ブログ&ニュース ( 2014年1月 )

【第7回】左腕坊主インタビュー(全7回)

[ インタビュー ]
今日の練習でケガをすれば、その時点で僕は引退。
―― だからこそ1日1日を悔いなくファイトしたい。
これだけは譲れない点や大切にしてる点はありますか。
今日この練習行ってもう一度左膝をケガしたら僕はそのまま引退やと思うし、試合に行って、また左膝やったらそこで引退やと思うので、絶対に悔いを残したくない。

全力でファイトしたいから、ちゃんと準備をして、しっかりテーピングを巻く、ストレッチする、アイシングする、しっかり寝る、食べる、分析する、すべてのことを全力で準備して、練習なり、試合に臨むことと、もう一度ハンドやれていることを感謝したり、楽しんだり、そういうことだけは日々絶対忘れないようにしてます。

どういうときが楽しいですか?
試合中は当然ですが、戦力的に少し劣るけど、しっかりと準備をして接戦に持ち込めたとか、勝てたとか、そういう研ぎすましたような展開が大好きなんですよ。ハンドに限らず。ジャイアントキリング(大物食い・番狂わせ)じゃないですけど。コーチしていても、自分が選手していても、練り上げていく感じ、ぎりぎりの緊張感。そういうのがすごく楽しい。プレー中、勝利した瞬間も楽しいですが、そこに向かう課程も楽しいです。

やってるときも楽しいし、終わってから振り返るのも楽しいし、その前に準備してるときも、こうなったらこうなるからとか、ニヤニヤしてんのも楽しいし、もう本当に全部楽しいです。自分がプレーしてても楽しいし、教えてても楽しいし。こんなこと言ったら不謹慎ですけど、負けて悔しいのですら楽しいです。次こそ絶対に勝つぞって。

調子悪くてとか、けがの状態があまり良くなくて試合に出られないとしても、出れない悔しさを味わえることが楽しかったですね。

それは、リハビリでまったく自分の身体が動かなかった経験があったからこそ味わえる楽しさななのでしょうか。
それはあると思いますね。何か、「ありがたい」みたいな感じなんですよね。こうやってハンドさせてもらって、仕事もさせてもらって、普通にこうやって生活させてもらえて、三食食べられて、「ほんまにありがたい」みたいな。

だからって、勝たなくていいとか、やれてさえいればいいというのはまったくないです。負けたらむちゃむちゃ悔しいし、試合に出られへんかったらむちゃむちゃ悔しいし、全日本入って、オリンピック出たいわとか、そういう大きな目標は選手を続けている限りは持っています。それもあるけど、やっぱり「ありがたい」というのはありますね。

コーチとしても活動されていますが、その辺りの経緯を教えてください。
うちのチームでは2012年度のシーズンからコーチ兼任選手をさせてもらっています。また2006年に日本ハンドボール協会の公認コーチの資格を取ったんですよね。いずれは指導者になりたいというのは若いときからあったので、僕自身、専門の指導者にちゃんと教えてもらったっていうのは大学入ってからやったというのがあって、「若年層のときに専門的なことをちゃんと教わってたら、俺はどうなってたんやろう?」みたいなことをずっと思いながらハンドしてましたから。

指導者の人はこうやって言ってるけど、おれやったらこうやって教えるなとか。何でもできる子にはこうやって言った方がいいかもしれないけど、分からん子もおるから、その子にはこう言った方がいいなというのは、10代後半とか、20代前半ぐらいから、そういうのはいつも思ってたんですよ。そういうのもあって、24歳ぐらいのときから、時間と依頼さえあれば、小、中、高、大学生、なるべく顔を出して子供達一緒にハンドをしていました。

伸びる選手と伸びない選手の違いは、どんなところにあると思いますか。
自分自身がこうなりたいと思ってる選手は伸びるのが早いと思います。チームでも、選手でも、組織でも、そうかもしれないですけれども、おれはこういう選手になりたいんだとか、こういうハンドボールをして、こういう成績残したいんだと、本人が思わない限りは、僕はそこに辿り着けないと思うんですね。

だから、漫然と練習に来て、いいシュート打てたわー、気持ちいいなぁ、今日は汗いっぱいかいて、というのは僕の中ではサウナ入ってるのと一緒やと思うんですよ。今月おれはこういうフェイントができるようになりたいから、今日こういう意識を持ってやるんやと思って来る人と、そうではない人はだんだん差が出てくると思うので。

でも、これがスポーツの難しいところなんですけど、そうやってまじめな人が、試合で結果を出すかって言ったら、一概にそうとも言えない。練習で60%くらいの力で勝手気ままにやってるけど試合で「ここは150%の力出さないと負ける。ここ勝負や」と思って150%出せる選手って、やっぱり活躍するじゃないですか。その辺は一概にどっちがいい、悪いとは言えへんので、この辺はこれから選手続けても、コーチとか指導者になっても永久に探究すべきテーマの一つやろうなとは思いますね。

引退された後は、やはり指導者としてやっていきたいですか?
そうですね。選手を引退しても一生何らかの形でハンドボールとは関わっていくつもりです。まずは指導者として次のステップを踏んでいきたいと考えています。一人でもハンドボールが好きな選手を増やしたい。選手一人一人が自分の目標にたどり着けるようにサポートしたい。そんな身近な目標もあります。

それと同時に、世界一魅力的なハンドボールをして世界一の指導者になりたい。少しでも高く自分の評価をしてくれるところなら、国や地域はどこでもいいから行きたい。ハンドボールの指導者として食べていきたいという大きな目標もあります。

また、やりたいこととは別ですが日本でプロリーグがないとあかんとは感じています。生きている間に、日本プロハンドボールリーグができて、そこで監督やれたら、最高ですよね。

それが果てしなく遠いのか、誰もやってないだけなのかも分からんし、そういうのってコーチの勉強だけしててもダメで、経営の勉強したり、スポーツ・マネジメントの勉強したり、どうやってスポンサー取っていくのかとか、どうやって地域を巻き込んでいくのかとか勉強せなあかんし、僕一人ではたぶん到底無理なことです。それこそその分野の専門家の協力が必要ですよね。

ハンドボールのことが大好きな人が一人でも増えて、それぞれ得意なことでずっとハンドボールに関わっていける。ハンドボールで食べていける。そんな理想的な日本ハンドボール界になってほしいと思います。

今後の櫛田選手のご活躍、そしてハンドボール界のますますの発展を期待しています。
ありがとうございました。

~おわり~



さばスポ 〜成長してるねぇ〜

[ さばスポハンドボールスクール ]

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昨日は自分のトレーニングを終えてからのアスリート派遣事業(さばスポ)でした。

福井のJr.チームのちびっ子たちとボールを追いかけてきました。

今まで、僕は3、4年生の子供たちだと思っていたら、何と…、2、3年生でした。

(3、4年生だとしてもめちゃくちゃ上手やなと思って見ていたのに…、この子たち小学2、3年生ってどれだけ将来有望なんや…)

と、驚いている事をちびっ子には悟られないように、今回もコーチをしてきました。

前回にやった事を思いだしてもらいながら、毎回少しずつ新しいメニューを混ぜていきます。少しずつ、ちびっ子達からもメニューのリクエストがあります。一番のお気に入りはやっぱり試合、次はパスゲームです。あとはとにかく競い合う事が大好きです。ええこっちゃ。

ちびっ子達の横で、チームメイトの切越&瀬戸が自主練習、そして反対のコートで中学生が練習していたので、今回はみんなが一番楽しみにしている試合はやりませんでした。

ちゃんと理由を説明して、「今日はがまんな。」というと、みんな分かってくれた様子でした。

そのかわりコート半面の、そのまた半面を使って2対1の攻撃をやりました。最初は全く何もヒントを出さずにやってみました。皆さん想像できますか?小学2、3年生の2対1ですよ。

うまくいったり、いかなかったりはします。判断以前にパスキャッチで四苦八苦している子もいますからね。でも中には、「今は自分で行けた。」「今の俺が空いてた。」とか少しずつ自分達で気づきだす子もいます。

ちょっと気づきがでてくると、全体を止めて、少しずつヒントを出して、みんなでどうすると上手く行くか、思い思いに発言してもらってみんなで考えます。

「みんな、ゴールとかDFはどっちにある?」

「前ーーーっ。」

「今は、どっち向いてランパスしてた?」

「えーと。横ー。」

「じゃあ、どっち向いてランパスするとゴールとかDFの事が見えるかな?」

「前ーーーーー!!!」

たったこれだけのヒントで、まず、自分がいけるのか?味方がフリーなのか?は自分で判断して攻撃出来る回数がグンと上がりました。

中には、意図的にDFを自分に引きつけて、味方をフリーにしてパスをしだす子も出てきます。(小学2、3年生が…)

さっきまでは、自分が空いていても自分で攻める事ができなかった子が、自分の判断でドリブルをついてシュートまで行けるようになりました。

ほんまに、驚くほどに一回一回、それこそ自分の順番がくるたびに上達していきます。

まあ、全部が全部上手くいっているわけでもなくて、喧嘩しそうになったり、例の2:1をやるときにどうやると上手くいくって質問すると「元気出す。」とか「喧嘩しない。」とか、元気よく真剣に発言する子もいれば、あえて元気よくボケてくる子もいます。

何人かがふざけだすと、「ちゃんとやろーーっ。」「集合中に爪噛むなぁ。」とか何とか必死にみんなを纏めようとする子も出てきました。

みんな色んな意味で本当に成長してきているなぁと感じます。



日本リーグ再開迫る!!!

[ お知らせ ]

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約1ヶ月半のブレイク期間がありましたが、いよいよ今週末から日本リーグが再開します。

2月中約3週間で5試合を戦います。佐賀、岩手、宮城、沖縄、そして最後に福井。遠征続きになりますが、2月22日の最終戦が終わったときには一歩でも成長できるように頑張ります。

とにかく勝利を!!!皆さん応援よろしくお願いします。

【日本ハンドボールリーグ 試合予定】
2/1(土) 佐賀 神埼中央公園体育館
14:00~ トヨタ紡織九州×北陸電力
 
2/8(土) 岩手 花巻市総合体育館
15:00~ トヨタ車体 ×北陸電力

2/9(日) 宮城 フラップ大郷21
12:00~ トヨタ自動車東日本×北陸電力

2/16(日) 沖縄 沖縄市体育館
15:30~ 琉球コラソン×北陸電力

2/22(土) 福井 北陸電力福井体育館フレア
14:00~ 北陸電力×豊田合成    



高岡工芸高校ハンドボール部 コーチ初日

[ ハンドボールスクール ]

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富山県にある高岡工芸高校ハンドボール部さんにお邪魔してきました。昨年末、このHPの「CONTACT」へ顧問の先生からお問い合わせを頂いたのが始まりでした。

顧問の先生にハンドボールの経験がない事や、創部4年目である事、メンバーには初心者の子もいるし、中学生時代に全中で活躍した子もいる事、県内には氷見高校、高岡向陵高校と全国的にも有名な名門チームがある事、そして何とかみんなで頑張って北信越大会までは勝ち上がりたいという目標を教えてもらいました。

そして話は少しずつ進んで、1月と3月と2回コーチをさせて頂く方向で話が進み、高岡工芸高校のみんなの試合の映像を先生に送ってもらいました。

選手一人一人の特徴や、先生や子供達がやろうとしているハンドボールや、チーム作りのなかで大切にしていることなどを聴かせてもらい、僕が映像を観て気づいた事や、当日に考えているトレーニングメニューなどを先生と摺り合わせていきました。

実は今回に限った話ではなく、コーチの依頼を頂いた際にはこうした準備を必ず行っています。当たり前の事ですが、やはり準備が大切ですからね。

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準備していったメニューを中心に、子供達や先生の理解度や反応を見ながら、今回は基本的な練習を行いました。ゴール型のボールゲームの原理原則になる部分を視覚的に感じてもらいました。

僕が少し説明した後に、5分ほどフリータイムにしました。そうすると子供達がひもを引っ張りながら「ああ、自分の目で見えてるのと、ボールを投げるポイントでは全然違う。」「今までDFするときに相手の正面に入っていれば、守れると思っていたけど、正面に入るってことは、ボールはずっとフリーってことやってんなぁ。」と、僕がその後に補足しようとしていた部分まで、自分達で気づいてくれました。

こういう部分が一番力になるからね。

メニューの途中途中で練習メニューの意図やポイントを説明して、子供同士でやってもらったり、フリーで確認する時間を設けたり、今まで何となくやってきた事を、掘り下げて基本的なトレーニングを進めていきました。

「今日のコーチが今日だけのイベントにならないように、明日からは自分達で考えながら練習をして、今日やっている事が3月にはできるようになっておこうな。」

「俺がみんなを強くするんじゃないぞ。みんなが自分達で頑張って、自分達で強くなって北信越までいくんだぞ。」

そんな言葉をかけながら約2時間半程のトレーニングを終えました。

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顧問の先生がハンドボール未経験、経験者の部員も初心者の部員も混在しているチーム。そうですよね。全国何処にでもあるチームです。

まさしく、僕自身が高校時代にいたチームがそういうチームでした。今回、高校時代の自分の事を思い出しながらこの依頼を受けて、そして当日を迎えました。

次回は3月16日にコーチをさせてもらいます。それまでに彼らの成長に負けないように、僕も今週末からの日本リーグ頑張ります。

あ、あと昨日のコーチを終えて福井に戻って携帯電話を見てみると、高岡工芸高校の子達がTwitterで早速フォローしてくれたり、リツイートやお気に入りにしてくれていました。

ユーロ2014の動画のURLをTweetしたら観てくれるかな、とか考えるとニヤニヤしてまう。うれしいねぇ。



パートナー&サプライヤーへ!!!

[ サプライヤーパートナー ]

先日、パートナー&サプライヤーの皆さんに活動報告や新年度の打合せを兼ねて新年のご挨拶をさせてもらってきました。

各企業の担当の方とお話をしていて毎回感じる事は、僕を通して、ハンドボール業界、ファンの皆さんを観て頂いているということ。

「各カテゴリー別の年間スケジュールや主要な大会は?」「どの地域が盛んなのか?」「ハンドボール業界のキーパーソンは?」「海外で活躍している選手は?」「競技人口はどれくらいか?」「業界としてどんな流れになりそうか?」「海外プロリーグの様子はどうか?」

などなど、本当に根掘り葉掘り聞かれます。もちろん僕のハンドボールへの想いに共感して下さり、サポートして頂いているのだと思います。それと同時に、やはり僕の背後にあるヒトやモノや情報を観ているのだなと感じます。

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何かとお世話になっているブルータグの今矢さんと色んな話をしてきました。

ドイツでケガをした時は、わざわざピルナまで会いにきてくれました。

「ベストアスリート is ベストパーソン」

今矢さんが良く語りかけてくれる言葉です。

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ハンドボールスクールパートナーの日本シグマックスさん(ザムスト)と来年度の打合せをしてきました。

場所は西新宿のオークタワーの33階。毎回タワー内で迷います。

部活応援サイト「エール」を開設し、中高生の部活動をこれまで以上に応援したいとのことでしたよ。

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コンディショニングサポートして頂いている日清ファルマの田中さん。

リカバリー系サプリメントWGHをトレーニング後&試合後、就寝前などに摂るようになって5年目になります。トップアスリートはもちろん、仕事をしながら本格的に競技を続けている人には特におすすめです。

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キングカズさんも愛用しているコンディショニングマットレスのAIRで有名な日本橋西川さんへ新年の挨拶。

今度のソチ五輪で数多くの選手がAIR持参でソチ入りらしいです。

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最後は、ここ最近月刊ハンドボールや至る所で見かける事が増えてきた、勢いに乗っているトランジスタと今後の打合せをしてきました。

昨年に一度、ハンドボールスクールを手伝いにきてくれました。

今後の展開が楽しみになってきました。

東京出張&トレーニングで疲労がピークでしたが、トランジスタのウェアを着てトレーニングして、ザムストのサポーターで左膝をガードして、しっかりご飯を食べて、WGHを飲んで、AIRの上で寝たら、疲れも吹っ飛びました。バッチこいです。

さあ、今日はこれから富山県の高岡工芸高校でのザムスト・ハンドボールスクールです。



ユーロ2014

[ お知らせ ]

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ハンドボール・ユーロ2014年、現地で生のド迫力を感じるのが一番ですが、それが出来ない皆さんは日本からネット観戦できます。(僕もこの週末何試合観たか…)

2020年東京五輪ではこのクラスの強者達と日本で闘うチャンスが日本でハンドボールに関わっている人間全員にくるってことですな。

「ユーロ2014動画」



福井大学医学部コーチ 〜2014年初回〜

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

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昨日は福井大学医学部の2014年一発目のコーチでした。

年明け早々に、キャプテンの健太郎&副キャプテンのかっちゃんと、練習試合の映像を観ながら、今回の練習メニューや3月の西日本医歯薬トーナメントに向けての計画を一緒に考えました。

あくまでも学生が主役、主体で、彼らがやりたいハンドボール、なりたいチームありきです。新チーム当初は、ざっくりとしか考える事ができていなかった二人も、少しずつですが、自分達がチームの舵取り役だという自覚が出てきたように感じます。

「3月の試合での目標はこれで、こんなハンドしたいと思っていて、今はこんな練習をこんな計画でやっています。次のコーチの時は、こんなことを中心に教えてもらえますか?」

ここ位まで自分達で事前に考えてきてくれた上で、僕ところに来てくれます。月に1回くらいコーチをさせてもらっていますが、大体こんな感じで進めています。

今回も昨年末に引き続き、DFのベース作りを行いました。ラインを作るという意識が少しずつ出てきたように感じます。

2013年は初めて西医体決勝まで駆け上がる事ができた飛躍の一年でした。

2014年は毎回、優勝争いに絡めるチームになっていく為の第一歩。本当の意味での強いチームへ。勝負の一年にして欲しいですね。

今回の練習の途中に、普段観ている福井県Jr.チームの子達が隣のコートに入ってきました。

遠目から「あれって、櫛田コーチじゃない???」的な感じでこっちを観ています。

で、僕が子供達手を振ると、だだだだだーーーーっと、子供達は学生が練習しているコートの横に走ってきました。

「おおおっ、うめー。すげーな。」と子供達ざわざわ。

医学部のみんなは自分達が上手いという意識は全くなくて、むしろ大学からハンドボールを始めた学生の方が多いのでどちらかというとハンドボールにコンプレクックス持っている学生の方が多いくらいです。

子供達はそんな事知る訳もなく、普段やっている練習とは違うメニューに興味津々の様子。

「おおおっ。すげーな。フルバック?フルボックってなんですか?」とかコートの横から僕に話しかけてきます。

学生も「俺らなんかにギャラリーおるぞ」ってハッスルしていました。

なんか、こういうのええなぁ。って思いながら笛を吹いていました。



さばスポ 〜プレーとともに〜

[ さばスポハンドボールスクール ]

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昨晩は自分のトレーニングを終えた後、先週に続いてさばえスポーツクラブのアスリート派遣事業で福井県内のJr.チームのみんなのコーチをさせてもらってきました。

【練習メニュー】
・リアクション

・コーンを使ってのでドリブル

・コーンを使ってのランパス

・フェイント

・タッチハンド

・ミニゲーム

タッチハンドは子供達からのリクエストでメニューに組み込みました。

「ボールもらう前に周り観る!!!」

「真剣にやる!!!」

「喧嘩しないっ!!!(お、おう、それも大事だな。)」

とか言いながら、子供達は自分達で意識するポイントを口にしながら各メニューに取り組んでくれています。

子供達の口から自然に出てくるポイントもあれば、ちょっと忘れてしまっている所もあるので、メニューの合間で少しブレイクを入れて

『もう一つ、この前なにか言ってなかったっけ???』

「あああっ。パスしたら、空いている所に動く!!!」

『YES!!!パス&ランやな!!!』

こんな感じで、ワイワイ楽しく、真剣にみんな頑張ってくれています。

やっぱり子供達が一番やりたいのは、最後のミニゲーム。いつも集まってきた瞬間から「コーチーーっ。今日はゲームやりますか???」ですからね。

昨日は最後に15分1本のミニゲーム。

ルールその① 全員が一回はGKをする事

ルールその② 1対1を仕掛けてシュートを決めたら2点

今回のルールはこれだけ。ポジションや作戦はいつも自分達で考えています。

子供達はほんまに負けず嫌いです。ゲーム中に負けだしたり、試合に負けたチームは、良い意味で一触即発状態になります。ほんまに思った事をストレートに吐き出しています。

「パス回せ」「一人で攻め過ぎ」「シュート決めてよ」

こんな感じで喧嘩寸前になる時もあります。

もちろん、取っ組み合いの喧嘩が始まったり、誰か一人を責め立てたり、お互いに思いやりを持てない状態になれば注意はします。(幸い、そういう状態になったことはありません。)

勝ちたくて、本気で試合して、負けて悔しい。勝ちたいから、その気持ちを、チームメイトにぶつける。

適当に試合して、負けてヘラヘラしているより、負けて本気で悔しがっている方が僕はよっぽど良いと思います。

悔しいって気持ちのぶつけ方、自分の意見の伝え方、仲間の意見の聞き方が、まだまだ上手くいってないだけで、こういう気持ちは本当に大切にしてあげたい。

ミニゲームの前後に、時に全員で、時に各チームで、時に僕も入って輪になって子供達で話しているのはこの為です。

まだ自分の意見を言えない子もいれば、自分の意見は言えるけど人の話を聞けない子もいます。

「今日はここが良かったよな」「来週はこうしようぜ」と少しずつみんなの意見を拾える子も出てきています。

プレーとともに、こうした部分も少しずつ良くなってきていると思います。



コンディショニング調整のお供に 〜フローラハウスさんより〜

[ サプライヤー ]

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栄養サポートをして頂いている、フローラハウスさんから「ウドズオイル」「マルチビタミン」MSMパウダー」が届きました。

ウドズ・オイルの原材料は、有機無農薬栽培された植物の種子や穀物です。それを低温でゆっくり搾っただけの「フレッシュオイル」で、これが冷凍状態で届きます。普段の食事のときに、パンに付けて食べたり、ドレシッングのベースオイルにしたり、スープに垂らしたりして摂るようにしています。

マルチビタミンはできるだけ自然のものから摂取できるように原材料を選んでいて、保存料・着色料・アルコールは無添加です。一日のどこかのタイミング、特に冬場は積極的に飲むようにしています。

MSMとはメチルスルフォニルメタンのことで、有機イオウ化合物です。名前はよく知られていませんが、僕らがが普段食べているものに含まれていて、とても身近なものです。肉・魚・卵・乳製品などの動物性タンパク質や穀物・豆類などの植物性タンパク質、ネギ・にんにく・ニラ・キャベツ・白菜・ブロッコリー・わさびなど、独特の香りのある野菜、そして意外な事にコーヒー、お茶、ビールにも含まれています。トレーニング直後に4袋飲むようにしています。

まずは、3食しっかり食べる。これが全ての基本です。それを補うってくらいのイメージで2009年から上記の3つをコンディショニング調整に組み入れています。

以前フローラハウスさんにご挨拶に伺ったときに記事です。



さばスポ 2014年一発目

[ さばスポハンドボールスクール ]

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1月8日は2014年一発目のさばスポ。

アスリート派遣事業で福井県のJrの子達と一緒にハンドボールをしてきました。

ラダー、ボールハンドリング、フェイント、ゲーム。

みんな、ニコニコ楽しそうにボールを追いかけていました。

ハンドボールの楽しさに気づいてほしい、ハンドボールを好きになってほしい、自分で考えることや工夫することを楽しんで欲しい。

ほんまに、ただただそれだけ。