ブログ&ニュース ( 2022~ 中部大学 )

エイプリルフールの翌日ですな

[ 2022~ 中部大学日々 ]

今日は2024年4月2日。昨日は新年度スタート。入学式や入社式。エイプリールフールの翌日ですな。

2006年の4月1日にブログ(左腕坊主)をスタートさせてなんと19年目に突入。左腕坊主、大学1年生やん。

さて中部大学ハンドボール部の話。実質的に1月に新チームがスタートして3ヶ月が経過した。

1月中は期末試験やレポートと睨めっこしながら、チームのベース作り。テストマッチは1/17のトヨタ車体との1試合のみ。NTS(ナショナルトレーニングシステム)の受入れなど行いつつ、地固めの期間を過ごした。

1月末以降は春日井ハンドボールスクール(小学生)のお手伝いをさせて頂く機会が何度かあった。将来的に指導者に興味を持っている学生、子どもが好きな学生が自分の意思で手伝いに来てくれた。こうした地域との繋がり、未来への種まきはこれからも少しずつ増やしていきたいと思う。

1月中は授業に出て、夕方からハンドボール部の活動になることが多かったが2月に入り授業もなくなり所謂春休みである。日中にハンドボール部の活動ができる。2月中旬まではチームのベース作りになる練習やNTA(ナショナルトレーニングアカデミー)の受入れを行った。

2月中旬からは、他大学とのテストマッチ、合宿、Cリーグ(部内リーグ戦)など実戦形式での強化が中心。

2/13~15 Cリーグ(1st round)
2/18~20 テストマッチ(環太平洋大、中京大、四日市工業)
2/22~25 Cリーグ(2nd round)
2/28~3/1 Cリーグ(3rd round)
3/5~7 テストマッチ(福岡大、大阪経済大、桃山学院大)
3/9-10 テストマッチ(春日丘、高岡向陵、和歌山選抜、大阪偕成、いなべ総合)
3/11~14 山梨遠征
3/18~21 テストマッチ(愛知教育大、国際武道大、関西福祉科学大、順天堂大、マリスト)
3/23~25 Cリーグ(4th round) 予定変更 中止
3/30~31 Cリーグ(final round)&(和歌山商業、那覇西の合宿受入れ)

因みに、この期間にチームで56本のフルマッチをこなした。一人当たりすると20数本になる。

1~3月はザックリと前半チームの地固め中心、後半テストマッチ中心。そんな感じでチームの強化を図ってきた。OFリーダーの井上が「再現性」。DFリーダーの水谷が「アタックDF」。とテーマに掲げてリーダーシップを発揮してくれている。

この間にチームのコミニュケーションやメンタル面のサポートに入ってもらっている森さんのセッションも定期的に実施。「何のために中部大学ハンドボール部に入ったのか?」「中部大学ハンドボール部で何を目指しているのか?」こんなことを1月下旬から2月下旬にかけて深掘りしてチーム全員が発表する機会を設けた。これは中島キャプテンが自分たちの代になってみんなの話を聴きたいと熱望していたものだった。

ウエイトトレーニングを中心にフィジカル強化の指導に入ってもらっている相川さんにも月2回のペースで足を運んでもらっている。チームのフィジカルリーダーの豊田と連携を図りながら「日本一、強靭な身体。日本一、健康な身体」を旗印に頑張っている最中である。2月上旬から各自は食事内容を記録するようになった。まだ記録を取りきれてなかったり、記録を取ることがゴールになっている学生もいるが、何事もそんな直ぐに定着しない。少しずつ。今後の変化にこっそりと注目している。個人的には「健康」ってのが面白いなと思っている。

チームの強化を図りながらも、NTSやNTAなど日本の未来を担うタレントたちを育成する取り組みのお手伝いをさせて頂けるなんて本当に貴重な経験を学生たちはさせてもらっている。春日井ハンドボールスクールの手伝いや、グルッポふじとうでのハンドボール体験会など、少しずつ地域との接点を持つ取組みが増えてきた。

そして今回のCリーグである。今回で第3回。過去2回同様に、ユニフォームを着て、レフリーやオフィシャルなどの運営面も全部自分たちで行う部内リーグ戦がCリーグである。今回は自分たちの試合を観て貰おうってことで、学内の友達や、学外の方にアナウンスして観客がいる状態で試合をすることにした。またYouTubeなどで動画配信にも挑戦した。平日の午前中に開催だと観客は一桁だったりする。週末に開催すると二桁の人が観にきてくれた。

まだ無料開催だし、一回あたりは50名にも満たない人数だけど、何事もやってみないとわからない。考えているだけでは何も始まらない。行動あるのみ。

実は3/23~25の4th raundは緑SC、天白SCで実施予定だった。日中に愛知県中学生の講習会を行って、その後にCリーグを行う計画だった。しかし、その時期にテストマッチが立て込んでいたこともあって、学生たちと相談の上で4th roundは無しにしてfinal roundだけ実施することに変更した。これは2月中旬にCリーグをスタートさせる時から学生たちとは話をしていたことだった。このころはテストマッチが立て込んでいるので、その時のコンディションをみて絶対に無理しないようにしようと決めていた。中部大学ではなく学外の施設で、講習会終わりの中学生に試合を観てもらえたら良いなってのがそもそも出発点。強化と地域連携の融合みたいなイメージ。ここはまたの機会しよう。

そして迎えたCリーグfinal。1~3roundは2~4年生で3チーム作って3回総当り。そこに3/5に合流してきた1年生も割り振ってのfinalである。最後の最後まで勝負の行方が分からない緊迫した試合やった。言うことなし。3/31が決勝戦だったので、翌日に入学式を控えた1年生の家族の姿。そして3/23に卒業式を終えた卒業生の家族の姿。入部希望の学生と親御さん。ええやん。ええやん。

Cリーグ期間中。愛知県の南部から足を運んでくれた高校生。卒部して行ったOBたち。学内の学科の友人。彼女。家族。日本リーグ関係者。ごくごく普通の一般の方。合宿に来てくれていた高校生。中には複数回観に来てくれた方もいた。なんか最高やったな。

地固めの期間。そして実戦経験の期間。どちらの期間からも得るものがあった。3/5には新1年生も合流して新しい風も吹いている。そして4/13からは春季リーグ戦が開幕する。いよいよや。



「Sport in Life」のまちづくりを目指して~春日井市制80周年記念事業~

[ 2022~ 中部大学日々講師 ]


2/17は朝宮公園に足を運んできた。春日井市制80周年記念事業の一貫として、「Sport in Life」のまちづくりを目指してと言うスポーツイベントに講師として参加させて頂いた。

春日井市のスポーツ少年団で活動している小学生が対象。80名を超える大人数が参加してくれた。野球、サッカーなどを中心に元気いっぱいの小学生を3グループに分けて、野球、サッカー、ハンドボールを40分ずつ体験してもらうって感じだった。当然、僕はハンドボールを担当。

僕以外の講師陣が豪華過ぎた。野球は鹿島忠さん。サッカーからは森山泰行さん石原孝向さん。中日ドラゴンズ、名古屋グランパス、INAC神戸…マジか。

ハンドボールからは、くっしー行ってきたよ。太陽拳全開で行ってきたよ。


今回はこんな感じ屋外でのハンドボール体験。人工芝。野球やっている子たちは投げるのが上手。サッカーやっている子たちは空間認知に優れていた。

最初にデモンストレーションで大人たちがハンドボールの試合を2分くらいやって最終イメージを掴んでもらう。覚えてもらうルールは二つだけ。

ルール1:シュートは6m外からは打てる。
ルール2:3歩ドリブル3歩は自由に動くことができる。

たったこれだけ。

ボール遊びをしながらW-up。
段階的に2つのルールに触れながらパス、そしてシュート。
そしてその後はゲーム。そうすぐにゲーム。両チームに大人が混ざってやけどね。

みんなハンドボール初めて30分後にはゲームしてたけど、シュート決めちゃうのよね。子供ってすげーわ。

今回はやる前は結構アウェー感あったんやけど、ハンドボール未経験の子たちにハンドボールをやってもらう機会を作ることができてほんまに良かった。

そして今回のSpecial Thanks‼︎‼︎

以前、長男がサッカーシューズを購入したスポーツデポさん協賛のスポーツイベントやった。なんか、こういうの嬉しいよね。

そしてそして、春日井ハンドボールスクールのスタッフやOBの皆さんがサポートに駆けつけてくれた。僕の進行に合わせて、子供たちの輪の中に入って一緒にハンドボールしてくれた。

本当に本当にありがとうございました。



中部大学ハンドボール部、グルッポふじとうへ

[ 2022~ 中部大学 ]


2/13はグルッポふじとうへ。 グルッポふじとう ~高蔵寺まなびと交流センター~

中部大学の尾方先生にお声掛け頂きハンドボール部の学生3名と一緒に足を運んできた。小学生へのハンドボール体験会。

今回は2年生の福島、川勝、笠原が駆け付けてくれた。偶然にも3名ともハンドボールは高校からの競技スタート。それぞれ、野球、陸上、バスケットボールから競技転向してきている。


小学生と一緒の輪に入って、学生3名も一緒にボール遊びをしてくれた。学生にとっても、子ども達と触れ合う機会はとても貴重。

競技スポーツをしていいる以上、目指すは日本一。これからも徹底的に勝利を追求していく。個人としてもチームとしても小さな成長を積み重ねていく。この方針が変わることはない。強化を進めながら、こうやって少しずつ地域と繋がる機会を増やしていきたい。未来への種まきをしていきたい。

体験会を終えて、学生たちはCリーグ(部内リーグ戦)のチラシを子供たち、お母さんたちに手渡しして説明していた。お母さんからは「春日井で小学生がハンドボールできるチームってあるんですか?」って質問もあった。

一歩ずつ。着実に。

中部大学ハンドボール部として僕らに何が出来るだろうか?
僕らが中部大学や春日井に何か出来ることはないだろうか?

こう言う視点はちゃんと持っておきたい。



「世界一成長しあえるチーム」を目指して

[ 2022~ 中部大学 ]


懐かしい写真が出てきた。現在、中部大学ハンドボール部の3年生たちである。実は前職時代の鈴鹿まで来てくれていたのだ。当時は大学1年生かな。みんな細い。

余談はさておき、早いものであっと言う前にに1月が終わってしまった。

気がつけば2月に入っている。今日は2/3。節分である。今週末もスカウトで県外に出るので、鬼役は既に済ませてある。長男と次男に丸めた新聞紙をアホみたいに投げつけられた。これで良いのだ。「これで良いのだちゃうねん」と妻に怒られると思うが、これで良いのだ。これで良いのか?

昨年のインカレと日本選手権で担当講義が合計10コマも休講になってしまったので、12月末から1月一杯は通常講義に加えて、連日の補講で色々とパンパンだったけど、何とか無事に秋学期の担当講義を全て終えることができた。一安心。多くの人に助けてもらって、調整してもらって、終えることができた本当に良かった。

さて中部大学ハンドボール部の話。実質的に新チームがスタートして1ヶ月が経過した。

昨年末の日本選手権後は一旦ハンドボールの練習は完全にストップ。年末年始のオフ挟み1/5に帰省先から戻り、1/6から活動再開。1/6~8はNTSの受け入れもあった。成人式組、能登半島地震の影響があった地域の学生たちも安全に戻ってきてくれて1/9に漸く全員揃った。

1/17にはJHLのトヨタ車体とのトレーニングゲームが控えていたので、身体作りをしながら、少しずつハンドボールも再開させた。現在部員が40名いるので、トレーニングゲームに出場できるメンバーは全員ではない。みんな新年早々に目の色変えてハンドボールやってくれていた。

学生たちもこの時期は期末試験やレポートとも格闘することになる。ギリギリになって課題に手をつける者、先を見越して事前に準備を進める者、それでも何とか1月を乗り切ってくれた。

1月後半には春日井ハンドボールスクール(小学生)のお手伝いをさせて頂く機会もあった。将来的に指導者に興味を持っている学生、子どもが好きな学生が自分の意思で手伝いに来てくれた。こうした地域との繋がり、未来への種まきはこれからも少しずつ増やしていきたいと思う。

これまでは日中に授業に出て、夕方からハンドボール部の活動になることが多かった。授業もなくなり、ここから約2ヶ月は日中にハンドボール部の活動ができる。2月中旬からは、他大学との練習試合、合宿、Cリーグ(部内リーグ戦)など実戦形式での強化が中心になってくる。3月初旬には新一年生も合流する予定だ。今の1~3年生で過ごすのもあと1ヶ月。

2月も「世界一成長しあえるチーム」を目指して全員で頑張ろう。



日本選手権 in 仙台はベスト16

[ 2022~ 中部大学 ]

12/13~14と東海地区代表として日本選手権に出場してきた。場所は仙台。

結果は2回戦でジークスター東京に敗れてベスト16。スター軍団のジークスター東京は強かった。

12/13 中部大 32(14-14 18-15)29 日本体育大

初戦の相手は屈指の名門チーム、日本体育大である。そして先日のインカレの初戦での激闘が記憶に新しい。インカレから1ヶ月を経ての再戦。前半を14-14の同点で折り返しハーフタイムへ。ロッカールームでは「もっとバックチェックやりきろうぜ」「攻撃の今の展開を継続していこう」など、学生たちが前半のコート上で感じたことを言葉にして共有していた。その後で、後半のメンバーを伝えて、戦い方を整理して後半へ。

普段の学生たちの試合のハーフタイムは10分。今回の日本選手権ではハーフタイムが15分。いつもの1.5倍の時間。5分って結構ある。大会前から学生たちにはその事を伝えておいた。後半開始3分前に、フィジカルリーダーの中村が中心になってRe:ウォームアップ開始。

後半も一進一退。シュート力のある日本体育大のバックプレーヤー陣のロングシュートが何度も中部大ゴールを揺らす。同じ展開での失点をしないように、GK境とDFの中心、ピサノ、水谷が修正を図る。後半終盤にジワジワとリードを広げる中部大。終わってみれば3点差での勝利。学生たちは60分間落ち着いてプレーしてくれた。

12/14 中部大 24(11-17 13-17)34 ジークスター東京

2回戦はジークスター東京。ご存知、ジークスター東京。日本ハンドボールリーグ(以下、JHL)の超強豪。学生たちはもう一度、日本体育大に勝ってジークスター東京に挑戦する為にインカレ後から準備してきた。

12/14のこの時点で、試合ができるのは日本に16チームしかない。インカレでベスト4に入った中央大、筑波大、大阪体育大、そして中部大。加えてJHLから12チーム。この16チームのみ。「自分たちのどの部分なら勝負できるのか?」「どんな展開に持ち込みたいのか?」「どの土俵で勝負するのか?」を試合当日のミーティングで確認した。新しい歴史を作ろう。

前半15分あたりまでは、点差だけみれば何とか接戦の状態で試合を運ぶ。前半の中盤以降にジリジリと点差を広げられて11-17の6点差でハーフタイムへ。何とかゲームを壊さずにギリギリのところで持ちこたえてくれた。前半、闘えた部分とここは現時点では割り切らないとしょうがない部分を共有。

後半も学生たちは必死にジークスター東京に食らいつく。何度、弾き返されてもチャレンジしていく。それでも徐々に点差は広がっていく。時折、連続得点をあげて流れを掴みかけるが、終わってみれば10点差での敗戦。

ジークスター東京は最後まで手を抜く事なく、全力でプレーしてくれた。ジークスター東京の皆さん本当に有り難うございました。

今回の日本選手権は準備がなかなか難しかった。日本選手権の準備に入る前の週末まで東海学生トーナメントがあった。日本選手権の組み合わせが発表されてからも先ずは、東海学生トーナメントにチーム全体としては集中していた。チームとして日本選手権に絞って準備ができたのは1週間程度だった。

インカレを終えて、4年生が日本選手権まで競技を続けるかは任意。実際に2名の4年生はインカレ後に「俺はもうやりきった」と満足した顔でみんなに挨拶してくれた。

その中にはライトバック(以下、RB)で左腕エースに大貫の姿もあった。キャプテンの谷前は右利きのRB。左腕の大貫は左利きのRB。利き腕もタイプも事なるRBがチームの強みでもあった。いつも飄々とシュートを打ち込み、アシストをする大貫の存在は決して小さくはない。

DFの要。そして攻撃の起点でもある小林(3年生、DFは3枚目&OFはピヴォット)もずっと足の痛み抱えながらプレーしていたので、完治を優先するために本人、メディカルスタッフとも相談の上で日本選手権のエントリーは見送ることになった。

加えて、大会直前に清水(4年生、DFは2枚目&OFは左ウイング)が怪我(大事ではないが)をしてしまい日本選手権のエントリーから外れることになった。

あまり準備期間がない中で、インカレ時に主要メンバーだった大貫、小林、清水の3名が不在(新しい風が吹くチャンス)。この2つの条件下での日本選手権だった。

そんな中でも、RBは佐藤と向田。3枚目のDFは中村。LWは平田と寺師が新たに頑張ってくれた。普段と違うメンバーが少しずつ入りながらも、インカレ時に中心だった学生たち(谷前、ピサノ、境、中島、井上、吉原、水谷、平野ら)が今回も軸になってチームに安定感をもたらしてくれた。

2023年の全公式大会が終了。4年生は個性豊かな下級生たちを尊重しながら大らかにチームを纏めてくれた。小さな成長を積み重ねながら自分たちの手でチームを前進させてくれた4年生。本当に有り難う。

いよいよ新チーム。

動画時代さんのYoutubeチャンネル。日本選手権のフルマッチ。

日本選手権ハイライト。



東海学生トーナメント 優勝

[ 2022~ 中部大学 ]

11/25,26と12/2,3と2週間に渡って東海学生トーナメントが開催された。結果は中部大Aが優勝で幕を閉じた。

今大会、中部大からは中部大A &中部大Bとして2チームがエントリー。因みにAチームとBチームに優劣はない。

今回はインカレで主力だった学生はエントリーせず、インカレで出場機会の少なかった学生、登録できなかった学生を中心にエントリー。エントリーする学生を各ポジションごとに均等に割り振ってのチーム分けである。出場機会に飢えている学生たちの鼻息は当然ながら荒い。


中部大の試合は11/26から開始。とその前に、この週末はNTS(ナショナルトレーニングシステム)に受け入れもあった。主力5名がサポートスタッフとして参加。それにしてもスタッフ陣の豪華なこと。元日本リーガー、欧州経験者が多数やった。

11/26(土)
午前に@大同大学で中部大A、午後から@中京大学で中部大Bの試合。両チームとも無事勝利。
《初戦》
中部大A 34(17-8/20-6)14 東海学園大A @大同大学
中部大B 33(17-10/16-5)15 愛知教育大 @中京大学

12/2(土)
@中部大学で準々決勝、準決勝。
《準々決勝》
中部大A 23(8-11/12-9 7mt3-2)22 大同大B
※中部大Aは最大5点ビハインドを落ち着き、7mtコンテストの末に劇的勝利。

中部大B 22(8-10/14-10)20 名城大A
※中部大Bは接戦を落とし、ここで敗戦。

《準決勝》
中部大A 24(13-11/11-9)20 名城大C
※接戦を抜け出し、決勝進出。

12/3(日)
@大同大学で決勝戦。
《決勝戦》
中部大A 38(19-18/19-16)34 名城大B
※両チーム前日のダブルヘッダーの疲れがある中で、得点の奪い合い。後半中盤以降に抜け出して優勝。


先日のインカレで主力だったメンバーは今回はサポート役。応援、ビデオ撮影など担当。声をガラガラにしてメガホン持って応援してくれた。こういう所はこのチームの良いところだなと本当に感じる。


勝利の後の写真&動画もマネージャーさんたちが撮影してくれたのだ。少しずつ緩やかにバトンタッチ。

今回の東海学生トーナメントインカレを終えて10日間ほどのオフを挟み、再スタート直後の大会だった。

普段、出場機会の少ない学生たちにとっては貴重な実戦経験の機会である。自分の特徴を知り、自分の強みを出す。チームがやっている事を理解した上で、自分の色を出す。緊張したりもする。準備段階で上手くいかなかったりする。普段は控えめな学生がリーダーシップを取ろうとする。ええやないの。全て成長の糧や。

もう終わりが見えている、本当にあと数日の4年生。インカレには出場機会の無かった4年生。その4年生とは、1年前にこんなポジションでこんな活躍ができたら良いよねって頑張ってきた。一緒に方向設定と目標設定をした。コツコツと1年間、努力してきたが結果的に目標としていたインカレには届かなかった。今大会、その役回りの中で必死のプレーを魅せてくれた。タイムアウト明けのDFでルーズボールに飛びついた。しかし、これがまた相手ボールになるんだわ。それでもチーム全体に熱は伝わる。その後の相手の攻撃を全員で凌ぎきり、渾身のガッツポーズ。その4年生が雄叫びをあげてベンチに戻ってきた。最高じゃねーか。

世界に羽ばたくために、日本リーグで通用するために、社会に出るために、大学トップレベルで闘うために、直後の日本選手権に繋がるように、この東海学生トーナメントで活躍するために、何より自分との約束をやり切るために。全て繋がっているのだ。ハンドボールも日常生活も。

世界選手権でも、日本リーグでもない東海地区の学生トーナメントやけど、優勝は嬉しいもんや。チーム全員で掴み取った東海学生トーナメント優勝である。

さあ年内最後の大勝負、日本選手権に向けてフルパワー。



2023 インカレ@函館

[ 2022~ 中部大学 ]

全日本インカレが終わり函館から春日井に戻ってきた。結果は3位。目標としていた日本一には届かなかった。決勝戦の舞台にも立つことは出来なかった。

1年間の学生たちの真摯な取り組みが3位入賞に繋がった。大学に戻ってきて「3位おめでとう」と声を掛けてもらう機会も少なくない。

しかしその結果に100%満足できているかと言うとそんな事はない。この1年間、作取監督の元でチーム全員が本気で日本一を目指して過ごしてきた。確かに3位入賞と言う結果に手応えを感じる部分はある。しかし日本一に辿り着けなかった悔しさも強く残っている。

そんな今回の函館インカレを時系列で振り返ってみる。

【vs日本体育大学】
初戦の相手は、前年度の準優勝チーム。日本体育大学。中部大学にとってはいきなり大一番。

日本体育大学戦は試合開始直後から防戦一方だった。前半21分で7-14のWスコアの7点ビハインド。そんな展開でも、学生たちは割と落ち着いていた。ここで運動量のあるDFが持ち味の水谷を投入、6:0DFから5:1DFにシステムチェンジ。これを機に中部大学の反撃開始。作取監督の采配がズバリ的中。17-18の1点差まで追い上げた所で前半終了。

後半も5:1DFを継続。日本体育大学はGKを下げて7人攻撃で応戦。追いつけそうで、なかなか追いつけない。警戒していた日本体育大の高速速攻や高速リスタートをチーム全員で死守。後半25過ぎにようやく31-30と逆転に成功。そのまま逃げ切り念願の初戦突破を果たすことができた。

日本体育大学に勝利し、選手たちは一目散に応援スタンドへ猛ダッシュ。声を枯らして応援してくれたサポートメンバーの元へ。喜びを爆発させる学生たちだった。

【vs桃山学院大学】
初戦を突破し2回戦は桃山学院大学との一戦。個人的には、初戦突破した後の2回戦が非常に大切だと感じていた。インカレの組み合わせが決まり、インカレに向けての準備は日本体育大学戦に絞って、全ての力を注いできた。この一戦に全てかけてきた。入学してから一度もインカレを勝ち抜いた事がない学生たちがひと山超えた後なのだ。

試合開始序盤から、どこか集中力を欠いたプレーが続く。得点は取れるが、失点が重なり、なかなかリードが広がらない。前半を終えて20-17でハーフタイムへ。前半と逆側のベンチに移動し、ほぼ無言の選手たち。3点リードはしているがフラストレーションを溜めながらプレーしていた前半そのままの様子。(何やっても、上手くいかない。何か波に乗れない。って言う典型的なやつね。)

4年生の中村がハーフタイム中に声をかけてきた。「このままやと良くないと思うんですけど、一旦コートから別の場所に変えた方がいいですかね?」「俺も同じこと、考えてたわ。OK。場所変えよか。ありがとうな。後は任せて。」

「一旦、落ち着かせるか?」「ガバッと熱量あげるか?」「このまま今しばらく様子を見るか?」とか歩きながら考えを整理していた。

「何かイライラしたり、集中しきれない人?」前半、コートに立ったほとんどの選手が手を挙げる。「みんな1分間、目を瞑ろうか。一旦、自分の時間な。」

みんなが少し落ち着いてきた頃に…

「前半ってさ、ミーティングで話してきた以上のこと起きてる?波に乗り切れないのは、得点直後にリスタートで失点したり、DFで間を割られたり、ミスした後に戻りきらなったり、やるべきことやり切ってないからちゃうか?意識がミスした過去に行ったり、やることやりきってない誰かに行ったりしてへんか?このままモヤモヤ、イライラしたまま試合続けて、ずっこけて負けちゃってもええか?今、ここ、自分に集中して、1年間やってきた当たり前のこと徹底しようや。」

この後は普段の様子に戻り、OFリーダー井上、DFリーダー小林を中心に具体的な会話が始まる。そして作取監督から後半に向けての作戦&闘魂注入。

後半開始。スクラムを組み直したものの、後半開始直後のシュート決定機を決め切れず、その後に退場。前半の嫌な感じを少し引きずる。それでも、コートの選手もベンチメンバーももう分かっている。退場中は我慢。その後、徐々ににリードを広げて10点差で勝利。試合内容には課題が残るが、公式戦は勝利してこそ。これでベスト8。

【vs国士舘大学】
準々決勝の相手は、国士舘大学。前年度の初戦で敗れた相手。学生たちは否が応でも燃える。燃えないはずがない。

試合序盤。中部大学は6:0DF、国士舘大学は5:1DFでスタート。勝負の準々決勝、スタメン起用のCB平野が躍動。自身の1on1をチラつかせつつ、変幻自在に攻撃を組み立てる。平野は作取監督の期待に見事に答えてくれた。国士舘大学は6:0DFにシステムチェンジ。守っても、ピサノ&小林を中心に国士舘大学の攻撃に対応。前半を終えて15-11の4点リード。

後半開始早々に連続退場。後半立ち上がりだけで計4回の退場。前半の貯金を一気に吐き出す。この時間帯も選手たちは慌てなかった。「今は我慢しよう。4回退場で同点ならOKOK」と声を掛け合う。退場明けから、また一歩ずつ自分たちのハンドボールを丁寧に展開していく。終わってみれば35-25の10点差で勝利。これでベスト4。

国士舘大学の5:1DF &6:0DFに対して、攻撃陣が終始、再現性のある攻撃を展開し続けてくれた。守備陣が相手の強力なシューターに対して気持ちよくシュートを打たせなかった。後半、序盤のファールトラブルにも落ち着いて対応できた。

昨年度のインカレ初戦で国士舘大学に惨敗してから1年間。学生たちはその悔しさを忘れることなく丁寧な取り組みを続けてきた。結実。

【vs筑波大学】
「フィジカル日本一」1年前、チーム発足時にフィジカルリーダー中村が立てた旗である。待ちに待った筑波大学との一戦。中村京介を漢にする試合である。マッスルカーニバル。

前半序盤で5-1。最高のスタートダッシュ。筑波大学はタイムアウト。ここから筑波大学の反撃開始。前半を終えて12-13の1点ビハインド。「攻守におけるフィジカルコンタクトで勝負はできている。後半はもっとスピードでも勝負していこう。速攻を押していこう。」ハーフタイムの学生たちの会話も手応え十分といった様子。決勝進出をかけて後半開始。

勝負の後半。中部大学の攻撃での決定機が何度も弾き返される。じわりじわりと点差が開きだす。DFシステムを5:1DFに変更するなど、何とか巻き返しを図る。しかし点差は詰まらない。何度もシュート止められ、天を仰ぐ選手たち。それでも諦めず必死のプレーを続ける。ベンチからサポートの声が飛びかう。応援スタンドから鳴り響く太鼓の音、サポートメンバーからの大声援。4戦連続の大声援は既にガラガラ声。無情にもタイムアップ。24-29の5点差で敗戦。

中部大学のインカレが終わった。筑波大学に敗れて泣き崩れる学生たち。嗚咽。

筑波大学に敗れた後、学生たちには「胸を張って春日井に帰ろう」と伝えた。彼らは現時点で持てる力を出し切ってくれた。2年連続1回戦敗退だったチームが激戦を勝ち抜いて、準決勝まで勝ち進めた。チーム一丸となって闘い続けた彼らを誇らしく思う。この1年間、彼らの取り組み、変化を側で観ていた。本当に誇りに思う。

だからこそ、むちゃくちゃ悔しい。決勝戦の舞台で日本一をかけて勝負したかった。他に何か出来ることは無かっただろうか。何が足りなかったのだろうかと。そんな感じで様々な感情が交錯している。

今回のインカレはチーム全員で函館入りした。連日、サポートメンバーたちは声を枯らして応援してくれた。試合が終われば直ぐに、対戦相手の分析、並行して夜間には裏インカレも控えていた。身を粉にして、チームのために一緒に闘ってくれた。

作取監督が大切にしている「チームは一つ」「全員でやりきる」ってことを、最後の最後まで学生たちはやり抜いてくれた。今回のインカレに関わってくれた全ての皆さん本当に有難うございました。

【試合結果】
中部大 35(17-18 18-15)33 日本体育大
中部大 43(20-17 23-16)33 桃山学院大
中部大 35(15-11 20-14)25 国士舘大
中部大 24(12-13 12-16)29 筑波大

【個人賞】
谷前知優

さあ、次は12/13からの日本選手権である。泣いても笑っても4年生と一緒にできる最後の大会。少し休んで、ラストスパート。ラストダンス。



日本選手権大会へ

[ 2022~ 中部大学 ]

日本選手権大会の出場権を獲得することができた。

10/1に東海学生秋季リーグ戦を全勝優勝で終えた。その結果から日本選手権大会の愛知県大学生代表になった。

10/15に愛知県予選を戦った。大同高校、大同クラブ、そして中部大学の3チームによるリーグ戦だった。

【愛知県予選結果】
中部大学 28-14 大同高校
中部大学 34-13 大同クラブ

2戦全勝で、愛知県代表として翌週の東海地区予選に出場することが決まった。

大同クラブは元日本代表や日本一を経験した超豪華メンバーが勢揃い。現役選手時代に何度も対戦した大同特殊鋼フェニックスのOBチームだ。流石の阿吽の呼吸やった。技術は落ちない。

10/21は東海地区予選。場所は高山ビッグアリーナ。東海地区予選はトーナメントだった。初戦は静岡代表のクラブチーム、LHC静岡。決勝戦は岐阜県代表の岐阜聖徳学園大学。いずれの試合もベンチ入り16名全員が自分の役割を理解してハツラツとプレーしてくれた。

【東海地区予選結果】
中部大学 35-16 LHC静岡
中部大学 31-16 岐阜聖徳学園大学

上記の試合結果から、12月13日から宮城県で開催される日本選手権大会への出場が決まった。今から日本選手権大会が楽しみで仕方がない。

ずんだ餅確定である。

東海学生秋季リーグ戦前から、秋季リーグ戦を優勝して代表権を得て、みんなで日本選手権に出ようぜって力を注いできた。

愛知県予選の前日10/14にインカレの組み合わせが発表があり自然とそっちに意識が行きそうになる。インカレの組み合わせを一度テーブルに乗せて「今は日本選手権に集中しよう」とテーブルからインカレの事を一度下ろして、日本選手権の愛知県予選、東海地区予選に全振りして戦ってきた。

目の前の事に集中してきた。

コンディション調整が必要な学生たちは出場を見合わせる中で、毎試合メンバーを交代させながら、現有戦力で愛知県予選、東海地区予選を戦った。今回の愛知県予選、東海地区予選で公式戦デビューを果たした学生が何名かいた。堂々とプレーをしてくれた。

どの試合も最終結果だけ見れば盤石の点差だけど、対戦相手の情報がほとんどない中での4試合、いつもとは違う25分ハーフ、そしてWヘッダー、準備を含めて簡単ではなかった。学生たちはいつもと違う中で余白を残して柔軟に対応しつつ、普段通りプレーしてくれた。

さあ、ここからは全日本インカレに向けて完全集中。



2023東海学生秋季リーグ戦 全勝優勝

[ 2022~ 中部大学 ]


(Photo by nonoさん)

9/2~10/1までの1ヶ月は東海学生秋季リーグ戦を戦っていた。あっという間の1ヶ月だった。結果は9戦全勝で優勝する事ができた。春季リーグ戦に続いての全勝優勝になる。

一口に全勝優勝と言っても簡単なものでは無かった。

8月の西日本インカレを準優勝で終えチームは1週間のオフ。帰省中に国体選手として地元の国体チームにエントリーする学生も何名かいた。国体エントリーの学生は国体ブロック予選を終えてからチームに合流。

オフ明けにチーム全員が揃うのを待って延長戦で敗れた大阪体育大学との西日本インカレ決勝戦の映像を観た。試合中にコートの中で感じた事、ベンチからの景色、応援スタンドから見えるコートの中、それぞれがあの決勝戦で感じた事をテーブルに乗せた。52名の部員がいれば52通りの感じ方がある。

最大11点リードを吐き出して勝ち切れなかった西日本インカレの決勝戦。先ずは、トコトン悔しい想いと向き合う。そこからの再スタートだった。

そうこうしているとあっと言う間に8月が終わり9月が始まった。そして秋季リーグ戦が開幕した。ベンチ入り16名はほぼ毎試合入れ替えながらの総力戦だった。苦しい試合の連続だった。

開幕から6戦のチーム状況を許す範囲で触れておく。

4年生は将来への準備(JHLチームへの練習参加、就職試験、病院実習など)をしながらの秋季リーグ戦。チームのことも大切だし、自分の人生のことも大切。4年生にとっては学生最後のリーグ戦、何とかバランスを取りながら頑張り抜いてくれた。

秋季リーグ戦の序盤では、作取監督とも相談の上で、開幕後の第2週、第3週とそれぞれ新しい攻撃の展開を導入した。実は春季リーグ戦の期間はリーグ戦中に戦術的に新しいもの増やすことは一切しなかった。自分たちのやり慣れたハンドボールで勝負する事を優先した。

秋季リーグ戦の中盤。攻守の要の3年生2名(中島&小林)のコンディションが万全では無かった。本人、メディカルスタッフとも相談の上で、出場を見送ったり、プレータイムの制限をしたり、何とかやりくりして毎試合乗りきっていた。

そんな中で出場機会を得たフレッシュな選手が緊張感がある中でも、高い集中力を持って力を出し切ってくれた。


(Photo by nonoさん)

9/2~17までの期間で毎週末2試合ずつの6試合。この時点で6戦全勝。

中部大学 48(24-7 24-11)18 愛知淑徳大学
中部大学 39(20-11 19-6)17 愛知産業大学
中部大学 38(21-9 17-6)15 岐阜大学
中部大学 30(15-11 15-11)22 岐阜聖徳学園大学
中部大学 33(18-8 15-9)17 朝日大学
中部大学 34(20-8 14-9)17 愛知教育大学

中部大と同様に名城大、中京大、大同大もこの時点で6戦全勝。翌週9/24から全勝対決が始まる。

9/24の大同大学戦に向けて、夏休みの最終日9/20はJHLのチャンピオンチームの豊田合成ブルーファルコンとのテストマッチ。日本の頂点に何とか食らいつく学生たち。大同大学戦に向けても、長期的視野に立っても学生たちには素晴らしい機会になった。

このテストマッチの当日に作取監督、幹部(主将、副将)を交えて、ゲームプラン、選手交代、タイムアウト、ハーフタイムについてのミーティングを行った。ラスト3連戦、そしてインカレを見据えてである。大一番を直前にして、勇気を持って変化させていく事を選んだ。早速、テストマッチの中で新たな挑戦が始まった。

長い夏休みも終わって、テストマッチの翌日9/21からは秋学期が開始。これまでは日中に練習ができていたが、授業が開始して練習は基本点に夕方以降。9/24から勝負の全勝対決開幕である。

対戦相手の分析をして、傾向を把握して、対応策を練る。対応策を表現する為の練習をする。自分たちのやるべき事を徹底しながら、対戦相手の事を頭に入れての実践練習を経て、試合本番を迎える。

全勝対決の一発目。大同大戦、前半の5点リードを追いつかれ、逆転を許した。西日本インカレの決勝戦が学生たちの頭に浮かんでいただろう。事実、試合後に多くの学生たちがその事を口にしていた。しかし、今回は逆転をされた後が逞しかった。逆転されても懸命に守り抜き、前を狙い続けて再逆転に成功。ラスト4秒でのエース中島の決勝ゴール。中島の咆哮。歓喜。

東海学生秋季リーグ戦の最終週は静岡に移動して、名城大、中京大との連戦。どちらの試合もお互いに手の内を知り尽くした相手。2試合ともチーム一丸となって戦い抜いて厳しい2連戦を制することが出来た。これで9戦全勝。完全優勝、完成である。

中部大学 31(16-11 15-19)30 大同大学
中部大学 32(17-13 15-14)27 名城大学
中部大学 33(19-14 14-16)30 中京大学

自分たちのやるべき事を徹底し、やり慣れた事で勝負して全勝優勝した春季リーグ戦。自分たちのベースを大切にしながら、微調整、変化を繰り返し、挑戦し続けて全勝優勝した秋季リーグ戦。それぞれどちらも価値がある。

因みに春季リーグ戦、秋季リーグ戦ともに優勝できたのは2005年以来とのことだ。

さあ、いよいよインカレまでラスト一ヶ月。勝って兜の緒を締めよ。ラストスパート。


(Photo by nonoさん)

作取監督の後に胴上げしてもらった。

左腕坊主、宙に舞う。最高。



西日本インカレ2023 準優勝

[ 2022~ 中部大学 ]

8/8~13は西日本インカレだった。結果は準優勝。今このブログを書いているのが8/15なので48時間前くらい前は大阪体育大学との決勝戦の真っ最中だった。たった二日前のことが、遥か昔に感じる。

予選リーグは龍谷大、京都大、京都産業大との3連戦だった。中部大以外の3チームは全て京都の大学っていう面白い組み合わせやった。

【予選リーグ】
8/8 中部大 39-25 龍谷大
8/9 中部大 41-16 京都大
8/10 中部大 29-14 京都産業大

試合を重ねるごとにDFも良くなり、結果も内容にも拘って予選ラウンドを1位通過することができた。この時点でインカレ出場権を獲得。登録選手20名全員が予選リーグに出場し、いい手応えを感じながら決勝トーナメントに駒を進めることができた。


8/11 中部大 44(19-19 15-15 4-2 6-0)36 福岡大

準々決勝の相手は福岡大。今の中部大学の学生たちは、学生曰く、西日本インカレ、そしてインカレとトーナメントで勝利した経験がないらしい。こちらが思っている以上にその事を気にしている様子だった。「僕らトーナメントで勝てた事ないんすよ。マジでここが壁っす。」

そんな背景もあっての福岡大戦。前半から一進一退の攻防が続き、なかなか主導権を握ることができない。予選リーグで手応えをつかんでいたDF陣だったが、福岡大OF相手に悪戦苦闘。後半ギリギリのところで同点ゴールをねじ込み延長戦へ突入。延長に入って一気に流れが中部大へ。

延長戦に入る前、後半が終わったタイミングでも学生たちは割と落ち着いていた。この状況下(延長戦)への準備は事前にしていたこともあって「これやったぞ。延長戦やったで。」と口にしていた事をよく覚えている。学生たちは自分たちの手で重い扉をこじ開けた瞬間だった。


8/12 中部大 38(19-15 19-19)34 関西学院大

準決勝の相手は関西学院大。指揮官は銘苅淳。そうあのメカルアツシである。銘苅さんがコーチングしているチームと公式戦で対戦するのは、三重バイオレットアイリスvsオムロンで戦った時以来かな。大会前からお互いに順当に行けばこのタイミングでの対戦になりそうだったので、実は西日本インカレ前から個人的にはかなり楽しみにしていた。

軸になる戦術、そこからの枝分かれと再現性の高い攻撃を展開してくるチームだった。前半から関西学院大の再現性の高い攻撃の意図を読み、ハードに接触して守り抜く中部大DF陣。前半を終えて19-15の4点リードでハーフタイムへ。

後半も高い集中力を保ち徐々にリードを広げる。後半ラスト13分弱のところで関西学院大は6:0DFから4:2DFへシステムチェンジ。6対6での攻撃と7対6での攻撃をミックスさせながら、関西学院大の追撃を交わして何とか交わして勝利する事ができた。念願の決勝戦へ。


8/13 中部大 34(18-10 13-21 1-4 2-5)40 大阪体育大

いよいよ決勝戦。大一番の相手は大阪体育大。中部大にとっては平成26年以来、10年ぶりの決勝戦。その時の相手も大阪体育大とのこと。中部大の学生の多くは人生で初めての決勝戦とのことだった。

決勝戦、最高の立ち上がり6-1。大阪体育大のタイムアウト。その後、6-3と少し追い上げられるが中部大は6:0DFで相手の攻撃を封じ、18-10の8点リードで前半を終えた。ハーフタイムでも緩んだ雰囲気はなく。「絶対に受けに回らずに速攻はいつも通り押していこう。」「バックチェック、DFを最後までやり切ろう」と声を掛け合っていた。

後半開始。大阪体育大は前半の中盤以降から6:0DFから5:1DFそして3:2:1DFとアグレッシブなDFシステムに変更。前半はスペースは有効に使って再現性のある攻撃を展開していた中部大だったが、徐々に攻撃のリズムが悪くなる。得点は取れているが、再現性がない攻撃が続き、少しずつシュートに至らないテクニックミスが出始める。そこから一気に大阪体育大は速い展開での得点を重ね、徐々に点差が詰まっていく。DFでも前に出たスペースを裏からつかれて、裏が気になって下がったところを上から打ち込まれ、後手後手に回る。苦しい展開が続く。

そしてとうとう、大阪体育大に追いつかれ、そのまま逆転を許す。30-31。1点ビハインド。絶体絶命のピンチ。ここで何とか同点ゴールをねじ込んで延長戦に突入。準々決勝に続いての今大会2度目の延長戦。延長戦前の雰囲気は悪くない。「振り出しに戻っただけだ」「やってきた事を出し切って優勝しよう」と声を掛け合う学生たち。

延長戦。大阪体育大の勢いは止まらない。最大11点のリードを追いつかれ、逆転を許し、ギリギリのところで再び追いつき延長戦へ。延長戦では大阪体育大の勢いに押されて防戦一方。ノーマークシュートのチャンスも悉く止められ万事休す。

タイムアップの笛の直後から泣き崩れる者。声を失う者。現実を真正面から受け止める者。

勝負の世界は厳しい。本当に厳しい。

大阪体育大の粘り強さ、勢いは本当に素晴らしかった。大阪体育大の皆さん、優勝おめでとうございます。

さてさて、今回の西日本インカレで感じた事をいくつか。

今回、中部大は試合当日に対戦相手のミーティング。そして試合。宿舎に戻ってその日の試合を振り返るミーティングという流れで大会を進めた。分析班やスタッフはこの流れで映像分析をしてミーティングの準備をして、試合に出ている学生たちは栄誉補給、睡眠など可能な限りでのリカバリーを徹底して6日間を乗り切った。コートに立つ選手が少しでもいい状態でプレーできるように、試合に出ることができない学生たちも全身全霊で大会登録の20名をサポートしてくれた。こういうのって中々出来ることじゃない。本当にありがとう。

例年、西日本インカレは準々決勝、準決勝と1日に2試合が行われて、翌日に決勝戦をこなす。って日程だった。今回は準々決勝、準決勝、決勝と1日1試合ずつの日程だった。ハンドボールのゲームのクオリティーは1日2試合より、1日1試合の方が遥かに高いと感じる。翌日の対戦相手への戦術的な準備、学生のコンディショニング、プレーヤーズセンタード、或いは傷害予防の観点からも1日1試合の方がいいと思う。

最後に今回の西日本インカレの事務局長は作取監督。事前準備はもちろん(台風7号の影響で本当にギリギリまで)、大会中は朝一で会場入りして、中部大の試合を終えても会場に最後まで残って大会運営と指揮官の二足のわらじ。それでも学生たちを10年ぶりの決勝戦まで連れて行ってくれた。学生たちにはそんな事は何も言わずに、いつも漢気の指揮官。学生たちもちゃんと分かっていると思う。ビックボス作取監督。ほんまにおつかれさま。少しゆっくり休んでくださいな。

西日本インカレ、中部大学ハンドボール部に関わった全てみなさん本当にありがとうございました。

チームは8/14~20まで一週間オフ。とは言え、国体ブロック大会に参加する学生もいるし、一律全員完全に休養とは行かないけど、一度心も体も休めて9/2開幕の東海学生秋季リーグ、11月のインカレに向けていい準備していこう。