ブログ&ニュース ( 2014年6月 )

世界一になるって決める

[ 未分類 ]

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久々にがつーんときた。強烈にきた。友人でもあるアルティメットの森友紀。彼女は元ハンドボーラー。同じ77年生まれのアスリート。先日、ゆっくり話す機会があった。その時の彼女の言葉が強烈に響いた。

彼女は2年ほど前にアメリカを倒して世界一になった。僕はこの世界一になる瞬間を家族で応援させてもらった。

当時、日本代表の選手兼任監督。

采配をふるいながら、勝負所で出てきてビックプレーを連発させていた。そして強豪アメリカを倒しての世界一。翌朝には張本さんあっぱれをもらっていた。

「世界一ってどんな気分なんだ?」「それを選手兼任監督で成し遂げるってどんな気分なんだ?」「何で世界一なれたと思う?」「世界一になって今は何を目指して生きてるの?」

まあ、ストレートに話を聴かせてもらった。

「準備も含めて世界一になる過程を仲間と共有できたし、凄く楽しめた。試合も超楽しかった。」

「ただ世界一になるんじゃなくて、どうやって豊かにチャンピオンになるかって考えてたかな。」

「でも、やっぱり世界一になるって決めたことが、一番大きかったかな。」

やばい。やばい。響いたわ。

「世界一になるって決める。」



シーズン前に

[ 日々 ]

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福井から京都に向かうサンダーバードの中。今日、明日と関西医歯薬春リーグ、滋賀医科大学ハンド部のコーチ。

水、木、金と東京。トライマックス本社で会議等。僕が福井で好きにハンドボールできるのも本社の皆さん理解があればこそ、ほんまにありがたい。シーズン前に顔を出せてよかった。

今回も仕事の合間にパンパンに予定を詰めて、お世話になっている皆さんにシーズン前のご挨拶。

ザムストさん、日清ファルマさん、日本橋西川さん、フローラハウスさん、イオンスポーツさん、ブルータグさん、ありがとうございました。

福井に戻って昨日の練習は神田、準、高田、落合も来てくれて久々に大人数でやれた。いよいよ来週から全日本社会人選手権。



さばスポ 2回目

[ さばスポハンドボールスクール ]

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不動産鑑定士の方との打合せ⇒ウエイトトレーニング⇒さばスポ⇒資料作成という一日でした。

ちびっ子のみんな、今日は集中できてたなぁ。今日やっている練習メニューにトップコーチセミナーの内容が入ってるなんて事知らずに元気よく、楽しくボールを追いかけてくれていました。(それが一番!!!)

フェルドマンにこの写真送ったろう!!!

明日は、朝から大阪出張。社会人選手権まであと少し、なんとかトレーニングに間に合うようにとんぼ返りしたいのだ。



福井大学医学部ハンド部コーチ 〜サプラライズケーキ〜

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

先週末のトップコーチセミナーから怒濤の一週間でした。仕事の方で約2ヶ月程準備してきた企画が表に出る週だったんですね。お陰様で何とか乗り切れました。
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昨日は朝から、福井大学医学部のコーチでした。5月末の新人戦では接戦を勝ち抜いての優勝だったみたいで、主力の5、6年生はもちろん下級生の成長も楽しみにしていました。

最初の2時間は戦術的な合わせをメインに行いました。2週間後に関西医歯薬春季リーグが控えています。

後半2時間は福井大学とのトレーニングマッチ。25分ハーフ×2本、下級生メインのゲーム、2〜5分くらいのショートゲームを6セット。けが人も少しずつ回復しているみたいだし、2週間後が楽しみですね。

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コーチングを終えて、学生と談笑していると、僕と6年生のでんでの周りに人の輪が…

2週間ほど早いですが、37歳のサプライズケーキを用意してくれていました。

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コーチングを終えて、帰宅して妻と一緒の美味しくケーキを頂きましたよん。

福井大学医学部ハンド部のみんなありがとうね。



トップコーチセミナー2014

[ 日々 ]

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トップコーチセミナー2014に参加してきました。

トップコーチとしてハンドボールの競技普及の為に世界中を駆け回っているKlaus Feldmann(ドイツ人)が今回の講師でした。

プレーヤーが目の前の変化に対して自分で意思決定してプレーできるように安定性と柔軟性(可変性)という対局にある要素のバランスをとりながらトレーニングメニューが組まれていました。

「observe」と「solution」という言葉をKlausはしきりに口にしていたのが印象的でした。

「自分の目の前の状況を良く観察しろ」「目の前の状況を観察したら自分で意思決定して解決していけ」こんな意味合いなのかなと思って聴いていました。

①スキルトレーニング(動作自体を習得、ドリルなども組み合わせて)
②条件付けや、タイムプレッシャーなどを加える(可変性や柔軟性をもって対応)
③DFを入れてのトレーニング

一つのテーマに対して、大体こんな感じでメニューが流れているように感じました。

普段僕が練習メニューを考える上で、大切にしていることと重なる部分もあったし、「おおっなるほど、こういう考え方、方法もあるんか」ってのもありました。

一旦自分で整理して、少しずつ試していきたいと思います。いやいや刺激的な時間でした。

で、Klausとは今回が初めてだったですが、僕が初日の終わりがけのディスカッションの時間に「練習の狙いとは違う要素、方法でプレーヤーが自分でアイディアを出して、意思決定をして解決したとする。」

「僕は、そこは尊重したいんだけど、狙いとはちょっと違うんだと伝えるか?は悩むところだ。あなたならどう思う、そういう時になんて言う?どう対応する?」

こんな質問をしました。結構真剣に考えて、答えてくれましたよKlaus。

それ以降、少しずつ話すようになって2日目のスタートの前に、Klausから声をかけてくれました。2006年から2008年までピルナ(ドイツ)でやっていたことを話すと、KlausはPC出してきて、「俺の21歳の息子がこの前ピルナと対戦したよ。ほらっ」て映像見せてくれました。

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この写真のスポーツアリーナの映像なんですよ。なんと言う偶然というか、縁というか。

全日程が終了して、またKlausから話しかけてきてくれて、「昨日、君がしてくれた質問なんだけど、あれは君がピルナにいた時のトレーナー(監督)が自分の指示通りに動かないと怒るようなトレーナーやったのか?」(ドイツでは監督の事をトレーナーって言います。)

3c871410d809abbe73a7a4ceed222162(写真の左下がマティアス)

ピルナの時のトレーナーはマティアスという、どちらかと言うと浪花節の男でした。僕はマティアスの指導も結構好きだったし、人間としても尊敬していたので、「いや、全然そんことないよ。でも試合の時はいつも顔を真っ赤にして怒鳴ってけど」ってKlausに答えました。

そしたら、Klausが大笑いしだして、「マティアスは俺の友人なんだ、あいつ試合になるといつも顔真っ赤だな確かに、はっはっはっはっはっ!!!マティアスは怒りっぽいから、てっきり君がマティアスに指導を受けている時、あいつが指示通り動かないと怒ってばかりいて、それが嫌だったから君が昨日の質問したのかと思ったよ。」

前日のことちゃんと覚えてくれていて、その上でひねりのあるギャグをかましてきました。

「なかなかやるな、Klaus」

ピルナに続いて、マティアスまでとは…

先週のトレーニングが最終の追い込み週でちょっときつかったんですけど、色んな意味で行ってほんまに良かったです。

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裏話その2。

夜のトップコーチセミナー。野田とヨシナカに、ノールックパス&トップDFについて教えてもらっておきました。