ブログ&ニュース ( 2022年11月 )

全日本インカレ2022を終えて

[ 2022~ 中部大学 ]

11月4日は全日本インカレの初戦だった。

中部大学 26(14-15 12-17)32 国士舘大学

前半からいいリズムの攻守で国士舘大学に先手を取って試合序盤は試合を進めることができた。前半終盤にかけて、国士舘大学の反撃にあい1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。後半に入って2~3点差を追いかける我慢の展開が続いた。終盤にかけて、徐々に点差が開き、終わってみれば6点差での敗戦。国士舘大学の5:1DFに対して、準備してきた攻撃を丁寧に続けて何度も良い形を作った。しかし後半中盤以降は相手GKの好セーブもあり、決定的なシュートチャンスをものにすることが出来なかった。

これで2022年度の全て公式戦が終了した。長い間チームを引っ張ってきてくれた4年生、本当にお疲れ様。そしてありがとう。

僕が中部大学ハンドボール部に合流したのが4月1日、そこから11月4日のインカレ初戦まで7ヶ月と4日間。踠きながらもチームと自分を何とか変えようとする4年生の姿を目にしてきた。

目に見えるような形を残したり、自分たちも周囲も納得できるような結果を出せた訳ではないかもしれない。それでもコロナ渦で満足に活動することすら難しかった時期を耐えてきた4年生。決して良い時ばかりでは無かった。整理できない思いを吐き出しながら、涙ながらに本音をぶつけ合う4年生の姿を僕は何度か見た。3年生以下はそんな4年生から何かしら感じるものがあったと思う。

特に西日本インカレ以降は、チーム全体で変化しようとする姿があった。それでもインカレ初戦敗退。良くなって来ていると言え、勝負の世界はそんなに甘くない。どのチームだって頑張っている。インカレを勝ち抜いていくために何が必要なのか。チームとしても、個人としても。一度立ち止まって頭も心も体も整理して次に向かっていこう。

2022年度の全日本インカレは日本体育大学との激闘を制した中央大学の優勝で幕を閉じた。中央大学は2年連続5度目の日本一に輝いた。中央大学の皆さんおめでとうございます。

東海学生リーグ勢の名城大学、大同大学も激戦を勝ち抜いてベスト4まで勝ち上がっていった。東海学生リーグ、西日本インカレ、練習試合と何度も一緒にハンドボールをしてきた両チームの健闘は嬉しくも悔しくもある。この刺激を力に変えて、また学生たちと共に頑張っていくのみである。

優勝 中央大学
準優勝 日本体育大学
3位 名城大学、大同大学