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トライアウト開催の背景

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

三重バイオレットアイリスHPでも公開されていますが、11月21日に三重バイオレットアイリス初となるトライアウトを開催します。

「三重バイオレットアイリス・トライアウト詳細」

今回のトライアウト開催の背景というか、込められた想いを少しだけお話させてもらいますね。

ご存知の通り、三重バイオレットアイリスが戦う場は日本ハンドボールリーグがメインです。つまり国内トップリーグがメインフィールド。誰でもプレーできる場ではありません。五輪切符に人生をかけてチャレンジしているおりひめジャパンの選手も何名かいます。

当然、高き門です。でも、狭き門ではなくて、広き門にはしたいなと。国内トップリーグ、オリンピックにチャレンジできる機会は創りたいなと考えました。

現時点では、三重バイオレットアイリスの選手達は地元企業に勤務しながら、競技を続けていますが、考え方次第では、こんな競技の続け方だって可能かもしれません。

三重県内の大学や専門学校に通いながら自分の将来に繋がる勉強をして、ハンドボールは三重バイオレットアイリスでプレーする。

自分のしたい仕事を続けながら、三重バイオレットアイリスでプレーする。

プロフェッショナルとして三重バイオレットアイリスでプレーしたいと売り込んでみる。

将来、日本ハンドボールリーグでプレーしたいと思っている高校生、大学生はもちろん、現在仕事をしながらクラブチームで競技を続けている社会人など、皆さんの熱いチャレンジを待っています。国外からのエントリーだってもちろん大歓迎です。

三重バイオレットアイリスはクラブチームなので、いろんな形でプレーできる可能性が無限大です。



ユメ先生 @高石小学校

[ ユメ先生講師 ]

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シルバーウイーク明け、昨年に続いて大阪は高石市でユメ先生を務めさせて頂きました。

昨年の5年生は、現在6年生ですね。「わっーーー、くっしーやーーっ。」って昨年僕の話を聴いてくれた子達も体育館に集まって来てくれました。

嬉しいねぇ。

嬉しい再会の後は、今年の5年生対象に夢の教室を2コマ担当させてもらいました。

みんな協力する事の大切さに気づいてくれたり、将来について真剣に考えてくれたり、いい機会になったかな?

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そしてこの高石小学校は川淵三郎氏の母校なんですね。

何年か前に川淵氏の著書を読んだことが、ユメ先生プロジェクトのことを知るきっかけになりました。



「Made in Suzuka」

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

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気づけば8月最終日、三重バイオレットアリスの監督になってから4ヶ月が経過しました。

5月の社会人選手権を終えて、大会後に改めてこのチームの現状把握し、重要課題について考えてみました。その重要課題の一つが「栄養補給」「からだ作り」などのフィジカル的な部分でした。

「世界に目を向けよう」「日本一を目指そう」「パーソナリティを高めていこう」とメンタル的な部分は監督に就任してから選手にも、クラブに関わる人たちにも事ある毎に伝えてきました。「こういうハンドボールを展開していこう」という技術的、戦術的な部分に関しても社会人選手権前からそんなに変わっていません。

所謂「心技体」の「心」と「技」の部分は社会人選手権前から少しずつアプローチしてきて現在も継続しています。「体」の部分ですが、チームに合流してから、選手に「ここは社会人選手権後にじっくりと取り組んでいく、今はこれまで自分達がやってきたやり方を継続してもらっていいよ」と伝えてありました。

大会終了後の6月からウエイトトレーニングのフォーム作りに着手。最初は自重からのスタートでした。少しずつ重量を上げていき、3週間程かけて正しいフォームを身につけてもらいました。6月28日から1サイクル目の第一週がスタートしそこから5週間かけて、ウエイトトレーニングの重量を上げていきました。同様に、クレイジーラン、ジャンプ、クイックランなども8月15、16日の国体予選に向けてトレーニング強度を上げていきました。トレーニング導入前と導入後(国体予選直前)とでフィールドテスト、形態測定を実施しました。

フォーム固めを行い、トレーニング頻度を保ち、トレーニング強度を少しずつ上げていく、大会前に過去最強の自分になる。しかも狙って。測定結果が数字で出てくるので、自分の成長を目に見える形で実感できます。

「体」についてのトレーニングとその評価に関して上記のような形で実施しました。

これらのフィジカルトレーニングに加えて、「栄養補給」という観点から、専門家に協力してもらってきました。まずは選手全員の食事調査を栄養士に依頼しました。鈴鹿大学短期学部の栄養士の先生と研究室の学生さんに、選手の食事内容を調査し改善案を出してもらいました。

経済的にもあまり負担なく、簡単に必要な栄養素をとることの出来る料理のレシピを教えてくれたり、食材の組み合わせを教えてくれたりと、なんならアスリートとしてだけでなく、女子力まで上げてもらっちゃっています。しかし、毎日毎日練習後に自炊ってのは体力的にも、精神的にも結構な負担…

選手達も、身体作り&食事の大切さは理解しているのですが、フルタイムで仕事をして、夜の練習が終わって、帰宅してとなると、なかなか最高のタイミング&内容で食事をとることが難しい。トレーニング直後の30分以内がリカバリーのゴールデンタイムなのに、栄養補給が出来ていない、このままでは改善されることはない、ここが課題でした。

何とか練習直後に栄養補給を出来る環境を作ってあげたいなぁと。選手の身体に入るものは、安全で安心な食材がいいなぁと。じゃあどうするかなと。あれやこれやと考えていた時に選手に「おふくろさん弁当は手作りですよ。しかも美味しいです。」と教えてもらいました。

縁があって、おふくろさん弁当の社長さんにチームの目標や現状、そして社会人選手権以降の取り組みについて説明する機会を頂きました。まずは7月中、週2回を目安としてテスト的におふくろさん弁当を導入しました。栄養満点のおかずメニューを作ってくださいました。白いご飯は選手が自宅で炊いておきます。これで練習直後のゴールデンタイムに栄養補給が可能になりました。お弁当の内容についても、選手からの希望や栄養士からのアドバイスも盛り込み、毎回アレンジしてくださいました。

このおふくろさん弁当の食材は地元の農場・鈴鹿ファームでとれた野菜ばかりです。僕と同世代くらいの農家の方が心を込めて野菜を育てて、収穫してくれています。その鈴鹿産の野菜を、栄養士のアドバイスの元、おふくろさん弁当が手作りで料理して、選手は練習直後に食べる。

食事とは「人を良くする事」と書きます。

鈴鹿の土で育ち、鈴鹿で収穫された食材を、鈴鹿の栄養士&学生がアドバイスをして、鈴鹿の手作りお弁当屋さんが料理して、鈴鹿を拠点に頑張っている選手がその手作りお弁当を食べて身体作りをする。そして鈴鹿から日本一、世界を目指している。

この取組みに関わってくださっている方には、クラブの理念や目標を何度もお話させて頂きました。

「自分達が関わったもの(育てた野菜、作った料理)が選手の身体に入って、日本一を一緒に目指せると思うとワクワクしますね。」と鈴鹿ファーム&おふくろさん弁当の皆さん。

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「これまで何となく、栄養士になる勉強をしてきたけど、トップチームの栄養プログラムに関わる事が出来るなんて…もっと真剣というか本気で色々と考えてみたくなりました。」と栄養士の卵の学生。

「学生達の目の色が変わってきました。アルバイトを少し減らしてでも、バイオレットの選手達と色々やってみたいと話してくれる子が出てきましたよ」と栄養士の先生。

鈴鹿の皆さんとのこの取組みを選手&クラブに経済的に負担をかけずに継続し、応援して下さる方にもメリットを還元できるように、成果で応えられるように!!!

選手には「もう自分一人だけじゃ身体じゃないよな。コートに立つ為に何人の人が関わっているから考えてみよう」と話しています。

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そして身体作り&栄養に関する取組みを自分達の中だけにとどめるのではなく、三重県内のスポーツをしている子供達&親御さんにも知ってもらいたいと考えています。スポーツ系のフリーペーパー「Lets」で選手達が、この取組みを毎月紹介していますよ。

年一回のクリーン活動だとか、年一回のハンドボール教室だとか、そういうのも必要なのかもしれません。しかし実施すること自体が目的になってしまっていないだろうか?とずっと疑問に感じてきました。地域密着とか地域貢献とかこのご時世何処でも耳にするし、目に触れますよね。

もっと本質的な部分で「地域と共に活動する。地域と共に日本一、世界を目指す。」というのはこういう事じゃないのかなと思っています。

三重バイオレットアイリスは三重県鈴鹿市を拠点に活動するクラブチームです。そして三重バイオレットアイリスは「Made in Suzuka」です。

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そしてそして今回のこの取組み自体を鈴鹿マガジン9月号で、特集していただきました。

しかもラジオ出演します。9月5日(土)、9月12日(土)、9月19日(土)の3回、それぞれ17時から鈴鹿voiceFM 78.3MHzの「ハンドボールガールズ」で放送予定ですよ。

そうそう国体東海予選の一週間前にフィールドテスト&形態測定を実施しましたが、筋力量&除脂肪体重が上がっている選手、遠くに跳べて、速く走る事ができるようになっている選手が殆どでした。国体東海予選の結果は先日御伝えした通りです。現在は和歌山国体に向けて2サイクル目に突入しています。



滋賀医科大ハンド10期目 8〜13回目 西医体

[ ハンドボールスクール滋賀医科大学コーチ ]

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気がつけば8月も最終週ですね。実は8月14〜17日は西医体でした。同時期にチーム三重の国体東海予選があったので、「今年は滋賀医大コーチとして西医体帯同は難しいと思うよ」と学生達には早い段階から伝えてありました。

例年よりもコーチ回数が少ない中、奥田主将を中心に自分達でチームを作り上げてくれました。今期のチームのスローガンは「チャレンジ」、これも自分達で考えだしたものです。

西医体直前になり、キャプテンの奥田が「西医体には自分達だけで臨む予定だったのですが、もし自分達だけで最終日まで勝ち残れたら、17日の準決勝・決勝だけでもいいので西医体の会場に来てもらえますか?他の部員には内緒にしておくつもりです。」と相談にきてくれました。

チーム三重は無事、15日、16日の東海予選で優勝。17日の早朝に三重を出発、一路奈良へ。

会場に到着すると学生達の「あ????へっ????何で櫛田さんいるんすか?」という、何年か前にもあったこのパターン。

残念ながら、準決勝では神戸大学に1点差で敗れてしまい決勝の舞台には立てず…

3位決定戦では気持ちを立て直して、山口大学との接戦を制して、何とか3位入賞を果たしました。

自分達で準決勝までたどり着き、昨年同様3位の座を確保できたのは良かったのかもしれませんが、彼らが目指していたのは優勝のみ。

その目標が阻まれた神戸大学との準決勝戦後に泣き崩れる彼らの姿は今も目に焼き付いています。

GKとしてスタートした6年生の山本は途中、目の故障で休部や退部も考えて悩んでいた時期もありましたが、チームに残ってくれて、ラスト1年ちょっとで右サイドに転向。高い打点からのサイドシュートに磨きをかけて、GKからCPへ転向して1年足らずで最後には西医体のベスト7にも選ばれる活躍を見せてくれました。

山本が故障で苦しんでいた時、プレーできない期間のチームとの関わり方に悩んでいた時、そんな自分がサイドに転向していいのか悩んでいた時、それをずっと見守っていた他の部員&マネージャー。

優勝が全てなんですが、10シーズンチームを観させて貰って、一人一人と向き合って来ました。一度挫折しても、セカンドチャンスを自分で摑み取って立ち上がる。そしてその姿を後輩たちが観ている。やっぱりこういう部分って大事なんだと思うんですよね。

月に1回3時間くらいのコーチで、もちろん彼らの全てを観る事はできないですが、その彼らとの時間に何を伝えるのか?何を感じてもらえるのか?回数や時間が限られているからこそ、お互いに一回一回、一瞬一瞬が勝負だと思ってコーチをしているし、コーチを受けているんだと思います。

けしてハンドボールで飯を食べていくわけではなく、将来医療従事者になる彼らに、僕がハンドボールを通して伝えられる事は何だろうかといつも考えています。

ドイツに行く前、ドイツにいる時、怪我をして日本とドイツを行ったり来たりしている時、日本でリハビリをしていた時、北電に加入して福井に移ってから、そして今期から三重バイオレットアイリスの監督にと、2006年からの10年で僕自身にも変化がありました。

一先ず10期目の滋賀医科大学ハンド部のコーチが無事終了しました。



チーム三重

[ 日々 ]

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怒濤のように毎日が過ぎ去っていきます。世間は御盆休みでしょうか…

8月1.2日と大阪遠征。関西学生リーグ&日本リーグ勢が何チームか集まってのサマーキャンプ。そのまま3.4日と大阪に残ってインターハイの視察。

5〜7日と武庫川女子大の鈴鹿合宿受け入れ、そして9〜12日は北陸遠征で福井&石川へ。そして13日の今日は西日本インカレの決勝戦を視察。先ほど事務所へ戻ってきました。

ここしばらくの映像を見ながら、ゆっくりと8月からここまでを振り返っていました。

社会人選手権を終えて2ヶ月半、何が課題で、何を狙って、どんなトレーニングをどれくらいしてきたのか?

8月頭からのトレーニングマッチの中でどれくらいパフォーマンスに現れてきたのか?

そして今週末15、16日は国体東海ブロック大会です。

これまでは三重バイオレットアイリス単体で出場していたようですが、今年度からはチーム三重として出場します。

主体は三重バイオレットアイリスですが、三重県出身の大学生&三重在住の社会人(バイオレットOG)をメンバーに加えています。

三重県としてベストの布陣で国体へ臨みます。

北陸遠征中に嬉しかったエピソードの一つ。福井県の小学生の鍋ちゃんがお父さんと一緒に北國合宿中に遊びにきてくれました。

この前のメカルイベントの時は三重まで来てくれたしね。バイオレットの選手達も鍋ちゃんのことをしっかりと覚えていたみたいでした。

9日の福井でのトレーニングの後もJHLカップを終えた、北電Jr.の子達とばったり遭遇!!!福井大学医学部の皆にも会えたしね。みんな元気そうでしたね。

北陸で一緒に仕事をしていた川口さん、野澤さん、井上さんも合宿中に顔出しに来てくださいました。

それにしても、久しぶりのBlogでしたね…



バイオレットキャンプ (滋賀医大&福井大学医学部)

[ ~2022 三重バイオレットアイリスハンドボールスクール滋賀医科大学コーチ福井大学医学部コーチ ]

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暑い日が続きますね。先週末の3連休はがっつりとハンドボール漬けでした。

鈴鹿に滋賀医大ハンド部&福井大学医学部の2チームが集まってくれて、三重バイオレットアイリスと3チームで15分間のサーキットゲームを行いました。

バイオレットの皆には日常的に男子チームのスピード、強さ、高さを体感する事で、世界基準(≒男子チーム)を当たり前にして欲しいんですね。

医大生の皆にも、トップリーグに選手達のプレーや取組そのものに触れる事で多くの気づきがあるんじゃないかと考えました。

元ホンダGKの四方さん、エムスデッテンの梶原さんもゲスト参加してくれて、各チームを巡回してアドバイスしてくださいました。

5月の社会人選手権を終えてから、本格的に選手個々への強化に取り組んでいます。

より速く、より高く、より遠く、より強くへと自分を操作できるように。

自分がなりたい選手、やってみたいプレーへと近づく為に日々頑張ってくれています。

おりひめJAPAN、ユニバーシアード、U-20など日本代表活動で選手の出入りが多い時期もありましたが、ようやく落ち着きつつあります。

8月15日、16日の国体東海予選に向けて、ここからはトレーニングゲーム中心に準備して行く予定です。

今週末は大阪から宣真高校が合宿に来てくれますよ。バイオレット・キャンプですね。



ユメ先生 三重県菰野町へ

[ ユメ先生講師 ]

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2015年度のユメ先生がスタートしました。昨年度まではハンドボール選手として、今年度からはハンドボールの監督として子供達の前に立たせてもらっています。

6月1日に福井県から三重県に完全に引越しをしてきたわけですが、その4日後になんと三重県菰野町でユメ先生をさせて頂く機会を頂きました。

菰野町の子供達もみんな元気いっぱいでしたね。今回は午前、午後と合計2クラス授業を持たせてもらいましたが、クラスごと、子供一人一人、雰囲気も表情も夢も違います。当然ですよね。

この子達が自分の夢や目標について考えるきっかけになれば嬉しいですね。

この子達がいつか日本リーグの試合を見に来てくれると嬉しいですね。

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今回の様子を中日新聞に掲載されていましたよ。



福井大学医学部コーチ 6期目⑦ 6フレア体育館に顔を出し、そのあと福井大学医学部のみんなと久しぶりにハンドボールしてきたの巻

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

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25日に福井に戻って、たまっていたMailを返したり、やろうと思っていた細々した事片付けたり、久しぶりに落ち着いた生活しています。

で、福井にいる間にしか出来ない事をやっておこうと言う事で、久しぶりにフレア体育館&福井大学医学部体育館に顔出してきました。今週末は北電のOB戦があるのでなまりになまった身体とやせ細ってきた身体に喝を入れてきました。

北電は現在、大会明けのオフ中という事でしたが、いつものごとく大西トレーナーがいたので、お互いの近況方向しながらスクワット&ベンチプレスをみてもらってきました。6月からはバイオレットでも本格的にフィジカル要素への指導にも着手する予定なので、選手に伝える前に肝心の僕が正しいフォームで出来ないとね。ってことで改めて大西さんにみてもらってきました。

「しかし、痩せたね。」

大会中も男子チームのみんなにも言われたけど、昨日も大西さんに言われましたな。まあしょうがないよね。3月から殆どトレーニングらしきことできていませんからね。

中部大学に入学して18歳から、約20年間かけて身体作りをしてきたけど、たった3ヶ月弱でその積み重ねがふっとんでしまうわけですよ。これはこれで悲しい現実ですな。

幸い、「フォームは悪くない」と大西さんにも言って貰えたので一安心。

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フレア体育館を後にして、ほど近くにある福井大学医学部の体育館へ。そうすると約束もしていないのに、元チームメイトのウッチー現る。こいつもハンドボール好きな男だねぇ。

今回から新一年生も交えての、練習。僕もちょこちょこと一緒に入りながらのトレーニングでした。

しかし、久しぶりに投げた男子ボールはでかい&重いぜよ。

ボールなしの3対3、3対3のラインコントロール、ボールありの3対3(ポストなし)、2対2+1対1、ボールありの3対3(ポストあり)と少人数で行えるメニューを中心にみんなで半面練習をしました。

30日のOB戦までにあと一回くらいは身体動かしておきたいなと思いながら、本日筋肉痛に悩まされています。

ウッチー&福井大学医学部のみんなありがとうね。

トランジスタのニューウェアもいい感じです!!!



レギュラーシーズン終了から10日程経過しましたな。

[ お知らせ ]

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最近やたらと目が早く覚めますな。今日は朝5時に…

3月7日に2014年度のレギュラーシーズンが終わってから10日ほど経過しました。

一週間に3回程、身体を動かしながら、仕事&ハンドボールスクール(コーチ)をテキパキと進めています。結構な筋肉痛だったりします。

先日、一年に一回の左膝の定期検査を受けてきました。特に左膝に痛みがあるとか、状態が悪いってわけではなくて、2009年に日本リーグに復帰してから、毎シーズン終わりにMRIとレントゲンの検査をするようにしています。

「軟骨もすり減っていないし、去年と比べてもどこかが悪くなったとかってのはありませんよ。安心してください。」と一安心。「しかし、変形性膝関節症は70歳のおじいちゃんくらいの進行レベルだねぇ。」とありがたい言葉を頂いた以外はすこぶる良好。まあこれくらいはしょうがないよね。

練習&試合後に毎回アイシングをして、ストレッチをしているだけで、定期的にヒアルロン酸注射を打っているわけでも、電気治療や超音波治療をしているわけではないけども、慢性的な痛みを抱える事なく、こうして1シーズンを終える事ができました。ほんまにありがたいですね。

今期も、怪我してからの中では過去最高のフィジカルテストの数値をだせた種目もあったし、コンディション不良や、試合を欠場する様な怪我もなく1シーズン、全試合に主力として出場できました。なによりもしっかりと若手と競争して、毎試合同じように最善の準備をした状態で試合に出続けられた事が個人的には良かったかなと思います。まあ選手として当たり前のことなんですけどね。

残念ながら、チームはレギュラーシーズンでの白星をあげる事はできませんでした。若い選手一人一人の成長をチームとしての成果(勝利)に繋げる事は出来ませんでした。勝点まであと一歩という試合もあったし、上位チームには圧倒的な差を見せつけられる試合もありました。

いろんなことを感じながら過ごしたシーズンでした。まあ、それがスポーツ。それがハンドボールなのかもしれへんね。

チームからオープンにしてもOKだと了承を得たので、もういいかな。

僕は2014年度シーズンで北陸電力ブルーサンダーを退団します。

2009年の日本リーグから合計6シーズンこのチームでお世話になってきました。まさかこのチームでこんなに長くプレーさせてもらえるとは加入当初は思っていませんでした。そこまで左膝が持つとも思わなかったしね。

最終戦の時ももしかしたらこの試合が最後かもなって感じで、シーズン終了後に正式に決まったのでやりきった感も特にないですし、悔いがない事もないです。かといって悔いが残りまくりってわけでもないです。

それ以上に、次へ向かうポジティブな気持ちと、皆さんへの感謝の気持ちの方が強いかな。本当に有り難うございました。

今後については、色々と調整中です。皆さんにお知らせできるようになればまたここで報告させてもらいますね。



さばスポ 世界一流のプレーに映像で触れる偏

[ さばスポハンドボールスクール ]

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日本リーグの最終戦翌日の午前中はさばスポでした。Jr.チームの3・4年生が対象、廣瀬と一緒に子供達と一緒にハンドボールしてきましたよ。

と言っても、今日はサブアリーナだったのゴールがなくて、ちょっと変則的にやってみました。ラダーやボールハンドリングを和気藹々とやってみて、最後に結構専門的にクロスやバックパス、それを使ってのタッチハンド&パスゲームをやってみました。

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子供達、基本的に競争、競い合うのが大好きなので、タッチハンドはお気に入りのメニュー。ルールを少しアレンジしながら、結構な頻度でメニューに組み込んでいます。

で、毎回こんな感じで自分達で作戦タイム。なにかいいアイディアうかんだかな???

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そして前々から観させてあげたかった欧州のスーパープレー集、みんな釘付け。途中からお母さん達まで来てくれて、みんなでワイワイ言いながら観てました。ギグーのドリブルに大歓声。ハンセンのシュートに大歓声。ディナールのDFに「この人も坊主(はげ)。」って僕の方みて笑ったりね。

ちなみに最前列でジャイアンみたいにふてぶてしく陣取っているのは途中から参加したウッチー。ウッチーも練習前にいつもこのスーパープレー集観ています。

「あっ、さっきやったクロスのプレーだ。」とか言いながら、子供達真剣に観てくれました。

たまにはこういうのもいいよね。