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無毛な人たちの、不毛ではない会話

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

5月23日から5週間続いたおりひめJAPANの活動も先日のJAPANカップ2018、日韓定期戦2018で一旦一区切り。6月26日に韓国から帰国し久しぶりに鈴鹿に戻ってきた。

5月中旬から下旬までのおりひめJAPANコーチとしての活動は、社会人選手権視察、フィジカルクリニック参加。

その後一旦MVIの活動に戻り鈴鹿経由で5月29日に韓国へ移動し釜山国際親善大会に参加。アメリカ戦、香港戦、釜山BISCO戦を戦った。

6月初旬、釜山国際親善大会3戦を終えたところで僕は原、多田、河嶋と共に釜山から東京、アムステルダムを経由してデンマークへ渡りおりひめJAPANに再合流。

MVI本隊はその後も国体を見据えたメンバーでオーストラリア戦、セネガル戦を戦った。MVIの釜山国際親善大会の戦績は3位(5戦3勝2敗)、大会ベスト7に加藤、團が選出された。過去に膝の大怪我をした二人が努力を重ねてこうして国際大会で正当に評価して貰えるのは本当に嬉しい。

話が前後したが、おりひめJAPANのデンマーク遠征に合流後、アイスランド、デンマークU20、デンマーク男子U16とのテストマッチを5月中旬まで重ねていった。世界選手権2017の戦術の再確認および新戦術&新加入選手のテスト、これらを繰り返しながらチームを再構築していった。

6月中旬にデンマークから帰国し、ヤングおりひめ(日本代表U24)との合同練習などを交えながら強化合宿を継続。6月21日に群馬県高崎市へ移動。いよいよJAPANカップ2018に向けての本格的な準備開始。対戦相手は欧州の強豪国ポーランド。

今回のJAPANカップはノンタイトルマッチとは言え、世界選手権2017のおりひめJAPANの躍進を経て、現在のチームの成長を日本の皆さんに応援して貰える絶好の機会。チーム内にとっても、チーム外にとっても色んな意味で大切なJAPANカップ、ポーランド戦だった。(まあこの時期色々あったしね。)

試合当日ウォーミングup前のベンチで監督のウルリクと応援席を見渡しながら「こんな風に日本で応援して貰えて、ハッピーだなぁ。いい試合にしよう」と無毛な二人が不毛ではない会話をしていた。

試合開始直後こそ、ウルリク曰く「ラグビーハンドボール」のポーランドの力技に苦戦し1-4とリードを許す展開だったものの、選手たちは慌てる事なく体制を立て直した。前半は苦しみながらも11-13の2点ビハインドでハーフタイムへ。

ハーフタイムでは後半に向けての修正ポイントをウルリクと共に再確認した。

後半の立ち上がりで追いつき、その後は一進一退の攻防が続いた。後半残り10分からおりひめジャパンは再加速。最後は一気にギアを上げてポーランドを押し切った。

日本 27(11-13 15-7)20 ポーランド

7点差をつけて見事に逆転勝利。苦しい時間帯もあったが、ブルーのスタンドからの応援が本当に力になった。

試合前に会場全員が起立して、ナショナルフラッグを見上げ、肩を組みナショナルソングを歌うその瞬間。おりひめJAPANの応援をする。そのチームの選手としてプレーする。そのチームのスタッフとして選手をサポートする。選手がプレーしやすいように、ファンが楽しめるように、運営者として全力を尽くす。

「自分がこの国の、ハンドボールの今と未来の何処かに携わっている。」

会場にいる全員とそう感じることのできる時間であり、空間だった。

ノンタイトルマッチとは言え、色んな事を試しながら、ポーランドに、そして日本で、このタイミングで勝利できた事は本当に意味のある事だと思う。

JAPANカップ2018を終えて、おりひめJAPANは帰京。翌朝早朝に彗星JAPAN(男子代表)と共に日韓定期戦2018へ向けて韓国へ移動。MVIの釜山国際親善大会から約1ヶ月、今度はおりひめJAPANと共に韓国へ戻ってきた。ポーランド戦から中一日で韓国戦へ。

海外遠征、国際試合にはイレギュラーが付き物、スケジュール&環境は現地に入らないと分からない&決められない。現地入りしても予定は目まぐるしく変わる。整理整頓された中、万全の準備が整った中で力を発揮することも大切だが、想定外のことが起きた時の対応力や思い通りにことが進まない時の修正力もこれまた大切。

思い通りにいかない時に何ができるか。今ある条件下で何ができるか。こういう経験をするために海外遠征や国際試合が組まれている。望むところだ。

ポーランド戦から若干メンバーが変更になり8月のアジア大会を想定したチームで韓国戦に挑んだおりひめJAPAN。立ち上がりから韓国の巧みな試合運びに苦戦を強いられる展開が続いた。

日本 20(9-14 11-13) 27 韓国

終わってみれば、ポーランド戦と全く逆のスコアでの敗戦だった。おりひめJAPANのコーチになって初めてアジアのチームとの対戦だった。これまでは欧州を中心に南米、アフリカのチームとの対戦が続いていた。

韓国との対戦を通して多くの課題が浮き彫りになった、それが何よりの収穫だった。

今回の日韓定期戦2018を終えて、おりひめJAPANの活動は一旦ブレイク。次回は7月中旬から活動再開の予定だ。

さあ今度は鈴鹿でMVIの監督としての活動が待っている。早速鈴鹿に戻ってウエイトTrを終え、先週末の練習試合の振り返りミーテイングを行う鈴鹿のみんなの顔を見てきた。

そして梶原コーチとのしつこいくらいの打ち合わせ。釜山国際親善大会以降のチームの様子や選手個々の様子、7月中旬までのテーマ、スケジュールなどを話し合ってきた。

わずか2週間ちょっとではあるが、少しでもMVIの選手たちの成長の手助けが出来るように全力を尽くそう。

6月27日から本格的にMVI監督係として活動再開。これまたエキサイティングな仕事が始まるのだ。



7月のあれこれと徳島遠征と日韓定期戦

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

7月が終わろうとしている。7月もあっと言う間だった。

大学生男子にチャレンジさせてもらった中部大学との合同練習、これは月末の徳島遠征、BSV(ドイツ)との一戦への試金石にしたかった。心や頭のトレーニングを目的としたSBTやライフスキルセミナー。池原(デンマーク・ニューコビンへの海外移籍)の送別会。池原は7月19日にデンマークへ旅立っていった。三重、岐阜、愛知、奈良、石川の小学生ハンドボーラーが鈴鹿に集結したバイオレットJr.カップ。バイオレットの選手もちびっ子ハンドボーラーと交流させてもらった。HC名古屋、飛騨高山BB岐阜、そして三重バイオレットアイリス、日本リーグ所属の3クラブがリーグ戦形式で対戦した東海クラブダービー。

そして7月最終週の徳島遠征。昨シーズンドイツ・ブンデスリーガ4位&ドイツポカールチャンピオンのBSVとのテストマッチを元にしたものだった。今鈴鹿でトレーニングを重ねる選手の7割がルーキーを含めた入団2年目未満の選手だが、若いメンバーでどれだけBSVにやれるのか?非常に楽しみにしていた。

MVI 22(15-16 7-13)29 BSV

前半8分6−2と好調な出だしの後、BSVはタイムアウト。おそらく序盤はMVIを舐めていたじゃないかと予想する。

このタイムアウトからが本当の勝負だった。オフシーズン中の欧州のチームはテストマッチでは勝敗ど返しで新戦術を試してきたり、日本には観光気分で来ている、経験的にそんな事は理解している。まずはこっちが先制パンチ喰らわせて、相手を本気にさせてからが勝負だと思っていた。

タイムアウトの後、本気スイッチの入ったBSVが襲いかかってきた。その後、一進一退の攻防が続き前半を終えて15-16の1点ビハインドでハーフタイムへ。後半の立ち上りから10分近く得点が奪えずに一気に10点近いリードを許してしまった。そのあと何とか攻撃を立て直して、追い上げるが逆転するには及ばす7点差での敗戦だった。

大型選手に対してこういうプレー&選手は通用すると仮説立ててこの2年間MVIを強化してきた。最初に通用したプレーに対して相手が対応してきた後に、次はこういうプレー(解決策)が必要・有効ではないか?そんな事を感じ取る事ができたBSVとの一戦だった。手応えと課題と手に入れる事ができた。それにしても選手は本当にいい表情でハンドボールしていた。一人のアスリートして純粋に強い相手と一戦交える。こんなに嬉しいことない。

徳島遠征を終えた翌日ではあったが、日韓定期戦を観戦してきた。

MVIから日本代表として選ばれている選手がどれくらい国際舞台で活躍できるのか?また国、性別、チームをを問わず国際舞台ではどんな選手が活躍し、どんなプレーが通用するのか?ナショナルフラッグを背負ってプレーする選手はどんな人間なのか?男女の国際試合を通してそんな事を観てきた。男女両チームの戦術や戦略、大会運営や会場の盛り上がりなどをライブで感じたかったのは言うまでもない。

MVIの主戦場は現時点は日本国内ではあるが、池原がデンマークに旅立ち、日本代表としても、原、多田、河嶋が活動している。鈴鹿で腕を磨いている選手の中にもいずれは自分も世界の舞台でと野心を持つ選手も少なくない。

国内で活躍することは勿論のこと、その先を見据えて個人・チームを強化していく。そういう視点の必要性を改めて感じた徳島遠征と日韓定期戦だった。

明日からは8月、指導者講習会、大学生チームの夏合宿の受け入れ、国体東海予選、そしていよいよ日本リーグが開幕する。



ユメ先生@忍海小学校

[ ユメ先生 ]

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社会人選手権後のオフ期間に2017年度のユメ先生がスタート。今回は奈良県にある忍海小学校の5年生が対象。

この時期の5年生は新しいクラスになって間もない。それにしても元気いっぱいの子供達。目をキラキラさせて食い入るように話を聴いてくれる子供達。

僅か90分の間にチャレンジする事、協力する事、アイディアを出し合う事、ルールを守る事、仲間の意見を取り入れる事、自分の夢について考える事、勇気を出して発表する事、色んな事と向き合ってくれた。

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はっきりとした夢がある子もいれば、今はまだ夢を捜している最中の子もいる。自信満々の子もいれば、自分に自信が持てない子もいる。

自分の人生、今、これからに対して、どこかで「本気」のスイッチが入れば嬉しいね。



今日から決勝トーナメント

[ 2015/2016 シーズン(MVI) ]

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全日本社会人選手権大会もいよいよ残すところあと二日です。

昨日のソニー戦、選手全員の頑張りで33-23で勝利することができました。

「予選リーグAグループ結果」
バイオレット14(7-15、7-16)31 北國銀行
バイオレット33(17-7、16-16)23 ソニー

Aグループ
1位 北國銀行 
2位 三重バイオレットアイリス
3位 ソニーセミコンダクタ

Bグループ
1位 オムロン
2位 香川銀行T・H
3位 広島メイプルレッズ

そしていよいよ今日から決勝トーナメントが始まります。

準決勝の相手はオムロン。今日も強豪と対戦することになりますが15人全員でバイオレットの新しい歴史を作ってきたいと思います。

昨日も多くの方が応援に駆けつけてくださいました。試合中、本当にバイオレットのパワーになっています。本当にありがとうございます。

選手との職場の皆さんと、僕の北陸での仕事仲間も交えたソニー戦後の一枚。監督初勝利後の一枚。

今日もバイオレットの15名全員で勝負してきます。

一試合終えた後には全員が成長できますように!!!



福井大医学部ハンド部コーチ 6期・3回目

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

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昨日は夕方から福井大学医学部ハンド部のコーチでした。2015年一発目のコーチです。

事前に幹部学年の陽平、ゆーき、ネイマールが直近の練習試合の映像を持ってきてくれて、今回の練習メニューについての打合せを経てのコーチングでした。毎回、こんな感じで進めています。

今回はシュートドリル、DFドリルをメニューに組みこみました。

ジャンプシュートだけではなくて、ステップシュート、ランニングシュート、ステップシュートからジャンプシュートへ切替えて、などなど色んなショートを打ち込みました。

そして今回、滋賀医大ハンド部のOBの小川がわざわざ京都から来てくれました。昨年、春に少し体調を崩していて、「また治ったら櫛田さんと一緒にハンドしたいっすねぇ。」ってお見舞いに行った時にベッドの上から話していた小川。

体調も戻って、この春で研修医も終わって、いよいよドクターとしての仕事が本格的に始まるみたいで、これから忙しくなるからって、その前に元気な姿を見せたかった、一緒にハンドしたかったと、それだけの理由で福井まで遊びにきてくれました。

行き帰りの車の中、僕の家で、研修医としての話、社会人としての話、現役部員当時の話、いろんなことを聞かせてくれました。

福井大学医学部のみんなもライバルチームOBの練習参加にも快く応じてくれて、楽しそうに一緒にハンドボールやっていました。

なんかいいね。



「あの頃を語ろう」 月刊ハンドボール 2015年1月号に掲載

[ メディア ]

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全日本総合を終えて福井に戻るとスポーツイベントさんから月刊ハンドボールの最新号が届いていました。2015年1月号ですね。

しばらくコンパクトなサイズになっていましたが、今回から以前に近い大きなサイズに戻っていました。

「あの頃を語ろう」のコーナーで4ページに渡って取り上げて貰っています。11月中旬に取材を受けていました。

一条高校、中部大学、ホンダ、ホンダ熊本あたりの話がメインです。って10年前の話なのね…

この写真&記事を見たチームメイトに爆笑されました…

若手のLINEのグループが祭り状態だったみたいです。

ここから購入できますよ。 「月刊ハンドボール2015年1月号購入はこちら」

今回、トランジスタさん提供のサイン入りTシャツのプレゼントもあります。「サイン入りTシャツの応募はこちらから」



再び福島へ、学法石川高校&石川中学校ハンドボールスクール

[ ハンドボールスクール ]

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先日、福島県の学法石川高校&石川中学のみんなと一緒にハンドボールをしてきました。

石川中学のみんなは今年に入って2度目、学法石川高校のみんなは初めてでした。

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今回も、事前に試合の映像を送って頂けたので試合内容などを確認して、小林先生と何度か練習メニューについて相談させてもらって当日を迎えました。

「攻撃的なDFに取り組んでいます。」というチーム作りに関しての考え方を教えて頂いたので、それに沿う形でコーチングを進めていきました。

まずはDFのベーシックな個人&組織戦術(考え方)について一つずつ整理していきました。

「何を守ろうとしてる???」
・自分がゾーンを守っているのか?
・自分が人を守っているのか?
・自分がボールを守っているのか?

「どちらに持っていきたいのか?」
・角度のないアウトサイドに追い込んでいきたいのか?
・人数の多いインサイドに誘い込みたいのか?

他にもいろんな考え方があると思いますし、このどれか一つだけを狙って守っているわけではありませんが、上記のような事を個人としても組織としても整理&共有できて、それが実践できているとDFは格段に進化していきます。すごく面白くなってきます。

最終的には実践形式の4対4の中で、これらを使いこなしてできるようにと考えて、アップから動き作り、1対1、そこから人数を少しずつ増やしてと言う感じでメニューを組んでいきました。

自分の誘い込みたい方に攻撃側を誘導して守れた時は「してやったり」の顔をしたり、追い込みたい方と逆側に抜かれた時の「しまった!!!」と言う表情を見ていると理解しながらやっているなって子が何人もいました。

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今回のハンドボールスクールはザムストさんから、ランドリーバッグ&怪我予防のハンドブックをプレゼント!!!

ザムストさんいつも有り難うございます!!!

これにて2014年のハンドボールスクールは全て終了!!!



ユメ先生 茨城県東海村 中丸小学校へ

[ ユメ先生講師 ]

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12月4日は茨城県東海村の中丸小学校でユメ先生を務めさせて頂いてきました。

5-2①
「遊びの時間」では、作戦タイム中の子供達の自由な発想に驚かされましたね。

スポーツや遊びなんて、何が正解かは分からないし、正解はいつも一つとは限らないですもんね。

リスクをとって(遊びの時間なので、そこまで大げさなものじゃないですけど)決断したら、あとは全員で協力してやってみる。シンプルだけど大事だよね。

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「対話の時間」では僕の小学校の頃からの話をしました。

夢もなくお気楽ご気楽でユルユルの生活を送っていた僕が、ハンドボールと出会って「本気」になれた事、「諦めない気持ち」」を持てるようになった事を、中部大学時代のユニフォーム係、ホンダ・ストックラン、ドイツでの左膝脱臼のエピソードを交えながら話しました。

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最初は「ユメ先生なのに、夢が無かったのぉーーー。」って笑っていた子供達も、ドイツで左ひざを脱臼して、その日の夜にドイツで一人で涙がぼろぼろ流れて泣けてきたって話や、ピルナでの最後の試合の7MTの話の頃には真剣なまなざしで食い入るように聴いてくれました。

最後はみんなが自分の将来や夢について向き合ってくれて、自分の夢を発表してくれましたよ。

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そして今回嬉しい出会い。ラートパフォマーの吉田望さん。僕と入れ替わりで、ユメ先生だったんですが、僕がユメ先生をやっている所を見に来てくれました。

僕はとんぼ返りで福井で練習って事もあって、ユメ先生を終えて速攻で中丸小学校を後にしましたが、少しだけ話ができました。

「中丸小学校 5年1組」 「中丸小学校 5年2組」



花筐小学校へ、再び!!!

[ さばスポハンドボールスクールユメ先生 ]

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先週金曜日は越前市の花筐小学校へ行ってきました。5年生の体育の授業でハンドボールをさせて貰う為です。実は5月末に花筐小学校には一度、ユメ先生として入らせて頂いています。

ユメ先生として一度会った子達に再び会えるのは今回が初めてだったのでめちゃくちゃ楽しみにしていました。子供達もみんな僕の事覚えてくれていました。「あっ、クッシーだぁ。」って僕の顔を見るなり元気に声をかけてくれました。本当に感激でした。

しかも担任の先生の粋な計らいで、ハンドボールをやる前の時間にもう一度ユメシートを全員で読み返してきてくれたみたいです。いやいやほんまにうれしいじゃねーか!!!

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みんなハンドボールは初めてやるみたいだったけど、ボールつかったアップをして、シュート&パス、そして簡単なルールを覚えてさっそくミニゲーム。

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みんなニコニコの笑顔で、ジャンプシュート決めたり、ドリブルで前方に持ち込んだりと、元気一杯にハンドボールを楽しんでくれました。

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花筐小学校にみんなとの再会の翌日が、実はトヨタ自動車東日本とのホーム戦だったので、日本リーグのパンフレットを持っていって「良かったら明日の試合応援に来てね!!!」と試合の告知をさせてもらいました。

告知もが終わる前から、みんな日本リーグのパンフレットに夢中です。(上の写真、パンフレットが埋もれています。)

で、で、で、で、でだ。

トヨタ自動車東日本とのホーム戦、残念ながら勝つ事は出来なかったですけど。(今でもほんまに悔しすぎる。)

試合前に応援席から「くっしー、くっしー、応援来たよーーっ!!!」って女の子が3人、声をかけてきてくれるではないかっ!!!

そうなんです。ユメ先生をさせてもらって、その半年後に一緒にハンドボールやって、その翌日になんと、なんとホームゲームの応援にきてくれたんです!!!

コート横の席にはJr.チームの子達がずらーっ並んでいて、僕らのベンチ裏には福井大学医学部のみんなが応援席にいてくれて、その反対側には花筐小学校の子達が!!!

こんな最高な環境でホームゲームさせてもらえて本当に幸せですね。

だからこそ、トヨタ自動車東日本に勝って、いい所見せたかったんです。

今週末、12月7日は昨年度王者の大同特殊鋼戦!!!

今度こそ!!!



ユメ先生 @いわき市上遠野小学校

[ ユメ先生講師 ]

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福島県いわき市上遠野小学校でユメ先生を務めさせて頂きました。今回は6年1組、5年1組のみんなと一緒に運動したり、夢について語り合ってきましたよ。

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小学校、中学校、高校と特に夢もなかった頃、本気で大学でハンドボールに打ち込もうと決めた矢先のユニフォーム係、ホンダで世界ナンバーワン左腕のストックラン(フランス代表)とのポジション争い、ドイツでの左膝脱臼からの日本リーグ復帰まで、などなどを話の軸に夢や目標を持つ素晴らしさや諦めない気持ちの大切さについて子供達と一緒に考えてきました。

今回は僕の話の合間合間に近くの席同士で、自分だったらどう感じるか?どう思うか?って話し合う時間を少しずつ設けながら授業を進めてみました。こちらもチャレンジですね。

そうそう、今回驚いたことの一つ。事前打合せの時にクラスの座席表を確認すると「櫛田」の文字が…

それも一人じゃないんですよ。1クラスに4人、そして6年1組にも5年1組にも「櫛田」姓の子がいたんです。僕の名字の「櫛田」ってそうそう出会うことがないので、ほんまに驚きました。しかも1クラスに4名って。

そして、ユメ先生を実施した日は9月4日…

何たる偶然。櫛田先生の話を、あの櫛田さんも、この櫛田さんもみんな真剣に聴いてくれました。

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みんな元気一杯の様子、学校を後にする時にはベランダからみんなで「クッシーまた来てねーっ!!!」って見送ってくれました。またくるでぇーーー!!!