ブログ&ニュース ( 日々 )

枠組みを理解しながら個性を発揮する。型を作りながら主体性も育む。

[ 2022~ 中部大学日々 ]

2022年度に担当している全講義(計160回)を無事終えることができた。健康科学、スポーツC(ハンドボール)を受講してくれた学生の皆さんにとって何か少しでもプラスになっていれば幸いだ。あと少し試験やレポートを頑張って、ええ春休みを過ごして欲しい。

2022年11月のインカレが終わってから作取監督と僕で交互に全国各地の高校生を観てまわっている。どちらかが本体に残り、どちらかがスカウトに出るって感じだ。

高校生の試合のベンチ、あるいは大学生チームのスタッフとして大会視察に来ている元日本リーガーの姿を見かける。

現役選手時代の対戦相手、指導者になってからのライバルチームの選手、日本代表として共に頑張った選手など。試合の合間なので、そこまで話し込むことはないけど、現役選手を引退してもハンドボールに関わって、次世代のために頑張っている姿を見ると嬉しくなるし誇らしくもなる。

負けてられへんなと。

さてさて、ハンドボール部も凍えるような寒さの体育館で熱くハードワークする日々が続いている。年末年始の帰省から戻ってきた学生たちのコンディションも徐々に戻りつつある。流石にオフ明けは体が重そうな学生がチラホラ。

1月中旬以降は高校生が中部大学に集まって練習試合を行う機会が多かった。併設校の春日丘だけではなく、富山、石川、長野からもバスに揺られて高校生が中部大学に足を運んでくれた。

中部大学の学生たちは自分たちがテーマにしている2対2や数的優位時の速攻などを実戦の中で積極的にトライしていた。高校生のみんなも一球一球、必死に頑張っていた。

個人的には高校生、大学生問わず、2対2の駆引きが上手な選手は見ていて楽しい。高校生の皆さんは来週末の大会で全力を尽くせますように。

こうして世代を越えてお互いに切磋琢磨できるのはええなぁ。

練習メニューを提示して、狙いを考えて貰う。狙いや修正箇所を伝えて部分練習メニューを考えて貰う。設定時間を伝えてその中で自由にやって貰う。時には学生に進行役も任せてみる。かと思ったら原理原則に立ち戻る。徹底的に基礎基本をやり込む。そしてまた手放していく。守破離。

枠組みを理解しながら個性を発揮する。型を作りながら主体性も育む。部分的に任せながら一緒に成長していく。

こういうのは、正解も答えもないし、即効性はあまりない。それでも作取監督を中心に学外スタッフにもご協力頂きながら学生たちの成長をみんなで見守る日々。

ここ最近はそんな感じである。



傷害予防と身体能力向上

[ パートナーハンドボールスクール日々講師 ]

インカレを終えてから年末にかけて何度か講演やクリニックの機会を頂いた。こうした活動を日本シグマックス様(ザムスト)、ファーストフロンティア様(トランジスタ)が何年もサポートして下さっている。

少しずつだが、子供たち、指導者の皆さんと顔を合わせながらのこう言う機会が戻ってきたのは嬉しい限りだ。

今回は講演やクリニック、普段のコーチングの中で気づきや裏話をブログに纏めてみる。ハンドボールの技術や戦術的な話が中心ではなく、アスリートの傷害予防や身体能力向上って観点からの内容になると思う。

先日、愛知県アスレティックトレーナー連絡協議会@中京大学に参加し、僕は特別講演②を担当させて頂いた。(アスレティックトレーナー、以下AT)

参加者は既にスポーツ現場に立つATさん、ATを志す学生さんなど90名ほど。勿論、関わる競技はハンドボール以外の方が殆どである。

1時間の持ち時間の中で、下記の流れで話を進めていった。

・自己紹介
・選手時代のエピソード
・指導者時代のエピソード
・振り返り&まとめ

<選手時代のエピソード>
2007年にドイツでの試合中に左膝を脱臼。複合靭帯損傷(前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靱帯、半月板などを損傷)という診断結果を受け、ドイツで2度の手術。競技復帰は絶望的というドクターから見立てもありドイツのチームをクビになり帰国。日本での2年間リハビリを経て、北陸電力BTで競技復帰。リハビリ期間は経済的にも困窮、ペットボトルを買うのも躊躇う日々。自力での歩行も困難な時からリハビリでお世話になったトレーナーとのリハビリ奮闘記。

<指導者時代のエピソード>
自国開催での世界選手権直前に前十字靭帯損傷を負った選手とのリハビリ、競技復帰までの話。雇用先、JISS、代表スタッフ、所属チームのメディカルスタッフなど各方面からの理解や協力を得ながらの手術やリハビリ。新型コロナもあって延期になった東京五輪での活躍。本人の競技復帰にかける強い意志、人柄や裏話などを交えた復活記録。

上記の話の後には参加者同士のグループディスカッションを実施、最後にまとめと質疑応答をさせてもらった。

ある程度、予想はしていたが「指導の際に男性と女性で気をつけている点や違いはあるか?」って言う質問を頂いた。

「ハンドボールの技術や戦術的には大きな差は感じていません。寧ろ男女ともに同じ大きさのコートでプレーするのでスペース自体は女性の方があるように感じています。月経、出産や傷害予防(特に女性アスリートのACL損傷とその予防)に関しては注意していましたし、大切にしていました。。それでもACL損傷をゼロにできたはMVIでの最後の1年だけでした。」と僕からの回答。

「アスリートが主体的に成長していく為にという前提で、ATさんが自分の専門領域や自身の能力を最大化して仕事をするための環境や、仕事がし易いコーチングスタッフとの関係性ってありますか?」とATの方に僕からも質問させて貰った。

「お互いにプロフェッショナルとして専門領域に責任を持ちつつ、その枠を少し超えてお互いに意見や情報を交換できる関係性ですかね。」と言うATさんから回答。

完全に同意である。

アスリートを中心に、アスリートに関わる全ての人がそれぞれの専門領域を活かし、協力しあってサポートしていけるといいなと思う。実際にスポーツの現場ではそういう環境はまだまだ少なくて、現時点では理想論に近いかもしれないが、現実を見つつ理想は追いかけたい。

改めてだが、非常に学びの多い機会だった。

10月、11月、12月と静岡県に足を運ぶ機会が何度かあった。

静岡県で高校生を指導しているストレングス&コンディショニングコーチの方とのじっくりと意見交換する機会があり非常に学びが多かった。(以下、S&Cコーチ)

因みにS&Cコーチとは、アスリートを対象に、ケガの予防と競技に必要な身体能力の向上を目的とした筋力トレーニング、その他のトレーニングを指導する専門家のことを言う。

コンディショニングと言うと、体調を整える、軽く動く、マッサージ、治療、テーピングみたいなイメージを持つ人が多いかもしれない。しかし、ここで言うコンディショニングとは走るスピード、方向転換能力、敏捷性、ジャンプ力、心肺機能、エネルギー代謝能力を向上させる為の各種トレーニングの事を指す。

JHLだとトヨタ車体がS&Cコーチを配置していて個人的には大注目している。

実は高校生チームにS&Cコーチがついていることに衝撃を受けた。それと同時に嬉しくもなった。他競技では当たり前になりつつあるのかもしれないが、少なくともハンドボールの高校生チームについているS&Cコーチとお話する機会は僕にとっては初めてだった。

自分自身が2007年に左膝を脱臼して、2年間のリハビリを経て競技に戻った。その後、まともに試合出場するのにもう2年かかった。合計4年間はまともにハンドボールが出来なかった。練習でも試合でも左膝をテーピングでぐるぐる巻きにしてプレーしていた。怪我をして成長できた部分もあったが、プレーをする面では怪我をしてマイナスことが多かった。

左膝を怪我してから自分の身体と向き合うようになり、リハビリを通して傷害予防や身体能力向上に自然と興味を持つようになった。今でも自分自身の身体でずっと実験している。

そんな自分自身の怪我の経験もあって、指導者になってからコンディショニングの部分には注意しながら自チームの指導をするようになった。クリニックの際にも、ハンドボールの技術的、戦術的な部分は勿論だが、可能な限りコンディショニングの部分にもメニューに盛り込んで指導するようにしている。

前出の日本シグマックス様、ファーストフロンティア様はこうした僕の想いも含めて、子供たちの為に何年もサポートして下さっている。

現在進行形で指導をしている中部大学の学生たちの中には将来的に指導者を視野に入れている学生もいる。ハンドボールの技術的、戦術的な部分へのアプローチは勿論、ストレングス、コンディショニングへのアプローチをするようにしている。目的、チェックポイントなど、少しずつ理解を深めてもらっている。

傷害予防をして、身体能力を向上させて、今より凄いプレーをするのだ。

自分で興味を持って実践できて、チェックポイントを理解し説明できて、専門家の人とそれなりに対話ができる。そんなアスリートが増えていくと良いなと思う。

まだまだ僕も学び続けたい。



日韓定期戦2022 ~初エントリオは解説~

[ 2017~2021 おりひめJAPAN日々解説 ]

2022年9月4日は日韓定期戦@エントリオだった。

前回の日韓定期戦はコロナ渦前、おりひめジャパンのベンチの中にいた。ウォーミングアップを終えゲーム前に国歌が流れる。肩を組む坊主頭が3つ。コートに立つ決戦前の選手たち。

月日は流れて、今回の日韓定期戦はまさかの解説席にいた。新生おりひめジャパンの解説のためである。元々、今回は一観客として初エントリオを満喫してやろうと思っていたが、日本ハンドボール協会から依頼があって解説をさせて頂くことになった。

日韓定期戦当日。朝起きて、朝飯を食って、洗濯物を干して、掃除機をかけて、頭の上にあるお皿ではないお皿を洗って、SNSなどで日韓定期戦に関する投稿をして、妻が作ってくれた軽食を持って、エントリオに向かった。

道中、悪友の吉田耕平(U-21男子日本代表GKコーチ)から「今どこや現地で待っている」と連絡あり。

12時15分頃には会場周辺に着いた。最寄りのコンビニで北電ジュニアで少し一緒だった親子にバッタリ会った。福井から日本代表の試合を観に来るんやなぁ。

12時30分頃、エントリオに無事到着。会場入り口付近には、中部大学ハンドボール部の学生たちの姿もあった。受付をしていると日本代表デビュー戦の林美里(三重バイオレットアイリス)のご両親が話しかけてきてくれた。ほんまに応援しているリンらしく、ガンバレ!!!

そうこうしていると係りの方が解説ブース周辺に案内してくださった。石井さん(動画時代)らスタッフの皆さんに挨拶をしていると彗星ジャパンの試合が近づいてきた。彗星ジャパンのベンチにはアンテック(東京五輪の時は男女GKコーチ、世界No1GKのランディンの師匠)の姿もあった。

男子の試合のハーフタイムに悪友吉田と合流して5分程談笑。控え室周辺で、あっつんさん(三重バイオレットアイリス高井さんの相棒)と嬉しい再会。

ちなみにこの画像はあっつんさんがわざわざ解説者席周辺まで写真撮りにきてくれた。やさしさ溢れる写真なのだ。今思えばあっつさんとも一緒に写真撮っておけばよかった。次回は是非。

試合の方は、後半一気に韓国を突き放した彗星ジャパンが25-19で勝利した。男子の試合の解説をしていたベイグくん(ジークスター東京、相変わらずナイスガイ)と握手をして解説交代。

遠目でアンテックの写真を撮って、デンマークにいるウルリック(おりひめジャパン前監督)と嘉数ヨースケ(おりひめジャパンの元敏腕アナリスト)に送ったら二人とも「Poland Mafia」って爆笑していた。試合後にアンテックも写真に気がづいて、ネット上で「勝利おめでとう&ありがとう」って。

韓国女子代表の新監督のキムとアンテックがコートで談笑してた。ウルリックと一緒にやっていた頃、彼はハンガリー代表の監督をしていたのだ。当然、キムとアンテックは旧知の仲。

少しだけ女子の試合の打合せ。打合せを終えて試合会場で顔見知りの皆さんと挨拶&談笑。JHL勢のスタッフの皆さん、選手の皆さんなどなど、みんな寄ってたかって冷やかしにきてくれた。(あ、ありがとう)

まあ、当然新リーグや男子大学生はどうよ。って話になるよね。時間に限りがあったので、会場をぐるっと回るのが精一杯。

15時25分、解説席に集合。15時35分放送開始。目の前でおりひめジャパンの選手たちがウォーミングアップをしている。ユニフォームを身に纏った両チームの選手たちが入場してきた。国歌が流れる。いよいよ新生おりひめジャパンの国内デビュー戦が始まる。

16時試合開始。韓国は5:1DF、日本は6:0DFでスタート。代表デビュー戦の林美里はLWでスタートからコートに立っていた。立ち上がりこそ、韓国にリードを許すものの、要所で7人攻撃を巧み使い、韓国の5:1DFを6:0DFへと戦術的に押し込んだ。前半は12-13の1点ビハインド折り返し。後半入って少しずつ点差が開き最後は19-25での敗戦。

試合後ももう少しだけ放送は続いたが、何とか無事に解説を終了。それにしても今回もカミまくった。放送中にもコメントしたけど、数日後に韓国に場所を移して第2戦がある。移動もあって大変だと思うけど、頑張ってきて欲しい。

試合後に帰り支度を済ませて、コートサイドで必要書類に記入していると、試合を終えた林美里が偶然コートに戻ってきた。久しぶりに少し話をした。相変わらずおでこ光っていた。代表デビュー戦、残念ながら勝利は出来なかったけど、彼女の頑張っている姿を観て誇りに思う。母校の岡本大監督もさぞ喜んでくれたやろうなぁ。

会場を後にする頃、もうお客さんたちは殆ど居なくなっていた。少しずつ撤収作業が始まっていた。準備する人、試合する人、観に来る人、配信する人、片付ける人がいる。試合を成立させる為に本当に多くの人が関わっている。

エントリオ。欧州って言うても、色々あるけど、箱の中はあっちの雰囲気に似ていた。選手はあの会場でプレーがしたくなるやろうなぁ。

という、初エントリオ。



おっとこまえ吉田耕平

[ 日々 ]

7月が終わろうとしている。春学期も終盤。レポートなど課題や期末試験などを終えると学生たちは長い夏休みが待っている。もうあと一踏ん張りと言ったところかな。

僕も15週の講義を終えた。健康科学とスポーツC(ハンドボール)の2つの講義を担当した。受講してくれた全ての学生に感謝しています。有り難うございました。

さてさて、ここからはハンドボールの話。ほとんど、いやいや丸ごと吉田の話。

7月15〜24日までバーレーンにて開催された第17回男子ジュニアアジア選手権でハンドボール男子日本代表U-21が初優勝を飾った。

中部大学からも中島遼也(2年生)が出場。予選ラウンド第1戦では、MOM(Man Of the Match)にも選出されるなど、左サイドの主軸として頑張ってくれた。

準決勝、決勝戦共にライブ配信を観させてもらったが、両試合ともにDF陣とGKの奮闘を感じた。奮闘というレベルを超越していた。

一人目が9~10m付近でハードに接触し、盾になる。そこから溢れてきたら、すかさず隣のDFがカバーにいく。意地でも中央突破を許さない。言葉で言うのが簡単だが、これを国際レベルで一試合、そしてここ一番で出しきるのは簡単ではない。至難の業だ。

中央のDF4枚はもちろん、両外を守る選手も含めて鬼気迫るDFだった。フリースローを取るたびに、雄叫びをあげながらガッツポーズする姿を何度も観た。

その背後でロングシュートやサイドシュートを止めまくるGK陣。GKが好セーブをする度にベンチで立ち上がって選手以上の熱量でガッツポーズをする吉田の姿があった。

話を少し2週間ほど前に戻そう。7月10日には東海大学付属諏訪高校、関西大学北陽高校が中部大学に来てくれた。吉田は関西大学北陽高校の監督をしている。

ハンドボール界の大悪友・吉田。

吉田とは2001年に日本代表βチームで初めて一緒になった。その後、僕がホンダからホンダ熊本に移籍し1シーズン一緒にプレーした。そのあと彼はアラコ九州(現トヨタ紡織九州)を経由してエストニアに活躍の場を移した。

家族を連れて。

プロフェッショナルとしてハンドボールで食っていく姿は最高に男前(おっとこまえ)やった。その吉田の影響を受けまくったのか僕も数年後に・ホンダ熊本を辞めてドイツへ渡った。

余談だけど、ドイツでチームを探す時に、植松さん(U21日本代表監督)にめちゃくちゃ助けてもらった。

その後、吉田は大崎電気へ。僕は北陸電力へ。今度は日本リーグで対戦することになった。吉田は僕よりも一足先に現役を引退し、母校の関西大学北陽高校へ。

僕も2015年から指導者になり、今はお互いに指導者として頑張っている。

三重バイオレットアイリスの監督時代も大阪での試合の際はちょいちょい応援してくれた。「俺は友だち応援するんじゃっ」ってほんまに応援してくれちゃう吉田。(これって結構すごいことだピョン)

その吉田は関西大学北陽高校と中部大学との練習試合を終えて「アジアチャンピオンになってくるわ」って言うて、其の足でU21日本代表合宿に向かった。GKコーチとして参加するためにである。

それから2週間後にバーレーンで本当に史上初のアジアチャンピオンになった。ベンチで顔を真っ赤にして、日本のGK陣に指示を出し、檄を飛ばす吉田。それに応える若き守護神たち。

かっこええわ。ほんまに。ありがとう。

よっさんおかえり、また頑張ろう。

写真は2006年5月@エストニア、チョコレートボーイズにて。

写真右が吉田。左から2番目が櫛田。



2017年度MVI活動開始と気づけば左腕坊主12年目突入

[ ~2022 三重バイオレットアイリス日々 ]

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2017年度のMVIの活動も4月8日から本格的に再開。先週末の鈴鹿キャンプからトレーニング開始。

とは言っても、ルーキー4名も2月末ころにはチームに合流してくれていたので、完全にゼロからスタートいう感じはない。

5月17日~21日に福井県で開催される社会人選手権大会に向けて良い準備をしていこう。

先週末、今週末の鈴鹿キャンプではフィジカル&メンタルの部分はそれぞれ専門家に来てもらっての指導だ。

来週末4月22、23日は茨城県での講習会、茨城国体に向けて中学生、高校生、総勢300名弱を予定してる。

バイオレットクリニック in 茨城である。楽しみだ。

そうそう、バイオレットのラヂオな選手たちがパーソナリティーを務める「ハンドボールガールズ」。今年度も面白そうな予感いっぱいだ。

そうそう、2006年4月1日からこうしてblog「左腕坊主」を綴り始めたのだが、2017年4月1日で12年目に突入した。いやはや、人生の1/4以上はblogをやっていることになる。

更新頻度が激減している感は否めないが、これからもちょこちょこと更新は続けていきますよってに。

みなさん、これからも「左腕坊主」をよろしくお願いしますね。



WCフランス

[ 日々 ]

実は今、フランスでハンドボール男子世界選手権が盛り上がっている。

女子の日本リーグ真っ最中で結果を追ったり、ハイライトを観るくらいで自分自身がじっくりと観ている訳ではない。(落ち着いたら、可能な限りフルマッチを観るつもりだ。)

ハンドボールの外の世界(一般の方、ハンドボールにそこまで関心のない方)にいる人たちに、今回の世界選手権の存在がどれくらい認知されていたのだろうか?どれくらい事前にアナウンスされていたのだろうか?そもそもそういう視点を持てていたのだろうか?

サッカーで言えばワールドカップ、野球で言えばWBC。

その世界チャンピオンを決める大会に日本は出場していた。日本代表は今回24位中22位という結果だった。

日本代表チームには日本リーグで活躍中の選手をメインに海外で活躍中2名と将来の日本を背負って立つであろう大学生2名というメンバー構成、それを率いるのが世界的な名将オルテガ。ペップやモウリーニョ級のスペシャルな指導者がオルテガ。

予選ラウンドでは世界最強チームのフランスとも対戦していた。そこには世界のTop of topのカラバティチやギグーやオメイヤーやアバロがいる。

サッカーで言えば、クリロナやメッシやネイマールがいるチームとの対戦だったわけだ。

そこ(世界最強クラス)との距離、ホンモノと対峙した経験はチーム、選手、スタッフとして日本ハンドボール界の財産。この後が本当に大切。

自国開催の東京五輪まであと3年、本当に待った無しの状況。男女の違いはあってもTOPリーグの指導者として、改めて世界目線・基準での指導の重要性を感じている。

大会自体はいよいよ大詰め。

日本代表チームに関わった全ての皆さん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。

この動画に今回の日本代表の奮闘振りが凝縮されている。

「世界選手権日本代表ハイライト」



試験の答案返ってきたら、そのまま遊びにいく???

[ ~2022 三重バイオレットアイリス日々 ]

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10月30日に年内の日本リーグを終えて、その後11月2日まではウエイトTrやミーティングなど身体と頭を整理をする期間にあてた。日本リーグ前半戦の振返りと、11月12月の目標設定をチーム&個人でおこなった。11月3日〜6日までの四日間は少し短いがOFFをいれた。12月末の日本選手権、その後2017年1月7日から日本リーグが再開するので、年末年始はほぼ休みなしになる。年間計画の中で、リーグの順位や、勝ち星などに関わらず、このタイミングでOFFをいれる予定にしていた。

例えるなら、試験が終わって答案が返ってきて、ちゃんと復習して、次に繋げるところまでやって、遊びにいく。そんな感じか。(ちなみに、僕は速攻で遊びにいっちゃう感じだった…)

しかし、アスリートの食事&意識にOFFはない。OFF=遊びほうけるということではない。心身ともにコンディションを整えるのがOFFだ。心の底からまたハンドボールがやりたい、日本一へのチャレンジを楽しもうって心から感じて、心新たに11月7日からのリスタートに備える。それがこのタイミングでのOFFの目的だ。

僕はといえば、元チームメイトの高橋準、落合、山原たちと2015年3月までプレーさせてもらった古巣・北陸電力の試合観戦をしたり(湧永相手にあと一歩だった)、初めて家族で動物園に行ったり、大野の名物「芋きんつば」に舌鼓を打ったり、ずっと読みたかった本を何冊か一気読みしたり、前職時代の仕事仲間だった相続診断士の川口さん夫婦と一緒に食事をしたり、息子を連れて妻の実家付近をブラブラと散歩したり、5年来の友人でもある元FC刈谷&前サウルコス福井のサッカー監督石田学さんと近況報告を交わしたり、フィジカルに関しての師匠と言っても過言ではないジムノックストレングスの大西さんにこれまでの経過報告や今後の計画を見てもらったり、バイオレットの監督になってからの1年半を振返りながら、じっくりとこれから半年先くらいまでの事を考えてみたりしてこの四日間を過ごした。

今回あえてPCを持たずに三重を離れて、意識してハンドボール以外の分野、人、本に触れる機会を多く持った。それでも自動的にハンドボールのこと、バイオレットのことが頭に浮かんでくるし、その事を考えている時が一番楽しい。

完全にハンドボール中毒者、バイオレット中毒者だと再認識した充実したOFFだった。

そうそう、川口さん達と食事をしていた時の一コマ。とある金沢のレストラン。川口さんとも仕事のランチミーティングに何度か足を運んだこともあるレストラン。実はそのレストランは2011年に妻との結婚パーティーでお世話になったレストランだった。これは僕も妻も川口さん達も知っていた。まあ知っていてそこで食事を楽しんでいた。食事を運んできてくれるスタッフとも「僕らここで結婚パーティーしたんですよ。」なんて会話を楽しみながらのランチだった。

デザートに合わせてカプチーノを出してもらった。よくあるカフェアート。カプチーノの泡で「ありがとう11月5日」と描かれていた。それを見て何かがひっかかった&気づいた。偶然にも偶然、なんとこの場所で2011年11月5日に結婚パーティーを行っていた事をカプチーノの日付を見て思い出した。

「うわーーっ。僕ら結婚パーティーしたの今日でした。」

スタッフ&川口さんたちも、お祝いムード。妻もニコニコ顔。

実は何でそんな大切な日、忘れてるねん的な空気になったらどうしようかと思って、一瞬でめっちゃ色々考えたのである。僕も妻も完全に失念していた11月5日のことを…(危なかったぜ…)

家族の大切さ&ありがたみ、そして同所も無い程のとことん駄目父ちゃんぷりを再認識した充実したOFFだったのは言うまでもない。

昨日、11月7日から活動再開。みんないい顔で戻ってきてくれた。この場所が自分の居場所だ。ここでの仕事が今の全てだ。紫娘たちとのエキサイティングな日常が戻ってきた。



選手という生き物。指導者という生き物。

[ 日々 ]

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自由にやっていいいと言えば、約束事が欲しいと言う。約束事を大事にしようと言えば自由にやりたいと言う。

もっとやれるんじゃないかと言えば、もう無理ですと言う。そろそろやめておこうと言えば、もっとやりたいと言う。

選手とはそういう生き物。

好き勝手に言いたい放題やりたい放題の選手ばかりでは困ると言う。言われた事しかしない選手だけだと物足りないと言う。

指導者とはそういう生き物。

こういう部分もスポーツの一部分。だからこそ、スポーツは楽しい。



39th

[ 日々 ]

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昨日、6月29日に39歳になりました。いよいよ30代ラストイヤー突入です。

夕方のチーム練習後にバイオレットの選手たちがキャップをプレゼントしてくれました。僕の分とイセ(息子)の分までね。

写真ではセイ(池原)がイセのキャップをかぶっていますな。

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練習後に自宅に戻ると妻が生春巻き&ケーキを用意して待ってくれていました。(イセは既に寝ていました。)

facebook、Twitter、line、直接と多くの方にお祝いの言葉やメッセージをかけて頂きました。

本当にありがとうございました。

三重バイオレットアイリスに関わる全ての皆さん、これまでお世話になった皆さんに楽しんで頂けるようにな39歳にします。



左腕坊主11年目突入 ~人間万事塞翁が馬~

[ 日々 ]

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新年度がスタートした。バイオレットの新シーズンの活動も本格的に開始。

3月29日からはトレーニングを再開させ、4月28日までの一か月間サイクル。

新加入選手を交えての鍛錬期。

さてさて、2006年4月1日から「左腕坊主」がスタートしてお陰様で11年目に突入した。

blog形式からスタートして、現在はオフィシャルHPの中で綴っている。

この10年間で所属チームもホンダ熊本(JHL男子)⇒Pirna(ドイツ)⇒Weinsberg(ドイツ)⇒北陸電力(JHL男子)⇒三重バイオレットアイリス(JHL女子)と5チームで様々な経験をさせてもらってきた。

自分の立ち位置も、選手⇒コーチ兼任選手⇒監督と変化した。

国内移籍、海外移籍、怪我、本当にいろんな経験をさせてもらった。企業チームでの社員選手、ドイツでのプロ選手、企業チームでの社外選手、クラブチームでの監督と競技を続ける形も様々。

「人間万事塞翁が馬」とはよく言ったもので、その時は苦しくても今となれば全てがいい経験で自分のプラスになっている。

このblogを通して、その時その時の自分の考えや想いを書いてきた。皆さんからのコメントやメッセージを読ませてもらって、色んなことを感じながら書き続けてきた。本当にいつも「また頑張ろう。もっと頑張ろう」ってパワーをもらっている。

皆さん本当にありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。