ブログ&ニュース ( 2022~ 中部大学 )

Cリーグを終えて

[ 2022~ 中部大学 ]


試験的に始まったCリーグ(仮)を無事終えることができた。

Cリーグとは2月8日〜26日まで約3週間かけて3チーム2回戦総当たりの部内リーグ戦のことだ。

Cリーグの1周目はお互い6:0DFを採用、高さは自由。2周目の前半は5:1DFで後半は制限なし、どんな守り方でもいい。スタッフからのオーダーはこれだけ。試合中の戦術、交代、タイムアウトなども自分たちの判断で行った。


試合がない時に、自分たちで準備して、タイミングや内容を考えてミーティングを行っていた。必要であれば、次の試合に向けて作戦を遂行できるように各チームで少し練習したりしていた。


試合前後に車座になって、自分たちで試合を振り返っていた。実力拮抗した同士で1チーム10名前後なので、一人一人にプレータイムはそこそこあるし、1年生でも重要な役割を担っている。

途中で足首を捻挫して離脱する学生がいれば各チーム内でやり繰りする。本職と違うポジションでチームを助けていた学生もいた。ユニフォームを着るってこともあってか、1年生の中には試合の前日、緊張で寝付けなかったって学生もいた。(ちなみに、この学生もリーグ終盤戦にはいいプレーを連発させていた。)

こういうチームへのロイヤリティーや緊張感やが人を成長させる。


たった3週間、各チーム4試合、たかだか自チーム内での部内リーグ戦。

それでも、いつも以上に体調管理に気を配り、アルバイトや実習などをやり繰りして、過ごしている様子が随所に伝わってきた。

個人の特徴をお互いに分かっているからこそ、自分の弱い部分は徹底的に付け込まれる。自分の強みは相手に防がれる。リーグ戦が進むごとに自分の得意なことが通用しなくなっていったかもしれない。あるいはそれを乗り越えてコンビが成熟していったかもしれない。

リーグ戦、60分のフルマッチだから経験できることがある。何よりも試合は楽しい。それに尽きる。

今回、作取監督が優勝チーム、個人賞、ベストレフリー賞などのトロフィーを用意してくれた。

実に粋な計らい。当然、学生たちのテンションはMAX。モチベーションもアゲアゲである。漢・作取監督はこういうのトコトンやる人。徹底的にやっちゃう人。昔からね。

優勝、MVP、得点王の三冠王に輝いた中島(2年生)と漢・作取監督。(二人とも嬉しそうや)



フルマッチでしか得られないものがある。リーグ戦だからこそ得られるものがある。

[ 2022~ 中部大学 ]

実験的に部内で3チーム作って、リーグ戦を展開している。名付けてCリーグ。

約3週間かけて3チーム総当りの2周を予定している。今週開始して、今日で1stラウンドを終えた。

30分前後半、タイムアウトありのフルマッチ。会場設営、映像撮影、レフリーなども学生たちが行う。チーム戦術も選手交代もタイムアウトも全て学生たちが行う。各チームにほんの少しだけ、スタッフからのオーダーは出してあるが自由度は90%くらいある。

3週間の中で必要であれば内容もタイミングも自分たちで考えてミーティングを行う。


昨年のインカレが終わってから2ヶ月半くらいかけて学生たちが自分たちでリーグ戦を戦えるように準備を進めてきた。

Cリーグの2ndラウンドは再来週。今から楽しみにである。

部分練習も大事だし、20分や30分のミニゲームも有意義だ。しかし、30分前後半のフルマッチでしか得られないものがある。リーグ戦だからこそ得られるものがある。

自チーム内と言えど、ユニフォームを身に纏っての試合は嫌が応にもテンションが高くなる。

全員がリーグ戦を経験した上で今週末のJHL観戦(琉球コラソンvsトヨタ車体、北陸電力BTvs大同特殊鋼)。これまた楽しみである。



枠組みを理解しながら個性を発揮する。型を作りながら主体性も育む。

[ 2022~ 中部大学日々 ]

2022年度に担当している全講義(計160回)を無事終えることができた。健康科学、スポーツC(ハンドボール)を受講してくれた学生の皆さんにとって何か少しでもプラスになっていれば幸いだ。あと少し試験やレポートを頑張って、ええ春休みを過ごして欲しい。

2022年11月のインカレが終わってから作取監督と僕で交互に全国各地の高校生を観てまわっている。どちらかが本体に残り、どちらかがスカウトに出るって感じだ。

高校生の試合のベンチ、あるいは大学生チームのスタッフとして大会視察に来ている元日本リーガーの姿を見かける。

現役選手時代の対戦相手、指導者になってからのライバルチームの選手、日本代表として共に頑張った選手など。試合の合間なので、そこまで話し込むことはないけど、現役選手を引退してもハンドボールに関わって、次世代のために頑張っている姿を見ると嬉しくなるし誇らしくもなる。

負けてられへんなと。

さてさて、ハンドボール部も凍えるような寒さの体育館で熱くハードワークする日々が続いている。年末年始の帰省から戻ってきた学生たちのコンディションも徐々に戻りつつある。流石にオフ明けは体が重そうな学生がチラホラ。

1月中旬以降は高校生が中部大学に集まって練習試合を行う機会が多かった。併設校の春日丘だけではなく、富山、石川、長野からもバスに揺られて高校生が中部大学に足を運んでくれた。

中部大学の学生たちは自分たちがテーマにしている2対2や数的優位時の速攻などを実戦の中で積極的にトライしていた。高校生のみんなも一球一球、必死に頑張っていた。

個人的には高校生、大学生問わず、2対2の駆引きが上手な選手は見ていて楽しい。高校生の皆さんは来週末の大会で全力を尽くせますように。

こうして世代を越えてお互いに切磋琢磨できるのはええなぁ。

練習メニューを提示して、狙いを考えて貰う。狙いや修正箇所を伝えて部分練習メニューを考えて貰う。設定時間を伝えてその中で自由にやって貰う。時には学生に進行役も任せてみる。かと思ったら原理原則に立ち戻る。徹底的に基礎基本をやり込む。そしてまた手放していく。守破離。

枠組みを理解しながら個性を発揮する。型を作りながら主体性も育む。部分的に任せながら一緒に成長していく。

こういうのは、正解も答えもないし、即効性はあまりない。それでも作取監督を中心に学外スタッフにもご協力頂きながら学生たちの成長をみんなで見守る日々。

ここ最近はそんな感じである。



文武不岐

[ 2022~ 中部大学 ]

中部大学ハンドボール部は新チームが始動して1ヶ月が経過。そして本日、2022年内の担当講義が無事終了した。

サッカーW杯が開幕して眠そうな顔で講義に出席していた学生たちの顔も、少しずついつもの感じに戻ってきた。(ような気がする)

W杯が始まった頃はグランドでサッカーすると汗ばむほどだったのに、あっという間に凍えるような気温になってしまった。W杯中はみんな5分くらいはメッシだったし、エムバペだった。日本代表の快進撃はAbemaTV(本田解説)で観ることが殆どだった。アルゼンチンとフランスの決勝は本当に凄かった。ただただ凄かった。

インカレを終えて、2週間のオフを挟み、新チームがスタートしてあっという間に12月末。攻守の2on2や速攻練習、週2回のウエイトトレーニングに明け暮れる日々である。コートの四隅にベンチを置いてあるのだが、1コーナーだけベンチが空いているの見ると4年生が引退していったことを実感する。

この1ヶ月は週末になると県内外の高校生の大会を見て回ることが多かった。春の選抜大会に繋がる県大会と言うこともあって、白熱した好ゲームが何試合もあった。それにしても今の高校生たちの技術レベルは高い。自分が高校生の時に逆スピンシュートなんて見たこともなかったし、そんなテクニックがあること自体を知らなかった。

今週は、新チームがスタートしてから1ヶ月の振り返ることを目的としたミーティング。そしてフィールドテスト&ウエイトテスト。紅白戦。この1ヶ月の総まとめ的な位置付けの1週間。

この1ヶ月で3kg以上も体重が増え、1ヶ月前よりも遠くにジャンプできて、速く走ることが出来るようになった選手もいた。トレーニングと並行して、栄養補給や睡眠にも意識を向けて取り組んだ成果が少しずつ出てきた。

今回掴んだ手応えや感じた変化を継続してこそ意味がある。アスリートとして体や心を休める意味でのオフはあっても、アスリートとして生きることに24時間、365日オフはないのだ。

ハンドボールのトレーニングは1日に2時間程度。その2時間に全力を尽くすのは大前提。その上でそれ以外の22時間をどう生きるのか。授業、アルバイト、食事、睡眠、リラックスタイム、そしてハンドボール。全て繋がっている。

文武不岐。



全日本インカレ2022を終えて

[ 2022~ 中部大学 ]

11月4日は全日本インカレの初戦だった。

中部大学 26(14-15 12-17)32 国士舘大学

前半からいいリズムの攻守で国士舘大学に先手を取って試合序盤は試合を進めることができた。前半終盤にかけて、国士舘大学の反撃にあい1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。後半に入って2~3点差を追いかける我慢の展開が続いた。終盤にかけて、徐々に点差が開き、終わってみれば6点差での敗戦。国士舘大学の5:1DFに対して、準備してきた攻撃を丁寧に続けて何度も良い形を作った。しかし後半中盤以降は相手GKの好セーブもあり、決定的なシュートチャンスをものにすることが出来なかった。

これで2022年度の全て公式戦が終了した。長い間チームを引っ張ってきてくれた4年生、本当にお疲れ様。そしてありがとう。

僕が中部大学ハンドボール部に合流したのが4月1日、そこから11月4日のインカレ初戦まで7ヶ月と4日間。踠きながらもチームと自分を何とか変えようとする4年生の姿を目にしてきた。

目に見えるような形を残したり、自分たちも周囲も納得できるような結果を出せた訳ではないかもしれない。それでもコロナ渦で満足に活動することすら難しかった時期を耐えてきた4年生。決して良い時ばかりでは無かった。整理できない思いを吐き出しながら、涙ながらに本音をぶつけ合う4年生の姿を僕は何度か見た。3年生以下はそんな4年生から何かしら感じるものがあったと思う。

特に西日本インカレ以降は、チーム全体で変化しようとする姿があった。それでもインカレ初戦敗退。良くなって来ていると言え、勝負の世界はそんなに甘くない。どのチームだって頑張っている。インカレを勝ち抜いていくために何が必要なのか。チームとしても、個人としても。一度立ち止まって頭も心も体も整理して次に向かっていこう。

2022年度の全日本インカレは日本体育大学との激闘を制した中央大学の優勝で幕を閉じた。中央大学は2年連続5度目の日本一に輝いた。中央大学の皆さんおめでとうございます。

東海学生リーグ勢の名城大学、大同大学も激戦を勝ち抜いてベスト4まで勝ち上がっていった。東海学生リーグ、西日本インカレ、練習試合と何度も一緒にハンドボールをしてきた両チームの健闘は嬉しくも悔しくもある。この刺激を力に変えて、また学生たちと共に頑張っていくのみである。

優勝 中央大学
準優勝 日本体育大学
3位 名城大学、大同大学



平日の夜に大学内で250名以上が集まった壮行試合

[ 2022~ 中部大学 ]

10月31日。10月最終日。新しい1週間スタート。明日から11月。そして11月4日にインカレ初戦。国士舘大学との一戦を控えている。

通勤途中に全身に青いヌイグルミを纏ったバイク🛵が横切って行った。あれは恐らくドラえもん。ドラえもんの手は丸いはず。ハンドルはちゃんと握れてるんやろうか。

冗談はさておき、先日、感慨深いイベントがあった。

時は10月26日(水)18時30分。学生にとっては授業のある平日の夜。中部大学で、大同大学とのインカレ開幕に向けての壮行試合を行った。

教職員の方々、学生の皆さん、併設校の春日丘高校ハンドボールの皆さんの大声援の中でハンドボールが出来て本当に幸せな時間やった。スポーツ部の皆さんの応援は本当に力強かった。

250名を超える方にハンドボール観戦してもらえて最高やった。

「平日の夜にこんな風に大学内でスポーツ観戦できる、観客と応援がある中で試合をさせて貰えるってめちゃくちゃ最高やん。」って個人的には感じている。

今回は学生想いの作取監督が学内外で調整して、実現させてくれた。今の4年生は新型コロナの影響をモロに受けてきた学年だ。公式戦のコートで思うように活躍する場がなかなか無かった。そんな4年生たちに「中部大学ハンドボール部で4年間過ごしたことを誇りに感じてもらえる機会を作ってあげたい。」って作取監督の想いが詰まった時間と空間だった。

僕は自分の担当講義の後に「壮行試合やるから応援来てね〜」って呼びかけしたくらいだった。試合を観に来てくれた学生が翌日の講義の際に「そこまでルールは分からなかったけど、ハンドボールめちゃくちゃ面白かったですよ。」「2番、10番、15番の選手が凄かったです〜。」って感想を教えにくてくれた。大学でもこの春から「スポーツ宣言」をしているので、こう機会を継続して作っていきたい。

平日にも関わらず授業やお仕事を終えて駆けつけてくれた大同大学の皆さん、レフリーの皆さん本当にありがとうございました。



インカレ前の4年生の姿

[ 2022~ 中部大学2022~ 福井県スーパーアドバイザー(北陸電力BT) ]

10月も中旬になりすっかり秋模様。

講義の合間に涼しくなった学内を歩いていると春学期に担当していた学生たちの顔を見かける。「久しぶりですね。元気ですか?」と声を掛けてくれる。スポーツ部で頑張っている学生が「この前、試合の時にベンチ入りできました。」など近況を伝えてくれる。嬉しいね。

10月頭に秋季リーグ戦を終え、中部大学ハンドボール部はインカレに向けて最後の1ヶ月を過ごしている。

10月8日(土)は日帰りで福井遠征。北陸電力BT、大同大学とのテストゲーム。25minのミニゲームを午前、午後と何度も繰り返した。大学勢はインカレに向けて、JHLチームはリーグ再開に向けてと言う位置付け。

秋季リーグ戦後に富山県代表として栃木国体に出場していた中村(3年)&中島(2年)も福井遠征からチームに再合流。国体では佐賀県(トヨタ紡織九州)と対戦し、JHL勢のプレーを生身で体感して帰ってきた。

余談だが今年度は福井県の競技力向上対策事業スーパーアドバイザーとして何度か北陸電力BTの指導機会を頂いた。2009~2015年まで6シーズン、自分がお世話になったチームに関わる機会を頂けて嬉しい限りだ。

そして現在進行形で関わっている中部大学が古巣とテストマッチをするのは何とも感慨深い。

10月10日(月)はビノベーションレポートの森友紀さんを招いてのレクチャー。春季リーグ戦後から月に一回のペースで指導に来てくれている。アルティメットで選手兼任監督として世界一の経験がある森さんからの実体験を元にした話は本当に貴重だ

10月12日(水)、インカレメンバー&作取監督は授業後に中京大学とのテストマッチへ向かった。

サポートメンバーは中部大学に残ってハンドボール&ウエイトトレーニング。僕はサポートメンバーを担当。サポートメンバーの4年生が率先して頑張る姿がそこにはあった。

10月14日(金)、中京大学が中部大学に来てくれた。今週は平日にHome &Awayでテストマッチを実施。今度はお互いインカレで勝ち上がって対戦出来ると良いなぁ。

チームスポーツをしていれば、良い時ばかりじゃない。上手くいかない時の方が多いかもしれない。それでも、腹の底にあるものを少しずつ吐き出す。見て見ぬ振りしてきた事と正面から向き合う。まだまだ照れながら、奮闘中。

インカレ前の4年生の姿勢って言うのは、みんなが観ている。プレー、言葉、姿勢、在り方。

自分の調子が良い時だけではなく、上手く行かない時に何ができるか、どう在るか。

ほんまに最後の最後までやり抜いて欲しい。ただただそれだけ。



2022東海学生秋季リーグ戦

[ 2022~ 中部大学 ]

10月2日(日)17時45分、東海学生秋季リーグ最終戦。対戦相手は大同大学。春季リーグでは勝てなかった相手。勝てば優勝、負ければ4位。4年生と共に闘うことができる最後の秋季リーグ。気合いみなぎる学生たち。

最終戦から一週間前に少し話を戻そう。

ちなみに9月25日試合開始前の時点の上位4チームの成績。まさに横一線。

名城大学 6戦全勝
大同大学 6戦全勝
中京大学 6戦全勝
中部大学 6戦全勝

いよいよ上位4チームの直接対決が始まる。

9月25日(日)9時30分、東海学生リーグ第7戦。対戦相手は名城大学。西日本インカレの王者。

中部大学 23-26 名城大学

ここまで共に6戦全勝同士。西日本インカレの準々決勝で大敗した相手に後半終盤まで優勢に試合を進めたが、最後の最後で逆転を許し3点差での敗戦。ラスト5分までリードし続けただけに悔しい敗戦だった。これで7戦6勝1敗。

9月25日終了時点の上位4チームの成績。

名城大学 7戦7勝
中京大学 7戦7勝
大同大学 7戦6勝1敗
中部大学 7戦6勝1敗

春季リーグ9試合、西日本インカレ4試合、ここまでの秋季リーグ6試合を通して、今回の名城大学戦が初めてラスト5分を切っても勝敗の行方が分からない試合だった。学生たちにとって、今シーズン、このチームの公式戦でこういうタフな試合展開は初めての経験だった。

自分たちで対戦相手を分析し、対策を考えて、練り上げたゲームプランで試合を進める。その中で相手とやり取りをしていく。そこがあるから最後の最後まで勝敗の行方が分からない試合展開に持ち込めるようになってきた。西日本インカレではそこまでに至らなかった。

お互いに準備してきたことを出し合ってプレーする。最後の最後まで勝敗の行方が分からない試合展開。その先にスポーツの醍醐味が詰まっている。ギリギリのところで自分を信じて何ができるか。そこからどうやって勝点を取り切るところまで持っていくのか。ようやくここまできた。

それを踏まえて最終週の2連戦に向けて丁寧に準備を進めた。

10月1日(土)16時00分、東海学生リーグ第8戦。対戦相手は中京大学。試合当日にバスに揺られて静岡入り。場所は草薙総合公園体育館。

中部大学 32-31 中京大学

前半立ち上がりから、リードを許す苦しい流れが続いた。学生たちは「今は我慢だ。我慢。」とお互いに頷きあっていた。我慢して食らいつき後半序盤に逆転。その後も両者譲らない一進一退の攻防が続く。最後まで勝敗の行方が分からない展開の中で「ここだぞ、ここだぞ。この時間帯の練習やってきたぞ。」とコートの中もベンチも、声を掛けあい勝利を掴み取ることができた。ベンチ入りが叶わなかった応援スタンドの仲間、静岡まで応援に駆けつけてくださったご両親たちも一緒になって掴み取った1点差の勝利だった。

10月1日終了時点での成績。

中京大学 8戦7勝1敗
大同大学 8戦7勝1敗
名城大学 8戦7勝1敗
中部大学 8戦7勝1敗

最終日を迎える時点で上位4チームが横一線の状態。4チーム全てに優勝の可能性が残されていた。

10月2日(日)11時00分。チームミーティング。前日の中京大学戦の簡単な振り返りと大同大学戦に向けての最終確認を行った。作取監督からメンバー発表を終えて、一旦解散。

同日、16時10分、試合会場前で再集合。15時00分から始まっている名城大学vs中京大学の行方をインスタライブ中継でチェックする者、自分のことに集中して黙々と準備を進める者。

激闘を制し中京大学が名城大学に勝利。これで中部大学は最終戦に勝てば優勝、負ければ4位という状況になった。あとは掌の上にあるものを掴み取るのみ。

16時30分、会場入り。
16時55分、ウォーミングアップ開始。
17時45分、大同大学戦、試合開始。

中部大学 26-28 大同大学

勝てば優勝が決まる大一番。前半を終え3点差を追いかける展開でハーフタイムへ。作取監督と共に戦術面の再確認を促す指示。それを元にコミニュケーションをとる学生たち。「明日じゃない、試合後じゃない、やるのは今、ここでや、後半30分に全てを出し切ろう」と声をかけあう学生たち。後半粘りに粘って一時逆転に成功。その後もがっぷり四つの展開が続く。しかし最後に力尽きて2点差での敗戦。タイムアップと同時に泣き崩れる学生たち。秋季リーグ戦は9戦7勝2敗で幕を閉じた。

10月2日、全日程を終えての上位4チームの成績。

中京大学 9戦8勝1敗
大同大学 9戦8勝1敗
名城大学 9戦7勝2敗
中部大学 9戦7勝2敗

中京大学の皆さん優勝おめでとうございます。熱い熱い2022年度秋季リーグに関わってくださった全ての皆さん本当にありがとうございました。

<2022年度 東海学生秋季リーグ戦結果>

中部大学 29-20 岐阜大学
中部大学 31-20 南山大学
中部大学 37-23 愛知大学
中部大学 26-22 岐阜聖徳学園大学
中部大学 37-23 朝日大学
中部大学 28-21 愛知教育大学
中部大学 23-26 名城大学
中部大学 32-31 中京大学
中部大学 26-28 大同大学

泣いても笑っても、インカレまでちょうど1ヶ月。まだまだこんなもんじゃない。個人としても、チームとしても成長していこう。



2022西日本インカレ@山口

[ 2022~ 中部大学 ]

8月10日〜14日の間、西日本インカレに出場してきた。結果はベスト8。予選リーグを3戦全勝で1位通過し、決勝トーナメント進出。準々決勝で名城大学に敗れた。ベスト8に勝ち進んだことで、全日本インカレの出場権を獲得することができた。

決勝戦は名城大学と大同大学との東海勢対決。ベスト8で中部大学を退けた名城大学が初優勝を飾った。名城大学の皆さんおめでとうございます。

新型コロナの第7波の中でも滞りなく大会運営をしてくださった皆さん本当に有難う御座いました。こうしてチャンピオンシップに準備をして、現地に入って大会を戦っていくことでしか見えてこないことがある。

春季リーグ戦とはまた違う。自宅ではく、ホテルに宿泊して、毎日試合がある。リーグ戦を勝ち上がってのトーナメント戦。

勝っている時、上手くいっている時には見えてこなかったこと、薄々気づいていたけど後回しにしていたこと、ギリギリの状態、苦しい状態になった時に見え隠れする素の部分。

今回の西日本インカレの準備と本番で起きたこと、今の自分とチームとちゃんと向き合う。今、もう一つ成長できるいい機会だと思う。

昨日からチームの活動は再開。今度は秋季リーグ戦に向けて。その後は直ぐに全日本インカレ。4年生とできる最後の2ヶ月。中部大学ハンドボール部の一員として、誇りを持ってやっていこう。コツコツと。凡事徹底。

<予選リーグ>
8月10日(水) vs近畿大学
中部大 〇34(18-9,16-7) 16● 近畿大

8月11日(木) vs松山大学
中部大 〇32(17-8,15-9) 17● 松山大

8月12日(金) vs天理大学
中部大 〇28(12-11,16-8) 19● 天理大

<決勝トーナメント・準々決勝>
8月13日(土) vs名城大学
中部大 ●27(12-16,15-17) 33○ 名城大



7月中盤以降の話。JHLtv解説やらメカルやら。

[ 2022~ 中部大学 ]

今日から8月スタート。15週に渡った講義も終わって、今は試験期間。試験期間が終われば学生たちはいよいよ夏休み。ハンドボール部は8月10日から西日本インカレが開幕する。

少しだけ7月の振り返り。

7月2,3日と国体成年男子3チーム(鹿児島、富山、三重)と中京大学とのトレーニングゲーム。翌週の7月10日に東海大学付属諏訪高校、関西大学北陽高校が来てくれた。この時は1,2年生がメイン。

この辺りは以前のブログでも触れた通り。

そうこうしていると、新型コロナの第7波。ハンドボール部は7月13~20日まで活動自粛。7月21日から活動再開。

7月23日はJHLtvの初解説。対戦カードはHC名古屋vsイズミメイプルレッズ。カミカミモンスター(イズミの榎曰く)なのに、解説。案の定、盛大にかみまくってきた。

実況の石黒アナウンサーのお陰で何とか1試合乗り切った。

事前準備として、両チームの直近2試合ずつを観て、解説本番に臨んだ。人も戦術も変えながら戦ったHC名古屋。人を変えながら、同じ戦術を貫いた(ように感じる)イズミ。今回はイズミの勝利。点差以上に見応えのある試合だった。

試合前の選手個人個人のWupにも注目して観ていた。HC名古屋の高宮選手のWupは非常に興味深い。機会があったら、どんなことを意識して(チェックしながら)やっているのか、聴いてみたいですな。

試合会場で声をかけて下さった皆さん、画面越しにハンドボール観戦して下さった皆さん有難うございました。

まさかのアナリスト席で仕事をしている工藤くんの真上でJHLtvの解説とは…

工藤くんもワカナ(榎)も元気そうやった。一緒に仕事をした仲間との再会や頑張る姿を観るのは嬉しい限り。

7月31日、最終日。関西学院大学&TeToTeとのトレーニングゲーム。

関西学院大学&TeToTeの監督と言えばメカル。久しぶりのメカル。いつものメカル。マシンガントーク炸裂。

メカルとは初めてあったのは2007年やったかな。コザ高校@沖縄で講習会をしていたら当時、筑波大学だったメカルからミクシィ経由で連絡がきた。教育実習中やったんかな?「僕も行っていいですか?」って。

時は流れて、僕が北陸電力、メカルがトヨタ車体の時に選手として対戦。その後、彼はハンガリーリーグで得点王。日本代表でも活躍。そして講習会でも大活躍。完全に時の人。そう言えば、何回かメカルチャンネルにも呼んでくれたなぁ。

そうこうしていたら、今度はメカルが北陸電力に入団。おおっ〜〜って思っていたら、今度はオムロンのコーチになって、今度は指導者として対戦。これも面白かった。と思ったらメカルは関西学院大学でリスタート。

で、今回。今度はお互いに男子大学生と一緒にハンドボールをやっている。わからんもんやね。

そしてまさかのTeToTeに三馬小学校の後輩がいた。石田くん頑張ってね。

7月になって、中部大学ハンドボール部のブログを選手が交代しながら更新するようになった。まだまだ手探り状態だと思うけど、継続は力なり。

長男は夏休みになって、毎日プール三昧。水中メガネの日焼けでタヌキみたいになってきた。カポエイラもサッカーも楽しそうに頑張っている。

次男も一時預かりが開始。なんかよく喋るようになってきた。丸坊主の人を見るたびに「ダディ〜〜〜〜」って大声を出す。あかんがな。

それに伴って妻も漸く、ドレスの仕事を再開。櫛田家は何だかんだと楽しくやっている。(妻曰く、能天気なのはあんただけ)

西日本インカレまでいよいよ最終の準備。少しでもいい状態で本番を迎えることができるように最善を尽くそう。