ブログ&ニュース ( 2014年3月 )

渋谷教育学園幕張中学校・高等学校ハンドボール部・ハンドボールスクール

[ パートナーハンドボールスクール ]

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3月21〜23日の三連休は千葉県に行ってきました。昨年の夏に続いて、渋谷教育学園幕張中学校・高等学校でのコーチでした。映像分析等も含めると3日間で合計7セッション。子供達、頭も体もフル回転させて頑張ってくれました。

21日。

【1セッション】2時間半 @渋幕体育館
①ザムストさんからのねんざ予防&ケアクリニック
②ゴールから紐を引っ張って、ゴール型のボールゲームの原理原則を確認。
③3チームでのパスゲーム(フリーマンあり)
④ポストを絡めた2対1→3対2
⑤ポストを絡めた2対2(スライド&スクリーン)
※2対2の壁を割る、2対2の壁を構築する→翌日のラインコントロールへの導入込み
⑥ショートゲーム1本

初日は約2時間半のトレーニング。そのあとは澤崎先生&親御さんとの親睦会。

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ザムストさんのクリニックの様子。足首のねんざ予防やねんざをしてしまった時のケアについて。ザムストさんのHPでも、アイシングや足首のねんざに関してのハンドブックが無料でダウンロードできます。

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22日。

【2セッション】1時間15分 
①前日のショートゲームを観ながら学生&先生とゲーム分析。
②関東大会に向けてのライバルチームのゲーム分析。

【3セッション】45分 @グランド
①ラインコントロール(ノーマル→クロス際スクリーンあり→牽制あり)
②GK練習別メニュー&中学生は前日のパスゲーム

【4セッション】90分 @千葉ポートアリーナ
①ポストを絡めた2対2(アップ込みロールプレイング)
②ノーポストでの4対4(牽制を導入、ラインコントロールの意識付け)
※この辺りから「ライン」を構築する、「ライン」を割るという目に見えない部分への面白さに気づく選手が出てくる。
③2カ所でポストを絡めた2対2(スライド&スクリーン)
④ショートゲーム1本

※休憩中に低めのライン構築(9m付近)で、ポストとの2対2で攻撃に主導権を握られた際にどう守るといいか?を考えてもらう。

【5セッション】 90分 @千葉ポートアリーナ
①ポストを絡めた2対2
②ショートゲーム2本

二日目終了。

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休憩中などに、ショートゲームの映像を常に確認、上記の変化を自分たちで感じてもらい、共通理解を深める。こんな感じで親御さんが全面的にバックアップ。

「5セッション目①ポストを絡めた2対2の中での子供達の変化」
※何名かが、BPへ牽制を有効に使いながら守り始める。
※BPへ牽制を入れられた時に攻撃はどんな選択肢があるか?どんな攻撃が有効か?DFはどんなリスクがあるか?ライン構築はどう変化していくか?を考えてもらう。
※牽制に出たDFの真下のスペースをポストの中継やBPのドライブ等で攻撃しだす。
※牽制を入れた際のDFのリスクや攻撃側の選択肢を攻守両面から確認。
※ポストを絡めた2対2の総合練習(攻撃はスライド、スクリーン、中継などを有効に使う。守備はポスト押上、牽制、ラインコントロールなどを自分たちで判断する。)

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23日。

ミニ合宿最終日。この日はトランジスタの皆さん、順天堂大ハンド部の皆さんが駆けつけてくれました。順天堂大の皆さんは将来的には指導者になりたいみたいです。

【6セッション】 90分 @千葉ポートアリーナ
①3チームでのタッチハンド
②ラインコントロール&GKトレーニング
③ポストを絡めた3対3(1対1からの+ワン、2対2からの+ワン)→4対4(1対1からの+ワン)
※チームの骨子になる4種類の+ワンへ向かう課程でのポシション攻撃を確認。DFはその裏側で何を意識するのか?どんな可能性を想像しておくのか?
④ショートゲーム1本

【プラスα】
中学生に僕、順天堂大の学生、トランジスタさん、奥田先輩、澤崎先生も混ざっての交流ゲーム

【7セッション】 90分 @千葉ポートアリーナ
①6対6(ロールプレイング)
(ポジション攻撃での4つの+ワンアタック→ポジション移動からの4つの+ワンアタックのイメージ共有)
②6対6(3分攻防5セット)
※1セットずつテーマを持って、攻撃、守備を行う。
③ショートゲーム1本

ハンドボールの、チームの骨子になる部分を先生、学生と一緒に作っていった3日間だったと思います。この3日までに先生とも学生とも何度も連絡を取り合ってきました。

ハンドボールの技術的な部分もですが、それ以外の部分についても色んな話をしました。「ハンドボール」「渋幕ハンド部」「仲間」「自分」と本気で向き合うきっかけに少しでもなればと思っていたからです。

今分からなくても、大人になってからでも、目標に向かう中でいつか訪れるきつい場面ででも、少しでも何かプラスになればと思って可能な限り、自分の言葉で話しました。

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ミニ合宿に2回も顔を出してくれた、母校一条高校ハンド部の大先輩の奥田さん。現在は映画関係、映像関係のお仕事をしている奥田さん。僕が1年生の時の3年生でキャプテンだった奥田さん。

その奥田さんが千葉在住って事で、映像機材を抱えて駆けつけてくれました。約20年ぶりに一緒にハンドボールができて本当に嬉しかったです。

奥田さんも「久しぶりにハンドやれてほんまに良かったし、自分の仕事を通してまたこんな風にハンドに関われるなんで思わんかったわ。まさかあのクシダとこんな風に一緒の車でハンドしに行くなんてなぁ。」と話してくれました。

その奥田さんが、コーチ最終日の終わり時間に合わせてサプライズのスライドショーを作ってくれていました。子供達も親御さんも大喜びでした。(奥田さん本当に有り難うございました。)

「渋幕ショートムービー by 奥田順一」

今回の3日間、本当に多くの皆さんにサポートして頂きました。ザムスト様、トランジスタ様、日清ファルマ様、ブルータグ今矢さん、スポーツイベント野村さん、一条ハンド部の奥田先輩、将来コーチを志している順天堂大学の学生達、そして何よりも子供達のお母さん。

皆さん本当に有り難うございました。

「渋幕3月21日〜23日 アルバム」



新シーズンスタート

[ 日々 ]

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3月もあっという間に2/3がおわってしまった。オフ期間は、大学生、高校生のコーチをしたり、僕も一緒に入って体を動かしたりしていました。

その間、プレーオフを観て色々と感じることも多かったし、レフリーコーチシンポジウムに出て勉強になることもありました。

2013年度のチーム納会もあって、引退者&新監督の発表がありました。今季も僕はコーチ兼任選手としてブルーサンダーで頑張ろうと思います。

そして、今週からいよいよ新チームとして始動しました。今は同志社大学が福井に合宿にきてくれています。17日〜20日までうちのメンバーとトレーニングマッチを繰り返しています。

まずはGWまでの6週間、その後はGW明けから社会人選手権まで7週間、しっかりとトレーニングします。



高岡工芸高校ハンドボール部コーチ2回目

[ パートナーハンドボールスクール ]

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昨日は一日中、高岡工芸高校ハンド部のコーチでした。1月に続いて今回が2回目です。約2ヶ月ぶりでした。この間も顧問の坊先生から試合の映像や、生徒からのアンケートを送ってもらっていました。

今回はポストとのコンビプレーを切り口にして、攻撃も守備も総合的に理解を深めてもらえるように午前、午後と練習ニューを準備しました。一口にポストとのコンビプレーと言っても、DFが下がっているときもあれば、出てくるときもあれば、牽制をかけてくるときと様々です。

守備、攻撃、それぞれの立場にたった時に「相手は何が嫌なのか」を考えてもらいながら進めました。

守備では「ライン」を意識(イメージ)する。
攻撃では「ライン」をどう崩していくか。

個人差はありますが、ゴール型のボールゲームの深みのある楽しさに気づけてもらえたかなと思います。これまでは1対1を抜いた、シュート決めた。やったーー。(もちろんこれも素晴らしいことですよ。)みたいな楽しさだったと思いますが、新しい楽しさに気付きだせている子が何人もいましたね。

自分のプレー、考え方、取り組み方が目標である「北信越大会出場」に繋がっているか?が判断基準になってくると思います。これから「楽しさ」に加えて「厳しさ」が必要になってくる時期も出てくるかと思いますが、「目標に向かっていく課程」を楽しみながら乗り越えて行って欲しいと思います。

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午前の部と午後の部の合間の一コマ。

お昼ご飯食べながら、海外の動画見ています。みんなカラバティッチや!ハンセンや!アバロや!って知ってるみたいです。

すげ〜な。



福井大学医学部×金沢医科大学 コーチ

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

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気づけば、3月中旬ですね。はやいですね。

昨晩は、福井大学医学部と金沢医科大学の皆さんと一緒にハンドボールをしてきました、いずれのチームも今週末の西日本医歯薬トーナメントを控えています。

大会直前ということで、実戦形式中心のメニュー、最後はケーススタディも兼ねて、残り時間や点差を設定してのショートゲームを何度も繰り返しました。

いよいよこの冬場に蓄えた力を発揮する時ですね。この大会が終われば新入生の勧誘に追われる4月に突入です。早いものですね。

コーチを終えて、福井大学医学部のみんなと晩飯へ、そこにこの3月で卒業していく、ごお&けんすけも来てくれました。昨年の夏に福井大学医学部史上初めて、西医体の決勝戦までコマを進めたときの最上級生がこの2人でした。(もう一人は分け合って今も現役で頑張っています。笑)

僕が福井に移ってきてからこのチームを見させてもらっていますが、早いもので今の代で5期目です。はやいですね。

僕が来た頃は、良くも悪くものんびりとしたチームでした。本当に楽しそうにやっていて、それはそれで良かったので、僕もあまり細かいことは言わずに、彼らのスタンスに合わせてコーチをしていました。

ちょうど一年くらい前かな。前キャプテンのよしきが僕にこう言ってきました。

「苦しいことを乗り越えてでも勝ちたいです。西医体で勝ち抜けるチームにしたいんです。」

このチームが本気になりだしたのは、この時からだと思います。卒業していく2人はこういう変化の時期を経験したわけですね。

「西医体の決勝戦で負けたことは残念だけど、その変化の中心にいることができて、そのチームの一員でよかった。」

とご飯を食べ終えたあとにわざわざ、ごおが言いにきてくれました。

今週末の大会を控えているというのもありますが、1年生のりゅーともこういう気持ちでチームに関わっています。 「162.7cmで」

経験者も入れば、未経験者もいるし、けが人もいます。人数は10人ちょっとの小さなチームです。もちろん課題はまだまだ多いんですけど、このチームの良い所は自分たちがどこに向かってやっているのか?をみんなで共有できているところだと思います。

課題が山積みとネガティブになる感じは全くなくて、自分たちが思い描いているハンドボールに近づくために一つずつ出来ることを増やしている。それが実に楽しそうなんですね。

最終目標の西医体に向けて、今大会も彼らは明確にテーマを持って挑んでいるんだと思います。勝利にこだわることはもちろんですが、自分たちがこの冬に取り組んできたことを出し切ってくることも彼らの楽しみの一つなんだと思います。

チームとしても、個人としても一回り成長して福井に戻ってきてくれると嬉しいですね。



東京番外編

[ 日々 ]

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東京番外編!!!

東京在住一条高校ハンド部の同級生&先輩が集合。

この中の何人かはプレーオフ観にきてくれました。

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プレーオフを通して、現時点でのハンドボールのポテンシャルを感じてもらいたかったのでザムストの担当の方にお声かけしました。来てくれました!!!

プレーオフの後は、3月21日〜23日の渋谷教育学園幕張高校でのハンドボールスクールの打合せ!!!ザムスト&トランジスタ!!!

当日が楽しみです。子供達喜んでくれるといいなぁ。

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僕と同時期にドイツでプレーしていたまっけんさんこと、松本賢さん、そして奥様&息子くんといろんな話してきました。ご本人ではなく、けんさんが履いていたシューズに登場してもらいます。

奇跡的に僕のシューズと丸かぶりでした…



プレーオフ

[ 日々 ]

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先週末は日本ハンドボールリーグのプレーオフでしたね。聖地・駒沢体育館ですな。プレーオフを通して、色んなことを感じました。新シーズン、今後のこと、忘れへん意味を込めてストレートに書こうと思います。

まずは、結果から

男子 セミファイナル
トヨタ車体 30 (17-10, 13-19) 29 湧永製薬
大同特殊鋼 30 (12-12, 18-17) 29 大崎電気

女子 セミファイナル
オムロン 25 (10-10, 9- 9, 2- 0, 4- 3) 22 ソニーセミコンダクタ
北國銀行 25 (14-11, 8-11, 2- 1, 1- 0) 23 広島メイプルレッズ

男子は、共に一点差、女子は共に延長戦とセミファイナル4試合全てが大激戦でした。

男子・女子 ファイナル
大同特殊鋼 32 (20-15, 12-16) 31 トヨタ車体
オムロン 25 (14-13, 11-10) 23 北國銀行

男子は大同特殊鋼が、女子はオムロンが優勝しました。プレーオフ、優勝を知り尽くしている両チームが優勝しました。どの試合も本当に見応えあるプレーの連続でした。

次に、観客数について

今回はほんまに会場が人で一杯でした。実際にどれくらい入っていたのか気になったので日本リーグのHPで調べてみました。

セミファイナルの観客数は試合毎に増えていった様子で、1421人→2019人→2471人→2843人と第4試合の大同vs大崎のカードは第1試合のオムロンvsソニーの約2倍の観客数でした。

ファイナルは、女子が2905人、男子が2921人と前日を上回る観客数だったようです。実際に、会場に入ると空いている席が全くないくらい満席で、事実僕の前の人は何人も立ち見でした。

最後に、諸々感じたこと

真っ暗になってからのカクテル光線に照らされた選手紹介、そして国歌斉唱、3000人近い観客席、そんな最高の舞台でした。そんな中で負けたらそこで終わりの一発勝負、やっぱりこの舞台でプレーするってのが日本リーガーの一つの目標です。

会場では、リーグ委員の元日本リーガーの見慣れた顔がインカム付けて観客誘導などで駆け回っている姿を何度もみました。Facebookなどでも準備の様子や大会後の様子を少しですが知ることができました。引退後も日本リーグの為に走り回っている姿をみて試合とは違う意味でグッときました。(僕が目にしただけでも東サン、モッチ、勝田サンたちが走り回っていました。)

今回、全ての試合が大激戦、大激闘でした。本当に素晴らしいプレーオフでした。あれだけの舞台を用意してもらえたら、あれだけの観客の前でなら、選手は奮い立たないはずがない、そんなプレーオフの舞台でした。選手を見ても、裏方さんを見ても、僕が言うのは全然ピント外れなんですけど、なんか「ありがとう」という気持ちが自然にわいてきました。(それ以上にこの舞台に選手として立てていないことが悔しい。やっぱり、あの舞台や!!!)

今は1年に一回の舞台だからこその、こういう最高の舞台です。やっぱり尋常じゃないくらいのパワーが必要だと思います。でもいつか日本リーグの日々の試合がこれくらいの試合内容、観客数、演出になって、これが良い意味で当たり前になって欲しいし、そういうリーグにしていきたい。そしてその時のプレーオフは1万人くらい入ってってしたいね。

やっぱりハンドボールは最高です。



コーチ・レフリーシンポジウム

[ 日々 ]

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コーチ・レフリーシンポジウムに参加してきました。

リオ五輪、熊本WC、東京五輪を控えている中でナショナルチームがどういう戦略性、思想を持って強化し、現在どういう課題を持っているのかを把握したかったのと、そのことを理解した上で今後のプレー&コーチを行いたかったからです。

女子代表の栗山監督は世界選手権を踏まえて、男子代表の清水監督はアジア選手権を踏まえて、男子U19の瀧川監督はU19世界選手権予選を踏まえてのお話でした。レフリーサイド、分析チームからのお話も興味深かったです。

特に印象に残っているのは、女子代表の栗山監督と男子U19の瀧川監督の話でした。ゲームプラン、強化策に戦略性、根拠を感じましたし、それぞれの言葉に説得力とナショナルチームに懸ける「想い」を強く感じました。

具体的な内容は、ここでは書けませんが「選手」としても「コーチ」としても心に響く話を聴かせて頂くことができました。今回の内容を、自分にそして自分のチームにこれから出会う子供達に活かします。



大阪大学ハンドボール部コーチ 〜キーワードはライン〜

[ ハンドボールスクール ]

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昨年、一昨年に続いてこの時期の恒例になりつつある、大阪大学ハンドボール部のコーチをさせてもらってきました。

3月6日に2回、7日に2回、合計4回のトレーニングを行いました。

事前にキャプテンの富田君に何度も練習試合などの映像をYouTubeで送ってもらって、当日まで準備を進めてきました。どんな成績を目標とし、どんなハンドボールを思考しているのか?じっくりと話を聴かせてもらって、練習メニューを考えていきました。

今回のキーワードは「ライン」です。

練習中に「ラインってアプリちゃうよ」って、なんでそんなこと言ったかわからんボケをかましたら、ドンズベリしました…

コーチをできる回数が4回だったので、攻撃練習、守備練習と切り分けるのではなくて、6:0DFや3:2:1DFシステムどうのこうのといった話でもなく、常に攻守両面から「どうラインを作って守るか?」「どうラインを突破して攻めていくのか?」という視点でトレーニングを深めていきました。

初日。

まずは、DFラインが低い位置でのポストとの2対2をどう攻めるのか?どう守るのか?この状況でできた「+1」をどうフィニッシュまで持っていくのか?何か一つの正解を求めるのではなくて、こういう状況下の攻守でどんな可能性、選択肢を持っておくといいのか?を学生自身に考えてもらいながら進めていきました。

(僕が想像している以外の選択肢がでてくるか?どうかも楽しみでしたしね。)

ポストを2人のDFラインの上に押し上げて守ったり、牽制を入れてバックプレーヤーにボールが入らないように守ったりと、2対2を守る為に工夫がでてきました。

初日の終わり際に、「DFで牽制という要素がでてきたのが凄くよかったよね。」「明日は牽制に出られたときに、どうこの2対2を攻略するといいのか?」「DFは牽制に出ることで考えられるリスクや、次に攻撃が狙ってきそうなことを一晩考えてきてな。明日は牽制やラインを上げてきたときの攻防をやるからね。」そう学生に伝えて初日を終えました。

二日目。

前日からの流れを踏まえて、高い位置や牽制を交えた攻守を繰り返しました。

自分の前の選手がボールを保持している状態で、隣のDFが自分のマークに牽制を入れた後に、ボールホルダーとの1対1を誰まで運ぶのか。牽制に入っている隣のDFは「ライン」を揃えるために下がるのか。それとも、一人飛び越えて「ライン」を作るのか。牽制を入れたDFプレーヤーはその時自分の下でどのように「ライン」が変化するのかイメージできているか。「ライン」という見えない部分をDFメンバー全員が共有した中で守り、OFメンバーは「ライン」をどう突破していくかを意識してのトレーニングが進みました。

攻撃はパラレル&クロスとポジション移動のみが可能で、ノーポスト、キリ(トランジション)がない状況と少し限定された環境と言うこともあり、ハイプレッシャーでのDFが機能しだしました。牽制を巧みに織り交ぜながら、「ライン」を意識している様子が伝わってきました。

「今度は、こういう風に高いラインを形成されたときに、どんな風に攻めたら良いと思う?DFはどうされると嫌かな?」

当然と言えば当然ですが、キリやポストの中継などを交えて攻撃しだしたり、ここまでの流れを踏まえて、打開策を見いだしていました。

「こうやって、高い位置でラインを作ってDFをしていて、キリ際やスペースを有効に使われたり、ゴリゴリ攻撃されて崩されるとするやん。じゃあ今度はDFはどう守ることになるかな?」

終始こんな感じで、「こういう時はどういう可能性があるか?」という問いかけを繰り返しながらトレーニングを展開していきました。フォーメーションを組んだり、DFシステムを構築したりというトレーニングは全く行いませんでした。

今回、限られた回数でコーチをする中でこういう攻防一体型でメニューを組んだのはこんな理由でした。「ライン」というキーワードを軸にして、その理解を深め、イメージを共有することで、チームの幹になる部分を強化したかったのです。それに加えて、この部分の理解を深めるとゴール型のボールゲームが本当に楽しくなるからです。

きっと今頃、大阪大学のみんなは岡山で合宿中だと思います。春季リーグ戦まであと一ヶ月、このリーグ戦での1部昇格が彼らの目標、一年間の集大成だと聞いています。

大阪大学みんな、頑張ってね。



北野高校ハンドボールスクール

[ パートナーハンドボールスクール ]

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3月6日は大阪の北野高校ハンド部のみんなとハンドボールをやってきました。

今回のハンドボールスクールはザムストさんがサポートしてくださっています。ザムストさんありがとうございます!!!「ザムスト部活応援サイト 〜エール〜」

ゴールからビニールひもを引っ張って、ゴール型のボールゲームの原理原則を説明すると、さすが大阪でも指折りの進学校ってこともあり、みんなで色々「これはこういうこともいえるんじゃないか?」「ああいうこととも繋がるんじゃないか?」と理解を深めてくれました。

3チームに色分けしてのパスゲームでは3分毎にルールが変わる中、「難しいっっ!!!」と言いながらもしっかりと対応できていたんじゃないかな。

去年は上級生だけの参加だったけど、今年は全学年がきてくれた様子で、30名以上いたのかな?みんな剽軽で、でもやる時は真剣で、僕も凄くやりやすかったです。

北野高校ハンドボール部のみんな頑張ってね!!!



レジェンド

[ 日々 ]

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久しぶりに福井に戻ってきました。

先週末の土曜日は京都で滋賀医大ハンド部のOBの満田くんの結婚式に参加させてもらってきました。先々週は博多で大星の結婚式だったので2週連続の結婚式でした。

満田とは2006年からの付き合いで、彼が1年生の時からコーチをさせてもらってきました。高校時代に体操をしていたこともあり、体のバネはピカイチでした。ただ、ボール競技の経験があまりなかったので、その辺りは時間をかけながら慣れていってもらおうと考えて指導してきました。

幹部学年の4年生を終えて、いよいよ自分のことに集中できる5年生の時に膝の靭帯を損傷してしまい、約1年間我慢の時間を過ごしました。僕も同時期に左膝のリハビリをしていたので、よく覚えています。人ごととは思えませんでした。

最終学年6年生になってからは、怪我の影響で以前のように伸びのある動きが影を潜め、本人も悩みながらプレーをしていました。そして医学部選手の中で特別なポジションとも言える左バック(ACE)を任せられて、その重圧に苦しんでいました。もがいていました。西医体の直前の6月末の春季リーグ戦では、部内全員から「もっとエースがしっかりしてほしい」と本人にとっては屈辱的な言葉を浴びせられました。本当に苦しかったと思います。

しかし、この言葉の意味を満田はしっかりと受け止めてくれました。

2011年の7月、西医体直前に彼が記したブログです。最後の大会直前でテンションは高いですが、嘘偽りのない当時の気持ちだと思います。「ACE」

8月の西医体中も序盤は重圧と闘っている様子でしたが、司令塔の三宅が左肩を怪我してから獅子奮迅の大活躍でした。終わってみれば、「優勝」「最優秀選手賞」「得点王」と全てのタイトルを総なめにして有終の美を飾りました。

決勝戦を終えて、彼が泣きながら僕の所にきてくれたことを昨日のように覚えています。大会を終えて、後輩達にこんなメッセージを残してくれています。「西医体を終えて」

1年生の時は、練習が終われば「おつかれ、くっちょ!!!」みたいな軽い奴でしたが、6年間ハンドとハンド部と自分と本気で向き合うと、こんな風になるんですね。

そんな満田の晴れ姿、ほんまにええ結婚式でした。満田&万依さん末永くお幸せに!!!



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