Tag Archives: 後十字靭帯損傷

ケガリート

[ 日々 ]

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福井大学医学部ハンドボールスクールでの一コマ。

前十字靭帯切っちゃった5人組。ケガリート。膝リート5人集。

怪我すると、リハビリの毎日で気がめいったり、逆に必要以上に明るく振る舞ったり、変に気を使ったり、気を使われるのが煩わしかったり、勝手にチームメイトから疎外感を感じたり、俺なんかかんけーねーよってなったり、お前もチームの一員だからとか言われても奇麗ごと言うなよってなったりね。

まあ、そんな感じでぐるぐるするんですよ。

僕も2007年10月にドイツで左膝を脱臼して複合靭帯損傷と診断されて2年間ずっとそうだったし、それこそ所属していたチームをクビになってしまったので、チームメイトすらいなくなったしね。

でも怪我した事を受け入れて、リハビリしない事には前に進まないし、明日頑張れるかは知らんけど、とにかくまずは今日だけはリハビリ頑張ろうってその繰り返しでした。

怪我して良かったとは口が裂けても言えないし、またあのリハビリの2年をもう一度やれって言われたら絶対に嫌だけど、今振り返ると得るものあったのかなと思えるようにもなりました。

ドイツの時のチームメイトとはもうバラバラになっちゃったけど、Facebookに左膝をアイシングしている写真を載せるだけで、「膝大丈夫か?また怪我したんか?どないしたんや?」って速攻でコメントやメッセージが届きます。チームメイトではなくなったけど、みんなほんまにええ奴らやなぁと。

話がとんでもーたけど、怪我でリハビリしている人は、3歩進んで2歩下がりながらやとは思うし、時には弱音を吐きながら、ぼちぼちと頑張って欲しいなと勝手に応援しています。



左膝を診てもらってきました。

[ 日々 ]

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レギュラーシーズンが終わり、1年ぶりに左膝周辺を諸々チェックしてもらってきました。痛みがでたとか、状態が悪いということでないので、ご安心を。

MRIやレントゲン検査を受けてきましたが、ドクター曰く「昨年の同時期の写真と比べて、どこかが悪くなったとか、異常を確認したということはないね、まだもう少しくらいは現役できるよ。」とのことでした。

普段からチームトレーナーの大西さんがケアしてくれたり、サポートしてもらっている皆さんの御陰ですね。ありがたいですね。

先日、名古屋の大西さんが開業したってこともあって、今回は新たに辻さんがメディカルチェックをしてくれました。写真で僕より大きなのが辻さんです。

実は辻さんは、中部大ハンド部の後輩です。僕が左膝のリハビリに明け暮れていた2008年、2009年と彼は大学3、4年生でした。彼も故障がちで、僕と一緒にリハビリに通っていたんですねぇ。豊田合成の榊原も同時期に一緒にリハビリしていました。懐かしいですなぁ。

当時の様子です。「月刊ハンドボール・ヒューマンクローズアップ」

ほんまに何回、ここで彼らと一緒にリハビリしたことか…

その辻さんに今回、左膝を中心に色々とチェックしてくれました。

毎年、この時期に左膝を診せにいくと、当時のスタッフの皆さんが「まだやってるんですねーーーっ!!!」って声をかけてくれます。



【第7回】左腕坊主インタビュー(全7回)

[ インタビュー ]
今日の練習でケガをすれば、その時点で僕は引退。
―― だからこそ1日1日を悔いなくファイトしたい。
これだけは譲れない点や大切にしてる点はありますか。
今日この練習行ってもう一度左膝をケガしたら僕はそのまま引退やと思うし、試合に行って、また左膝やったらそこで引退やと思うので、絶対に悔いを残したくない。

全力でファイトしたいから、ちゃんと準備をして、しっかりテーピングを巻く、ストレッチする、アイシングする、しっかり寝る、食べる、分析する、すべてのことを全力で準備して、練習なり、試合に臨むことと、もう一度ハンドやれていることを感謝したり、楽しんだり、そういうことだけは日々絶対忘れないようにしてます。

どういうときが楽しいですか?
試合中は当然ですが、戦力的に少し劣るけど、しっかりと準備をして接戦に持ち込めたとか、勝てたとか、そういう研ぎすましたような展開が大好きなんですよ。ハンドに限らず。ジャイアントキリング(大物食い・番狂わせ)じゃないですけど。コーチしていても、自分が選手していても、練り上げていく感じ、ぎりぎりの緊張感。そういうのがすごく楽しい。プレー中、勝利した瞬間も楽しいですが、そこに向かう課程も楽しいです。

やってるときも楽しいし、終わってから振り返るのも楽しいし、その前に準備してるときも、こうなったらこうなるからとか、ニヤニヤしてんのも楽しいし、もう本当に全部楽しいです。自分がプレーしてても楽しいし、教えてても楽しいし。こんなこと言ったら不謹慎ですけど、負けて悔しいのですら楽しいです。次こそ絶対に勝つぞって。

調子悪くてとか、けがの状態があまり良くなくて試合に出られないとしても、出れない悔しさを味わえることが楽しかったですね。

それは、リハビリでまったく自分の身体が動かなかった経験があったからこそ味わえる楽しさななのでしょうか。
それはあると思いますね。何か、「ありがたい」みたいな感じなんですよね。こうやってハンドさせてもらって、仕事もさせてもらって、普通にこうやって生活させてもらえて、三食食べられて、「ほんまにありがたい」みたいな。

だからって、勝たなくていいとか、やれてさえいればいいというのはまったくないです。負けたらむちゃむちゃ悔しいし、試合に出られへんかったらむちゃむちゃ悔しいし、全日本入って、オリンピック出たいわとか、そういう大きな目標は選手を続けている限りは持っています。それもあるけど、やっぱり「ありがたい」というのはありますね。

コーチとしても活動されていますが、その辺りの経緯を教えてください。
うちのチームでは2012年度のシーズンからコーチ兼任選手をさせてもらっています。また2006年に日本ハンドボール協会の公認コーチの資格を取ったんですよね。いずれは指導者になりたいというのは若いときからあったので、僕自身、専門の指導者にちゃんと教えてもらったっていうのは大学入ってからやったというのがあって、「若年層のときに専門的なことをちゃんと教わってたら、俺はどうなってたんやろう?」みたいなことをずっと思いながらハンドしてましたから。

指導者の人はこうやって言ってるけど、おれやったらこうやって教えるなとか。何でもできる子にはこうやって言った方がいいかもしれないけど、分からん子もおるから、その子にはこう言った方がいいなというのは、10代後半とか、20代前半ぐらいから、そういうのはいつも思ってたんですよ。そういうのもあって、24歳ぐらいのときから、時間と依頼さえあれば、小、中、高、大学生、なるべく顔を出して子供達一緒にハンドをしていました。

伸びる選手と伸びない選手の違いは、どんなところにあると思いますか。
自分自身がこうなりたいと思ってる選手は伸びるのが早いと思います。チームでも、選手でも、組織でも、そうかもしれないですけれども、おれはこういう選手になりたいんだとか、こういうハンドボールをして、こういう成績残したいんだと、本人が思わない限りは、僕はそこに辿り着けないと思うんですね。

だから、漫然と練習に来て、いいシュート打てたわー、気持ちいいなぁ、今日は汗いっぱいかいて、というのは僕の中ではサウナ入ってるのと一緒やと思うんですよ。今月おれはこういうフェイントができるようになりたいから、今日こういう意識を持ってやるんやと思って来る人と、そうではない人はだんだん差が出てくると思うので。

でも、これがスポーツの難しいところなんですけど、そうやってまじめな人が、試合で結果を出すかって言ったら、一概にそうとも言えない。練習で60%くらいの力で勝手気ままにやってるけど試合で「ここは150%の力出さないと負ける。ここ勝負や」と思って150%出せる選手って、やっぱり活躍するじゃないですか。その辺は一概にどっちがいい、悪いとは言えへんので、この辺はこれから選手続けても、コーチとか指導者になっても永久に探究すべきテーマの一つやろうなとは思いますね。

引退された後は、やはり指導者としてやっていきたいですか?
そうですね。選手を引退しても一生何らかの形でハンドボールとは関わっていくつもりです。まずは指導者として次のステップを踏んでいきたいと考えています。一人でもハンドボールが好きな選手を増やしたい。選手一人一人が自分の目標にたどり着けるようにサポートしたい。そんな身近な目標もあります。

それと同時に、世界一魅力的なハンドボールをして世界一の指導者になりたい。少しでも高く自分の評価をしてくれるところなら、国や地域はどこでもいいから行きたい。ハンドボールの指導者として食べていきたいという大きな目標もあります。

また、やりたいこととは別ですが日本でプロリーグがないとあかんとは感じています。生きている間に、日本プロハンドボールリーグができて、そこで監督やれたら、最高ですよね。

それが果てしなく遠いのか、誰もやってないだけなのかも分からんし、そういうのってコーチの勉強だけしててもダメで、経営の勉強したり、スポーツ・マネジメントの勉強したり、どうやってスポンサー取っていくのかとか、どうやって地域を巻き込んでいくのかとか勉強せなあかんし、僕一人ではたぶん到底無理なことです。それこそその分野の専門家の協力が必要ですよね。

ハンドボールのことが大好きな人が一人でも増えて、それぞれ得意なことでずっとハンドボールに関わっていける。ハンドボールで食べていける。そんな理想的な日本ハンドボール界になってほしいと思います。

今後の櫛田選手のご活躍、そしてハンドボール界のますますの発展を期待しています。
ありがとうございました。

~おわり~



福井大学医学部コーチ 〜2014年初回〜

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

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昨日は福井大学医学部の2014年一発目のコーチでした。

年明け早々に、キャプテンの健太郎&副キャプテンのかっちゃんと、練習試合の映像を観ながら、今回の練習メニューや3月の西日本医歯薬トーナメントに向けての計画を一緒に考えました。

あくまでも学生が主役、主体で、彼らがやりたいハンドボール、なりたいチームありきです。新チーム当初は、ざっくりとしか考える事ができていなかった二人も、少しずつですが、自分達がチームの舵取り役だという自覚が出てきたように感じます。

「3月の試合での目標はこれで、こんなハンドしたいと思っていて、今はこんな練習をこんな計画でやっています。次のコーチの時は、こんなことを中心に教えてもらえますか?」

ここ位まで自分達で事前に考えてきてくれた上で、僕ところに来てくれます。月に1回くらいコーチをさせてもらっていますが、大体こんな感じで進めています。

今回も昨年末に引き続き、DFのベース作りを行いました。ラインを作るという意識が少しずつ出てきたように感じます。

2013年は初めて西医体決勝まで駆け上がる事ができた飛躍の一年でした。

2014年は毎回、優勝争いに絡めるチームになっていく為の第一歩。本当の意味での強いチームへ。勝負の一年にして欲しいですね。

今回の練習の途中に、普段観ている福井県Jr.チームの子達が隣のコートに入ってきました。

遠目から「あれって、櫛田コーチじゃない???」的な感じでこっちを観ています。

で、僕が子供達手を振ると、だだだだだーーーーっと、子供達は学生が練習しているコートの横に走ってきました。

「おおおっ、うめー。すげーな。」と子供達ざわざわ。

医学部のみんなは自分達が上手いという意識は全くなくて、むしろ大学からハンドボールを始めた学生の方が多いのでどちらかというとハンドボールにコンプレクックス持っている学生の方が多いくらいです。

子供達はそんな事知る訳もなく、普段やっている練習とは違うメニューに興味津々の様子。

「おおおっ。すげーな。フルバック?フルボックってなんですか?」とかコートの横から僕に話しかけてきます。

学生も「俺らなんかにギャラリーおるぞ」ってハッスルしていました。

なんか、こういうのええなぁ。って思いながら笛を吹いていました。



全日本総合選手権に向けて

[ 日々 ]

福井はほんまに寒くなってきました。まだ雪は積もっていませんが、日中&夜と雪が降る日も珍しくありません。

年内の日本リーグが終わり、12月24日〜28日に愛知県で開催される全日本総合選手権に向けて準備を進めています。

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先週末はミニキャンプでした。OBの高田や落合も手伝いにきてくれて、普段人数がなかなか揃わない僕らを助けにきてくれました。久しぶりに実戦形式のトレーニングができました。(落合は相変わらずの猛獣っぷりでした。)

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金曜日の練習後にはチームのみんなで焼肉へGO!!!

明日、最終練習を行い全日本総合選手権に向かいます。



大崎電気戦

[ 2013/2014 シーズン(北陸電力BT) ]

先週末は埼玉で大崎電気戦でした。前半開始9分過ぎまで6−2とリードしました。

そこから前半28分までの約20分もの間、ピタリと得点できなくなってしまい28分30秒に7点目を奪った時には7-13と6点のリードは付けられてしまいました。

9-14と5点差を追う展開で後半に入りましたが、後半も逆にリードを広げられてしまい追いつく事は出来ませんでした。

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年内最後の日本リーグでも勝点をあげる事は出来ませんでした。

応援してくださった皆さん、本当に有り難うございました。



さばスポ 〜年内最後かな〜

[ さばスポハンドボールスクール ]

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昨日はさばえスポーツクラブのアスリート派遣事業で県内のJr.チームのコーチをしてきました。

多分、年内最後になりそうな感じです。

「真剣にやる!」

「チームワークを大切にする!」

今回、みんなが練習前に自分達で考えたテーマです。もちろんこの他にも10個くらい思い思いに目標を口にしていましたが、「あれもこれもは出来へんから、自分達で2つに絞ってみな。」って事で自分達でひねり出したテーマって訳です。

練習メニューに途中、途中で「どや?目標達成できそうか?」って僕が子供達に質問すると「んんんーー。まだ40%くらいです。コーチっ。」って感じでみんな頑張っていました。

ハンドボールの技術的な事でいうと、ここ最近は「パスをもらう前に周りを見ておこう。」こういう言葉掛けをしてきました。

パスゲーム系のメニューに入る前には子供達からも「えーと、えーと、ボールもらう前に味方とか敵を見ることを意識する。」とかなかなか的を得た事を言っています。

で、今回は新たに「パスをしたら、今度は自分がパスをもらいやすい所へ走り出そう。英語で言うとパス&ラン!!!」こんなテーマを子供達と共有しました。

昨日は合計3回パスゲームをしましたが、少しずつですがそれらしい動きが出てきました。

あと一つ面白かったこと。

練習の最後は子供達が一番好きな紅白戦をやるんですが(やっぱり試合が一番楽しいしね。)、昨日は人数の関係上5人チームvs6人チームだったんですよ。

試合の前には必ず短い時間での作戦タイムを設けます。ルールは全員がGKを交代しながらやるって事だけでポジションや作戦は全部自分達で考えてやっています。

ちょっと戦術的な話ですが、もはやワールドスタンダードともいっていい7人攻撃。僕ら北電チームはGK川添がそのまま攻撃に加わるというスタイルを今季しばしば使っています。実際、GK川添はこの前のホームゲームの時に得点も決めています。

でだ、昨日の紅白戦で5人チームの方が攻撃時にGK役の子も攻撃参加させだしたんですよ。(僕は何もそんな事教えた事ないんです。)

「いけー。北電スタイル。」とか子供達いいながらGKも攻撃に加わりいっちょまえにワールドスタンダードな攻撃を繰り広げてるんですわ。

子供達の発想力というか、一人少ないけどどうやって攻撃しようって考えたときに自分達でひねり出した攻撃がこれやったんでしょうね。

いやいや、恐れ入りました。裏を返せばやっぱり僕ら日本リーガーはいい意味で常日頃から見られているってことやなと。

僕らが子供の頃にカズダンスや、トルネード投法や、まさかり投法や、振り子打法や、神主打法をまねしたようにね。

今週末は年内最後の日本リーグ。初勝利目指して頑張ろう。



福井大学医学部コーチ 〜関西医歯薬秋季リーグ2部優勝後〜

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

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先週末は久しぶりに福井大学医学部のコーチをさせてもらってきました。

11月の関西医歯薬秋季リーグでは2部リーグですが、全勝優勝を果たし1部リーグに返り咲いた福井大学医学部のみんな。

9月末に新チームがスタートしてからは、今回のリーグ戦での2部優勝を当面の目標でした。

ここからは来年の西医体の優勝という目標に向けて、一度チームを分解して、基礎から徹底していこうとキャプテンのけんたろーと話し合っているところです。

12月、1月、2月の3ヶ月でチームの土台をしっかりつくっていきたいところです。

昨シーズンの西医体準優勝を偶然で終わらせない為に。

西医体優勝という未知の領域にたどり着く為に。

変化を恐れずにチャレンジし続けて欲しいですね。



ユメ先生@星和中学

[ ユメ先生 ]

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昨日は、岐阜県大垣市の星和中学でユメ先生をさせてもらってきました。今回は初めての中学生対象のユメ先生でした。午前中は2年4組、午後からは2年2組を受け持ちました。

最初は、運動の時間。フットサルの木暮さんがリードしてくれて子供達と一緒に体を動かします。

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その前に、ちょっとだけハンドボールのデモンストレーション!!!星和中学にはハンドボール部が男女ともあって人気の部活のようでした。嬉しいねぇ。

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運動の時間は、一人でやるのは簡単だけど、みんなでやるとちょっと難しい、協力しないとできないようなゲームを行います。今回は手をつないでだるまさんが転んだをやりました。生徒全員で手をつないでやります。一人でも手が離れるとアウト。このルールが難しい。

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で、みんなで作戦会議中です。全員でルールを再確認して、どうなると失敗するのか?どこで困っているのか?どうする上手くいくと思うのか?こんな事をみんなで考えます。そしてもう一度チャレンジ!!!

こんな感じで運動の時間は楽しく終了。

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ちょっと休憩した後は、こんどは僕がユメ先生として授業を持ちます。

子供の時の話、大学の時の話、ストックラン(元フランス代表)との話、ドイツでの怪我の話などを通して、子供達に色んな事を感じてもらいます。

「俺はみんなくらいの頃、夢なんて持ててなかったし、適当にやっておこう、そこそこ楽しかったらそれでいいわ、だるい、めんどくさい。どうせ俺なんて…」

「そんな風に思って、自分の事やのに投げやりになっていた時があった。特に中学、高校の時ね。いつも目標とか夢があったわけじゃないし、ほんまに何処にでもいる部活をそこそこやっている普通の中学生、高校生やったで。いつもこの頃、何かにモヤモヤしてたし、誰かのせいにしてたと思う。」

「俺、このままでいいんかな。つまらんくしてんの全部、自分ちゃうんか。何か本気で打ち込んでみようかな。そう気づけたのは高校3年の部活を引退してからやったと思う。」

「そこからは何度も壁にぶち当たったし、失敗もたくさんしてきた。けど自分に本気になろう。ハンドボールを本気でやってみようって決めてから、少しずつ道が開けてきた。」

「最初からハンドボール選手を目指してきたわけじゃないし。その場、その時で目標が少しずつ見えてきて、それに向かって頑張ってきたら、気づいたら今もハンドボール選手をやっている。そんな感じだよ。」

「今も、色んな事に悩むし、失敗もするし、壁にぶち当たる事もあるよ。けど大人になった今の方が色んな目標や夢を持っているし、チャレンジしているよ。」

「みんなも、自分の事や、クラスの事、部活の事、今や未来にいい加減ならず、自分に関わる事に真剣になってみな。自分の事を大切にして、本気になってみな。」

こんな感じの話を真剣にさせてもらってきました。

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僕のトークの後は、中学生のみんなが自分の事を考えて、最後は将来の夢や目標、その為に今頑張る事などを発表してくれました。

いつもの小学生の子供達よりも、少し大人で現実的になりつつある中学生。今回の夢の教室が少しでも何かのきっかけになれば嬉しいですね。



トヨタ自動車東日本戦

[ 2013/2014 シーズン(北陸電力BT) ]

佐賀での連戦を終えて福井に戻る新幹線の中からです。この二試合の事を考えながら電車に揺られています。今日のトヨタ自動車東日本戦、ホンマにここだけはと思って挑んだ試合でした。

前半を10-15で折り返し、5点差を追いかける形で後半戦に突入しました。後半はDFシステムを6-0DFから3-2-1DFに変更し、高い位置から相手攻撃陣にプレッシャーをかけていくことにしました。

後半がスタートし、相手のミスを誘い速攻などでポンポンとリズム良く得点を奪い「いける!!!」というムードがチーム内にうまれてきました。ここからはとってとられての展開が続きました。あと一本、この一本という場面で決めきれず、守りきれず時間だけが過ぎて行きました。

後半終盤は早く追いつきたいと焦るばかりで、気持ちばかりがはやってしまいミスが続き、逆にリードを広げられてしまいました。最終的には10点差で敗れました。

北電 22(10-15 12-17)32 トヨタ自動車東日本

このままだとまた元に戻ってしまう。こういう試合は絶対にやったらあかん。

自分達で自分達のやってきたことを台無しにしてしまうようなゲームはほんまにやったらあかん。これで0勝7敗、これからも試合は続く。ほんまに踏ん張らな。

応援して下さった皆さんありがとうございました。