ブログ&ニュース ( 滋賀医科大学コーチ )

滋賀医大ハンドボール部コーチ

[ ハンドボールスクール滋賀医科大学コーチ ]

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2月27日と3月1日は滋賀医大ハンドボール部のコーチに行ってきました。

間の2月28日が博多で大星の結婚式だったので、かなりの強行日程でした。去年の秋以来だったので、何とかここで行っておきたかったのです。

現在、滋賀医科大学体育館の改修工事中で基本的にグランドや近隣中学の体育館を使わせてもらってトレーニングを行っています。

現在、メンバー全員が大学に入るまでハンドボール未経験者です。その上、例年のように体育館が使えずに悪戦苦闘している様子ですが、逆に良い機会ととらえて基礎練習やフィジカルトレーニングを中心にここ数ヶ月トレーニングに励んでいます。

パスゲーム、ポストを入れた2対1、ポストを入れた2対2を両日共行い、最後はその要素を意識しながらゲームを行いました。

2対2や2対1が実戦の中でどうでてくるのか?どういう選択肢やアイディアがあるのか?ポジショニングや前に入ってくるタイミング、DFの枝とGKの関連性など、選手と一緒に考えながら、かなり細かい部分まで突っ込んでやりました。

コツを掴みかけている選手も入れば、まだまだうまくいったり、いかなかったりの選手もいます。前を強く狙う、シュートを狙う、ここが原点です。DFをしていてもパスを回しているだけの選手、そのときにゴールを覗いていない選手は怖くない。

今回、頭の中で整理できたことを、しっかりやり込んで自分のものにして欲しいですね。

来週末は西日本医歯薬トーナメントが控えています。みんなガンバレ!!!

いつものことですが、今回も何人ものOBさんたちが足を運んでくれて、練習に付き合ってくれました。2006年から滋賀医大のコーチをさせてもらっていますが、こうしてみんないつも力を貸してくれます。ありがとうね。

写真はココリコみたいな高島&浜ちゃんみたいな絡みの佐治。



滋賀医科大コーチ 〜わくわく初心者革命〜

[ ハンドボールスクール滋賀医科大学コーチ ]

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昨日は滋賀医科大学ハンド部のコーチでした。13時からはグランドで、17時からは体育館で2部練習でした。

夏の西医体で3連覇を逃し、無念の4位となった悔しさをバネにして現在、関西リーグ秋季学生リーグ4部を戦っています。

ここまで4戦全勝、次戦に勝てば4部優勝&3部昇格が決まるところまできています。

リーグ戦真っ最中ではありますが、事前に新キャプテンのワクとも話をして、秋学連以降の練習環境(しばらく体育館が使えなくなります。)を考えて、グランドやゴールが無い状態でも出来るメニューをメインにトレーニングしました。

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普段は体育館で練習してる彼らには、殆ど経験したことのないグランドでの練習、これからに備えて自分達でコート作りから行いました。

みんなで草を刈って、ラインをひいて、手作りのハンドボールコートです。

6年生のヒデオが引退して5年生以下12名とうとう全員が初心者になりました。

約2ヶ月ぶりに彼らを見ましたが、「わくわく初心者革命」を合言葉に、学連では2部昇格、西医体優勝を目指して頑張っている様子が伝わってきました。

何よりも、純粋に楽しそうでした。(それが一番やしね。)

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僕はと言えば、今日、明日と自チームのミニキャンプです。

来週末の湧永戦、再来週末の合成戦に向けて仕上げていきます。

「明日からミニキャンプや」と言う話をしたら元気印のけんたろーが大声でエールを送ってくれました。

ただ残念ながら、その大声は写真には写りませんし、見えませんでした。

なので感じ取ってもらいましょう。けんたろーありがとう。



2013年 西医体終了

[ ハンドボールスクール滋賀医科大学コーチ福井大学医学部コーチ ]

西医体初日。

自分の練習を終え帰宅後、滋賀医大、福井大医学部ともに西医体の予選リーグ2連勝と両チームから勝利報告が届きました。

とはいえ、どちらのチームも苦戦しながらの2連勝だったみたいで、特に福井大学医学部は後半のこり10分を切って8点ビハインドをひっくり返しての勝利だったそうです。

西医体二日目。

福井大学は本日、予選リーグ3戦目、5点ビハインドを追いつき。これで予選リーグ2勝1分。決勝トーナメント進出。

勢いそのままに決勝トーナメント(準々決勝)。この試合も大苦戦。前半終えて5点ビハインドをひっくり返しての逆転。ベスト4進出決定。3試合連続、大逆転。そして2試合連続ブザービーターだったそうです。

そして、滋賀医科大、昨日までの予選リーグで2戦全勝。昨日の時点で決勝トーナメント進出は決めていました。今日の相手は、負けたら一発アウトの決勝トーナメントの初戦、昨日と同じく国体選手を要する強豪チーム。前半13-13同点。

試合終了間際に最上級生の意地の決勝ゴールが決まり辛くも24-23の1点差で勝利。これでベスト4進出決定。

何と、明日の準決勝はこの両チームが決勝進出を掛けて激突!!!

2013年西医体、準決勝戦、滋賀医科大vs福井大医学部!!!

西医体三日目。

西医体準決勝、福井大学vs滋賀医科大学。24-23の1点差で福井大学が勝利。

滋賀医科大は三連覇ならず。福井大学医学部史上初の決勝進出!!!

福井大学は決勝戦を、滋賀医科大は3位決定戦を、全力で闘いきってほしい。

そして、数時間後、福井大医学部は京都府立医科大との決勝戦、滋賀医科大が浜松医科大との3位決定戦に臨みました。

福井大学医学部は試合開始早々からあの手この手で超大型チーム・強豪京都府立医科大にチャレンジし続けますが、6:0DFを攻めきれずに前半を終えて10-20の10点ビハインドで折り返し。この大会、何度もミラクルを起こしてきた福井大学医学部でしたが、決勝戦後半も京都府立に完全に押し切られました。福井大学医学部史上初の決勝進出は果たしましたが、一気に初優勝まで駆け上がることは出来ませんでした。

京都府立の皆さん、優勝おめでとうございます。

そして滋賀医科大、リードする展開を保っていましたが、今季を物語るような試合で浜松医科大に終盤逆転を許してしまい、三連覇には遠く及ばない4位という結果に終わりました。西医体で負けると言う事が、連覇を逃すという事が、どれだけものなのか、嫌という程わかったんじゃないかと思います。チームで唯一のハンドボール経験者の最上級生のひでおが引退、いよいよ来季は完全に初心者だけのチームになります。みんなで頑張って、もう一度這い上がって欲しいと思います。

毎年ですが、西医体が終わると、何となく夏が終わったような感じがします。それくらい、医大生のこの西医体への思い入れは強く、側でみていて羨ましいくらいに思います。色々と感じる事も多いです。「負けたら終わり」「このチームでやれる最後の試合」という緊迫感がそういう気持ちにさせるのかもしれません。

いつも西医体をみていて思うのは、「一年間の全てが凝縮される大会」と言う事に尽きます。自分、ハンドボール、チームにどれだけ本気で向き合い続けてきたのか。自分で限界を決めてしまったり、あきらめる理由を探していたり、上っ面の仲間だったり、薄々気づきながらも目を背けてきたことは勝負の際で出るんだなと。自分自身がそれをできているのかな?っていつもこの時期に気づかされます。

2013年、西医体に関わった全ての皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとう。

1位 京都府立医科大学
2位 福井大学医学部
3位 浜松医科大学
4位 滋賀医科大学



「やってやったぜ三連覇!!!」

[ ハンドボールスクール滋賀医科大学コーチ ]

滋賀医科大ハンドボール部、今季のコーチを終えました。あとは西医体で彼らが三連覇に向けて、最高のパフォーマンスを発揮してくれる事を願うばかりです。

このチームのコーチをさせて貰えるようになってから、8度目の西医体です。その間、4度の優勝を学生と一緒に味あわせてもらいました。

時には一緒にベンチに入り、時にはドイツで吉報を待ち、時には福井から応援し、色んな形で彼らの優勝を見させてもらってきました。

しかし、それ以上に記憶に残っているのは、西医体で負けたときかもしれません。

中でも四連覇を掛けた試合で三重大学にベスト8で敗れたときの事、最後のシュートがGK上林の指先をかすめて入ってしまった事、その直後に泣き崩れる選手、マネージャー達の事。

勝ち続ける事の難しさを、西医体で負ける事の意味を嫌というほど感じました。そこから3年間、何をどうやっても優勝に手が届きませんでした。

それだけに7MTコンテストまでもつれ込んだ決勝戦、京都府立との死闘の末にもぎ取った滋賀医科大ハンド部としては4度目優勝の瞬間は本当に格別でした。(僕としては3度目)

その時のキャプテンのひでおが、今回最上級生です。

今年の西医体は三連覇がかかっていますが、今年のチームはここまで本当に苦しんできました。

秋には学連4部降格、医歯薬リーグ2部降格、春の学連でも3部昇格を果たせずにチームはどん底のまま、春の医歯薬リーグでようやく1部返り咲きを果たすも、試合内容は散々。

練習に足を運んでくれるOBさん達(=西医体優勝メンバー)には毎度のように駄目だしを喰らう日々。

それでも、「やってやろうぜ三連覇!!!」を合い言葉に前を向き、進み続けた学生達。

何度も西医体で神懸かり的なしぶとさを見せてきた、滋賀医大ハンド部。

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先日、最終練習の際に僕のぶんまでリストバンドを準備してくれていたマネージャー達。おそらく左下のイラストは僕だと思います。ご丁寧に6本も髪の毛を生やしてくれています。

この毛の本数と同じく6回目の優勝を果たせるように沖縄で、しぶとく、粘り強く、頑張ってきて欲しいと思います。僕の髪も、しぶとく、粘り強いはず… やから…

「やってやったぜ三連覇!!!」

になりますように。