1/28から2/2まで、中部大学ハンドボール部は韓国遠征を行った。今回の遠征の軸は、昨シーズン韓国チャンピオンに輝いた圓光(ウォングァン)大学との定期戦。
【1/28 移動日】
初日は移動のみ。朝5時30分に中部大学を出発。今回が人生で初めての海外って学生が何名もいた。
【1/29】
午前の練習が始まる前、学生たちに二つだけ伝えた。
海外という、いつもと違う環境だからこそ、可能な限り普段通りに過ごすこと。食事、睡眠、移動、時間の使い方。特別なことは必要ない。当たり前を崩さないこと。
同時に、環境が変われば想定外のことも起こる。その時に求められるのは、不満ではなく、環境の変化に対して臨機応変に対応する力。
普段通りを保とうとする力と、変化を受け入れて適応する力。
この二つは、コートの中でも同じように問われる。ハンドボールに集中するためには、ハンドボール以外の部分を大切にする。
その後の午前練習は6on6ハーフコート、6on6攻防。最初から普段通りにプレーできる者、徐々に慣れていく者、環境の変化に飲み込まれたまま終わってしまう者。これも全て成長過程。経験。普段と違う環境になった時に自分がどんな変化、どんな反応をするのか。己を知る。
午後は20分ゲーム×3本、10分ゲーム×1本。
ミニゲームではあるが、2勝2敗。午前練習の後ってこともあって、だいぶ地に足がついてきた様子だった。これまた経験。

【1/30】
午後に定期戦本番。試合前に30分近くセレモニーがあったり、試合までの入り方が普段とは違う。それも経験。
前半を3点リードで終えたが、後半に逆転を許して大接戦の末に敗れた。結果以上に、「簡単に終わらせなかった姿勢」は、この遠征の中で確かな手応えだった。
【1/31】
午前は再び6on6ハーフコート、6on6攻防。定期戦で出た課題をもとに、修正とチャレンジを繰り返した。
前日の定期戦で40分以上プレータイムのあった三浦、林田、村田、平井は本人たちと相談して午前中までの練習参加。午後からはチームのサポートに周りつつ、普段と違う環境で筋トレしてみたいってことだったので、上記の4名は午後は各自でフィジカルトレーニング。
午後は20分ゲーム×3本。少しBP陣が手薄になったが、午前練習でその部分を補えるように準備をしていた。1勝1敗1分。
【2/1】
午前は30分前後半のフルゲーム、続いて20分ゲーム。この日のゲーム形式で今回の韓国遠征のラストハンドボール。国際大会では試合日、準備日、試合日と中1日での試合が続くことが多い。1/30の定期戦。1/31 準備日(それぞれのコンディションに合わせて調整)。2/1フルゲーム。国際大会をイメージして過ごしてみようと学生たちに伝えていた。
彼らがどこまでそれを感じながら準備していたかは分からないが、最後のフルゲームは33-28の5点差で勝利。最後の20分ゲームは敗戦。
遠征終盤、体も頭もきつい中でのフルゲームは、この遠征の集大成とも言える内容だった。
【まとめ】
普段とは違う環境でハンドボールをする中で、個人差はあれど最終的には概ね普段に近い状態でハンドボールできていたように感じた。プレー面の特にDFとGKの関係性で横流れのDSやフェイントの掛け際のサドンシュートに序盤は手を焼いていたが、徐々に対応していた。
辛い食べ物にも、それなりに対応して、なんとか工夫して体重を落とさずに帰国した様子だ。また朝晩は気温がマイナスになるなどかなり寒かったが、体調不良になって離脱する者もいなかった。

今回は宿泊先も学生とスタッフは別の場所に指定されていたので、練習や試合の振り返り、準備なども基本的に全て学生たちで運営していた。キャプテンの三浦、副キャプテンの林田、大宮を中心に、慣れない土地で主体性を持ってチームをリードしてくれた。彼ら3人は出発前からチームの機微を感じながらリーダーシップを発揮してくれていた。
準備期間に関して。年末年始に約半月の帰省休暇とって、年明けは成人式や期末試験など、ハンドボール以外の大切なイベントもある中で実質3週間の準備期間で韓国遠征を迎えた。
慌てて準備を急いで怪我を誘発しないように、かと言って、試合ができる状態ではないままに韓国遠征を迎えても意味がない。かなり制限のある条件下で今回の韓国遠征だった。定期戦に勝てなかったのは本当に悔しいが、韓国遠征に参加した23名の学生が日常では得難い経験を得て、全員無事に帰国できて本当によかった。
また今回の韓国遠征の23名には選ばれなかった学生たちは中部大学に残って自分たちで活動をしてくれていた。3年生の池田を中心に1ヶ月前からこの期間の準備をしてくれていた。ハンドボールの練習、ウエイトトレーニング、コートトレーニング、そして大同大、富山ドリームスとの練習試合。
テーマ、スケジュール、メニューと出発前に何度も池田が相談しにきてくれた。枠組みを一緒に考えたり、考え方をレクチャーしたりってフォローをしながら、基本的に自分たちで考えたテーマ、スケジュール、メニューに則って活動してもらった。選手が自分たちの活動に集中できるようにマネージャーたちも献身的にサポートしてくれた。万が一に備えて、日本に残った井田トレーナーにフォローして貰いながら、中部大学に残って活動していたみんなも意味のある期間を過ごしてくれた。
【これから】
2/2の深夜に韓国から帰国。2/3はチーム全体で完全にOFF。2/4から再びチーム全員が揃っての活動再開。今週は離れて活動していたハンドボールの中身の擦り合わせと、フィジカルトレーニング。来週から6週間連続で練習試合や合宿が予定されている。
3/14には新一年生も合流予定である。きっと、2月、3月は長いようであっという間に過ぎ去る。
















































