ブログ&ニュース ( 2025年2月 )

初フットサル観戦記  ~Fリーグ・ファイナルステージ in パークアリーナ小牧~

[ ユメ先生日々 ]

ハンドボール界隈にいる男、櫛田亮介がフットサルを初観戦。
場所はパークアリーナ小牧。Fリーグのファイナルステージ。SNSではチェックしていたが試合を見るのは今回が初めて。2/15は長男を連れて、2/16は一人で足を運んできた。純粋に初フットサル、楽しかった。

フットサル界隈の人々で面識があるのが松井さん(元JHL事務局長)、ウメちゃんこと梅田翼さん、木暮さん(Mr.フットサル、元日本代表監督)そして、小宮山さん(パルドラール浦安の監督)の4人。松井さん以外の3名はユメ先生で何度かご一緒させて頂いた。授業の合間にフットサルのお話を興味深く聞かせてもらっていたので、いつか必ず観戦したいと思っていた。念願叶って、漸く初観戦できた。

せっかくなので、ハンドボールフィールドからの視点でフットサルとハンドボールの共通点&違いがあって面白いと感じた部分を挙げてみる。

<<共通点があって面白かったところ>>
1.コートの広さとゴールサイズ
フットサルのコートは40m×20m。ハンドボールと同じで、ゴール幅3mも一緒。
だからなのか、なんとなくプレーの感覚が理解しやすい。

2.攻守の切り替えが爆速
フットサルはボールロスト後の切り替えがエグい。
ハンドボールも速攻は醍醐味だけど、フットサルも同様。

3.ゲームを作るフィクソ(後方の選手)
ハンドボールのセンター(ゲームメーカー)と似た役割をするポジション。
組み立てと守備のバランスを取る選手が試合を支配する。バスケットボールのポイントガード的な感じやろか?

4.体を張るピヴォ
サッカーで言うFWやろか?ハンドボールのポスト。バスケットボールのセンターかな。攻撃の時のダイヤモンド型の陣形の時に一人相手のDFの中にいて、中央に入る楔のパスを受けていた。ワンツーを狙ったりスキあらば前を向いてゴールを狙っていた。

4.交代が自由
ハンドボールと同様に、何度でも選手交代が可能。ハンドボールよりも頻繁に選手交代をする印象。チームによってはフルスロットルで動き回って2~3分で選手が交代していた。

5.パワープレーの駆け引き
試合終盤にリードを許しているチームは割とパワープレーを使っていた。フットサルの「パワープレー(GKをFPにして攻める)」はハンドボールの7人攻撃に似ていると感じた。

<<違いがあって面白かったところ>>
1.ベンチにいる交代選手が、ビブス着用(これはハンドボールにはない)

2.プレーごとに試合時間が止まる。ボールがコートを出た時、ファイルがあった時などは自動的に試合時間が止まっていた。(ハンドボールは基本的にレフリーが試合時間の止めない限りは進む。)なので、20分ハーフでも30~40分くらいかかっていた。

3.チームによってはビルドアップの時にGKも攻撃に参加して数的優位のキープしてボール回しをしていた。(ハンドボールではあまり見かけない。)

4.陣形がダイヤモンド型とボックス型かな?そこからトランジションしながら流動的にやっているように感じた。

実は今回Fリーグが自宅から車で30分圏内のパークアリーナ小牧で開催されていることを知ったのは1枚のハガキだった。Fリーグのファイナルステージが小牧で開催されていることを知らせるハガキが長男の通う小学校で配られていた。それを見て、偶然にも休日のタイミングが合って行けることになった。1/3以来の休みだったので、ホンマにタイミングが良かった。

フットサルのことで知っている個人は上記の4名で、知っているチームは名古屋オーシャンズくらいの浅い浅ーい、事前知識だった。

2/14(金)は平日開催ってこともあって試合会場には足を運べずにいた。でもこの2/14に名古屋オーシャンズvsパルドラール浦安(小宮山監督率いる)、一番観たいカードがあったのだ。浦安の勝利をSNSで知xつた。そして下記の記事を読み、小宮山さんの18年分の想いを知った。

小宮山監督の18年間の想いを知った記事

2/15にはパルドラール浦安の試合がなかった。2/16に再び、パークアリーナ小牧に足を運んだ。最終試合の浦安がコート脇でウォーミングアップを始めた。どんなウォーミングアップしているのか興味があったあので、近くにいって観察していた。小宮山さんと目が合った。(言葉は交わさなかったけどマジで、マジで、マジで頑張れって念力おくった。)

Fリーグ新王者誕生、18年間の思いを背負い、つかみとった頂点

初フットサル。生観戦。小宮山さんの率いるパルドラール浦安の優勝。全て最高でした。



生駒にて

[ パートナーハンドボールスクール日々講師 ]

奈良県高体連男子の指導者講習会のために生駒市総合体育館へ。
この体育館、実は一条高校時代に試合をした場所なのでメチャクチャ懐かしかった。参加者は奈良県内の各チームから数名ずつエントリーしてくれた。

今回のテーマはポストを使った再現性のある基本攻撃。
複雑なフォーメーションなどは一斉やらずに、シンプルな2on2や3on3の中で再現性のある攻撃を目指した。

DFの間にポストがいる2on2、DFの外側にポストがいる2on2を分けて行なったり、ミックスで行なったり。指導者の皆さんも時に高校生に混ざり、時にデモンストレーションを見せてくれたり、積極的に参加してくださった。

今回の参加者は数年後に奈良インターハイを迎える世代。


同じ近畿圏内には京都、大阪、兵庫を中心に全国屈指の名門校がひしめいている。それでもやってくる奈良県での全国大会。
子ども達にとっては地元開催のインターハイは最初で最後。
一生に一度しかない機会。だからこそ、どんな形であれこの世代には自分たちの可能性を信じて頑張って欲しい。

今この瞬間の積み重ねが未来につながる。

僕のこうした活動を長年サポートしてくださっているトランジスタさん。今回も本当にありがとうございました。

そして今回はスポーツイベントさんがプレゼントを提供してくださった。最後にみんなで月刊ハンドボールを持ってパシャリ。



地球の何処でも成長できる。 ~今しかできないこと&今だからできること~

[ 2022~ 中部大学日々 ]

新年が明けてから気づけば2月も半ば。年末年始の2週間ちょっとのOFFを挟んで1月上旬から活動再開。少し時間的に余裕があるので1月から2月中旬までの活動を振り返ってみよう。

1月は期末テスト期間と重なるので夕方の通常練習はなし。(夕方以降は勉強してください!!!)その代わりに朝練習(ハンドボール)&個人フィジカルメニューという形で強化を進めた。朝練習は授業開始前の7:45~9:00の75分間。個人のフィジカルメニューはウエイトトレーニング、ジャンプや切り返し動作、ランなどのメニュー。フィジカルメニューに関しては試験、授業、アルバイトなど自分のスケジュールに合わせて個人で実施。こんな感じで進めて行った。

この期間のハンドボールのテーマは「速攻」。試合の勝敗を左右する武器になる部分なので、細かい精度までこだわってトレーニング。
特に数的優位での状況判断やラストパス、シュートに重きを置いて短時間高強度の練習を重ねた。

そして1月末からの2月上旬を跨いでの2週間は戦術練習にシフト。
ここは「新チームのベースを作る期間」。個々の特長を活かしつつ、チームとしてどう戦うかを詰めていく。オフェンス&ディフェンスともにチームとしての形を明確にする作業。戦術練習をベースにして、実戦を想定したトレーニングを繰り返した。


(ドイツに渡ったキャプテンの平野)

1月末から3月上旬にかけて、ドイツ、韓国への短期留学やリーグH所属チームへの練習参加など、中部大学を離れて活動する学生が9名いる。実はこうした背景もあってテスト期間が終わってから全員が揃う2週間で新チームでの基盤作りを行なった。


(韓国に渡った斎藤)

キャプテンやDFの軸がチーム離れ、活動場所が分散するリスクはある。しかし通常授業がないこの期間だからこそできる場所、今しかできないことがある。
環境が変われば気づくこともあるし、異なる文化やプレースタイルの中で得られる経験は、必ず成長につながると信じている。

日本を飛び出して、海外に挑戦するもよし、中部大学を飛び出してリーグHに挑戦するもよし、自分たちの拠点の中部大学でじっくりチーム&自分と向き合うもよし、自分の選んだ場所で頑張って地球のどこにいても世界一成長できたって時間と場所にして欲しい。ハンドボールは地球のどこでもできるし、自分次第で地球のどこでも成長できる。

最後にCGamesに関して少しだけ、触れておきたい。この時期の恒例といえば「Cリーグ」。昨年までは、チーム内の全選手がユニフォームを着て、フルゲーム&1~2ヶ月のリーグ戦を経験できるように、中部大学ハンドボール部を3~4チームに分割して部内リーグ戦=Cリーグを実施していた。

メンバー交代、作戦タイム、ミーティング、レフリー、オフィシャルもすべて自分たちで運営
。リーグ戦、フルゲームを通じて試合運びや判断力を鍛える
。競争意識を高め、チームの底上げを図る。勝ち負けはもちろん大事だが、それ以上に「チームをどう動かすか」「自分の強みをどう活かすか」を実戦の中で試す貴重な機会だった。

しかし今年は、海外挑戦やリーグH参加などで9名の学生が不定期にチームを離れる。この状況では固定チームでリーグ戦を回すことが難しい。しかし実戦経験の機会は確保したい。

そこで今年は 「CGames」 という形で、その時点で中部大学にいるメンバーで試合ごとにメンバーをシャッフル。週に1~3回の頻度でフルゲームを回すことにした。 常に新しい組み合わせで試合ができる
。ポジションや役割が変わり適応力が試される
。個人の判断力、即興のコミュニケーション能力が鍛えられる。

先日のCGamesの一コマ。祝日に開催ってこともあったので、実験的に一般公開にしてみた。学生の家族、友人、大切な人が足を運んでくださった。中には県外から足を運んで下さった方もいた。暖房のない極寒のサブアリーナだけど温かい空気感の中で試合を観てもらえて最高や。

観られることで人は成長する。自分、チームと言う商品にどうやって魅力を感じてもらうのか。相手の立場になる。俯瞰。

あと一ヶ月もしないうちに、新一年生が合流し、受け入れでバタバタしていると、あっという間に新学期&春季リーグが開幕する。今のこの時間を大切しよう。



ユメセン@大紀町立七保小学校からの大宮小学校

[ ユメ先生日々講師 ]


先日、三重県度会郡大紀町でユメ先生をさせて貰ってきた。

松阪市から下って大紀町に入ったので途中「櫛田川」を渡ったのだ。47歳のおっちゃんはそれだけでフワッとテンションが上がってしまう。

さて、午前は大紀町立七保小学校、午後からは大紀町立大宮小学校。どちらの小学校も一学年、一クラス。幼稚園の時からずーと同じ仲間と過ごしてきた5年生のみんな。

活発な子も、マイペースな子も、ずっと一緒に過ごしてきた。担任の先生たちも温かくて、担任の先生の人柄がクラスの雰囲気に滲み出ていた。

打合せの合間に教頭先生が、校内を案内してくださった。給食も学内で手作りしていた。

そして… な、なんと大谷翔平選手が日本全国の子供たちにプレゼントしたグローブを見せて貰えた。

今の自分の夢をみんなの前で勇気を出して話してくれた子。「まだそう言うのが無いから」ってうつむきながら教えてくれる子。クラスメイトの発表を聴いて心を込めた拍手で応援している子。ずっと一緒に過ごしてきた仲間だからこその優しい時間やったなぁ。

アシスタントはウメちゃんこと梅田翼さん。

ウメちゃんとは東北で一緒になることが多かったけど、今回まさかの三重県で本当に久しぶりの再会やった。

いや〜〜、ウメちゃんに会うとそれだけで嬉しくなるわぁ。