ブログ&ニュース ( 2013/2014 シーズン(北陸電力BT) )

トヨタ自動車東日本戦

[ 2013/2014 シーズン(北陸電力BT) ]

佐賀での連戦を終えて福井に戻る新幹線の中からです。この二試合の事を考えながら電車に揺られています。今日のトヨタ自動車東日本戦、ホンマにここだけはと思って挑んだ試合でした。

前半を10-15で折り返し、5点差を追いかける形で後半戦に突入しました。後半はDFシステムを6-0DFから3-2-1DFに変更し、高い位置から相手攻撃陣にプレッシャーをかけていくことにしました。

後半がスタートし、相手のミスを誘い速攻などでポンポンとリズム良く得点を奪い「いける!!!」というムードがチーム内にうまれてきました。ここからはとってとられての展開が続きました。あと一本、この一本という場面で決めきれず、守りきれず時間だけが過ぎて行きました。

後半終盤は早く追いつきたいと焦るばかりで、気持ちばかりがはやってしまいミスが続き、逆にリードを広げられてしまいました。最終的には10点差で敗れました。

北電 22(10-15 12-17)32 トヨタ自動車東日本

このままだとまた元に戻ってしまう。こういう試合は絶対にやったらあかん。

自分達で自分達のやってきたことを台無しにしてしまうようなゲームはほんまにやったらあかん。これで0勝7敗、これからも試合は続く。ほんまに踏ん張らな。

応援して下さった皆さんありがとうございました。



トヨタ車体戦

[ 2013/2014 シーズン(北陸電力BT) ]

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昨日はトヨタ車体との一戦でした。

北電 21(11-17 10-16)33 トヨタ車体

現在、無敗のトヨタ車体に食らいついていきましたが、シンプル&力強いプレーに攻守ともに押し込まれてしまいました。

今日はトヨタ自動車東日本戦です。

今日こそ勝つ!!!



豊田合成戦

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豊田合成戦を終えて一晩経ちました。

試合中に考えていた事、試合後から考えている事、いろんな事が頭に浮かんできてはモヤモヤしています。

夜遅くまでチームメイトの赤塚と切越と話し込んでいました。

結局は勝てないからこうなるんですが…

北電 23(10-14 13-13)27 豊田合成

先週末の湧永戦と同じような展開で前半の4点ビハインドを追いかける形で後半に入り、後半も2点差までは追い上げる事は出来るんですが、その後の一本、二本が守りきれず、攻めきれず、決めきれず…

東京国体の広島戦から、同じような試合が続いています。

前半途中(タイムアウト明け)から攻守にわたって動き回ってチームに勢いを与えてくれた日本リーグ最小兵165cmの宮下。

スーパーセーブを連発するだけに留まらず、パスカットに攻撃参加にと獅子奮迅の活躍を魅せてくれたGK川添。

去年までは出番の少なかった若い力が躍動しているだけに、何とか勝点をとって自信に繋げていきたいのですが、なかなか思う通りにはいきませんね。

と書いている今も、豊田合成戦の事が頭に浮かんできます。

来週末は佐賀県で、トヨタ車体&トヨタ自動車東日本とトヨタ系のチームとの2連戦が控えています。

まだまだ試合は続きます。踏ん張りところです。

今回の豊田合成戦も皆さんの応援が僕らの力になりました。

開業準備中の大西さんファミリー、滋賀医大ハンド部OBのドクター八木、両親、福井から車で駆けつけてくれた選手の家族、赤塚の後輩達、内田さん、試合前後で全員に挨拶できてはいませんが、皆さん本当に有り難うございました。



湧永製薬戦

[ 2013/2014 シーズン(北陸電力BT) ]

湧永製薬戦を終えて、福井に戻ってきました。

北電 19(8-12 11-11)23 湧永

最後まで食らいついていきましたが、前半の4点差をひっくり返すことが出来ませんでした。

後半の湧永の退場機会を活かす事ができなかったのが痛かったです。

接戦に持ち込んでから、ここから先の重みの有る一点一点がチームとして超えていく課題です。

クロスゲームに持ち込み、そこで勝点を拾っていけるチームに。

これからも試合は続きます。前を向いて進まないとね。

明日から、帰りの電車内から合成戦の準備はスタートしています。



東京国体 〜ベスト4ならず〜

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東京国体から福井に戻りました。

初戦は開催地でもある東京都との一戦でした。

序盤は東京都の左腕シューターに苦しめられましたが、後半の立ち上がりに東京を突き放して準々決勝進出を決めました。

福井 31(16-13 15-10)23 東京

【東京国体フルマッチ動画 福井x東京】

翌日、広島(湧永製薬)と福井県成年男子としては初のベスト4をかけて準々決勝に臨みました。

狙い通りに攻撃回数を落として、ローテンポな試合展開に持ち込みました。

GKの川添&有江のがんばりもあり、前半は10-9の1点リードでハーフタイムを迎えました。

後半立ち上がり、この時間帯が全てだったのかもしれません。

不運な連続退場も重なり、後半7分までに広島に6連続得点を許してしまい10-15と一気に5点ビハインド。

ここから追いかける展開になり、4点〜5点差を保ちながら時間だけが経過していきます。

攻撃では切越&池上を投入、早いパス回しからシュートチャンスを作り出し、いつもは停滞してしまう時間帯を全員で食らいついていきました。

最後はGK川添も加えて捨て身の7人攻撃も駆使して、得点を狙いました。

後半の最終局面、3:2:1DFから更にラインを上げて広島にプレスをかけました。それでも後半立ち上がりに逆転を許してからは、追いつく事ができませんでした。

結果は23−25の2点差での敗北。ここで僕らの東京国体は終わりました。今回もベスト4への壁は厚かった。

福井 23(10-9  13-16) 25 広島

【東京国体フルマッチ動画 福井x広島】

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目標のベスト4以上は届かず、残念で仕方ありませんが、今回の東京国体は本当に多くの方に応援して頂きました。

試合会場はもちろんですが、ユーストリームを観てくださったり、FBからメッセージが届いたり、メールが届いたり、本当に嬉しかったし力になりました。

普段ハンドボールを観る機会のない関東近辺の方に大会前から声をかけていたこともあってか、多くの方が会場に足を運んでくださいました。

「あんなに激しいスポーツだとは思わなかったよ。また観たいよ。」

「広島戦、本当に惜しかったね。僕らも悔しかったよ。」

「応援している小学生が、福井のマルコメっていったけど、あれは絶対にクッシーの事だなって思って笑うの堪えて聞いてたよ。」

最後の感想はさておき、こういう感想を頂けるのは本当に嬉しいです。

トライマックス(所属先)の仲間も応援に駆けつけてくれて、本当に嬉しかったです。(泉さん、鈴木さん、神山さん本当に有り難うございました。)



琉球コラソン戦

[ 2013/2014 シーズン(北陸電力BT) ]

高山から福井に戻った。さすがに凹んでいる。

北陸電力 20(11-9 9-16)25 琉球コラソン

昨日、今日の2連戦はホンマに今季の勝負所やと思って準備をし、臨んだ試合だった。

どちらも勝つ事が出来なかった。

今のこの環境の中で、このメンバーで…。

「何ができるか?」

「どうすれば勝負に持ち込めるか?」

「その為にどんな準備をすればいいのか?」

「自分は何ができるのか?」

まだまだ足りないという事。

合成、東日本、コラソン…。

対戦し、日本リーグのHPでスコアを追いかけ、色々と感じる。

自分達が自分のいるチームの事をあきらめたら、そこで終わる。

ファイティングポーズを解いたら、そこで終わる。

まだまだ厳しい闘いは続くと思う。けど、「本気」になればもっとやれる。

東京国体を挟んで、豊田合成戦。

福井から、高山まで応援に駆けつけてくれた皆さん、そして素晴らしい会場を用意してくれた高山の皆さん本当に有り難うございました。(ほんまに素晴らしい試合会場、雰囲気でした。)



トヨタ紡織九州戦

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福井でのホームゲームは残念ながら勝つ事が出来なかった。

たくさん人に応援に来てもらって、良いプレーをして、勝ちたかった。

自分達が今季掲げた目標を達成する為に、今日は本当に大事な試合だった。

けど、勝てなかった。

明日は、高山で琉球コラソン戦。

勝っても、負けても、最善の準備をして試合に臨む。

当たり前の事を、当たり前に。

トヨタ紡織九州 34 (17-11, 17-13) 24 北陸電力



大同フェニックス戦

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日本リーグ開幕戦を終えて、福井に戻ってきました。

北電 18(6-12 12-22)34 大同

20点〜25点のロースコア勝負に持ち込もう、とにかく前半をリードで折り返そうと開幕戦に臨みました。

前半のスタートから、韓国人エースにマンマークを付けるなど、なんとか食らいついていこうとしました。

前半は得点こそ伸びませんでしたが、失点を抑えてハームタイムを迎えました。

しかし後半の序盤に最も警戒していた走り回られる展開に持ち込まれてしまい、一気に勝負を決められてしまいました。

後半だけで22失点…

これからも厳しい闘いが続くと思いますが、明日から、湧永戦、紡織戦、コラソン戦に向けて準備しなおします。

一週間で3試合あるからね。勝負所です。



いよいよ明日開幕!!!

[ 2013/2014 シーズン(北陸電力BT) ]

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いよいよ日本リーグ開幕が近づいてきた。

日中は、湧永vsトヨタ自動車東日本戦をネット観戦していた。

東日本は前半の9点ビハインドを、追いついての同点劇。後半終盤には一時、逆転していた。

豊田合成も前半は大崎にリードしていた。意地の7人攻撃もみせていたようだ。

明日、15時15分から枇杷島スポーツセンターで王者・大同フェニックスとの開幕戦。

皆さん、応援よろしくお願いします。

写真はドイツ時代の同じく開幕前の一枚。



日本ハンドボールリーグ(男子)開幕直前!!!

[ 2013/2014 シーズン(北陸電力BT) ]

早いもので福井に移ってきて、ちょうど4年が経過した。2009年9月に移ってきたのが、ついこの前のようだ。来た頃はこんなにも長い間、この場所でハンドボールをさせて貰えるなんて思いもしなかった。

今週末から、いよいよ日本リーグが開幕する。女子は一足早く、先週末に開幕を迎えた。

9月に4試合、10月は東京国体を挟んで下旬に1試合、11月は毎週末のように5試合、12月は1試合そして年末に全日本総合、年明け1月は試合がなく、2月に5試合と例年になく試合数にバラツキがあるのが特徴だ。福井でのホームゲームは3試合、何故か佐賀でのゲームも3試合というのも面白い。

移動に関して言うと、日本は飛行機や新幹線を使っての移動が多く、大体が前泊なのでありがたい。ドイツにいた時のチームは、夜8時からの試合に朝バスで出発して8時間、9時間くらい揺られて、そのまま試合して試合が終わればそのまま帰ってくるなんて事がザラやった。年間の試合数が日本リーグよりも倍程の30試合前後あるので、こうして宿泊をせずに、当日バス移動することでコストカットしているんだと思う。高速道路も無料だし。

慣れるまでは、しんどかったけど(まあ慣れてもしんどいけど)やってるうちにこれが当たり前になっていったし、このチームバスには熱心なファンも一緒にツアー組んで乗ってきていたので、いいドイツ語会話の場になったりした。

勝てば帰りのバスは大宴会で、負けると最悪の雰囲気。それでも仕事をしていたドイツ人のチームメイトは往復のバス中でPC持参で仕事をしたり、試合から帰ってそのまま仕事に出たりしていた。ドイツ人以外の、ハンドボールだけで生活していた連中(チェコ人が多いが)は、勝っても負けてもビールが残っている限り飲み続けていた。

僕のいたチームは多国籍軍で、ドイツ人、チェコ人、ルーマニア人、セルビア人、そして日本人の僕がいた。学生もいれば(それでもハンドボールでの報酬はある)、仕事しながらの奴もいれば(それでもハンドボールでの報酬はある)、ハンドボールだけで生活しているプロの奴もいた。だからってプロが偉いとか、学生がアカンとかってことはなく、18歳の学生が30歳を超えたベテランに食って掛かることもあれば、プロの奴が経験を活かして、チームを勝利に導くこともあった。

よくその時のチームメイトに、日本の実業団とか部活いう仕組みについて質問された。当時のドイツ語ではうまく彼らに伝えられずにいたけど、彼らはどう解釈しているんやろうか。今の男子の日本リーグは8つの企業チームと1つのクラブチームで構成されている。基本的にホーム&アウェーの2回戦総当たりで勝点を取り合い、上位4チームが3月のプレーオフにコマを進める。そこからは一発勝負のトーナメント戦で日本一を決める。

欧州から見ると、一風変わって見えるかもしれない、企業チームとクラブチームが混在する日本ハンドボールリーグ(男子)がいよいよ今週末に開幕。ブルーサンダーに来て5シーズン目、コーチ兼任選手として挑む2シーズン目の日本リーグがいよいよ始まる。