ブログ&ニュース ( 2015年10月 )

アジア予選を観て

[ ~2022 三重バイオレットアイリス日々 ]

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気づけば10月ももう終わりですね。11月もすぐそこです。

随分前のことにようにも感じますが、10月20〜25日までおりひめジャパン(女子日本代表)のリオデジャネイロオリンピックアジア予選が愛知県で開催されました。三重バイオレットアイリスからも原と池原がおりひめジャパンの一員として五輪切符を獲得すべく日の丸を背負って闘ってくれました。

10月25日、アジア予選最終日。共に3戦全勝同士の日本と韓国が一騎打ちでした。韓国に勝てば、40年振りの五輪切符獲得が決まる大一番でした。結果は残念ながら…

日本(JPN) 21 (11-17, 10-18) 35 韓国(KOR)

僕は、21日の中国戦、24日のカザフスタン戦、そして大一番25日の韓国戦、合計3試合の応援に行ってきました。21日の中国戦は平日という事もあって、会場の入りは疎らでした。

おりひめジャパンの勝利という結果そしておりひめジャパンからの熱量、そして新聞、テレビ、インターネットなど各メディアで連日のように取り上げられたこともあって24日のカザフスタン戦、そして25日の韓国戦とぐんぐんサポーターの数は増えていきました。

24日のカザフスタン戦、苦しみ抜いた末に1点差で勝利。いよいよ40年振りの五輪に王手という状況。

何と言うか「いけるぞっ!!!」っていう空気感みたいなの出てましたよね???ハンドボールの代表チームの結果にこんなに期待感を持ったのは僕は初めてでした。「行ってくれ。頼む」って思いました。ほんまに。

僕は2008年の中東の笛・再予選の時は日本にいなくて、ドイツだったのもあってあの時の盛り上がりってのは体感できていなかったんですよね。だから、今回なんと言うか、代表チームが勝っていくとこんな風に空気が変わっていくのかって、すげーなって純粋に感じました。規模はまだまだ及びませんが、ラグビーのW杯での活躍を見た後だけに、尚更そう感じました。

そして25日の韓国戦は5000人を超える観客が会場を埋め尽くしました。(満員御礼で会場に入る事ができなかった人もいたみたいですしね。)

そして試合直前、おりひめジャパンが横一線になっての国歌斉唱。会場も全員が起立&脱帽。これに勝てば五輪が決まるっていう期待感。韓国が強いことは全員分かっているけど、やってくれるんじゃないかって言う期待感。その場を共有できているっていう何とも言えない高揚感。

これぞ、五輪切符をかけた大一番、日本代表の試合。って感じでした。自分が監督を務めるチームから2名の選手がおりひめジャパンの一員として日本の未来をかけてこれから闘うのかと…。原、池原の背中を見ていて本当に誇りに思いました。

前述の通り、結果はけして満足のいくものではなく、今回のアジア予選で五輪切符を獲得することは出来ませんでした。本当に韓国は強かった。

おりひめジャパンのメンバーの多くは、日本リーグ、あるいは日本リーグを経験して海外リーグでプレーしています。日本リーグで指導者をさせて頂いている重みを改めて感じました。日本一を目指して闘うその先までしっかり見据えていかねばと改めて強く感じました。

おりひめジャパンに関わった全て皆さん、本当にお疲れさまでした。



トライアウト開催の背景

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

三重バイオレットアイリスHPでも公開されていますが、11月21日に三重バイオレットアイリス初となるトライアウトを開催します。

「三重バイオレットアイリス・トライアウト詳細」

今回のトライアウト開催の背景というか、込められた想いを少しだけお話させてもらいますね。

ご存知の通り、三重バイオレットアイリスが戦う場は日本ハンドボールリーグがメインです。つまり国内トップリーグがメインフィールド。誰でもプレーできる場ではありません。五輪切符に人生をかけてチャレンジしているおりひめジャパンの選手も何名かいます。

当然、高き門です。でも、狭き門ではなくて、広き門にはしたいなと。国内トップリーグ、オリンピックにチャレンジできる機会は創りたいなと考えました。

現時点では、三重バイオレットアイリスの選手達は地元企業に勤務しながら、競技を続けていますが、考え方次第では、こんな競技の続け方だって可能かもしれません。

三重県内の大学や専門学校に通いながら自分の将来に繋がる勉強をして、ハンドボールは三重バイオレットアイリスでプレーする。

自分のしたい仕事を続けながら、三重バイオレットアイリスでプレーする。

プロフェッショナルとして三重バイオレットアイリスでプレーしたいと売り込んでみる。

将来、日本ハンドボールリーグでプレーしたいと思っている高校生、大学生はもちろん、現在仕事をしながらクラブチームで競技を続けている社会人など、皆さんの熱いチャレンジを待っています。国外からのエントリーだってもちろん大歓迎です。

三重バイオレットアイリスはクラブチームなので、いろんな形でプレーできる可能性が無限大です。



HONDA

[ ~2022 三重バイオレットアイリス日々 ]

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昨日の話。午前中は三重バイオレットアイリスのウエイトTr、午後からチームビルドMTG、そのあと選手の職場訪問という感じの日中。

そして夜。HONDAハンドボールの元チームメイトのみなさんが集まってくれて、先輩、同期、後輩との夕食だった。

HONDAが強くなっていく過程、日本リーグ6連覇中、日本リーグ撤退の前後といろんな話題になる。

2000年からの3シーズン、このチームでやらせてもらった経験は僕の中ですごく大きい。

当時のHONDAでの僕の立ち位置は、常にメンバー入りできるかどうか?の当落線上だった。ベンチ入りできたり、できなかったりだった。

それでも6年連続日本一になる集団でしか経験できない事っては少なくない。

日本一の集団っては当たり前の基準が高いというか、凡事徹底というか…

そのことに気付けたのはHONDAを出てからだった。

HONDAハンドのDNAみたいなものを再確認。



新潟にて

[ 日々 ]

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一泊二日で新潟へ行ってきた。友人の結婚式&新潟市内をぷらり旅。(結婚式の模様はfacebookにて)

新潟空港から新潟市内へ移動。すごい人だかりを発見。おばさんのアイドルグループに狂喜乱舞のオジサン達。新潟ではわりと有名らしい。数年前は2,3人の応援だけだったそうだ。

この人だかりの裏手にアルビレックス新潟とコラボしたオレンジのローソンがあった。

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ローソンの中にはアルビレックス新潟のオフィシャルグッズ。

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そしてアルビレックス新潟の選手のサインが所狭しと。
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そして新潟と言えばこの男。元チームメイトの石塚。今は新潟小学校のGTI。(グレート・ティーチャー・石塚)

「結婚式で新潟行くから、ええ感じによろしく」というアバウトなリクエストに見事に応じてくれた石塚先生。

新潟市内もろもろ案内してくてありがとうね。



Dagur Sigurdsson

[ 日々 ]

10月8日、9日と個人的に非常に楽しみにしていた指導者研修を受講してきた。

今回の講師は、日本リーグの湧永製薬レオリックでも3シーズンプレーしていた現ドイツ男子代表チーム監督のDagur Sigurdsson(アイスランド)。

僕がホンダに加入したルーキーイヤーの2000年からDagurも日本でプレーしていた。

僕がドイツでプレーしていた2006年頃、確かオーストリア男子代表チームの監督をしていた。ピルナのチームメイトだったMartinがピルナに来る前年までオーストリアリーグでプレーしたみたいで「Dagurは相当すごいぞ」と話していた。そうこうしていたらDagurはブンデスリーグのベルリンの監督に就任して一気に強豪チームに変貌させていった。

サッカーで言えば、モウリーニョ、グアルディオラか??? 少なくともシメオネ級ちゃうかな。

コーチとしてのフィロソフィー、各トレーニングのタイムバランス、Make the Teamについての考え方、そして実際のコーチングを観させてもらった。本当にいいタイミングでいい機会に恵まれた。

「個々の能力を最大限上げていく」という考え方は普段から大事にしていた部分だったのでそこを再確認できたことも大きかった。

プレゼンテーションの中でもあったが現在ブンデスリーグ1部には身長190㎝以下の選手が約100人活躍しているみたいだ。

多くの日本人選手の身長は190㎝以下、チャンスは無限大。



後期ハンドボール教室スタート!!!

[ ~2022 三重バイオレットアイリスハンドボールスクール ]

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10月に入って一段と涼しく(寒く?)なってきましたね。

10月5日から後期のハンドボール教室がスタートしました。月2回をベースに合計10回、鈴鹿市内の小学生対象に開催します。

前期は一度も参加できませんでしたが、後期の10回は基本的に僕も顔出す予定です。

ほとんど初心者の子供たちばかりですが、ハンドボール&スポーツの楽しさを伝えていきます。

今回は2つのルールを覚えてもらいました。

・ドリブルしている間は何歩でも進める。(ドリブルをついていない時は3歩まで)
・6mの外からはどこからでもシュートが打てる。

この2つを覚えてもらって、最後はすぐに試合!!!

やっぱり試合が一番楽しいよね。

みんないい笑顔だ!!!

次回は、10月19日です。

みんなルール覚えていてくれるかねぇ。



和歌山国体を終えて

[ ~2022 三重バイオレットアイリス2015/2016 シーズン(MVI) ]

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和歌山国体を終えて鈴鹿に戻ってきました。

三重県 23(11-14 12-10)24 香川県

前半の3点ビハインドを後半追い上げましたが、一歩及ばずでした。

何があっても、落とせない一戦を落としてしまいました。

社会人選手権で3位に入り、国体東海予選でも優勝とここまで結果だけみたら順調でした。

新チームになってから、鍵にになるゲームは必ずモノにしてきていたのですが、今回はそうはいきませんでした。

このタイニングでこういう結果になってしまった事をしっかりと受け止めて、次に繋げます。

二度とこういう思いはしたくないし、させたくない。

今回勝てなかった事の影響っては、この後色んなところで出てくると思います。

こんなときこそ、踏ん張りどころ。

チーム三重で臨んだ今回の和歌山国体、ご支援、ご理解頂いた皆さん本当に有り難うございました。

【最終成績】
優勝、石川県(北國銀行)
準優勝、鹿児島県(ソニー)
3位、熊本県(オムロン)
4位、広島県(広島メイプルレッズ)



ユメ先生 @高石小学校

[ ユメ先生講師 ]

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シルバーウイーク明け、昨年に続いて大阪は高石市でユメ先生を務めさせて頂きました。

昨年の5年生は、現在6年生ですね。「わっーーー、くっしーやーーっ。」って昨年僕の話を聴いてくれた子達も体育館に集まって来てくれました。

嬉しいねぇ。

嬉しい再会の後は、今年の5年生対象に夢の教室を2コマ担当させてもらいました。

みんな協力する事の大切さに気づいてくれたり、将来について真剣に考えてくれたり、いい機会になったかな?

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そしてこの高石小学校は川淵三郎氏の母校なんですね。

何年か前に川淵氏の著書を読んだことが、ユメ先生プロジェクトのことを知るきっかけになりました。