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日本リーグ開幕目前

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

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新年明けましておめでとうございます。

例年だと、あ毛増しておめでとうございますとか、ハゲ増しておめでとうございますとか、今年もハゲしくよろしくお願いしますとか好き勝って書いていましたが…

さてさて、三重バイオレットアイリスは1月2日の夕方から活動開始しました。

もう今週末からいよいよ日本リーグが開幕します。



2015年練習納め

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

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昨日の夜で三重バイオレットアイリスの2015年の練習納め。

12月25日に日本選手権準々決勝戦のSONYに敗れた瞬間から1月9日の日本リーグ開幕戦に向けての準備に入った。

25日は、そのまま鈴鹿に戻ってウエイトTr。

26、27日は日本選手権の準決勝、決勝を視察。

26~30日もフィールドTrやハンドボールTr、メンタルTrと選手たちは前を向いて取り組んでくれた。

2014年の大晦日には三重バイオレットアイリスの監督になっていることなんて頭の片隅にもなかった。

5月1日からバイオレットの監督になって8か月。この8か月に事あるごとに聞かれたこと。

「女子の指導は難しいだろう?」
「クラブチームは大変だろう?」

男子の指導だって難しいし、企業チームだって大変だ。そもそも難しいし、大変だから楽しいし、やり甲斐があるんだと思う。

この8か月で元々あったバイオレットの文化・財産を活かす形でその質を高める方向で取り組んだこと、元々バイオレットにはなくて新たに取り組んだこと、色々ある。選手もスタッフも本当に大変だったと思うけど、変化を楽しみにながら一緒に進んできてくれた。

うまくいけば評価されて、うまくいかなかければ批判される。これはどの世界でも当たり前。

議論、衝突、変化を恐れずにこれまでのバイオレットの歴史に感謝をし、今と未来を観てこれからも取り組んでいきたい。

この8か月、自分の中で何をするにしても絶対にぶれないようにしてきた判断基準。

「選手のプラスになっているか?」
「クラブ、三重のプラスになっているか?」
「日本のハンドボール界、スポーツ界のプラスになっているか?」

2015年の練習納めといっても、12月31日、1月1日と二日休んで、1月2日から始動。いよいよ2016年1月9日から日本リーグが開幕する。

変化の1年に付き合ってくれた家族と二日間だけゆっくりしよう。

それではみなさんよいお年を!!!



日本選手権 SONY戦を終えて

[ ~2022 三重バイオレットアイリス2015/2016 シーズン(MVI) ]

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昨日は日本選手権準々決勝、ソニー戦。この試合に勝てばクラブ史上最高成績のベスト4以上が確定。

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試合中も苦しい時間帯、崩れそうになった時間帯、こちらの狙った展開に持ち込めた時間帯、本当に60分間の中で色々とあった。

終わってみれば、国体準優勝チームのSONYに4点差の敗戦。クラブ最高成績更新はお預け。そう簡単ではない。

日本選手権はトーナメント戦なので、ここでバイオレットの年内の公式戦は終了。

しかし新年1月9日には直に日本リーグが開幕する。

悔しい気持ちは次へのガソリンに。

新たに出た課題を約2週間で修正して直に次の準備。

選手も既に次への準備に入っている。

もうすぐバイオレットの監督になって8ヶ月が終わろうとしている。

そして監督として臨む初めての日本リーグがあと2週間で開幕する。

この大会に向けて、そして大会中も成長してくれた選手達。

そして選手に少しでもいい環境をと動いてくれたスタッフ。

またみんなで頑張ろう。

いつもサポートしてくださるスポンサーの皆様。

選手を送り出してくださる職場の皆様。

いつも温かい声援を送ってくださるサポータズクラブの皆様。

本当にありがとうございました。



日本選手権 大阪体育大戦

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

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日本選手権の初戦を終えて鈴鹿に戻ってきた。

ここからは三重から愛知に通いながらの連戦。

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選手がこの試合に向かうまで、そして試合を通して成長してくれた。

明日の相手はSONY。鈴鹿に戻ってSONY対策のMTG。

その後は今日の試合で出場機会の少なかったメンバーの補強トレーニング。

プレータイムが多かったメンバーはリカバリータイム。

今日の試合と明日の試合の映像分析&スコア分析。

トーナメント戦の醍醐味を満喫。

勝って兜の緒を締める。

明日もSuper Violet Soul !!!



記者クラブ囲み取材&CTYラジオ出演

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

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12月10日、11日と日本選手権&日本リーグ開幕の囲み取材&ラジオ生放送。

10日は鈴鹿市役所内の記者クラブでの囲み取材。僕とキャプテンの漆畑で対応。

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11日は四日市でラジオ生放送。これは初体験。僕、漆畑、多田が出演。パーソナリティの方の絶妙の進行で無事終了。

いよいよ本格的にシーズンイン。一人でも多くの方に試合を見てもらいたい。ハンドボールを楽しんで貰いたい。試合会場でエキサイトしてもらいたい。



トライアウト合格選手の雇用先調整

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

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11月にクラブ初のトライアウトを実施。トライアウトを合格した選手の雇用先候補へ訪問。所謂、マッチング。

トライアウトの際に選手の希望を聴かせて貰い、選手は会社訪問済み。

受け入れる選手の希望と雇用先候補の希望を照らし合わせて条件調整。

ベストマッチになるように受入準備。



大阪遠征

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

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11月28、29日と大阪遠征。学生チャンピオンの大阪体育大学の皆さんと一緒に6対6や実戦形式でのトレーニング。

おりひめJAPAN、デンマーク短期留学組と鈴鹿を離れているメンバーが多いので、現在鈴鹿組はCP7名、GK2名。(けが人などは除く)ここしばらくは少人数での練習メニューが続いていたので、非常に貴重な機会。課題も見つかり、収穫もあり。

日本選手権の初戦が大阪体育大。約一ヶ月後に今度は公式戦で勝負。大阪体育大学の皆さん、楠本監督有り難うございました。

大阪遠征を終えて、鈴鹿に戻ってそのままラジオ収録。午前中は事務所で、今週末の鈴鹿での合宿受け入れの準備&映像分析。夕方からは小学生対象のハンドボールスクール。

ハンドボールな日々。



「Super Violet Soul」

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

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JHL開幕前の記者発表、メンタルトレーニング講習会、四日市での中学生講習会、キッズチャレンジ、おりひめジャパンのアシスタント、トライアウト、花菖蒲スポーツフェスティバルなど11月もここまでアッという間。夫婦揃って11月頭の結婚記念日も2週間ほどど忘れ。久しぶりに2日間ゆっくりとした時間を確保。

三重バイオレットアイリスの監督になって半年とちょっとが過ぎた。和歌山国体からしばらく公式戦からは離れているが、国体から日本選手権まで2つのトレーニングサイクルを経て本番を迎える。現在は4サイクルの第3週。おりひめジャパンの一員としてこの後世界選手権へ臨む者、デンマークに短期留学へ向かう者、また鈴鹿から世界へと飛び出していく。競技者としても人間としても大きく成長できるチャンス。一回り成長して鈴鹿に戻ってきてほしい。

鈴鹿組もここからはトレーニングマッチを重ねながら、年末の日本選手権、年明けのJHLへと準備を整える。鈴鹿を離れているメンバーも12月中には合流予定。全員そろって公式戦は何と5月の社会人選手権以来だ。本当に楽しみ。

基本的に何をやっていても楽しい毎日。それでもバイオレットのみんなを現場でコーチングしている時が何よりも充実している。やっぱりハンドボールは現場が一番。妻には笑顔でぶーぶー言われがちだが…

男子のJHLは女子より一足早く開幕、北電のみんなも白星はまだみたいだけど頑張っている様子。琉球コラソンに移籍した赤塚も本人曰く「キレキレ」のようだ。元チームメイトの頑張りは刺激になる。僕も三重バイオレットアイリスで頑張ろうと思えるね。

明日からは選手の職場訪問が再スタート、現在2巡目。

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「Super Violet Soul」

これ、三重バイオレットアイリスのスローガン。

日本人女性、日本のクラブチームの可能性にチャレンジ。三重の皆さん、サポーターの皆さん、スポンサーの皆さん、と共に日本一へ、そして世界へ。三重バイオレットアイリスが日本のハンドボール界を進化させ、日本のスポーツ界も進化させる。という気構えが「Super Violet Soul」なり。



おりひめジャパン

[ ~2022 三重バイオレットアイリス日々 ]

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11月16日~18日まで2泊3日で熊本県山鹿市へ。くまモンをスカウトへ。

というのは冗談で日本ハンドボール協会からの依頼を頂き、リオ五輪アジア予選を経て、12月のデンマークでの世界選手権に向けた日本代表(おりひめジャパン)合宿のサポートが今回の仕事。

10月のリオ五輪アジア予選。連日のメディア報道。互いに3戦全勝で迎えた韓国との一騎打ち。この試合に勝てば40年ぶりの五輪切符獲得。会場は5000人を超える超満員。試合前の国歌斉唱。手をつないで心の整えるおりひめジャパンの選手&スタッフ。

僕は会場でこの試合を観ていた。

日本の代表として、強豪韓国との一騎打ちする場まで着実にコマを進め、厳しい戦いになるのは百も承知で、それでもやってくれるんじゃないかという期待感。まさしく日本の代表としてこれから戦ってくれる選手&スタッフをリスペクト&ありがとう&よろしく頼むぞって心の底から応援していた。

しかし、韓国はホンモノだった。完膚なきまでに叩きのめされた。

今回のアジア予選では残念ながらリオ五輪の切符獲得は叶わなかったが、世界選手権、世界最終予選の結果次第ではまだまだ可能性は残されている。日本代表、おりひめジャパンに選手を送り出す日本リーグの指導者として、自チームでの日本一を狙うのは勿論のことで、その先まで見据えて指導していく必要性を感じた。

そんな矢先の今回の話だった。

三重バイオレットアイリスの監督になってまだ半年で、まだ何も成果を出せていないこの状態で、現場スタッフは僕だけのこの状態で…

本当にいろいろと考えたが、僕のドイツ&JHLでの選手としての経験だろうが、まだ半年足らずの指導者としての経験だろうが、僕のどんな部分でも、おりひめジャパンが1ミリでも五輪切符獲得に近づくのならと熊本へ向かった。急な話にも関わらず調整してくれたバイオレットの選手&スタッフに感謝。

おりひめジャパンのコンセプトを栗山監督から伺った上で、もろもろお手伝いさせて頂いた。栗山監督との戦術的なディスカッション、映像分析、世界選手権に向けての大型選手役、トレーニング全般のサポートが主な役割。

個人的には日本代表は育成の場ではなく、戦える選手が成果を出す場だと思う。ベテランとか、若手とか、職業とか、アマチュアとか、プロとかそんなの関係ないと思う。その時点でのベストメンバーが日本代表だと思う。ポジションは与えられたり、譲られたりするものじゃない、実力で奪い取るものだと思う。

成果が出なければ批判はされるだろうし、勝って感動を呼び込めば注目もされる。その競技の未来を託されているのが日本代表だと思う。だから、試合の前に国歌が流れると心が震えるんだと思う。

読んで字のごとし、日本の代表。その競技の日本の代表。ハンドボールの日本の代表。おりひめジャパンの選手、スタッフの皆さん、役員の皆さん、世界選手権でのおりひめジャパンの活躍を心の底から応援しています。



ドクターから見たTOPリーガー、TOPリーガーから見たドクター

[ ~2022 三重バイオレットアイリスハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

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どれだけ前のことや… ぎりぎりまだ今月のこと… オッケー、大丈夫。11月1日のことを振り返る。

福井から福井大学医学部が鈴鹿にきてくれてバイオレットと合同練習&練習試合。

フィジカル強化を図るバイオレットの選手にとって男子チームとの攻防戦は貴重な実戦の場。男子のスピード、歩幅、コンタクト、球速など、いくら医大生と言えどもそこは成人男子。

福井大学医学部にとっても、女性と言えどもTOPリーガーの取組む姿勢、佇まい、社会人としての心構えなど、得るものは計り知れない。

お互いにとって、自分たちの外の世界からの刺激というのは大切ではないか。

午前と午後のトレーニングの合間のバイオレットカフェでの一コマを紹介。

「医大生からみたTOPリーガーがどんな存在なのか?」
「TOPリーガーからみた医療従事者がどんな存在なのか?」
「TOPリーガーにとってのはハンドボールとは?」
「医大生にとってのハンドボールとは?」

両チームをミックスして4,5人のグループに分けて、ディスカッションする機会を設けた。自分たちの外の世界の人間からは自分たちがどう見られているか気付いてもらえただろうか。