ブログ&ニュース ( 2016年7月 )

紫色の使者 明日、韓国へ

[ ~2022 三重バイオレットアイリスさばスポ ]

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明日、早朝鈴鹿を出発して関西国際空港経由で韓国は釜山に入りする。三重バイオレットアイリスとしての初の海外遠征。クラウドファンディングなど、多くの方のご支援ご協力の元に出発することができる。

ここ2週間は日本代表5名と鈴鹿組10名とは別の場所での活動が続いていたが、日本代表5名もヒロシマ国際&北信越サーキットを終えて先ほど無事鈴鹿に戻ってきた。

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鈴鹿組も高体連技術講習会などのホームタウン活動に加えて、先週末は飛騨高山ブラックブルズとのトレーニングマッチなど行ってきた。ふるさと選手の大学生2名を加えて充実したトレーニングマッチを行うことができた。

明日、韓国入りした後に現地で、代表組と鈴鹿組と久しぶりに一緒にトレーニングを行って最終調整の予定だ。

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話は韓国遠征から少しそれるが、今回の北信越サーキットでは、北陸電力フレア体育館で開催されたこともあって北電ジュニアのみんなが選手入場の際のエスコートキッズだったようだ。北電ジュニアの子たちと日本代表として活動していたバイオレットの選手たちとの1枚。

僕が北陸電力で現役選手の時に、ジュニアチームを月2回ほどのペースで指導させてもらっていた。その時に観させてもらつていたのが彼らだ。過去と現在の融合というかなんとも嬉しい写真だ。

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2012年、4年前の彼ら。懐かしの1枚。

彼らは今日から京都で全国小学生大会に出場のようだ。最高の夏になるように楽しんできてもらいたい。

僕らも韓国でバイオレット旋風巻き起こすぜぃ!!!



三重県高体連ハンドボール技術講習会

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

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7月16日(土)は昨年度に引き続き、三重県高体連のハンドボール技術講習会だった。伊藤先生との何度かの打合せを経て、今回も実現した。

コートは2面、男女一緒、そして1日という条件下に三重県内の高校生男女1,2年生が各校からピックアップされ、指導者合わせて総勢100名を超える方がAGF鈴鹿体育館に集まってくれた。今回の技術講習会の目的は高校生ハンドボーラーの競技力向上と指導者の指導力向上。

オープニングでは、主要4局面の説明。ハンドボールに限らず、ゴール型のボール競技のゲーム構造は概ね、セットOF、BC(バックチェック)、セットDF、FB(速攻)の4局面から成り立っている。これに7MTやコーナースローなどの特殊局面が付随してゲームが組み立てられている。

セットOFとセットDFの練習は対になることが多いし、BCとFBの練習も同様に対になることが多い、それぞれの局面を連結させた練習メニューも当然でてくる。今やっている練習メニューがどの局面のトレーニングなのかを理解してトレーニングに入る。当たり前のことだが非常に重要だ。

加えてもう一点。各局面の中に、シュートを決める場面(防ぐ)、2対1~7対6までのノーマークを繋ぐ場面(つぶす)、1対1から6対6までのノーマークを作る場面(止める)が攻守に出てくる。そのどの場面を切り取っているトレーニングなのかを理解してからトレーニングに入るとその効果が高まるではないかと考えている。

午前はシュートを決める場面とノーマークを繋ぐ場面を切り取って2対1、3対2を中心の攻防をメインに、午後からはアジリティ&ジャンプTrとノーマークを作る(止める)場面を切り取って1対1、2対2の攻防をメインにプログラムを組んだ。

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全体の進行は僕が担当。各テーマに沿って順序立ててバイオレットのデモンストレーション兼公開練習。そのあとに2コート4か所に分かれて、指導者の皆さんがその場で高校生に指導にあたる。コートの4か所にはバイオレットの選手も振り合わけさせてもらってデモンストレーター兼、指導者の皆さんのフォローを担当。

僕が指導する&バイオレットがトレーニング(それを見る)。先生が高校生を15分前後指導する(バイオレットの選手&僕がフォローする)。こんな感じで、午前、午後と進めていった。

一つのテーマに対して、狙いを抑えたうえで15分前後のコーチングをしてもらった。その中で指導者個々のカラーがにじみ出るような感じになっていけばいいなと考えてプログラムを組んだ。

言葉かけ、動いて見せる、いったん集めてポイントを整理する(ストッピング)、メニューのレベルを上げる(少し難しくする)など15分の中でいろんなアプローチを織り交ぜていくことで、高校生たちは変化していった。4か所それぞれで高校生たちがグングンと良くなっていく様子が見ていて嬉しくなった。

僕自身も「ああこういう言葉かけあるんやぁ。」「こういう発想もいいなぁ。」「こんな発展のさせ方もあるんやぁ。」と勉強になった。

最後は高校生お待ちかねのポジション別のフリータイムを30分ほど設けた。基本プレーやトリッキーなプレーなど聞きたいこと、やりたいことを自由にバイオレットの選手に質問できて、その場でアドバイスしてもらえる時間。バイオレットの選手も普段自分が大切にしていることのブラッシュアップになったようだ。

一口に、高校生といっても高校からハンドボールをやりだした子もいただろうし、小学生からハンドボールやりだしている子もいただろう。指導者も同様で、体育大出身のキャリア&専門知識十分の方もいれば、他競技が専門でハンドボールは未経験の方もいただろうと思う。あくまでも選択肢の一つとして、可能性の一つとしていう話だが次年度以降に活かすとすれば、目的やレベル別にいくつかクラスを設けて人数を絞ることでそれぞれのニーズにあったプログラムを組むことができるし、更にクオリティを高めることができると感じた。

いずれにせよ、こうした技術講習会は高校生に限らず、中学生、小学生に向けても非常に有意義な活動だと思う。特に三重バイオレットアイリスのような地域と共に活動をしているクラブチームにとっては尚更だ。こうしたホームタウン活動は地域と連携し、継続して行っていきたい。

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バイオレットの中にも将来指導者になろうと思っている選手は結構いる。先生たちとコラボしながら実際に高校生の指導を行っていた選手もチラホラ。現役中からできる範囲で将来の準備をしておくことは、ええことやと思う。

三重県各地から集まってくれた高校生のみんな、指導者の皆さん、昨年に引き続き素晴らしい機会を頂き誠にありがとうございました!!!



中部大学へ

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

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バイオレットジュニアCUPの翌日、7月3日母校の中部大学へ。

大学生の男子との合同トレーニング。

昨シーズンは医学部の大学生とのトレーニングマッチは何度か実施したが、今年度からはインカレ上位チームとのマッチメイク。

とはいっても、今回はスタートアップということで、1年生にチャレンジさせてもらった。175㎝前後のスピード豊かな選手、190㎝近い大型な選手など、普段体感することのできないスピード、歩幅、高さ、強さに最初は戸惑う部分あったが、「違い」に恐れずに実戦のなかでそこに対応していくことを一つのテーマにしていたので、その部分では大きな収穫があった。

そこだけを見ているわけではないが、言うまでもなく、韓国・釜山での国際大会を見据えてのトライアルでもある。韓国、中国、スイスのクラブの大型選手、普段とは違う相手に対して試合の中でどれくらい対応していけるのか?ファイトできるのか?その辺の試金石にしたかった。

今回は6対6やゲーム形式の中でチームとしてどれくらいチャレンジできるのか?という部分と、1対1など個人としてどれくらい大学生男子にチャレンジできるのか?というWテーマでトレーニングをさせてもらった。

18歳の時に中部大学に進学して、39歳になってまさか女子チームの監督としてトレーニングマッチを行う日が来るとは夢にも思っていなかった。西日本インカレ前の大事な時期にも関わらず、快く対応してくださった中部大学の皆さん、本当にありがとうございました。



バイオレットジュニアCUP

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

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気づけば7月も折り返し地点。7月2,3日とバイオレットジュニアCUPだった。

三重県、愛知県、岐阜県、奈良県、遠くは石川県から小学生男女チームが集結してくれた。

昨年度は他のイベントと重なって僕と前キャプテンの漆畑が顔出しただけイベントだったが、今回は積極的に子供たちと交流する機会を持たせてもらうことができた。

バイオレットの選手たちは、各チームに一人ずつ付かせてもらって一緒にベンチに入ったり、体を動かしたり、お弁当食べたりと、半日だけではあったが直接、子供たちと触れ合う機会を頂けた。

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バイオレットでも、おりひめジャパン(日本代表)でもキャプテンの原。みんなすごい選手が隣にいるって気づいているかな?