8/17~19と福井永平寺ブルーサンダーへ足を運んできた。福井永平寺ブルサンダーは現在、日本ハンドボールリーグの前半戦を終えた所。前半戦を終えて、11月のリーグ再開に向けてリスタート。このタイミングでのミニキャンプにゲストコーチ(福井県スーパーアドバイザー)として参加させてもらった。
前半戦を終えて選手のフィーリング、チームとしての総括、今回のミニキャンプのテーマなどを須坂監督から聴かせて貰った。その上で試合映像を確認し何度か須坂監督と事前の打合せをしてミニキャンプを迎えた。
企業チーム(北陸電力ブルーサンダー)からクラブチーム(福井永平寺ブルーサンダー)に移行し、新体制で挑んでいる今シーズン。春先に行った時に初々しい感じだったルーキーたちも実戦に揉まれた顔つきになっていた。
リードして折り返した後の後半、五分五分で進んだ試合終了間際。良い内容で進めた先では確実に、思うように行かない内容だとしても、粘って粘ってしぶとく勝ち点をもぎ取っていけるか。
チームとして、個人として、もう一歩、もう二歩踏み込んで、何かを掴み取りにいく。ハンドボールをやってる中で、その先にある何かを選手たちに少しでも感じ取ってもらえるように。それしか出来ない。
活動場所のフレア体育館では、トップチームが練習をしているコートの隣で、育成世代の小学生や中学生が活動している。その育成世代を指導しているが元チームメイト(北陸電力ブルーサンダー)たちだったりする。因みに今回も、表さん、高橋準、桜井に会った。小学生を教えていた。
福井に来るたび、この環境って本当に凄いなと思うし、この好循環って本当に素晴らしいなと思う。今の日本ハンドボールリーグにも数多くの福井県出身の選手がいる。
今、僕は中部大学の指導をする事が殆どだが、試合会場で北電Jr出身の他大学の学生が「くっしー、覚えてますか?今はドコドコ大学でやってます。」って声をかけてくれたりする。親御さんが応援席から「くっしー、元気か?」って声をかけてくれたりする。親子で写真を一緒に撮ったりもする。嬉しい限りや。(インスタでもTikTokでも何で好きに使っておくれと伝える。)
チームの体制が大きく変わったとは言え、2009〜2015年まで計6シーズンお世話になった福井県のチーム。当時のチームメイトも僅かに残っている。Mrブルサンダーの藤坂、須坂監督は共に汗を流した仲間だ。昨年度から年に数回だけど、自分がお世話になった福井県のチームにこうやって関わる機会を頂けるのは本当に光栄だ。
新チームスタートの時期は、本当に大変な事が多いと思うけど、今取り組んでいる事、種を蒔いている事が、5年先、10年先、もっと先に繋がってくると思う。
福井永平寺ブルーサンダーの皆さん、今回もありがとうございました。