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福井大学医学部コーチ 〜6シーズン目スタート〜

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

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今日は午前中、福井大学医学部のみんなと一緒にフクセン体育館でハンドボールしてきました。

新チームなってからは初ですね。2009年に福井に来てから、早いものでキャプテンも6代目。

月日が経つのは早いですね。日本リーグのホームゲームの際はいつも応援にきてくれます。嬉しいですね。今日は、チームメイトの須坂&宮下もきてくれましたぜ。

フクセン体育館を後にして、須坂&宮下と一緒に昼飯食って、家に帰って、湧永チャンネルで日本リーグの試合を立て続けに観ていました。

僕らは明日、高松に移動して明後日11月3日は大同特殊鋼戦です!!!



西医体2014を振り返る

[ ハンドボールスクール滋賀医科大学コーチ福井大学医学部コーチ ]

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昨日、西医体を終えて福井に戻ってきました。この大会が終わると一足先に夏の終わりを感じるようになってきました。

8月13日の早朝、福井を出発し愛知県一宮市へ。西医体初日。

滋賀医大 17-6 名古屋市立
滋賀医大 19-14 香川大

初戦の名古屋市立戦の開始5分で攻守の要の6年生の峻悟が顔を怪我して病院直行。守備では3年生の奥田が、攻撃では5年生のゆうきが峻悟がいない分を二人でカバーしてくれました。

2戦目の香川戦は前半を終えて同点でしたが、ハーフタイムで修正して、後半の立ち上りの連続得点でセーフティーリードをキープして試合を終えました。

20分ハーフの予選リーグを2勝0敗の1位通過で終えて、翌日の決勝トーナメントへコマを進めました。ホテルに戻ってからは自分達の試合と翌日の対戦相手の映像分析を黙々と行っていました。西医体って感じですね。

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8月14日、西医体2日目。決勝トーナメントスタート。

滋賀医大 29-15 金沢医科大

金沢医科大のキープレーヤーを徹底的にマークして、DFを固めました。攻撃では試合開始から5年生の小池にマンマークを付けられましたが、ある程度予想していたので、準備していた通りの攻撃を展開。左サイドのタスクが要所でサイドシュートを決める等、ドタバタすることなく試合を進めてくれました。試合の途中で6年生ポストの俊が脹脛を負傷しますが、3年生の健太郎が堂々とプレーしてくれました。

そして、この後が今大会の一回目のポイント。僕はこの試合のあとに一旦福井に戻ることになります。北電のトレーニングがある為です。このことは事前に分かっていたので、僕がベンチにいないことも想定して準備をしてきました。

尾張一宮駅から福井駅に到着するとほぼ同時刻に、準々決勝が開始。相手は予選リーグで一度対戦している香川大です。

マネージャから試合の特報がLINEで刻一刻と届きます。

「前半を終えて2点負け。」

「後半11分3点負け。」

「同点に追いつきました。」

「19-18の一点差で勝ちました。」

19時から始まる福井での自分のトレーニング前に僅差での勝利報告をもらいました。

電話をしてみると、みんな試合を終えて大泣きだったみたいでした。試合の終盤は6年生の大町と峻悟がチームを引っ張ってくれた様子でした。やはり大事なときは6年生だなと。

そして練習後に同じく西医体に参戦している福井大学医学部の準々決勝での敗退を知りました。福井の主将の小牧から敗戦を伝える「頭が真っ白です…」というメールが届いていました。

昨年初の決勝戦の舞台に立ち、今年こそは初優勝をと燃えていた福井大学医学部のまさかの敗退でした。

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8月15日、西医体最終日。13日と同様に朝一番で福井を出発して再び一宮へ。優勝まであと二つ。準決勝です。

そして準決勝の相手は王者・京都府立医大。関西学連でも2部の中位をキープし続けて、医学部系チームとして唯一西日本インカレにも出場している医歯薬リーグの絶対王者がこのチームです。190cm前後の大型選手を2、3名を中央に配置した6−0DFを武器にし好チームです。

ちなみに僕が知る限りでも、ここ10年間程は京都府立医大と滋賀医大以外のチームが西医体で優勝したことはありません。

・ここ10年程の西医体の優勝チーム
2005〜2007年 滋賀医大 3連覇
2008〜2010年 京都府立医大 3連覇
2011〜2012年 滋賀医大 2連覇
2013年    京都府立医大

京都府立医大がどう感じているかは分かりませんが、少なくとも滋賀医大の学生達は京都府立医大との一戦になるといつも以上にアドレナリンが出っぱなしですし、それが西医体ともなると尚更です。

お互いに手の内を知り尽くしたもの同士、お互いにあの手この手で攻防を繰り返している様子がベンチからも見ていても伝わってきます。

京都府立医大戦。序盤からこちらはDFラインの上げ下げを繰り返します。相手の長身選手2名も同様に、ポストに入ってきたり、バックプレーヤーに残ったりを繰り返します。立ち上り5分〜10分くらいまでは、お互いに準備してくたことを少しずつ出しながら、まだまだ準備してきたカードを残しながら様子を見合っている。特に滋賀医大DFの時はそんな感じでした。

そして問題の滋賀医大の攻撃。京都府立医大の6−0DFをいかに攻略するのか?

ここがこの試合のポイントでした。序盤こそ、中央の長身選手へのスピードを活かした1対1やDFの枝を利用したミドルシュートなどで食らいついていきましたが、中盤以降は攻めても、攻めても、どっしりと構える京都府立医大の6-0DFを崩せません。

気づけばハーフタイム。その時には9点ビハインドでした。後半も諦めることなく、プレーし続けましたが、終わってみれば更に点差を広げられての敗戦。

滋賀医大 12-27 京都府立医大

レフリーの笛と同時に、涙を流す学生達。この時点で滋賀医大の西医体優勝は無くなりました。

西医体で、そして京都府立医大に、敗戦…

受け入れることを拒否したくなる現実を突きつけられた学生達。それでも涙を流しながら小さなキャプテンのワクがチームメイトを鼓舞する言葉&姿勢を魅せてくれました。

「もう僕達は目標としてして優勝には手が届くなくなったけど、次の順位決定戦で負けて4位で終わったら去年と何も成長していないと同じ。みんな悔しくて頭が真っ白だと思うけど、6年生は後輩の未来の為に、僕らは来年の自分達の為に、応援してくれているマネさんやOBさん達の為にも、気持ちを作り直して全力で3位を摑み取りにいこう。このメンバーでやれるほんまに、ほんまに最後の試合やから…」

悔し涙で顔をくしゃくしゃにしながら、試合直後の円陣で全員を鼓舞していました。

そして順位決定戦。

試合前のアップの時から、マネージャーも選手も全員で気持ちを作り直して試合に臨めていました。山口大の3:2:1DFに対しても峻悟のキリを攻撃のきっかけにして山口DF陣を攻略しました。右サイドの5年生ゆうきのサイドシュートが面白いように決まりました。

ハーフタイムでも集中力を切らさずに、後半へ。

後半でも10点程のリードを保ちながら試合を進めます。そして脹脛を痛めて、もはや走ることもままならない6年生の俊がコートに立ちます。みんなでボールをつないで獲得した7MTを俊が決めます。

そして、ワクがキャプテンとして挑んだ最後の試合がタイムアップ。

滋賀医大 31-24 山口大

反対のコートでは、京都府立医大と岐阜大学との決勝戦。岐阜大学が後半中盤に入ってもリードを保っていました。しかし京都府立医大が終盤に岐阜大学に追いつき、そのまま逆転して2点差で勝利。その瞬間、京都府立医大の2連覇を決めました。盤石の2連覇でした。

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西医体2014
優勝 京都府立医大
2位  岐阜大
3位  滋賀医大
4位  山口大

王座奪還を狙った滋賀医大は結局3位でした。昨年よりも順位を一つ上げて良かった。初心者ばかりのチームで何とか3位を死守できた。冬場に約4ヶ月も体育館が使用できずに、ボールトレーニングが満足に行えない中でよくやった。

という評価をできなくもないですが、やはりこの大会での優勝を目標に掲げているので、達成感というものは全くありません。京都府立医大に12-27の大差で敗れた。しかも西医体で。こちらの方が強く残っています。

「本気」をテーマに学生達は本当に最後の最後まで成長して頑張ってくれました。マネージャー含めて、全員が「本気」になっていたと感じます。それでも京都府立医大とはまだまだ埋めきれない「差」があるということです。

その辺りを踏まえて、新幹部と一緒に新しいチーム作りが始まります。



福井大学医学部×高志高校 ハンドボールスクール

[ パートナーハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

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暑い日が続きますね。春休み&冬休みもですが、夏休みは本当に多くのコーチ依頼を頂きます。嬉しいですね。

福井大学医学部&高志高校、合同でした。高志高校は豊田合成の逆輸入サウスポーの出村君の母校ですね。

高志高校は1年生主体の新チーム。福井大学医学部は、いよいよ最後の最後という感じです。西医体まで一週間をきりました。

試合の一部分を切り取った、ショートゲームを繰り返し行いましたよ。

「残り3分、高志高校2点リード、高志高校ボール、両チームタイムアウトあり」

「残り1分、同点、福井大学ボールの7MTから」

こんな感じで、現実に起きそうな状況を想定してショートゲームを繰り返しました。

タイムアウトのタイミングや、速攻に行くのか?DFは前からアタックをかけるのか?などなど両チームともに自分達で考えながらプレーしていましたよ。



福井大学医学部コーチ 〜西医体まであと一週間〜

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

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8月6日は午前&午後と福井大学医学部ハンド部のコーチングでした。一週間後には西医体がスタートです。

昨年の西医体で初めて、決勝戦までコマを進め、初めての決勝戦ではフルボッコにされた福井大学医学部。初めて決勝戦まで行けた手応え&喜びと、決勝戦は手も足も出なかった悔しさと、どちらも経験して福井に帰ってきました。

あれから一年。

昔は遠い、そして漠然とした「夢」だった西医体優勝、今は地に足をつけた状態で胸を張って「目標」と言えるチームになってきました。
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実践練習と、追い込んだ練習をして欲しいと事前にリクエストがあったので、午前&午後と目一杯最後の追い込みの練習をしました。

肉体的に、精神的に追い込まれた、きつい状態の時に自分のことはもちろん、チームや後輩に対して心を砕き、一歩前に気持ちと足を踏み出してほしい。西医体の場で、自分達だけですべてを解決していけるように。

研ぎすましていくというよりも、主力、けが人、下級生、マネージャー、チームみんなで本気で、そして豊かに初優勝を目指してる。力を蓄えている。そんな感じが伝わってきました。

西医体まであと一週間、一歩でも、1ミリで優勝に前進してほしいですね。



福井大医学部ハンドボールスクール

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

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今日は朝から、約2ヶ月ぶりに福井大学医学部ハンド部のコーチでした。ブルーサンダーの若い選手も自分の練習を兼ねて&将来のコーチングの勉強も兼ねて、一緒にきてくれました。

超攻撃型GKのカワソエは、いつものようにBPの練習を繰り返してました…

4月は新入部員の勧誘に全精力を注いでいたみたいで、5人もの1年生が入部してくれました。そのうち2名が経験者、未経験者の3名もスポーツをやっていた3人でこれからが楽しみです。

未経験者だからってコートの隅で見ていても上手くならないの、とにかくボールを触って、フェイント&シュートなどの基本動作を繰り返して、そのあとは未経験者3名で1対1のガチンコ勝負。

経験者2名は、先輩達がベースにしているハンドボールのイメージを共有しながら実戦練習。

経験者2名は上級生と同じメニュー、未経験者の3名は途中からは別メニューでのトレーニングでした。

8月の西医体まで、ここからピリッと引き締まった空気で一気に突き進んで欲しいですね。



チームトレーニング再開

[ 日々 ]

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GW休みも明けて、チームトレーニングも再開しました。

もう既にバキバキに筋肉痛です。

オフはオフでいいですけど、やっぱりハンドボール、チームはいいなぁと。

昨日の練習にはOBになってしまった、神田氏、有江氏、高橋氏、高田氏、落合氏も来てくれました。

一気に若返ったチームメイトと、37歳目前のおっちゃん(僕)も一緒になって張り切っています。

今日は朝から、仕事の整理をして、来週のチームのメニューを考えて、滋賀医大ハンド部の関西学生リーグ6試合の映像分析をしていました。

そして、これからチームの後輩の結婚式です。チームのみんなで盛大に祝ってきますぜ。

明日は朝から福井大学医学部のコーチです。新一年生が5人も入ったって話だし楽しみですね。

仕事もこれから一気に忙しくなっていきそうだし、ハンドボールスクール、ユメ先生、さばスポも5月から本格的に再開するし、またドタバタとしそうですけど、しっかりトレーニング計画を立てて7月の社会人選手権に向けて準備していきます。

では皆さんよい週末を!!!



福井大学医学部×金沢医科大学 コーチ

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

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気づけば、3月中旬ですね。はやいですね。

昨晩は、福井大学医学部と金沢医科大学の皆さんと一緒にハンドボールをしてきました、いずれのチームも今週末の西日本医歯薬トーナメントを控えています。

大会直前ということで、実戦形式中心のメニュー、最後はケーススタディも兼ねて、残り時間や点差を設定してのショートゲームを何度も繰り返しました。

いよいよこの冬場に蓄えた力を発揮する時ですね。この大会が終われば新入生の勧誘に追われる4月に突入です。早いものですね。

コーチを終えて、福井大学医学部のみんなと晩飯へ、そこにこの3月で卒業していく、ごお&けんすけも来てくれました。昨年の夏に福井大学医学部史上初めて、西医体の決勝戦までコマを進めたときの最上級生がこの2人でした。(もう一人は分け合って今も現役で頑張っています。笑)

僕が福井に移ってきてからこのチームを見させてもらっていますが、早いもので今の代で5期目です。はやいですね。

僕が来た頃は、良くも悪くものんびりとしたチームでした。本当に楽しそうにやっていて、それはそれで良かったので、僕もあまり細かいことは言わずに、彼らのスタンスに合わせてコーチをしていました。

ちょうど一年くらい前かな。前キャプテンのよしきが僕にこう言ってきました。

「苦しいことを乗り越えてでも勝ちたいです。西医体で勝ち抜けるチームにしたいんです。」

このチームが本気になりだしたのは、この時からだと思います。卒業していく2人はこういう変化の時期を経験したわけですね。

「西医体の決勝戦で負けたことは残念だけど、その変化の中心にいることができて、そのチームの一員でよかった。」

とご飯を食べ終えたあとにわざわざ、ごおが言いにきてくれました。

今週末の大会を控えているというのもありますが、1年生のりゅーともこういう気持ちでチームに関わっています。 「162.7cmで」

経験者も入れば、未経験者もいるし、けが人もいます。人数は10人ちょっとの小さなチームです。もちろん課題はまだまだ多いんですけど、このチームの良い所は自分たちがどこに向かってやっているのか?をみんなで共有できているところだと思います。

課題が山積みとネガティブになる感じは全くなくて、自分たちが思い描いているハンドボールに近づくために一つずつ出来ることを増やしている。それが実に楽しそうなんですね。

最終目標の西医体に向けて、今大会も彼らは明確にテーマを持って挑んでいるんだと思います。勝利にこだわることはもちろんですが、自分たちがこの冬に取り組んできたことを出し切ってくることも彼らの楽しみの一つなんだと思います。

チームとしても、個人としても一回り成長して福井に戻ってきてくれると嬉しいですね。



福井大学医学部コーチ 〜2014年初回〜

[ ハンドボールスクール福井大学医学部コーチ ]

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昨日は福井大学医学部の2014年一発目のコーチでした。

年明け早々に、キャプテンの健太郎&副キャプテンのかっちゃんと、練習試合の映像を観ながら、今回の練習メニューや3月の西日本医歯薬トーナメントに向けての計画を一緒に考えました。

あくまでも学生が主役、主体で、彼らがやりたいハンドボール、なりたいチームありきです。新チーム当初は、ざっくりとしか考える事ができていなかった二人も、少しずつですが、自分達がチームの舵取り役だという自覚が出てきたように感じます。

「3月の試合での目標はこれで、こんなハンドしたいと思っていて、今はこんな練習をこんな計画でやっています。次のコーチの時は、こんなことを中心に教えてもらえますか?」

ここ位まで自分達で事前に考えてきてくれた上で、僕ところに来てくれます。月に1回くらいコーチをさせてもらっていますが、大体こんな感じで進めています。

今回も昨年末に引き続き、DFのベース作りを行いました。ラインを作るという意識が少しずつ出てきたように感じます。

2013年は初めて西医体決勝まで駆け上がる事ができた飛躍の一年でした。

2014年は毎回、優勝争いに絡めるチームになっていく為の第一歩。本当の意味での強いチームへ。勝負の一年にして欲しいですね。

今回の練習の途中に、普段観ている福井県Jr.チームの子達が隣のコートに入ってきました。

遠目から「あれって、櫛田コーチじゃない???」的な感じでこっちを観ています。

で、僕が子供達手を振ると、だだだだだーーーーっと、子供達は学生が練習しているコートの横に走ってきました。

「おおおっ、うめー。すげーな。」と子供達ざわざわ。

医学部のみんなは自分達が上手いという意識は全くなくて、むしろ大学からハンドボールを始めた学生の方が多いのでどちらかというとハンドボールにコンプレクックス持っている学生の方が多いくらいです。

子供達はそんな事知る訳もなく、普段やっている練習とは違うメニューに興味津々の様子。

「おおおっ。すげーな。フルバック?フルボックってなんですか?」とかコートの横から僕に話しかけてきます。

学生も「俺らなんかにギャラリーおるぞ」ってハッスルしていました。

なんか、こういうのええなぁ。って思いながら笛を吹いていました。