ブログ&ニュース

春季リーグ戦を終えて4週間 

[ 2022~ 中部大学 ]

ここ最近の講義場所はメイングランド。サッカー、ソフトボール、フリスビー(からのアルティメット)、モルック、竹馬、ウォーキングなど学生たちは思い思いに青空のもとでスポーツをしている。スポーツそのものを楽しんで継続できる習慣がつくといいなぁと思う。

さて、ハンドボール部の活動に話を移すと5月中旬に春季リーグ戦(結果は準優勝)を終えて、4週間が経過した。春季リーグ戦後の一週間はオフ。オフ明けに春季リーグを振り返り&目標設定を行い、西日本インカレに向かって活動を再開させている。

8月中旬の西日本インカレまでは公式戦がないので、体つくりに力を注ぐことができる期間でもある。その為にはトレーニングも大切だし、食事や休養も大切だ。そんな中、栄養学の勉強をしている学生の皆さんに協力してもらって、選手たちへ栄養エクチャーの機会を持った。中部大学は一つのキャンパスに全学部が集まっているのが一つの強みでもある。ハンドボール部内で頑張ることはもちろん、こうやって学内連携を取りながら強化を図っていけるとええなと思う。

先週末6月11日、12日は中部大学に北陸電力ブルーサンダー(JHL)&大学生チーム(東海学連)、レフリー陣が集まってのテストマッチを行なった。新ルールの情報交換など含めて良い機会になった。チーム、個人としてテーマにしていることへ挑戦。上手くいったり、出来なかったり。全て成長への糧。何より自分の意志を持ってプレーすることが大切だと思う。

大学生はやっぱりJHL勢と対戦できることを楽しみにしていたし、実際にめちゃくちゃ刺激になっていた。成功しても、失敗しても、本当にええ顔してハンドボールしている。個人的には2on2(with PV)の攻守が面白いなぁと思ってみてた。事前の準備も踏まえて自分との戦いに勝った上で、相手と駆け引きして、やったり、やられたりって言うのはスポーツの醍醐味の一つだ。

やっぱり本気で勝負するってええよね。



古巣・北陸電力ブルーサンダーへ

[ 2022~ 福井県スーパーアドバイザー(北陸電力BT)パートナー ]

5/27~29と久しぶりに福井に行ってきた。北陸電力ブルーサンダーからコーチング依頼を頂いたためである。このチームは自分自身が2009~2015年までの6シーズン所属した古巣でもある。何度もスタッフ陣と事前ミーティングを重ねた。今季のチーム目標やゲームモデルを教えてもらった上で、今回はハンドボールを3セッション、座学を1セッションの合計4セッション。

ハンドボールでは監督が志向するチーム戦術をより高いレベルで遂行するための、個人能力向上を主眼に置いたメニューが中心。頭も身体もフル稼動させてみんな頑張ってくれた。

座学では「目的と目標」「35歳、30歳、引退、2022年度シーズンの開幕、終了時にどんな自分でありたいか?」「福井を拠点に、このチーム、このメンバーで今シーズン、何の為にハンドボールをするのか?」を考え、話し合ってもらった。監督曰く、この座学が今回一番重要とのこと。

僕もこのチームで6シーズン(選手3年、コーチ兼選手を3年)、ハンドボールをさせてもらって、このチームの難しさややり甲斐は少しだけ理解できる。北陸電力ブルーサンダーは所謂、企業チームではある。しかし社員選手、社外選手、移籍選手、大卒、高卒、地元選手、県外選手など、働き方やバックボーンに多様性を持っているのがこのチームの特徴だ。

当時、みんなハンドボールへの想いを胸に秘めて色んなことをグッと飲み込んで日々を過ごしていた。本当に難しかった。でも、だからこそやり甲斐もあった。

一緒にプレーをしたことがあるのは当時高卒ルーキーだった藤坂キャプテン、大卒ルーキーだった須坂選手兼任監督の2名だけ。当時僕らの試合の会場設営や応援に来てくれていた顔ぶれが今やこのチームの主力でもある。前田、久保、西片、大谷、高森、山崎ら地元選手がそこにあたる。福井が地元ではないけれど、ハンドボールへの思いを持って県外からチームに加わってきたメンバーもいる。何度かハンドボールを続けること自体が困難になった選手もいる。

怪我で現在ハンドボールが出来ていない選手も含めて、みんなそれぞれに今の心境や福井県やチームに対しての熱い思いを吐き出してくれた。

今季チームが掲げた目標に向かって全身全霊で力を出し切ることができますように。福井を拠点に活動するこのチームで、志を持ったこのメンバーだからこそ。

素晴らしい機会を頂いた北陸電力ブルーサンダーの皆さん、何年もクリニックをサポートして下さっている日本シグマックス様、ファーストロンティア様、本当にありがとうございました。



インターハイ直前の高校生たちと

[ 2022~ 中部大学パートナー ]


5月21日、22日と高校生が3チーム、全国各地から春日井に集まってきてくれた。どのチームもインターハイ予選を控えた大切な段階。感染予防を徹底し、怪我には十分気をつけながら、最終調整を行った。

この世代は育成段階でもあるので、どのチームも勝敗に拘りつつ個人の成長を大切にしながら、チーム作りをされている様子だった。各チームの指導者の皆さんにもお話を聴かせて貰って勉強になる事ばかりだった。

チーム作り、将来有望な大型選手へのアプローチ、大学進学、7人攻撃に関してなどなど、ざっくばらんにいろんな話ができた。もちろん僕も色々と質問されたので、可能な限りで答えた。こういうの久しぶりで、なんか新鮮やったねぇ。

個人的には、どのレベルになっても1on1、2on2の攻守の解決能力の向上は必須だと考えている。色んなバリエーションで1on1、2on2のやり取りができる高校生を観ていると「いや〜ええなぁ、いいハンドボールやなぁ」って感じる。ちゃんと相手とやり取りができているのを観ていると嬉しくなる。

長年、こうした活動をご一緒させて頂いている日本シグマックスさんが今回もザムスト製品のアイスバッグを各チームにプレゼントしてくださった。本当にありがとうございます。

インターハイ予選、そして勝ち抜いた先のインターハイと怪我がないように全力を出し切って欲しいなぁ。今のこのメンバーでできる一瞬一瞬を大切して欲しい。

高校時代の恩師と現役の中部大学の学生が再開。思い出話に花を咲かせていた。こういうのも何かええよね。



東海学生2022春季リーグ戦終了/ 準優勝

[ 2022~ 中部大学 ]

昨日、東海学生春季リーグ戦が無事終了した。結果は9戦8勝1敗で準優勝。大同大学9戦8勝1敗と同じ勝点で、並んだが8戦目の直接対決に勝利できなかったので、対戦間成績から大同大が優勝、中部大が準優勝となった。

<開幕6試合の結果>
4月13日(土) 中部大 38(16-6 22-12)18 愛知大
4月14日(日) 中部大 51(25-6 26-7)13 三重大
4月23日(土) 中部大 38(17-11 21-15)26 朝日大
4月24日(日) 中部大 37(17-9 20-12)21 愛知教育大
4月30日(土) 中部大 40(18-10 22-7)17 岐阜大
5月01日(日) 中部大 37(20-9 17-13)22 岐阜聖徳大

開幕6戦を終えて6戦全勝。5戦目、6戦目と攻守の要でもあるピサノが足首を痛め欠場。中央DFを小林&水谷の2年生コンビが必死に守りきってくれた。二人ともとんでもないプレッシャーだったみたいだけど、お互いに今できるベストを尽くしてくれた。

6戦を終えた時点で、大同大、名城大、中京大、そして中部大の4チームが6戦全勝で横一線の状態。ここからいよいよ上位チーム同士の戦い。

<7戦目、8戦目の結果>
5月07日(土) 中部大 29(14-15 15-8)23 中京大
5月08日(日) 中部大 28(12-17 16-15)32 大同大

全勝対決の一発目の中京大との一戦を粘りに粘って逆転勝利。同日の別会場で大同大が名城大を撃破。5月8日は7戦全勝同士で大同大との大一番を迎えた。大同大の勢いに押されて、苦しい展開が続き悔しい敗戦となった。他会場で名城大が中京大に勝利したことから、この時点で大同大の優勝が事実上決まった。

<最終戦の結果>
5月15日(日) 中部大 33(12-13 21-15)28 名城大

優勝が無くなり、勝てば準優勝、落とせば3位になる最終戦の名城大戦。前半は1点ビハインドで折り返したが、後半立ち上がり相手の退場機会に連続得点に成功し、一気に流れをつかみ逆転に成功。そのまま5点差での勝利し準優勝を決めた。

この結果に満足感はないが、作取監督曰く「リーグ戦を最後までやり抜けたこと自体が2019年の秋季リーグ戦以来」とのこと。

コートに立つ選手の頑張りはもちろんのこと、会場設営や映像の準備をしてくれるサポートメンバー、対戦相手やレフリーの皆さん、感染対策を徹底して安全にリーグ運営して下さった東海学生連盟の皆さん、最終日にはyoutube配信してくださった動画時代の皆さん、2022春季リーグ戦に携わって下さった全て皆さん本当に有難うございました。

ベスト7に選ばれた中島&小林の2年生コンビ。

中島は強気な姿勢で攻撃をリードし続けてくれた。まさしく切り込み隊長って感じ、ここって時に自分でケリをつけてくる姿勢が頼もしい。

小林はピサノ不在期間だけでなく9戦全ての試合で中央を守り抜いてくれた。試合前「いつも通り緊張でゲボ吐きそうです。」って苦笑いしながら、頑張り抜いてくれた。

8月の西日本インカレに向けて再スタートだ。



東海学生2022春季リーグ戦開幕

[ 2022~ 中部大学 ]

早いもので4月もあっという間に後半。4月の半ばから東海学生春季リーグ戦が開幕した。ここまで開幕4連勝とまずまずのスタートを切ることができた。

<開幕4戦の試合結果>
4月13日(土) 中部大 38(16-6 22-12)18 愛知大
4月14日(日) 中部大 51(25-6 26-7)13 三重大
4月23日(土) 中部大 38(17-11 21-15)26 朝日大
4月24日(日) 中部大 37(17-9 20-12)21 愛知教育大

新型コロナの影響で東海学生リーグをまともに経験しているのは4年生のみ。つまり彼らが1年生の時、以来ということだ。これは他大学も同様。1試合、1試合まだまだ試行錯誤を繰り返している。ハンドボールのプレーだけではなく、当日の準備や、試合前のW-up、1週間の過ごし方も含めてだ。

試合ごとにチームとして、個人としても、チャレンジングな姿勢で成長を積み重ねている真っ最中。細かな微調整をしながら、リーグ戦終盤に向けて今よりも良いチーム、良い個人になっていきたい。

初戦の愛知大にはここ暫く勝利できていなかったので、開幕戦に確実に勝利することができて本当に良かった。学生も作取監督も開幕戦に勝利して本当に嬉しそうだった。開幕戦以降も、三重大、朝日大、愛知教育大を相手に確実に勝利を積み重ねることができた。

この後、岐阜大戦&岐阜聖徳大戦とまだまだ週末の連戦が続いていく。感染症対策を徹底して、目の前の一戦一戦に全力を注いでいこう。中部大学ハンドボール部の一員としてハンドボールができることに、喜びと誇りを持って頑張っていこう。



4月8日中部大学にて

[ 2022~ 中部大学 ]

2022年度がスタートして1週間が経った。引っ越しの荷解き、長男の入学式(小学校)など家族も新しい土地でバタバタとしながら過ごしている。

2022年3月末で三重バイオレットアイリスの監督としての仕事は任期満了。3月31日に三重から愛知に移ってきた。今後の仕事は中部大学で人間力創成教育院という部署で健康科学 &ハンドボールの授業を持つこと、ハンドボール部の顧問として学生たちをコーチングをすることがメインになってくる。学生時代に一緒にボールを追いかけた作取監督と一緒に仕事ができるのは何よりも嬉しい。

4月1日から大学に足を運んで、辞令交付式、教職員総会に出席したり、授業の準備などをしながら、少しずつハンドボール部の活動にも顔を出させてもらっている。朝日大、明星大とのトレーニングゲームや、相川さんからのフィジカルトレーニング指導に励む学生たち。

明星大とのトレーニングマッチでは久しぶりに植松さんとお会いできた。その後も中部大OBの琉球コラソンを退団した小川くん、北陸電力ブルーサンダーの山城くんらが自分のトレーニングがてら母校に顔を出しに来てくれた。こういうのはやっぱり嬉しいよね。

そして昨日4月7日から通常の授業が始まった。ようやく1コマの授業を終えて、その日のハンドボール部の練習を見終わって、「こんな感じでこれから進んでいくのかなぁ」と思っているところだ。

来週末4月16日から春季リーグ戦が開幕する。5月中旬までは毎週末、公式戦が控えている。

新しい場所で、新しいメンバーで、新しい仕事ができるのは幸せなことだ。

今度はこの場所で学生と共に成長していこう。



三重バイオレットアイリスでの仕事を終えて

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

2015年5月1日からスタートした三重バイオレットアイリスでの仕事も2022年3月31日で一区切り。三重国体に向けて7シーズンの契約期間だったが、新型コロナの影響で三重国体も中止になってしまった。全く予想もしていない結末だった。

1年目と7年目にプレーオフを逃した悔しさは今も鮮明に覚えている。2年目に初めてプレーオフを決めたこと、そこから5シーズン連続であの舞台に立てたことはいい思い出だ。しかし、あの舞台で勝てずにこの仕事を終えることは残念で仕方がない。

1年目に飛騨高山BB岐阜戦に引き分けて、プレーオフを逃した。その1週間後にホームでHC名古屋戦を控えていた。プレーオフを逃した後の1週間の準備は本当に難しかった。でもこのHC名古屋戦を落としたらこの1年目の取組み全てが水の泡になるって思っていた。ここで負けたらこのクラブが駄目になるって思って、とにかく必死だった。プレーオフを逃してもぬけの殻になってしまった選手が何名かいて、練習を途中でやめたこともあった。もう2度とこんな想いをさせないって心に誓った。

2年目、壮絶なプレーオフ争いの末、最終戦に勝利して悲願のプレーオフを決めることができた。初出場&初優勝を狙ってのプレーオフはクラウドファンディングで多くの人に支えてもらってバスで熊本まで行った。これまた懐かしい。

3年目の途中からは多くの人に支えてもらって日本代表コーチを兼任しながら三重バイオレットアイリスの仕事を続けるようになった。世界選手権、東京五輪など世界の最前線を経験させてもらった。

シーズンインまでの準備期間に殆どチームにいなくて、代表活動を終えてチームに戻ってきたら直ぐに日本リーグが控えている。何が何でもプレーオフってのだけ頭にあって対戦相手の分析して、練習メニュー考えてってズッと何かに追われている感じだった。プレーオフが終わると、直ぐに次年度の年間スケジュールを立てて、直ぐに代表活動が開始するそんな数年間だった。まあ、この仕事をしているとそんなもんだ。

最後の2年(6年目、7年目)は新型コロナの影響で東京五輪が延期になり、前述の通り最大のターゲットでもあった三重国体が中止になるなど、予想もしていない2年だった。チーム活動が出来なくなったり、練習場所がなくなったり、外で練習しすぎてみんなで真っ黒に日焼けして久しぶりに集まったり、それでも多くの方に助けてもらってハンドボールを続けることができた。

選手もスタッフも一つの勝利のために一丸となって戦った日々。勝利の喜びも、負ける悔しさもみんなで分かち合って歩んできた。シューターズの応援を背に闘うホームゲームは本当に重たくて、でも最高にエキサイティングな時間だった。本当に最高だった。

福井から僕と妻と愛犬、2人と1匹で鈴鹿に来て、長男も次男も鈴鹿で産まれて、愛犬は去年の夏に亡くなった。今度は家族4人で鈴鹿を旅立つ。この7シーズン、ただひたすらにハンドボールに没頭させてくれた家族には心の底から感謝している。最後のシーズンに長男が幼稚園の友だちを誘ってホームゲームの応援に来てくれるようになったのは良い思い出やなぁ。

この7シーズン、全身全霊でハンドボールをやってきた。本当に狂気に近いくらいハンドボールのことばかり考えて時間を費やしてきた。数えきれないくらいの失敗談が詰まった7シーズン。個性豊かな選手たちと専門性の高いスタッフたちとこのクラブでこの仕事ができて本当に最高やったなぁ。

三重バイオレットアイリスに関わる全ての皆さん、本当に本当に有難うございました。



2019年度末と2020年度始めの話。

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

昨日3月31日2019年度が終わり、本日4月1日から2020年度が始まる。

2020年2月27日以降、一ヶ月以上チーム全体でのハンドボールは行われていない。この一ヶ月の事を書き残しておこうと思う。

新型コロナウイルスの影響を受け、2月29日、3月1日の日本リーグの最終週2試合と3月13^15日のプレーオフは中止が決定し何とも言えないシーズン終了だった。この頃は、まだどこかで対岸の火事的な思いが自分自身にもあった。「そこまでする必要があるかな?」と当時は考えていたのかもしれない。

レギュラーシーズン最終週2試合に勝利していれば、MVIとしては過去最高位の3位に入る事ができた中でのレギュラーシーズン終了になり、やりきれない気持ちで一杯だった。

3月4日にプレーオフ中止の発表がJHLからあるまではコンディションを維持しつつチームで活動していた。レギュラーシーズン最終2試合とプレーオフは中止になったが、シーズンの総括や振り返りを済ませてチームはオフ期間へ入った。(オフとは言えども、選手は当然、仕事があるので、チームでの練習が無いって言うだけだが)

シーズン途中に加入してきた大学生3名に関しては3月13日まで新シーズンへの準備と傷害予防を兼ねて基本動作修得のトレーニングを継続。またトレーニングと並行して、目標設定やバイオレットの選手としての在り方などを考えて貰う機会を設けた。

新加入選手への各種対応をしつつ、既存選手との個人面談を実施。選手からの一年の振り返りを受けての監督&コーチからのフィードバックを行なった。

引退及び移籍の意向を聞き調整に入ったり、リハビリ中の選手の職場へ経過報告に行ったり、産後からの競技復帰を果たした選手のサポートチームの皆さんとの1年の振り返りミーティング行なったり(この時期なのでWebミーティング)、新加入選手たちの4月からの雇用先企業との調整だったり、代表選手たちの取材調整だったり。何だかんだとバタバタする日々を送っていた。

そう言えば、バタバタする日々の合間を縫って、3月上旬に同じ鈴鹿市内で引越しをした。42年の人生で20回以上引越しを経験している。前の家から信号機4つの引越しなのだが、何だかんだと一ヶ月ずっと家の片付けをしている。

話が脱線した。

本来であれば3月13日から東京でプレーオフを戦う予定だったので、この時期は「本当にこれで今期終わるんだぁ」って言う、やりきった感の無い不思議な感覚を持ちながら、2019シーズンの締めと2020シーズンの準備に追われる日々が続いた。

2020シーズンの準備の中には、代表チームコーチを継続した場合(現在の業務委託契約期間は2019年5月1日から2020年3月31日)の不在期間の準備も含まれる。この頃はまだ東京五輪の延期は決まっておらず、4月以降はほぼチームに居ないことを予想しながら、MVIの2020年度の活動計画を練っていた。

それぞれのタイミングでオフをとっていた選手たちが帰省から鈴鹿に戻ってきた。新加入の選手たちの卒業式も中止やコンパクトな形式になるなど、新型コロナウイルス感染拡大の影響がジワジワと日常生活でも感じられるようになってきた。東京を中心にいよいよ日本各地で感染拡大の様子がヒシヒシと伝わってくるようになった。

そんな中、3月24日の夜に東京五輪延期の報道があった。この決定を受けて、先に東京五輪に向けて強化活動をスタートさせていた男子日本代表チームの国内合宿がストップした。

オフに入る前のMVIの計画では3月25日から自主練習開始、3月31日ミーティング、4月1日から活動開始予定となっていた。この計画に基づいて、医療スタッフに活動ガイドライン(新型コロナウイルスに対して)を準備してもらっていた。

3月31日のミーティングではチームを離れる選手(引退・退団)から挨拶の機会を設ける予定だった。もっと言えば、オフに入る前は送別会的なことを考えていたが、それも取りやめて短いミーティングに変更していた。その中で、一言だけでもチームを離れる選手からの挨拶の機会と送り出す機会を作りたかった。メディアスタッフもインスタライブなどで、引退選手を送り出す準備をしてくれていた。

30日の午前中まで上記の予定で進めていたが、ガイドラインを踏まえてチームドクターに相談し、ご指導を頂いた。その上で最終判断をし、30日の深夜に31日のミーティング中止と4月1^12日までの期間の活動停止の決定を全選手に伝えた。

3月31日には、クラブの理事及び関係各位に上記を伝え、4月1日(ついさっき)に公式HPでもアナウンスした。

「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止対応について。」

本来であれば、チーム退団者を送り出し、インスタライブを配信していたであろう3月31日の夜にとある選手から電話があった。

「自宅で在宅トレーニングしたんですけど、みんなでテレビ電話しながら一緒にやったんですよー。こんなご時勢だけど、この様子をSNSで出しても大丈夫ですかねぇ???」

時を同じくして、梶原GMからの電話。

「櫛田さん、選手からの連絡きました?アイツら、何なんですか?最高ですよね。もうSNSに出してもいいですよね?どう思います?」

引越しして間もない家で鍋をつつきながら、ニヤニヤ顔で電話している僕、僕の側でこれらのやり取りをニコニコしながら聞いている妻と息子。

このクラブでこの選手とこのスタッフとこの仕事が出来ること、それを支えてくれる家族がいること、こんな大変な時だけど何とも誇らしい気分になった2019年度末と2020年度始めの話。



MVIの新しい歴史を作ろう

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

九州遠征を終えてフェリーに揺られて鈴鹿に戻ってきた。先週末の試合結果を受けて4年連続のプレーオフ出場が確定した。

山梨での北國銀行戦に勝利した時点で10戦6勝4敗(勝点12)、その週末の東海地区での2連戦(HC名古屋&オムロン)は1勝1敗。

MVI 26-22 HC名古屋
MVI 24-26 オムロン

オムロンとの直接対決に2点差で敗戦したこともあり、この時点で順位は5位へ転落。残り4戦に全勝すれば4年連続プレーオフ出場は自力で決めることができるので全く問題なし。

シーズン途中に順位の変動はあっても、勝点だけは絶対に減らない。

とは言え、リーグ終盤のこの時期は知らず知らずのうちにプレッシャーがかかってくるものだ。

そんな中での今回の九州遠征は、どちらの試合も苦しみながらもDF &GKが粘りに粘って手堅く勝利することができた。1シーズン戦っていれば、上手くいかない試合もある。それでも負けずに、勝点を積み重ねていくことが何より大切。

MVI 21-16 アランマーレ
MVI 21-17 飛騨高山BB岐阜

14戦9勝5敗(勝点18)、これでレギュラーシーズン4位以上が確定。4年連続のプレーオフ出場である。

監督(櫛田→梶原)が代わり、主将(原→万谷)が代わり、主力選手の怪我や海外移籍もありながらも、チーム全員で掴み取った日本一への挑戦権。

とは言え、今週末もレギュラーシーズンが残っている。残り2戦に連勝すればクラブ最高成績のレギュラーシーズン3位が決まる。また一週間いい準備をしてMVIの新しい歴史を作ろう。



風林火山

[ ~2022 三重バイオレットアイリス ]

山梨での北國銀行戦に勝利‼️

MVI 32-24 北國銀行

コートで全力を尽くした選手、ベンチやコートサイドから声をかけ続けた選手、怪我で遠征に来れずに勝利を祈り続けた選手、これまで三重バイオレットアイリスに関わって下さった全ての皆さんのお陰です。

本当にありがとうございました‼️

バスに揺られて、鈴鹿に戻ってくると怪我で遠征に帯同できなかったメンバーが出迎えに来てくれた。試合会場には東京でリハビリ中の原が駆けつけてくれた。

ボールを持つのは1人、コートに立つのは7人、ベンチに入るのは16人。

怪我をしていても、ベンチに入れなくても、同じ会場に居れなくても、自分ごととして日本リーグを共に闘ってくれている仲間たちがいるってのは最高だ。

今日の勝利は本当に嬉しい。しかし、まだ何かを成し得たわけではない、次のHC名古屋戦は本当に大事に試合になる。

自分たちの試合(今日の北國銀行戦)の映像を見直し、先に進めてあった次戦(HC名古屋戦)の分析映像と照らし合わせる。

明日は練習は休み(とは言え日中、選手は出勤)。2日の準備期間でどう備えるか。コンディションを整え、頭と心をクリアにして、本番へ。

毎試合この繰り返し。これまでと変わらず、目の前の一戦に最善の準備をして全力を尽くそう。