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国体東海ブロック大会2017終了そして日本リーグ開幕へ

[ 2017/2018 シーズン ]


先週末は国体東海ブロック大会だった。会場は静岡県だった。

三重 24-16 岐阜
三重 18-15 愛知

愛媛国体への出場権1枠をなんとか獲得することができた。東海4チーム内に日本リーグ所属チームが3チームある中での出場権獲得はタフな仕事だった。日本代表3名がチームに完全合流したのはこの大会の3日前からだった。

あれもこれもはできないし、ジタバタしてもしょうがないので、優先順位をつけて、やることを絞って、試合に臨んだのが良かった。二日連続の日本リーグ所属チームとの試合だったので、メンバーをシャッフルしながら、プレータイムに偏りがないように注意しながら2試合を進めた。もちろん勝利することを最優先する中でだ。

限られた時間の中で、やるべき準備をし、今できるプレーを出し切ってくれた選手たち。2試合を通して見えてきた課題はあるが、トーナメント戦を制して一位通過できたことが何よりの収穫。ルーキーズも社会人選手権よりも遥にチームにフィットしてきている。

今大会は前キャプテンの大畑美沙(旧姓・漆畑)にも加わってもらってチーム三重で挑んだ。教員生活スタート&結婚を経て、約1年5ヶ月ぶりにチームに加わってくれた。今回の活動に理解&支援してくださった全ての皆さんに感謝したい。

本国体までまたしばらくそれぞれの場所での活動になるが、お互いに1歩でも成長した状態で再合流できるようにしたいものだ。


さてさて国体東海ブロック大会を終えて、その足で東京へ。日本リーグ開幕を控えての監督会議と記者発表に出席してきた。

いよいよ今週末から日本リーグが開幕する。今シーズンは新規参加の2チームを加えて9チームで3回戦総当たりの24試合を戦うことになる。24試合、時間にして24時間。たった24時間のために7ヶ月もの間ハンドボールに没頭していくのである。

今シーズンも目の前のことに集中して、チーム全員で成長していこう。



公認スポーツ指導員養成講習会&天理大学サマーキャンプ

[ 三重バイオレットアイリス ]


8月2日〜6日までの5日間、公認スポーツ指導員養成講習会と天理大学のサマーキャンプの受入れを行っていた。

公認スポーツ指導員、つまりハンドボールコーチを養成する講習会である。MVIにも将来指導者志望の選手が何名かいるので、現役選手ではあったが3名の選手が受講した。三重はもちろんの事、岡山、大阪、和歌山、京都、神奈川など全国から受講生が集まってくれた。

そして全く同じタイミングでMVIの闘将万谷の母校、天理大学がサマーキャンプにも来てくれた。天理大学は普段、選手自身がチーム運営やトレーニングメニューを考え活動している。そんな天理大学をメインのデモンストレーターにしながら、全国から集結したコーチ陣と共に天理大学のレベルUPを図っていくこと大きな柱にしながら5日間で合計40時間のプログラムを作成した。

もちろん夜間練習や週末の指導実習などはMVIの選手達もトレーニングも兼ねて参加してくれた。

コーチの役割、コンプライアンス、レフリング、傷害予防など、基本的な部分を抑えながら3プラン(チームプラン、ゲームプラン、トレーニングプラン)のプランニングについて理解を深めてもらった。競技力向上のために心技体、この3分野のトレーニングについて、どのように期分けし、どのようにタイムバランスをデザインしていくのか。攻守の個人技能、集団技能の基本的な考え方、そしてそれをどのように実践させていくのか。

講義では目標と目的、そしてスローガン。チームとは?グループとは?マネジメントとは?運営と経営の違いとは?まずは自分なりの考えを纏めてもらい、それを数名でシェア、そして全体でシェア、こんな流れで進行していった。そしてこの3プランをどのように評価し次のプランニングに発展させて行くのか?KGIやKPIにも触れながらお話させてもらった。

実技でも、数的同数、数的有利不利、シュート局面=セーブ局面での基本的な考え方を天理大学に落とし込んだ。夜間のMVIとの合同練習で、ストーリー性のあるトレーニングメニューの組み方と進め方とその逆のミックス系のメニューの組み方と進め方を感じ取ってもらった。

3日目までは天理大学とコーチ陣にとってはインストールの機会を多めに設定し、残りの2日間はアウトプットの機会をふんだんに盛り込んだ。コーチ陣を3チームに分けての指導実習と個人の指導案をプレゼンテーション。

最終日の指導実習にはMVIと天理大学の混成チームを2チーム作っての実戦。それぞれチームスタッフになって試合前のMTGの進行からウォーミングアップ、試合でのベンチワーク、試合後の振返りまでを経験してもらった。ポジション、メンバー、戦術&戦略、ベンチワークなど実戦の中でしか感じとる事ができない部分にも触れてもらった。

コーチ陣の皆さんは本気で各テーマと向き合い、本気で準備し臨んでくれたいた。中には指導実習後やプレゼンテーションの冒頭、目に涙を浮かべている方もいた、それくらい本気で臨んでくれていた。

僕は「自分が関わっている選手たちがこの競技(ハンドボール)の未来なのだ」そういう想いでこの仕事をしている。今回の講習会の一番最初にもそんな話をさせてもらった。ハンドボールに関わる全ての指導者が「一隅を照らす」そんな想いでハンドボール、選手と関わっていけば今より悪くなる事はない。僕はそう信じている。

それにしても5日間で約40時間のプログラムを自ら組んで、講義&実技&進行をしてという機会はなかなか得難いものだった。(傷害予防、レフリング、GKの部分はさすがに専門家に手伝ってもらったけど)

Facebookには前職時代の友人も少なくないが、言ってみたら「相続セミナー講師養成講座」あるいは「吉澤塾」を5連投みたいな感じやった。

たぶん前職時代にこの「相続セミナー講師養成講座」の講師を経験していなければ、今回のこの講習会のプログラムは思いつかなかったし、進行役も出来なかったと思う。

まあ、こういうのを「人間万事塞翁が馬」とでも言うのだろうか。


さてさて、母校天理大学と5日間を共にし、指導実習を兼ねた天理大学とのミックスゲームでも元気はつらつのプレーを魅せていた万谷。この人の自然体、泰然自若とした感じは、これはこれでよし。



東海クラブダービー

[ 三重バイオレットアイリス ]


東海クラブダービーを無事に終えることができた。

昨年度から梶原BMと共に温めていた企画だった。日本リーグに所属している東海3クラブ(MVI、HC名古屋、飛騨高山BB岐阜)が切磋琢磨し東海地区からハンドボールを盛り上げていこうと、今回3チーム総当たりのリーグ戦を実施した。

MVI 24-24 HC名古屋
MVI 16-10 飛騨高山BB岐阜
HC名古屋 26-18 飛騨高山BB岐阜

1勝1分でMVIとHC名古屋とが並び、HC名古屋がMVIを得失点差2で第1回の東海クラブダービーを制した。

今回の東海クラブダービーを終えて、少し振り返ってみよう。

まず、試合結果に対して。1勝1分得失点差+6。全ての試合で勝利、全ての大会で優勝を目指している以上、無敗で大会を終えたとは言え、この結果に満足することはできない。

この大会のハイライトととなるのがこのシーンかもしれない。HC名古屋戦、後半の相手にリードを許す苦しい展開を潜り抜け、終盤に何とか追いつき、逆転に成功した。残り3秒24-23と1点リード。HC名古屋はここでタイムアウトを請求。タイムアウト明け、ロングシュートを防ぎきれずに24-24の同点でこの試合を終えた。HC名古屋のファイナルアタックを守り切ることができなかった。

試合内容で評価できる部分はあったとしても、僅かな差が勝敗を分ける。勝負の厳しさを痛感した。

とは言え、ルーキーを中心に普段プレータイムの少ない選手が今回は主役となり、60分のフルマッチを2本戦えたことは大きな収穫だった。練習やミニゲームでは経験できない、実戦特有の緊迫感が今回の東海ダービーには存在した。


可能な限り公式戦に近づけた運営だったことが大きな要因だろう。試合前のオフィシャルMTG、レフリー、3回のタイムアウト、試合前のアナウンス、有料観客、ユニフォーム、様々な要素が絡み合って公式戦にかなり近い臨場感、緊迫感を生み出していた。

これがビブスで試合、レフリーもそれぞれのチームから、30分一本みたいな感じであれば、ここまでエキサイティングなゲームにはなっていなかったではないだろうか。

梶原BMと常々、共有していた60分のタフなゲームを数多く経験することが何よりの選手&チームの強化につながる。これを具体化したのが今回の東海クラブダービーだ。

自分たちの価値を、自分たちで作り出していこう、高めていこう。そんな想いで今回、一緒に東海クラブダービーを共に盛り上げてくださったすべての皆さんに感謝します。

そして何よりも、ゼロからの企画にも関わらず、大きな事故や怪我もなく、東海クラブダービーを一つの形にしてくれた梶原BMに心から感謝します。



ユメ先生@忍海小学校

[ ユメ先生 ]

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社会人選手権後のオフ期間に2017年度のユメ先生がスタート。今回は奈良県にある忍海小学校の5年生が対象。

この時期の5年生は新しいクラスになって間もない。それにしても元気いっぱいの子供達。目をキラキラさせて食い入るように話を聴いてくれる子供達。

僅か90分の間にチャレンジする事、協力する事、アイディアを出し合う事、ルールを守る事、仲間の意見を取り入れる事、自分の夢について考える事、勇気を出して発表する事、色んな事と向き合ってくれた。

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はっきりとした夢がある子もいれば、今はまだ夢を捜している最中の子もいる。自信満々の子もいれば、自分に自信が持てない子もいる。

自分の人生、今、これからに対して、どこかで「本気」のスイッチが入れば嬉しいね。



あれやこれやと

[ 三重バイオレットアイリス ]

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新チームがスタートして約1か月が経過した。来週5月17日から今年度最初の公式戦でもある社会人選手権が福井県で開催される。

と、その前にこの1か月の振り返りをば。

4月8日から新チームがスタートして現場強化を目的とし、フィジカル系のキャンプでは大西さん(ジムノックストレングス)、SBT講習は臼井さん(サンリ)、ライフスキル&キャリアデザイン系の講習を東海林さん(慶応大学)にご指導頂いた。

その他にも新加入選手の職場訪問、末松鈴鹿市長表敬訪問、いばらき国体を見据えて、約300人(中学生、高校生、指導者)対象の茨城講習会、関西学生リーグ&関東学生リーグを中心に選手補強目的の視察、日本代表男子チームのトレーニング見学(所謂、ダグルJAPAN)などにも足を運んだ。

GWには名古屋にクラブチーム4チーム(HC名古屋、飛騨高山BB岐阜、大阪ラヴィッツ、三重バイオレットアイリス)が集まってのトレーニングマッチ、イオンモールイベント、ファン感謝デーを実施した。

そして一昨日には三重花菖蒲スポーツクラブの総会&懇親会。なかなかボリューミーな1か月やったなと。

とは言え、この時期は日本代表活動も本格的ではないので、選手全員が鈴鹿で地に足を付けて着実にトレーニングを積めている。まずは初戦の香川銀行戦の事だけを考えて、目の前の事に集中していこう。

色んな活動を試みているが、現場としての目標は「勝利」これ以外にはない。その目的は「日本人女性、日本のクラブチームの可能性にチャレンジし、三重バイオレットアイリスが日本のハンドボール界を変える。」その合言葉が「Super Violet Soul」である。

何を目標として、何を目的にしているのか?何の為にやっているのか?

いよいよ新シーズンスタート。



プレーオフへ

[ 三重バイオレットアイリス ]

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日本リーグ最終戦を終えて、ようやく少し落ち着いてきた。最終戦のHC名古屋との一戦に勝利して三重バイオレットアイリス創設初のプレーオフ出場切符を摑み取ることができた。

18戦を終えて9勝9敗(勝点18)の4位でレギュラーシーズンを終えた。1月7日から日本リーグが再開し、その時点では5勝4敗(勝点10)で3位につけていた。この時点では北國銀行とオムロンが頭一つ、二つ抜けて、3〜5位をMVIとSONYと広島メイプルレッズの3チームでプレーオフの切符残り2枚を争うような勢力図だった。

リーグ再開直後の1月7日の飛騨高山BB戦を落として5勝5敗、翌々日のホーム最終戦でもあったHC名古屋戦に快勝し6勝5敗。敵地熊本に乗り込んでのオムロン戦を落として6勝6敗。この時点ではまだ3位。

その後、2週間のブレイク期間を経て、デッドヒートを繰り広げる広島メイプルレッズ、SONYとの連戦。1月末、2月頭に一つ目の山場を迎えた。

アウェー広島に乗り込んでの広島メイプルレッズ戦、後半終盤4点差を一旦は同点に持ち込むものの、再度突き放されての敗戦。ここで6勝7敗でMVIが4位に後退。広島メイプルレッズが3位に浮上。

翌週のSONY戦は立ち上りからリードを広げて快勝し14戦7勝7敗、同会場で広島メイプルレッズがオムロンとの一戦を制して、プレーオフ争いを一歩リードする形になった。

この後、残すのは北國銀行、飛騨高山BB、オムロン、HC名古屋との4試合。ここでチームにとって大きな決断を迫られた。チームの大黒柱でもある原主将の膝のコンディションがなかなか戻ってこない。彼女は昨年9月に膝の半月板を損傷し、手術をしていた。日本リーグと平行してのアジア選手権に向けた日本代表の強化合宿、そしてプレーオフ争い、彼女のコンディションは限界寸前のところまできていた。

本人、そして日本代表スタッフと何度も調整を重ねて北國銀行、飛騨高山BBとの2戦の回避を決断した。この2試合を回避して2週間、フィジカルトレーニングを優先し、コンディションを整える事に集中させた。

そんな中で迎えた女王北國銀行戦は前半8-7の1点リードで折り返すも、後半に逆襲を食らって14-18の4点差で敗戦。これで15戦7勝8敗、この時点で順位は4位。

そして迎えた飛騨高山BB戦は終盤までもつれる大接戦、前節での同カードでの敗戦、もっと言えば、昨シーズンプレーオフ争いから脱落する事になったこのカード、そんな事が選手の脳裏をかすめるような試合展開だったが、終盤に怪我からの完全復活を目指す司令塔の加藤が勝負どころでシュートをねじ込み19-17の2点差で勝利を摑み取った。試合後に「みんな、ありがとう」と泣き崩れる主将の原。これで残り2戦を残して16戦8勝8敗の4位。

この裏でも大一番、SONYと広島メイプルレッズとの一騎打ちがあり広島メイプルレッズが劇的な同点ゴール(スカイプレー)を決めて勝点1ずつを分け合った。(あとあと考えるとこの引き分けで、更にプレーオフ争いはややこしくなった)

そして、プレーオフの切符が決まるかもしれなかった2月の最終週末。2月25日、SONYvsオムロン戦。26日にSONYvsオムロン。MVIvsオムロン。SONYがこの2試合を落として、MVIが勝てば、MVIにプレーオフの切符が、SONYが2連勝し、MVIがオムロン戦を落とせばSONYにプレーオフの切符が渡る。そんな運命の2月最終週末。

25日、SONYが今シーズンのベストバウドとも言う会心のゲーム運びでオムロンを撃破した。チーム内にも衝撃が走った。MVIは日本リーグでオムロンにただの一度も勝点をとったことがない。そしてSONYは今シーズンHC名古屋には全勝。つまり、SONYが名古屋に勝利して、MVIがオムロンに敗れるとその瞬間にMVIはプレーオフ争いから完全に脱落しSONYがプレーオフの切符を手にする。こんな現実が待ち受けていた。

26日、僕らの試合前にSONYがHC名古屋に敗れた。ここで勝点をとる事ができればプレーオフに大きく近づく、そんな中で迎えたオムロン戦。この試合から原が再び戦列に復帰した。前半から一進一退の目まぐるしい攻防が続く、後半開始早々にMVIが一気にリードを広げて一時17-11と6点リードを広げた。しかし、ここからオムロンの逆襲が始まり終わってみれば22-24の2点差で敗れた。これで17戦を終えて8勝9敗、前日にオムロンに勝利をおさめたSONYに交わされて5位に後退した。

そして運命の日本リーグ最終週、3月4日にSONYvs北國銀行、5日にMVIvsHC名古屋。

4位 SONY 17戦8勝8敗1分(勝点17)
5位 MVI 17戦8勝9敗 (勝点16)

最終週を迎える時点の順位と勝点はこんな感じだった。3月4日にSONYが北國銀行から勝利すると、その時点でSONYがプレーオフ。引き分けもしくは敗れると、5日のHC名古屋戦で全てが決まる。そしてSONYは北國銀行に敗れた。

引き分け以上でクラブ創設初のプレーオフの切符を手にする事ができる。日本リーグ最終戦、運命の3月5日。泣いても笑っても残り60分。

MVI 25(11-9 14-4)13 HC名古屋

前半はさすがに固さが見られたが、後半早々にリードを広げていくMVI、そしてファイナルカウントダウン。既にベンチで涙を浮かべるGK山根。

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4位 MVI 9勝9敗 (勝点18)
5位 SONY 8勝9敗1分 (勝点17)

半年以上にも続く、リーグ戦を18試合(18時間)戦い、最後は勝点1の差で何とかプレーオフの切符を摑み取ることができた。昨シーズンは勝点1の差で摑み取る事できなかったこの切符。一年間のその僅かな差(大きな差)を詰める為にハンドボール、チーム、自分と向き合い続けた選手達。

10年以上も変わる事の無かった日本リーグの上位4チームの座、ここに割って入る事ができたのは、これまでクラブを支えてきたスタッフ、そしてOGの皆さん、これまでクラブに関わってくださった全ての皆さんの御陰。心の底からそう感じる。

毎週、毎試合の様に順位が変動する中でも初めて経験するプレーオフ争いそのものを楽しみ、驚くほど冷静に目の前のことに集中し続けてくれた選手達。バイオレットの歴史を変える瞬間、いつも苦しい時こそ応援してくださっているシューターズの皆さんとその喜びを共有したいと歯を食いしばって頑張ってくれた選手達。

しかし、喜ぶのはここまで。

プレーオフは日本一に挑戦する為のスタートラインに過ぎない。もう一度ねじを締め直して、これまで通り目の前の事に集中し、最善の準備を重ねて本番に臨もう。



未来への種まき

[ 三重バイオレットアイリス ]

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日本リーグ最終戦から一夜明け、朝一から昨日のHC名古屋戦の映像分析。そして午前中は、新加入選手4名(今月卒業予定の4年生)の合同トレーニング。

卒業論文の提出&発表を終えて2月中旬くらいからチームに合流している彼女達。

チーム練習は基本的に平日の夜なので、大学の授業も仕事もない平日の午前中の空き時間を利用して、心技体の3要素のチームの骨子なっている部分を少しずつ落とし込んでいる。会社で言えば、初期研修みたいな感じかな。

日本リーグの目の前の試合に集中しながらも、未来への種まきは必要だ。

ハンドボールの考え方や、傷害予防を兼ねた動き作り、TOPリーガーとしての心構えなど、2月後半と3月で頭と心と身体を整えていって少しずつチーム&鈴鹿&社会に慣れていってもらっている。

卒業式や謝恩会、部活の追いコンみたいなイベントの際はその都度スケジュールを調整している。4月からは新社会人になる彼女達、午前練習を終えて午後からは雇用候補先でアルバイトもさせてもらっている。社会人なる為の準備の期間でもある。

今は常に、筋肉痛で新しい考え方に頭を使って、気も張ってという毎日だと思うけど、少しずつ、少しずつ、成長していってもらいたいね。

未来への種まきの話。



WCフランス

[ 日々 ]

実は今、フランスでハンドボール男子世界選手権が盛り上がっている。

女子の日本リーグ真っ最中で結果を追ったり、ハイライトを観るくらいで自分自身がじっくりと観ている訳ではない。(落ち着いたら、可能な限りフルマッチを観るつもりだ。)

ハンドボールの外の世界(一般の方、ハンドボールにそこまで関心のない方)にいる人たちに、今回の世界選手権の存在がどれくらい認知されていたのだろうか?どれくらい事前にアナウンスされていたのだろうか?そもそもそういう視点を持てていたのだろうか?

サッカーで言えばワールドカップ、野球で言えばWBC。

その世界チャンピオンを決める大会に日本は出場していた。日本代表は今回24位中22位という結果だった。

日本代表チームには日本リーグで活躍中の選手をメインに海外で活躍中2名と将来の日本を背負って立つであろう大学生2名というメンバー構成、それを率いるのが世界的な名将オルテガ。ペップやモウリーニョ級のスペシャルな指導者がオルテガ。

予選ラウンドでは世界最強チームのフランスとも対戦していた。そこには世界のTop of topのカラバティチやギグーやオメイヤーやアバロがいる。

サッカーで言えば、クリロナやメッシやネイマールがいるチームとの対戦だったわけだ。

そこ(世界最強クラス)との距離、ホンモノと対峙した経験はチーム、選手、スタッフとして日本ハンドボール界の財産。この後が本当に大切。

自国開催の東京五輪まであと3年、本当に待った無しの状況。男女の違いはあってもTOPリーグの指導者として、改めて世界目線・基準での指導の重要性を感じている。

大会自体はいよいよ大詰め。

日本代表チームに関わった全ての皆さん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。

この動画に今回の日本代表の奮闘振りが凝縮されている。

「世界選手権日本代表ハイライト」



日本リーグ2巡目を終えて

[ シーズン2016/2017三重バイオレットアイリス ]

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リーグ2巡目を終えた。現在、12戦6勝6敗(勝点12)総得点が252点、総失点が253で得失点差-1。一試合平均21得点、失点も同じく平均21失点ちょっと、つまり一試合21得点前後の攻防を繰り広げてきたわけだ。

ちなみに昨シーズンは12戦でレギュラーシーズンが終了、12戦を終えて4勝7敗1分(勝点9)だった。総得点204点、総失点233で得失点差-29。一試合平均17得点、19.4失点という内容だった。

今シーズンはここから更にもう一巡レギュラーシーズンが残っている。昨シーズンと今シーズン、12試合を終えた時点での単純比較という訳にはいかないかもしれないが、平均得点が4点、平均失点が2点弱あがっている。

勝点に目を向けると昨シーズンは勝点9、今シーズンは勝点12と12試合を終えた時点での勝点は3点の上積みができている。

来週末で全チームが12試合を終え、1月末から3巡目に入る。昨年9月からスタートした日本リーグもいよいよ最終局面に入っていく。(そう言えば、昨シーズンは年が明けてから日本リーグ開幕だったので、今まさにシーズンインしたばかりだった。)

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日本代表選手は3月のアジア選手権に向けた強化合宿が日本リーグの合間に予定されている。つまり週末に日本リーグ、平日に日本代表合宿というタフなスケジュールが続くというわけだ。ぶっつけ本番で試合に臨むときも何試合かあるだろう。(きっと昨年の韓国遠征の経験がここで活きる。)

そして2月に入れば追加登録選手達(大学4年生たち)が卒論を終えて本合流してくる。ポジション争い、チーム内での競争は更に熾烈になるだろう。

これからどんな事がバイオレットに待ち受けているのか?全く分からない。想定外の事が起きる事を想定しながら、当たり前の事を当たり前に詰めていく。まさに凡時徹底だ。取り組む姿勢はこれまでと何も変わらない。

一月上旬は8日間で3試合と日程がタイトだったが、ここから先は一週間に1試合。勝敗に関わらず、目の前の試合に対して最善の準備をし、全力プレーを続ける。自分にコントロールできる事にのみ意識を向けて、目の前の1プレーに集中するのみ。

日本リーグ最終局面に緊張感のある日々を過ごせる事は本当に幸せな事だ。この時期特有のエキサイティングな毎日をバイオレットに関わる全ての人間で楽しんでいきたいなと思う。

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ホーム最終戦を終えて、選手、スタッフ、観客の皆さんとの一枚。

先日、1月9日は鈴鹿でのホーム最終戦だった。1,000名弱の方がAGF鈴鹿体育館に集まってくれた。1月7日のアウェでのブルズ戦を落とした後だけに、シューターズの大声援は本当に力になった。紫色に染まったバイオレットのベンチ裏からのあの声を僕らは忘れない。

泣いても、笑っても残り6試合、6時間。ここからが本当の勝負。

広島メイプルレッズ戦に向けて、最高の準備をしよう。



日本リーグ後半戦再開前夜、明日が待ち遠しい。

[ 三重バイオレットアイリス ]

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鈴鹿での最終調整を終えて、飛騨高山に来ている。

少し遅くなったしまったが、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

大晦日&元旦の2日間の休み以外は、ゆったりモードは全くなくハンドボールな毎日を過ごした年末年始だった。

それもこれも全ては明日1月7日から再開する日本リーグ後半戦のためである。

何よりも嬉しいのは、前半戦怪我で戦列を離れていた選手たちが戻ってきて、ようやく全員でハンドボールできるってこと。僕がバイオレットの監督になって初めて全員揃う。本当にうれしい&ありがたい。

しかもいきなりの東海ダービー2連発。燃えるね。(ちなみに明日7日は飛騨高山BB岐阜、9日はHC名古屋)

明日1月7日の飛騨高山BB岐阜戦から、3月5日のHC名古屋戦まで約2か月で9試合。1試合60分=1時間。つまり合計9時間。

たった9時間の為に、選手たちは毎日必死にハンドボールとも、チームとも、自分とも向き合っているだ。その9時間のうちの1時間が明日の飛騨高山BB岐阜戦。

その1時間のうちに自分がコートに立てるのはどれくらいやろうか?そしてボールを保持してプレーできるのは何分?何秒?なんやろうか?

こんな風に考え出すと、なんかバカバカしくなってくるけど、こんなバカバカしいことに選手たちは純粋に、直向きに、苦しんで、もがいて、頑張っているのである。

だからこそ、その一瞬の為に最善の準備をして、その目の前の1プレーに集中して、これから起きるすべての事を受け入れて、そして楽しんでほしいなと思う。本当にただそれだけ。

日本リーグ後半戦、レギュラーシーズン残り9試合、9時間。明日は1時間。選手もスタッフもシューターズもみんなで豊かに成長していこう。

日本リーグ後半戦再開前夜、明日が待ち遠しい。

Super Violet Soul !!!

「あえて2016年を振り返る企画」



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