昨日は、岐阜県大垣市の星和中学でユメ先生をさせてもらってきました。今回は初めての中学生対象のユメ先生でした。午前中は2年4組、午後からは2年2組を受け持ちました。
最初は、運動の時間。フットサルの木暮さんがリードしてくれて子供達と一緒に体を動かします。
その前に、ちょっとだけハンドボールのデモンストレーション!!!星和中学にはハンドボール部が男女ともあって人気の部活のようでした。嬉しいねぇ。
運動の時間は、一人でやるのは簡単だけど、みんなでやるとちょっと難しい、協力しないとできないようなゲームを行います。今回は手をつないでだるまさんが転んだをやりました。生徒全員で手をつないでやります。一人でも手が離れるとアウト。このルールが難しい。
で、みんなで作戦会議中です。全員でルールを再確認して、どうなると失敗するのか?どこで困っているのか?どうする上手くいくと思うのか?こんな事をみんなで考えます。そしてもう一度チャレンジ!!!
こんな感じで運動の時間は楽しく終了。
ちょっと休憩した後は、こんどは僕がユメ先生として授業を持ちます。
子供の時の話、大学の時の話、ストックラン(元フランス代表)との話、ドイツでの怪我の話などを通して、子供達に色んな事を感じてもらいます。
「俺はみんなくらいの頃、夢なんて持ててなかったし、適当にやっておこう、そこそこ楽しかったらそれでいいわ、だるい、めんどくさい。どうせ俺なんて…」
「そんな風に思って、自分の事やのに投げやりになっていた時があった。特に中学、高校の時ね。いつも目標とか夢があったわけじゃないし、ほんまに何処にでもいる部活をそこそこやっている普通の中学生、高校生やったで。いつもこの頃、何かにモヤモヤしてたし、誰かのせいにしてたと思う。」
「俺、このままでいいんかな。つまらんくしてんの全部、自分ちゃうんか。何か本気で打ち込んでみようかな。そう気づけたのは高校3年の部活を引退してからやったと思う。」
「そこからは何度も壁にぶち当たったし、失敗もたくさんしてきた。けど自分に本気になろう。ハンドボールを本気でやってみようって決めてから、少しずつ道が開けてきた。」
「最初からハンドボール選手を目指してきたわけじゃないし。その場、その時で目標が少しずつ見えてきて、それに向かって頑張ってきたら、気づいたら今もハンドボール選手をやっている。そんな感じだよ。」
「今も、色んな事に悩むし、失敗もするし、壁にぶち当たる事もあるよ。けど大人になった今の方が色んな目標や夢を持っているし、チャレンジしているよ。」
「みんなも、自分の事や、クラスの事、部活の事、今や未来にいい加減ならず、自分に関わる事に真剣になってみな。自分の事を大切にして、本気になってみな。」
こんな感じの話を真剣にさせてもらってきました。
僕のトークの後は、中学生のみんなが自分の事を考えて、最後は将来の夢や目標、その為に今頑張る事などを発表してくれました。
いつもの小学生の子供達よりも、少し大人で現実的になりつつある中学生。今回の夢の教室が少しでも何かのきっかけになれば嬉しいですね。