最近読んで面白かった一冊「Hard after Hard」。
サッカー選手の現役時代、引退が頭に浮かびだす頃、そしてセカンドキャリアを切り取ってある。
ヒデこと中田英寿世代を中心に、天才MFと騒がれた財前氏、長身FWとして注目された船越氏らの高校時代からJリーグ、移籍、怪我、引退、大学、就職、指導者、スカウトなどをキーワードに綴られている。
Jリーグに行かずに、大学、社会人リーグでサッカーを続けた人、そのあとはサッカーを離れて仕事に打ち込む人。
年代別の日本代表でもありながら、Jリーグではなく、大学進学を経て一般企業で仕事をバリバリしている人。
天才MFと騒がれながらも、度重なる怪我でJリーグを転々とし、最後はタイに移籍してぼろぼろになるまで現役を続けた人。
Jリーガーからプロゴルファーに転身した人。
プロサッカー選手のどちらかというと影の部分を切り取った一冊で、面白い本だった。