実は今、フランスでハンドボール男子世界選手権が盛り上がっている。
女子の日本リーグ真っ最中で結果を追ったり、ハイライトを観るくらいで自分自身がじっくりと観ている訳ではない。(落ち着いたら、可能な限りフルマッチを観るつもりだ。)
ハンドボールの外の世界(一般の方、ハンドボールにそこまで関心のない方)にいる人たちに、今回の世界選手権の存在がどれくらい認知されていたのだろうか?どれくらい事前にアナウンスされていたのだろうか?そもそもそういう視点を持てていたのだろうか?
サッカーで言えばワールドカップ、野球で言えばWBC。
その世界チャンピオンを決める大会に日本は出場していた。日本代表は今回24位中22位という結果だった。
日本代表チームには日本リーグで活躍中の選手をメインに海外で活躍中2名と将来の日本を背負って立つであろう大学生2名というメンバー構成、それを率いるのが世界的な名将オルテガ。ペップやモウリーニョ級のスペシャルな指導者がオルテガ。
予選ラウンドでは世界最強チームのフランスとも対戦していた。そこには世界のTop of topのカラバティチやギグーやオメイヤーやアバロがいる。
サッカーで言えば、クリロナやメッシやネイマールがいるチームとの対戦だったわけだ。
そこ(世界最強クラス)との距離、ホンモノと対峙した経験はチーム、選手、スタッフとして日本ハンドボール界の財産。この後が本当に大切。
自国開催の東京五輪まであと3年、本当に待った無しの状況。男女の違いはあってもTOPリーグの指導者として、改めて世界目線・基準での指導の重要性を感じている。
大会自体はいよいよ大詰め。
日本代表チームに関わった全ての皆さん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
この動画に今回の日本代表の奮闘振りが凝縮されている。