Facebookでも書きましたが、先週末は二日間ともに関西にいました。
土曜日は、関西学生リーグの2部昇格をかけた大阪大学との入替戦に挑む、滋賀医科大学のサポート。大学までハンド未経験者ばかりの滋賀医科大のみんなの一つの目標が大阪大学でした。
昨年秋に、新チームがスタートして当時は4部リーグを彷徨っていた滋賀医科大学でしたが、秋リーグで3部昇格し、今回の春リーグでは4勝2敗で3部リーグ2位、そして今回の入替戦という流れでした。
殆どの選手、マネージャーがキャプテンの掲げている2部昇格という目標を現実的には思えなかったみたいです。この1ヶ月毎試合綿密な準備を重ねて、接戦をものにして、勝ったり、負けたり、勝ったり、勝ったり、負けたり、勝ったりしながら徐々に2部昇格が見えてきた。そんな感じだったみたいです。
大阪大学に何とか食らいついて、2部昇格をたぐり寄せる。みんな本気でそう信じて、入替戦に向けて2週間準備してきていました。
前半立ち上りから、大阪大学のセットOFを全員で体を張って守り、何とか食らいついていきました。攻撃での苦戦が続き前半を終えて10-15の5点ビハインド。
前半の最後の攻撃が上手い事いかずに、ハーフタイムに6年生同士が激しくぶつかり合っていました。それをなだめる5年生。ここしばらくこうした場面をみた事なかったなと。
後半の立ち上りから徐々に点差が広がりだしますが、後半中盤以降も何とか食らいついていきました。ゲームが決まってしまう点差にならないギリギリのところで踏ん張っている。そんな感じでした。4〜6点差をキープされていますが、どこかで一発逆転したるぞ、絶対に食らいついていくぞ、そういう後半でした。
それと同じくらい5点差が遠いなぁ。少しずつ差があるんかぁ。そんな感じでもありました。
とは言っても時間は経過していきますからね。最後はマンツーマンDFを仕掛けていましたが、終わってみれば23-30の7点差で敗退。
今回は2部昇格ならずでした。
滋賀医科大学が大阪大学、そして2部にこだわる理由がもう一つ、医歯薬リーグの前年王者でもある京都府立医科大学は2部リーグに所属し、大阪大学に1点差で勝利しているんですね。
つまり大阪大学と何処まで闘えるか?大阪大学に勝てるか?が京都府立医科大学とのモノサシというわけです。大阪大学と京都府立大学とではチームカラーが違うので7点差が即、京都府立医科大との差とは言い切れませんが、一つの目安にはなりますわな。
学連を通して、全員で2部昇格を目指して、少しずつそれが現実的になって、最後はそれが叶わなかった。みんな色んな事を感じてくれたと思います。
春学連を通して感じた事は?
そして西医体、ハンドボール、ハンド部、マネージャーって自分にとって何なんだろう?
将来、医療人になる為に…
それらに本気になるってどういうことだろう…
昨日は練習前に、マネージャも選手も全員が口に出して、想いを共有しました。
もう9月までは医歯薬リーグの試合のみ、6月の医歯薬春リーグ、8月の西医体。今回の春学連の経験を、医歯薬リーグでの成果に繋げて欲しいですね。