仕事をしている。今回の講習会の一番最初にもそんな話をさせてもらった。ハンドボールに関わる全ての指導者が「一隅を照らす」そんな想いでハンドボール、選手と関わっていけば今より悪くなる事はない。僕はそう信じている。

それにしても5日間で約40時間のプログラムを自ら組んで、講義&実技&進行をしてという機会はなかなか得難いものだった。(傷害予防、レフリング、GKの部分はさすがに専門家に手伝ってもらったけど)

Facebookには前職時代の友人も少なくないが、言ってみたら「相続セミナー講師養成講座」あるいは「吉澤塾」を5連投みたいな感じやった。

たぶん前職時代にこの「相続セミナー講師養成講座」の講師を経験していなければ、今回のこの講習会のプログラムは思いつかなかったし、進行役も出来なかったと思う。

まあ、こういうのを「人間万事塞翁が馬」とでも言うのだろうか。


さてさて、母校天理大学と5日間を共にし、指導実習を兼ねた天理大学とのミックスゲームでも元気はつらつのプレーを魅せていた万谷。この人の自然体、泰然自若とした感じは、これはこれでよし。



7月のあれこれと徳島遠征と日韓定期戦

[ 三重バイオレットアイリス ]

7月が終わろうとしている。7月もあっと言う間だった。

大学生男子にチャレンジさせてもらった中部大学との合同練習、これは月末の徳島遠征、BSV(ドイツ)との一戦への試金石にしたかった。心や頭のトレーニングを目的としたSBTやライフスキルセミナー。池原(デンマーク・ニューコビンへの海外移籍)の送別会。池原は7月19日にデンマークへ旅立っていった。三重、岐阜、愛知、奈良、石川の小学生ハンドボーラーが鈴鹿に集結したバイオレットJr.カップ。バイオレットの選手もちびっ子ハンドボーラーと交流させてもらった。HC名古屋、飛騨高山BB岐阜、そして三重バイオレットアイリス、日本リーグ所属の3クラブがリーグ戦形式で対戦した東海クラブダービー。

そして7月最終週の徳島遠征。昨シーズンドイツ・ブンデスリーガ4位&ドイツポカールチャンピオンのBSVとのテストマッチを元にしたものだった。今鈴鹿でトレーニングを重ねる選手の7割がルーキーを含めた入団2年目未満の選手だが、若いメンバーでどれだけBSVにやれるのか?非常に楽しみにしていた。

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前半8分6−2と好調な出だしの後、BSVはタイムアウト。おそらく序盤はMVIを舐めていたじゃないかと予想する。

このタイムアウトからが本当の勝負だった。オフシーズン中の欧州のチームはテストマッチでは勝敗ど返しで新戦術を試してきたり、日本には観光気分で来ている、経験的にそんな事は理解している。まずはこっちが先制パンチ喰らわせて、相手を本気にさせてからが勝負だと思っていた。

タイムアウトの後、本気スイッチの入ったBSVが襲いかかってきた。その後、一進一退の攻防が続き前半を終えて15-16の1点ビハインドでハーフタイムへ。後半の立ち上りから10分近く得点が奪えずに一気に10点近いリードを許してしまった。そのあと何とか攻撃を立て直して、追い上げるが逆転するには及ばす7点差での敗戦だった。

大型選手に対してこういうプレー&選手は通用すると仮説立ててこの2年間MVIを強化してきた。最初に通用したプレーに対して相手が対応してきた後に、次はこういうプレー(解決策)が必要・有効ではないか?そんな事を感じ取る事ができたBSVとの一戦だった。手応えと課題と手に入れる事ができた。それにしても選手は本当にいい表情でハンドボールしていた。一人のアスリートして純粋に強い相手と一戦交える。こんなに嬉しいことない。

徳島遠征を終えた翌日ではあったが、日韓定期戦を観戦してきた。

MVIから日本代表として選ばれている選手がどれくらい国際舞台で活躍できるのか?また国、性別、チームをを問わず国際舞台ではどんな選手が活躍し、どんなプレーが通用するのか?ナショナルフラッグを背負ってプレーする選手はどんな人間なのか?男女の国際試合を通してそんな事を観てきた。男女両チームの戦術や戦略、大会運営や会場の盛り上がりなどをライブで感じたかったのは言うまでもない。

MVIの主戦場は現時点は日本国内ではあるが、池原がデンマークに旅立ち、日本代表としても、原、多田、河嶋が活動している。鈴鹿で腕を磨いている選手の中にもいずれは自分も世界の舞台でと野心を持つ選手も少なくない。

国内で活躍することは勿論のこと、その先を見据えて個人・チームを強化していく。そういう視点の必要性を改めて感じた徳島遠征と日韓定期戦だった。

明日からは8月、指導者講習会、大学生チームの夏合宿の受け入れ、国体東海予選、そしていよいよ日本リーグが開幕する。



バイオレットJr.cup

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少し前の話になるが、7月上旬にバイオレットJr.cupを開催した。

三重県、奈良県、愛知県、岐阜県、石川県から小学生ハンドボーラーが鈴鹿に集まってくれた。

昨年に引き続き、バイオレットの選手が各チームについてベンチに入ったり、昼食を共にしたりと、子供たちの輪に入った。

今回はバイオレットの選手がそれぞれ大切にしている事や、小学生のみんなに大切にして欲しい事、知っておいて欲しい事を、各担当チームのみんなにお話させてもらう機会を設けた。

バイオレットの選手たちも1週間、どんな事を子供達に伝えるのか?どんな事を大切にして欲しいのか?って本気で考えて準備してくれた。

小学生のみんなは10分から20分の時間、バイオレットの選手からの話を真剣に聴いてくれた。

40分近く、日本一への熱い想いを小学生相手に真剣に話してくれた選手もいた。

目標設定の大切さを小学生の目線に合わせて噛み砕いて話してくれる選手もいた。

「怪我をしてしまって、今はこういう想いだ。」

「トライアウトを受けてバイオレットに加入して今は練習生だけど、こんな気持ちで頑張っている。」

「日本代表として、こんな想いで頑張っているよ。」

自分の想いや考えを整理して、自分の言葉で誰かに伝える。TOPリーガーとして、子供たちに自分の言葉で語りかける。

凄く大切な事だと思う。子供たちとってもバイオレットの選手たちにとっても素晴らしい機会になったのではないだろうか。



東海クラブダービー

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東海クラブダービーを無事に終えることができた。

昨年度から梶原BMと共に温めていた企画だった。日本リーグに所属している東海3クラブ(MVI、HC名古屋、飛騨高山BB岐阜)が切磋琢磨し東海地区からハンドボールを盛り上げていこうと、今回3チーム総当たりのリーグ戦を実施した。

MVI 24-24 HC名古屋
MVI 16-10 飛騨高山BB岐阜
HC名古屋 26-18 飛騨高山BB岐阜

1勝1分でMVIとHC名古屋とが並び、HC名古屋がMVIを得失点差2で第1回の東海クラブダービーを制した。

今回の東海クラブダービーを終えて、少し振り返ってみよう。

まず、試合結果に対して。1勝1分得失点差+6。全ての試合で勝利、全ての大会で優勝を目指している以上、無敗で大会を終えたとは言え、この結果に満足することはできない。

この大会のハイライトととなるのがこのシーンかもしれない。HC名古屋戦、後半の相手にリードを許す苦しい展開を潜り抜け、終盤に何とか追いつき、逆転に成功した。残り3秒24-23と1点リード。HC名古屋はここでタイムアウトを請求。タイムアウト明け、ロングシュートを防ぎきれずに24-24の同点でこの試合を終えた。HC名古屋のファイナルアタックを守り切ることができなかった。

試合内容で評価できる部分はあったとしても、僅かな差が勝敗を分ける。勝負の厳しさを痛感した。

とは言え、ルーキーを中心に普段プレータイムの少ない選手が今回は主役となり、60分のフルマッチを2本戦えたことは大きな収穫だった。練習やミニゲームでは経験できない、実戦特有の緊迫感が今回の東海ダービーには存在した。


可能な限り公式戦に近づけた運営だったことが大きな要因だろう。試合前のオフィシャルMTG、レフリー、3回のタイムアウト、試合前のアナウンス、有料観客、ユニフォーム、様々な要素が絡み合って公式戦にかなり近い臨場感、緊迫感を生み出していた。

これがビブスで試合、レフリーもそれぞれのチームから、30分一本みたいな感じであれば、ここまでエキサイティングなゲームにはなっていなかったではないだろうか。

梶原BMと常々、共有していた60分のタフなゲームを数多く経験することが何よりの選手&チームの強化につながる。これを具体化したのが今回の東海クラブダービーだ。

自分たちの価値を、自分たちで作り出していこう、高めていこう。そんな想いで今回、一緒に東海クラブダービーを共に盛り上げてくださったすべての皆さんに感謝します。

そして何よりも、ゼロからの企画にも関わらず、大きな事故や怪我もなく、東海クラブダービーを一つの形にしてくれた梶原BMに心から感謝します。



自分の体は商売道具

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バイオレットではフィジカルテストを定期的に行っている。身長、体重、除脂肪体重、ジャンプ、クイックラン、ベンチプレスやデッドリフトなどをテストしている。6週~8週間くらいを目安にトレーニングサイクルを組み、そのトレーニングサイクルを終えるとフィジカルテストを実施している。当然、試合期になると毎回測定することは難しいが、2015年6月から継続的にトレーニングサイクルを組み、テストを行っている。

トレーニングのプログラムは選手一人ひとり異なる。高強度インターバルランの走行距離の設定や、ウエイトトレーニングの重量設定&セット数などは個人個人違うし、個人でも週によって違う。

昨日のウエイトトレーニングの後にフィジカルテストの評価会を実施し、3年目以降、2年目、1年目の選手をミックスして、みんなでワイワイやってくれた。何となく走ったり、跳んだりするのではなく、自分の成長や停滞を可視化することが大切。

除脂肪体重が増えて、速く走ることができて、遠くに跳ぶことができるようになってという選手もチラホラ。中には6キロ増えて、自己ベスト連発の選手もいた。

ウエイトトレーニング=フィジカルトレーニングではないし、高重量を挙げればいいってもんでもないし、フィジカルが全てではなくて、ボールトレーニングも勿論大切。

それでもやっぱりフィジカルトレーニングだって大切。栄養補給のタイミングや質も大切。今より、すげープレーする為にもね。アスリートにとって自分の体は商売道具だし、体を休める意味でのオフはあってもアスリートとして生きることに24時間365日オフはない。

自分の体を鍛えて、整えることで、プレーの幅や強度や精度があがる。自分の体と向き合うためには知識や知性も必要になってくる。

なかなか奥が深い。



旅立ちのとき

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6月に入って1週間が経過した。日本代表組は日本を旅立ち、欧州入りした。鈴鹿組は平日は個人能力をあげる事に集中し、週末は練習試合で実戦経験を積んでいる。怪我で戦線離脱しているメンバーも手術やリハビリと向き合い懸命に頑張っている。

そんな中、池原綾香がデンマークリーグ・ニューコビンへの海外移籍を決めるニュースが流れた。統一契約書にもサインを済ませ、現地でのプレスリリース&記者発表も無事に終えた。ニューコビンは2016/2017シーズンのデンマークリーグ・プレーオフを勝ち抜き王者に輝いたクラブ。これに伴い、2017/2018シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(以下CL)の出場権を獲得しているクラブである。未だかつて、そして男女通じて日本人選手がCLの舞台でプレーしたことはない。

少しだけ、僕が観ていた池原のニューコビン正式契約までの軌跡をここに記しておこう。(当然、全てをここに書くことはできないけどね。)

半年程前に池原本人から欧州挑戦についての相談を受けた。そこから半年に渡る入念な準備をし、4月から1週間ほど単身デンマークに渡り、自分の目でデンマークという国を感じ、ハンドボールを感じ、自分の事を現地のハンドボール関係者に観てもらった。

その時に現地でのコーディネートを買って出てくれたのが3月に鈴鹿にきてくれたデンマーク人のSimonだった。3月の時点で、池原とSimonに接点はなかった。池原はアジア選手権に向けての日本代表活動の為に、鈴鹿を離れていたからである。Simonは日本と日本ハンドボールへの接点を求めていた、池原はデンマークでのヘルプを求めていた。それぞれの存在とニーズをそれぞれに伝えた。

海外(ドイツ)でのプレー経験のある僕や梶原の所には要所要所で相談にはきてくれたが、基本的に池原自身がでSimonと日本ハンドボール協会の担当者に連絡をいれ少しずつ話まとめていき、自らの力でデンマークへの歩みを進めて行った。

4月中の話だが、練習を終えて自宅で夕食をとっているとよくFacebookのメッセンジャー(Simon、池原、梶原、僕のグループ)が鳴った。池原が慣れない英文を作って必死にSimonと連絡を取り合っていた。梶原と僕はやれる所までは池原自身でと決めていたので、見守ることに徹していた。池原は「海外に行きたい」と口にするだけではなく、自ら具体的に行動を起こしていったのだ。

新シーズンがスタートする時点で池原の口から海外移籍を視野に入れている事はチーム内でもオープンになっていた。4月末、5月頭の約1週間、単身デンマークへ渡った。渡欧前、「今シーズンの海外移籍の可能性は5%くらいでは?」と池原本人も口にしていた。

僅か1週間ではあったが結果としてこのアクションが大きかった。

多くの方に支えて貰っての今回のニューコビン移籍。サポートして下さった皆さんへの感謝の気持ちは忘れないで欲しい。それと同じくらい、今回の正式契約、海外移籍を実現させた自分自身の行動力に自信を持って欲しい。

まだ欧州挑戦へのスタートラインに立ったに過ぎない。いよいよプロフェッショナルのシビアでタフな世界に足を踏み入れるわけだ。だからそこ全てを受け入れ楽しんで欲しい。

池原に限らず、バイオレットのみんなは今、新たな一歩を踏み出そうとしているメンバーが多い。

怪我を受入れ、あるいはコンディションを整える為に手術に踏み切る者。初めてフル代表にチャレンジする者。フル代表で定位置確保に向けて闘志を燃やす者。職場を変えて心機一転頑張ろうとする者。退路を断って鈴鹿に飛び込んできた者。パートナーとの二人三脚へと準備を進める者。バイオレット内でのポジション獲得に向けて目の色を変えている者。

欧州、鈴鹿、病院と活動する場所は違っても、みんなそれぞれの場所で成長していこう。



社会人選手権は3年連続3位入賞

[ 三重バイオレットアイリス ]

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5月17日から21日まで福井県での全日本社会人選手権に出場してきた。

3年連続になる3位入賞という結果だった。

2015年5月からバイオレットの監督に就任して3週間後の社会人選手権、予選リーグを2位で通過し決勝トーナメントに進出、準決勝で敗れたもの3位決定戦で香川銀行との激闘制して、奇跡の連続&勢いでクラブ初の3位に入賞した。選手もスタッフも大喜びの3位だった。しかし、この頃は北國銀行、オムロンには全く歯が立たずにWスコアでの敗戦だった。

2016年9月の社会人選手権から大会様式が変わり、上位4チームによる決勝リーグになった。バイオレットはこれまた初めて決勝リーグに駒を進めた。決勝リーグ初戦でクラブ史上初めてオムロンに勝利した。翌日は広島メイプルレッズに撃沈。最終日、オムロンと広島メイプルレッズが引き分けた事により最終戦の北國銀行に勝てば優勝という状況になった。まさに棚から牡丹餅状態だった。無心で最終戦を戦った、残り数分でリードする場面もあったが女王北國銀行には一歩及ばず終わってみれば3戦1勝2敗の3位で大会を終えた。同じ3位でも2015年と2016年では試合内容も感じ方も全く違うものだった。手応えと悔しさと半分半分といった感じだった。

そして今回、2017年の社会人選手権。初戦の相手は香川銀行、2015年の社会人選手権では大接戦の末に何とか勝つ事が出来たチームだ。ちなみにこの年の和歌山国体でも対戦しているがこの時は香川銀行のリベンジにあった。2015年の香川銀行の対戦成績は1勝1敗。それ以降の対戦はない。そんな中で迎えた今回の香川銀行戦。終盤に香川銀行の追い上げにあったがなんとか19-17の2点差で辛くも勝利した。これで2年連続の決勝リーグ進出が決まった。

決勝リーグ初戦の相手は広島メイプルレッズ。ちなみに昨シーズンの対戦成績は1勝3敗。この広島メイプルレッズとの一戦は22−18の4点差で制する事ができた。これで勝点3を獲得。

決勝リーグ2戦目の相手はSONY。昨シーズンの対戦成績は5戦5勝。しかしの試合は終始SONYペースだった。残り時間12分で10-16と6点リードを許す展開。そこから怒濤の反撃開始で何とか終了間際に同点に追いつき17−17で勝点1をゲットし、この時点で2戦1勝1分勝点4で最終日を迎えることになった。

そして決勝リーグ最終日。バイオレットの最終戦の前にSONYが広島メイプルレッズを2点差で下した。この結果を受けて、最終戦に勝利すれば初優勝、引き分けか6点差、7点差でも22得点以上での敗戦の場合は準優勝、それ以外の敗戦は3位という状況下での北國銀行とのファイナルマッチだった。昨シーズンの対戦成績は0勝5敗。序盤から北國銀行の攻撃を防ぐことができずに前半を終えた時点で9-17の8点ビハインド。後半も懸命に北國銀行の背中を追いかけて6点差に迫る場面もあったが60分戦って17-25の8点差での敗戦となった。

1位 北國銀行 3戦3勝 勝点9
2位 SONY 3戦1勝1敗1分 勝点4 得失点差 -3
3位 バイオレット 3戦1勝1敗1分 勝点4 得失点差-4
4位 広島メイプルレッズ 3戦3敗 勝点0

日本一にはまだまだ及ばず、準優勝には2得点及ばず。今回の社会人選手権は狙ってファイナル舞台に立ち、日本一を狙うべくチャレンジしてきた。それだけに今回は悔しいの一言に尽きる。同じ3位でも毎年、毎年感じ方が違う。狙ってファイナルの舞台に立ち、3位では全く満足できなくなっているこの現実。それだけ自分達のことを自分達で期待できていると言う事なのかもしれない。

今回の大会では勝点をとったゲームでも苦しい時間帯の方が多かった。次に対戦した時にどうなるかは誰にも分からない。ここから日本リーグ開幕まででの準備期間、一日一日、一瞬一瞬が本当に勝負だ。

【社会人選手権大会】
・予選トーナメント
バイオレット 19-17 香川銀行 
「vs香川銀行戦ダイジェスト」

・決勝リーグ
バイオレット 22-18 広島メイプルレッズ 
「vs広島メイプルレッズダイジェスト」

バイオレット 17-17 SONY 
「vsSONYダイジェスト」

バイオレット 17-25 北國銀行 
「vs北國銀行ダイジェスト」



あれやこれやと

[ 三重バイオレットアイリス ]

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新チームがスタートして約1か月が経過した。来週5月17日から今年度最初の公式戦でもある社会人選手権が福井県で開催される。

と、その前にこの1か月の振り返りをば。

4月8日から新チームがスタートして現場強化を目的とし、フィジカル系のキャンプでは大西さん(ジムノックストレングス)、SBT講習は臼井さん(サンリ)、ライフスキル&キャリアデザイン系の講習を東海林さん(慶応大学)にご指導頂いた。

その他にも新加入選手の職場訪問、末松鈴鹿市長表敬訪問、いばらき国体を見据えて、約300人(中学生、高校生、指導者)対象の茨城講習会、関西学生リーグ&関東学生リーグを中心に選手補強目的の視察、日本代表男子チームのトレーニング見学(所謂、ダグルJAPAN)などにも足を運んだ。

GWには名古屋にクラブチーム4チーム(HC名古屋、飛騨高山BB岐阜、大阪ラヴィッツ、三重バイオレットアイリス)が集まってのトレーニングマッチ、イオンモールイベント、ファン感謝デーを実施した。

そして一昨日には三重花菖蒲スポーツクラブの総会&懇親会。なかなかボリューミーな1か月やったなと。

とは言え、この時期は日本代表活動も本格的ではないので、選手全員が鈴鹿で地に足を付けて着実にトレーニングを積めている。まずは初戦の香川銀行戦の事だけを考えて、目の前の事に集中していこう。

色んな活動を試みているが、現場としての目標は「勝利」これ以外にはない。その目的は「日本人女性、日本のクラブチームの可能性にチャレンジし、三重バイオレットアイリスが日本のハンドボール界を変える。」その合言葉が「Super Violet Soul」である。

何を目標として、何を目的にしているのか?何の為にやっているのか?

いよいよ新シーズンスタート。



2017年度MVI活動開始と気づけば左腕坊主12年目突入

[ 三重バイオレットアイリス日々 ]

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2017年度のMVIの活動も4月8日から本格的に再開。先週末の鈴鹿キャンプからトレーニング開始。

とは言っても、ルーキー4名も2月末ころにはチームに合流してくれていたので、完全にゼロからスタートいう感じはない。

5月17日~21日に福井県で開催される社会人選手権大会に向けて良い準備をしていこう。

先週末、今週末の鈴鹿キャンプではフィジカル&メンタルの部分はそれぞれ専門家に来てもらっての指導だ。

来週末4月22、23日は茨城県での講習会、茨城国体に向けて中学生、高校生、総勢300名弱を予定してる。

バイオレットクリニック in 茨城である。楽しみだ。

そうそう、バイオレットのラヂオな選手たちがパーソナリティーを務める「ハンドボールガールズ」。今年度も面白そうな予感いっぱいだ。

そうそう、2006年4月1日からこうしてblog「左腕坊主」を綴り始めたのだが、2017年4月1日で12年目に突入した。いやはや、人生の1/4以上はblogをやっていることになる。

更新頻度が激減している感は否めないが、これからもちょこちょこと更新は続けていきますよってに。

みなさん、これからも「左腕坊主」をよろしくお願いしますね。



プレーオフを終えて

[ 三重バイオレットアイリス ]

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先週末の熊本でのプレーオフが遥か昔のように感じる。プレーオフ後も神戸での高校選抜大会の視察、滋賀県高校生女子&指導者対象の講習会、鈴鹿に戻って東海大学の合宿受け入れなど、バタバタとしていた。3月31日、ようやく2016年度が終わる。

人生一度きりの初出場初優勝のチャンスにチャレンジしたプレーオフ。残念ながら女王北國銀行には勝利する事ができなかった。粘りに粘って食らいついていった前半、勝負に打って出た後半立ち上り、8-16の8点ビハインドから怒濤の追い上げを魅せた後半終盤。今のバイオレットの全てが凝縮されたような試合だった。

準備してきた事が出せた部分も多い、しかし全てが上手く行った訳でもない、選手ひとりひとり感じている事も違うかもしれないが、それも含めてプレーオフ。最高にエキサイティングな60分を終えて、本当に悔しそうな顔をみせる選手たち。

バスに揺られて、鈴鹿から熊本まで12時間かけて移動して、おふくろさん弁当を広島で食べて、クラウドファンディング&シューターズ&スポンサー、本当に多くの方に支えて頂いてたどり着いた決戦の地熊本だった。

プレーオフ争いと平行しての日本代表合宿、JHL最終戦での劇的な勝利&プレーオフ初出場確定、アジア選手権を終えての現地合流、ほぼぶっちけ本番に近い状況で挑んだプレーオフ。

プレーオフの舞台でプレーするために本当に多くの方のご協力、ご支援があってバイオレットの選手たちはあの最高の場所でハンドボールができた。選手たちはそのことを十分すぎるほど理解して、その想いを胸に秘めてプレーしてくれていた。

今回、初出場初優勝は出来なかったが、選手たちは最後の最後まで本当に闘い抜いてくれた。

2016年度の三重バイオレットアイリスに関わってくれた全ての皆さん、本当にありがとうございました。

そして明日からの2017年度、勝利の喜びも敗戦の悔しさもみんなで共有して、みんなで成長していこう。

【準決勝】
三重バイオレットアイリス 20-23 北國銀行
広島メイプルレッズ 25-19 オムロン

【決勝】
北國銀行23-14広島メイプルレッズ



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